二段階胚移植

●1回目・・・胚移植(ET)【2005.10.4】

採卵数8個  
 正常受精卵数
個→1個(4分割胚・グレード2)ET
              追加培養胚数2個

採卵の時さながらに複数のスタッフに囲まれて手術室にて。ちょっとだけ緊張。
培養士さんと初めて対面。『この人が私の卵を夫の精子と出会わせてくれたんだな。』
と思うと手を取ってお礼を言いたいくらいだった。はずかしくて言えなかったけど。

カテーテルがうまく入らなかったようで少々手間取る。無事ET終了。タンポン挿入。
うちの病院では確か夫の立会いが可能。でも今日は仕事の為1人で。
卵が入っていくところを見せてもらえると聞いていたんだけど、結局は見せてもらえず。ちょっと残念。

手術台の上で横向きになり、台ごと足のほうを少し上に傾けた状態で10分休憩
 ↓
ベッドに戻り30分休憩
 ↓
さらにリラクゼーションルームで30分休憩(任意)


診察にて胚移植の説明を受ける。卵の写真をもらって感激。
黄体ホルモン注射は皮下なので楽勝。

我ながら“止まるつもり?”っていうくらいの激遅スピードで振動を受けないようにしつつ帰宅。
帰宅後はとにかく安静に。レッグウォーマーと腹巻をバッチリ装着。入浴はシャワーのみ。
膣座薬を挿入して就寝。→翌朝トイレに油分が浮いていて気持ち悪かった・・・。
2回目・・・胚盤胞移植(BT)【2005.10.8】

追加培養胚数2個→1個6日目胚盤胞  【レーザー補助孵化療法】

手順は前回と同じ。2回目だけあって緊張することもなく終了。
移植後の診察で多嚢胞性卵巣症候群の可能性があるといわれる。また調べなくては。
休憩もベッドにて30分で終了。でも帰りはやっぱりゆっくり歩きで帰宅。

顕微授精をやってみて、色々と問題が明らかになってきたような気がします。
お金と労力はかかるけれど、私達夫婦のように様々な問題がある人にとって、やはりそれだけの価値はあるのかもしれません。

 ■ニ段階胚移植法とは 

  体外受精・胚移植(IVF-ET)において、卵の受精後2日目と5日目の2回に分けて胚を移植する新しい方法です。
 これは1回目(2日目)移植の卵が、子宮内膜に作用して5日目に移植される胚盤胞の着床するための子宮側の環境を提供し、
 たとえ2日目胚が着床に成功しなくても、5日目胚の着床に有利になること、一般に胚盤胞移植時より多胎となる確率が少なく、
 多数の妊娠例があります。 

 ■
レーザー補助孵化療法とは

  今回の卵は周りの膜が少々厚めらしく、そこがあまり厚すぎると着床しにくいそう。
 そこでレーザー補助孵化法というものを施してもらいました。
 膜の一部をレーザーメスで薄く削り取り、その部分から着床しやすくなるという理論らしいです。金額3万円也。



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