自分探しの心の旅

自分探しの心の旅

等身大の成功

等身大の成功



等身大の成功 という表現は、
 大きすぎないそこそこの目標を掲げ、
 達成する事を意図したものではありません。


 幸せの形は人それぞれだということです。


 もし大富豪になることこそが、
 かけがえのない夢なら、
 それはそれで、
 その人にとってそれなりの目標を設定できるでしょう。

 それもまた
 ある意味 等身大の成功 と考えています。


 マザー・テレサは、
 世界経済に貢献したかどうかは定かではありませんが、
 彼女が直接手を差し伸べた人々の
 何百何千倍もの人々の心を癒し、
 救ったに違いありません。


 そして誰よりもマザー自身が、
 幸せに天に召されたのではないでしょうか?

 その意味で、
 彼女も 等身大の成功 を成し遂げた人だと思います。


 私が探し出そうとしてきた、
 あなたにも見つけて欲しいと願っているものは、
 宝くじの当選番号でもなければ金銀財宝でもありません。

 ある意味それより価値あるものです。


 それは、

本当の自分 です。


 小学生の夏休み前、
 綿密な計画をたてて宿題は前半で終わらせ、
 後半は遊びまくる予定が、
 休み明けに親に手伝ってもらう始末。


 やる気満々で始めた英会話も、
 高額な教材代を支払っただけ。

 これ全部私のことです。


 これらを始めるにあたって私のたてた目標は、
 営業の世界の売り上げ目標のように
 「相手のあることだからうまくいかないこともある」
 というような類の目標とは違います。


 アスリートが目標タイムを達成するのに苦労していても、
 その為の練習ノルマをこなすのは当たり前ですよね。


 これは 行動目標 といって、
 自分が動けば必ず達成できる目標です。


 想像してみてください。


 私たちが子供の頃からの 行動目標
 全て実行していたら…。


 みんなそこそこ成功していると思いませんか?


 自分で望んでいたことなのに、
 どうして行動出来ないんだろう?


 私がある勉強会に参加していたとき、
 目標(夢)を 潜在意識 に焼き付けるために
 夢をビジュアル化して ドリームファイル をつくり、
 お互いに見せ合っていました。


 今思えば、
 そのとき少し違和感を感じていたんですね。


 ビジネス志向の勉強会でしたから無理も無いのかもしれませんが、
 仲間のものも私のものも、
ドリームファイル が変わり映えしないんです。


 いわく、
 大きな家であったり、
 高級車や世界旅行等など…。


 もちろん、
 これは別に悪いことでも何でもありません。

 ただ、
 私達は一人ひとり生きてきた環境も生い立ちも違うわけです。

 本当によく考えたろうか…?


 私達の行動は、
潜在意識 という馬にまたがった
顕在意識 という騎手の手綱さばきで決まるのだそうです。


顕在意識 が右へ行きたいと思っても
潜在意識 が左と思えば左へ行ってしまうのです。

 馬と人ほどのパワーの差があるというわけです。


 好きなひとに告白するとき
 口がもつれてうまくしゃべれないのも、
 食べてもいない梅干に
 想像だけで唾液が出てしまうのもその為です。


 ということは、
潜在意識 を手なずけることができれば
 かなり容易に成功できそうです。


 ですから、
 あらゆる自己啓発系の本が
潜在意識 に働きかけるノウハウを教えています。


 私はここまで分かっていて、
 出来ませんでした。



 逆境を克服した成功者の話は、
 人々に感動と勇気を与えます。

 自分も頑張ろうという気持ちになります。

 しかし殆どの人が3日もたてば、
 くだらない事に時間を浪費する怠惰な生活に逆戻りします。

 生活のために嫌なことも我慢して、
 奴隷のように働いた結果、
 疲れとストレスを
 自分への言い訳にして…。


 悪しき 習慣 が貴重な時間を浪費するように、
 ネガティブな 思考習慣 が心を蝕んでいきます。


 そして、

 私の ドリームファイル
 非常に完成度の低いものでした。


 心の奥底で疑問を感じていると、
 どんな 自己暗示 潜在意識 は跳ね返すそうです。

 (そんなこと叶うわけねぇーだろ…)

 と…。


 子供の頃何かに、
 食事も忘れる程夢中になった事はないですか?

 褒められて、
 誇らしく思ったことはないですか?


 本当に好きなことと、
 他人より秀でていることが一致するなら、
 そこに働きかける暗示は
 より有効に働くはずです。

 また、
 これほど無理なく集中できることはありません。


 私達を不幸や不安、
 敗北の地獄から解き放ってくれる重要な鍵。


 それが 本当の自分 を知ることにある。

 それに近づいたとき、
等身大の成功 への、
 第一歩が始まると考えています。



本当の自分と自己実現

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