カラオケのネタは書かないようにしようと思っていたのですが、ワケあってちょっと書いてみます。
この約1週間で4回もカラオケに足を運んでしまいました。そのうちの2回はそれぞれの本番のための練習です。
本番その1 「テーマ・カラオケ」
私の中学時代の友人と我々夫婦の3人が、宿題のテーマに基づいて集め練習してきた歌を披露しあう会です。
かつて出されたテーマは、「地名(国内国外問わず)」「人名」「海・山・川」「アクセサリー・貴金属」「花」「昨日・今日・明日」など。これらがタイトルもしくは歌詞中に含まれる歌を唄うのです。もちろん無尽蔵にある曲(ポップス、フォーク、歌謡曲、懐メロなど)の中から唄いたいのを各々が選択します。人のと被ったら仲良く半分ずつ唄うとかして和気藹々と進めます。このゲームのお陰でたくさんの歌を知ったり覚えたりすることができました。2~3か月に1回のペースでやっています。
本番その2 「六人の会」
かつてこのブログで何度も出てきた 3人のおじさんの会 拡大版でそれぞれの奥さん同伴のカラオケ会です。嫌がっていた二人を説得し去年やっと実現。こちらは歌だけでなく、人生相談あり(他の夫婦がいずれも危機を迎えていた!)、病気の意見交換あり(アラ還ですから)。個室借り切っての会合ですから落ちついて話ができます。持ち込み自由、ドリンク飲み放題の店なので、かなり気が楽です。
やたら熱唱したがるおじさん、レパートリーが少ないことに劣等感を持ちつつも十八番を精いっぱい唄うおじさん、けっこう聴かせてくれるおばさん、聞き役に回りますと殆ど唄ってくれないおばさん、やたら難しい曲に挑戦したがるおばさんたちに交じって、私はひたすら エンタテーナーに徹する ことに決めました。
もともと集団の中ではおとなし目の私ですが、この一団の中でだけはいつも三枚目役を買って出ています。いつの間にかそういうキャラが定着してしまったのです。で、唄いたい曲を唄うだけではなく、楽しんでもらえる曲、笑ってもらえる曲を中心に選ぶようになりました。コミックソングという意味ではなくて(そんなのも唄いますが)、 その歌手っぽく
唄うということです。物真似というほど大層なものではなく、あくまで「っぽい」だけです。きのうの六人の会で披露したのは、
五木ひろし、フランク永井、福山雅治、竹内まりあ、森山加代子、黛ジュンなど
地に足のついていない大風呂敷を広げ続けるよりも、身近な人をいっときなりと幸せな気分にさせることができるなら、そんな技を磨くほうが価値あることかも知れないなあ、と深く考えてしまったのでした。
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