Mouthpiece




吸った息⇒肺に入って⇒吐いて⇒口から⇒マウスピースを通って⇒ホルンへ・・・

息はホルンへたどり着く前に必ずマウスピースのトンネルを通ります。。




■□構造


まずはどうなっているのか見てみましょう。

マッピマウスピースの断面図

 1*カップ
 2*スロート
 3*ボア
 4*バックボア
 5*リム


[カップ]
カップの形状には、YカップやUカップなど、様々な種類があります。
カップの深さや形状によって音域などに影響が出てきます。
どんなカップのマウスピースを選ぶかは、自分が使っている楽器との相性や肺活量、演奏形態(ソロで演奏するのか、オーケストラで演奏するのかなど)を考えて基準にしましょう。

[スロート・ボア・バックボア]
スロート・ボア・バックボアは、吹奏感(抵抗感など)に影響をあたえる部分です。
太い・細いといった違いで息の通りが変わってきます。主にマウスピースの内側の部分ですね。

[リム]
唇に触れる部分です。
唇の厚さによってリムの形状の好みが現れてきます。
また、リムが厚めの方が、一般的にはばてにくいと言われています。

後、この図の中には出てきていませんが、楽器本体に差し込む部分をシャンクと言います。




■□凹み・キズ・剥げ


マウスピースは消耗品です。

金属性とは言え、長年使っていたり使い方が悪いと、表面の塗装が剥げてきたり、錆が出てきたりします。

長く付き合っていくには、練習後きちんと洗って清潔な状態にすることを心がけましょう。

また、使用していないマウスピースは、湿度の無いところで保管しましょう。



チャリーン!!「あぁぁぁぁ!!!」

なんて経験、一度はあるんじゃないでしょうか。

大事に大事にしていても、誰にだってミスはあるものです。

マウスピースを落としてしまったら、まずシャンクをチェックしてください。

凹みがなければ、ギリギリセーフです^^;

ここが凹んでしまうと、息漏れが起こったり、ピッチや音色に大きく影響が出てしまいます。

シャンク(上から) 凹んで亀裂が入ってしまったTBのマッピのシャンク。上から見た図です。

シャンク(横から) 横から見た図です。

もし、凹んでしまったら、すぐに楽器店の方に相談しましょう。

ダメージが少ない場合は、その場で修理が可能です。

ただし、ダメージが大きく、亀裂が入ってしまった場合は、溶接が出来る大きな楽器店にお願いするか、使用できなくなってしまう場合もあります。

マウスピースは、楽器の心臓と言われることもある重要なパーツです。

ねじりながら抜き差しすると、マウスピースが抜けなくなることも、楽器を逆さまにした時落下することも防止できます。

ねじりながら抜き差しすることを習慣づけ、水抜きや移動時に落とすのを防止しましょう。




■□購入


大抵、学校の備品や楽器購入時に付属されているマウスピースは、癖のないスタンダードなものです。

ある程度練習し、アンブッシュア(口の形)が出来上がってきたら、自分にあったマウスピースを購入してみるのも良いでしょう。

購入の際は、

*必ず使用中の楽器を持参すること
*先生や先輩に客観的な意見を求めること
*自分の目標とする音をしっかりイメージしておくこと
*可能な限りすべての音域で試奏すること
*事前に楽器店の方に試奏の了承をとっておくこと
*値段など事前に調べておくこと(季節で時価が変わる場合があります)

上記のことに気をつけましょう。

また、どんなマウスピースが自分に合っているのか分からない。と言う人は、具体的に音の方向性をどうしていきたいかを身近にいる先生や先輩伝え、意見を求めましょう。

例えば、「もう少し発音をはっきりさせたい」「低音がよく響く」「長時間のプレイに向いている」など・・・etc




良いマウスピースを見つけて、練習に一生懸命励みましょう。


(更新日07.11.23)

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