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先日、タバコについてある学校の先生から聞いた話ですが、、、タバコが体に悪いって言うのは、いまや世間の常識になってますよね。私も小学校に健康教育や禁煙教育に行きますが、小学1年生でもタバコが健康に良くないって言うことは良く知っています。でも、多くの人がタバコを吸っています。これはなぜなのか?だれも、本気でタバコを吸ったから病気になるとは思ってないからなんです。これはある意味正しいそうです。タバコ ⇒ 病気っていう風によく言われますが、この矢印の中にはある条件が隠されています。それは依存です。タバコを吸っている方は1日のうちでいつ吸うかを考えてみてください。多くの喫煙者の方は、1日に数十本のタバコを吸います。仮に1日1箱(20本)吸うとして、、、1.朝起きて 2.朝食後 3.出勤前 4.出勤途中 5.会社に着いて 6.仕事中に 7.仕事中に 8.昼休み 9.昼食後 10.仕事中に 11.仕事中に 12.仕事が終わって 13.帰宅途中で 14.家に着いて 15.夕食後 16.一杯飲んで 17.ついでにもう一本 18.テレビを見ながら 19.お風呂に入って 20.寝る前にという具合でしょうか。「仕事中にすえないよ」とか「家では吸ってないよ」とかいろいろ事情はあるかと思いますが、そういう方はそれ以外の場所で同じだけ吸っているはずです。 こういう風に書いても、それがタバコだと変には思わないかもしれませんが、もしタバコじゃなくて別のものに置き換えたらどうですか?たとえば、ケーキとか、、、何でも良いです、あなたの一番好きなものに置き換えてみてください。これを毎日続けられますか?これは決してタバコが好きで吸っているんじゃないということを示しています。 これが依存の正体であり、タバコには依存を作り出すニコチンが含まれているんです。このせいで、タバコを吸い始めると毎日大量のタバコを消費して、同時に大量の毒を体内に入れているんです。 タバコを1本吸っても、ガンや心筋梗塞や脳梗塞などの病気にはなりません。タバコを吸い続けるから、病気になるんです。 つづく、、、
2008年11月19日
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久しぶりの東京でしたが、相変わらず昼間は建物の中でお勉強でした。一日暗い部屋でスライドを見てると、目が疲れて夕方頃にはチカチカしてました。それでも土曜日の朝に聖路加国際病院の理事長 日野原重明先生の講演を聞くことができたのはすごく幸運でした。先生は明治44年生まれの97才ですが、本当にかくしゃくとされていて、お元気そのものでした。講演でもこれからの医療を長期にわたって考えておられて、本当に素晴らしい内容でした。講演の最後の言葉で「人間は何才になっても変わることができる」と仰ったのは、先生ならではの重みのある言葉だと思いました。土曜日の夜は唯一空き時間があったので、お台場の東京ビッグサイトにいって、ウィンターフェアを覗きに行きましたが、夜の7時でレジが2時間待ちと言うことで結局何も買わずに2月に行く北海道ニセコビレッジのリフト券だけゲットして(これは別の売り場だったので待たずに買えました)すごすごとホテルに帰ってきました。泊まったホテルは日本橋のアパホテル、ここって羽田空港からも京急一本で来れるし、今回会場だった聖路加病院のある築地も結構近いので便利でした。何よりホテルなのに大浴場があるのが気に入ってたのですが、今回はすごくお湯が塩素消毒臭かったので、ちょっと減点でした。まあ、安いから良いんですが、、、日曜日も横浜のもう一つの学会に行く予定だったのが行けなくなり、結局一日朝から晩まで聖路加病院に缶詰状態でした。今回行き帰りの飛行機は全日空を使ったんですが、帰りの便がスターフライヤーのコードシェア便だったので初めてスターフライヤーに乗りましたが、全日空に比べて座席の前後も広いし、各席にテレビも付いているし、イスも黒の革張りでなかなか快適でした。これだったら、スターフライヤーを選んで乗りたいなと思っちゃいました。次回はいつか、、、1月か2月にたぶん東京に行くことになりそうです。でも、家族でゆっくり遊びで行きたいな~あっ!年末は嫁さんの実家(川崎)に行くんだった。
2008年11月17日
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久しぶりに禁煙ネタというかタバコネタです。タスポ(TASPO)というのが今年からタバコの自動販売機に導入されました。ご存知でない方もいらっしゃると思いますが、ICカードの一種でJT(日本たばこ産業)が無料で発行しているもので、これがないと自動販売機でタバコが買えないという物です。もちろん本来の目的は未成年者の喫煙を防止するためのもので、「成人識別」とか言われていました。でも、実際はカードさえ持っていれば高校生だろうが小中学生だろうがタバコが買えるんです。そして、現実に15歳の少年が母親のカードを使ってタバコを買ったり(母親が書類送検されましたが)、福岡ではタバコ店が店頭の自動販売機にタスポをくくりつけて、誰でも買える様にしたりというような事件がおこっています。また、高校生がタスポのために自動販売機でタバコが買えないので、コンビニで万引きしたという事件もあったみたいです。もちろん、未成年者の喫煙防止にはタスポの導入はある程度の効果があるとは思いますが、色々な事件の報道を見るにつけて、喫煙の低年齢化がまったく減少していないのではという思いがしています。昨今の報道は後期高齢者保健制度など医療費負担の増加をどうするかという話で持ちきりですが、私などはタバコを一箱1,000円にするだけで問題解決になると思ってます。一箱1,000円にすれば喫煙者が1/3になったとしても、約3兆円の税収増が見込めます。さらに喫煙者が減少(特に未成年者の喫煙が減少)することによって将来的にタバコが原因の病気にかかる人も減り、医療費の減少が期待できると思います。世界を見れば、すでに先進国の多くは一箱500~1,000円の時代です。日本のタバコは海外から見れば本当に安いんです。それでもJTは昨年タバコ販売で6兆円売り上げてます。JTは有り余る資金を使って、空港や交通機関などに無償で喫煙室を作ったりしていますが、もっと未成年者の喫煙防止問題に真摯に取り組むべきだと思います。
2008年06月04日
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今日は朝から和歌山県民文化会館で「第22回全国禁煙教育研修会」が開催されました。全国から200名近い医療関係者や教育関係者の方々が参加され、未成年者の禁煙教育について色々と意見が交換されました。和歌山内外からたくさんの講演をしていただき、またたばこについて色々学ぶことが出来ました。元学校の英語の先生でこの研修会の主催者の仲野先生のお話でも、若者の喫煙の増加が問題だとおっしゃっていました。このスライドでも写っていますが、漫画などでも喫煙シーンが非常に多くなっているとの指摘もありました。特に女性の喫煙が普通になってきているのが私も違和感を感じます。決して男性は良くて女性の喫煙が悪いといっているのではありませんが、雑誌のJTの広告などを見ても女性をターゲットにした戦略を非常に感じます。また、和歌山大学と和歌山医科大学の学生4名による公開シンポジウムも行われ、それぞれ教師や医師を目指すものとしてたばこ問題について真剣な意見を聞くことが出来ました。面白かったのはその中の2名が最近まで喫煙者で、それぞれ中学や小学生の頃から喫煙を始めていたということでした。たかがたばこで、、、と思われがちです。それはたばこが普通に街角で売られているからだと思います。小学生でも中学生でも数百円出せば、買うことが出来ます。でも、たばこは薬物なんです。麻薬や覚醒剤と同じなんですよ。一度吸い始めると、止めるのは非常に困難です。努力して禁煙しても、また知らないうちに再喫煙を始めます。それはたばこが「ニコチン依存症」という病気を引き起こすからなんです。しかも、覚醒剤と違いその害は数十年経ってから癌や脳梗塞などの病気となって出てきます。喫煙開始年齢が早ければ早いほど、病気になる確率は格段に高くなるといわれています。たばこ一本で約5分以上寿命が短くなるという報告もあります。一日20本として約2時間、一年間で30日、70年で6年寿命が短くなるんですね。それが長いか短いか、、、人それぞれだと思いますが、、、人間は誰しも生まれながらに色々な問題を抱えて生きています。私がある程度年をとって思うのは、長生きしても健康でなければ面白くないということです。健康というのは何も五体満足で病気をしないということではありません。体と心が健やかで康らかなことです。医学的にはホメオスタシス(恒常性)という概念があります。人間は外的要因により常に心や体が変化しています。普段はそれを元に戻そうという内的な力が働き正常な状態を保っていますが、変化がその人の許容量を超えると心や体に異常が現れます。せっかくの健康を自分でわざわざ失うことはありません。たばこをはじめとした薬物を使用することにより確実に健康は損なわれます。そのことに少しでも多くの子供たちが少しでも早く気付いて欲しいと思っています。これからも出来るだけ多くの子供たちに話をしていきたいと思います。たばこは吸い始めると止められない、はじめから吸わないのが一番だよって、、、(元喫煙者の心からの叫びです( ̄∇ ̄;)人気blogランキングへ
2006年08月20日
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「たばこの真実を知ろう!」って、私はよく言います。今日はたばこの本質を知ってほしいと思います。たばこって何からできてるのでしょう?答えは簡単、「たばこの葉」ですね。その外側を紙で巻いています。中身の葉っぱはどのたばこもほとんど同じです。たばこの葉自体は数種類しかなく、ブレンドしたり香料や薬品を足して変化をつけているんです。つまり、たばこを吸うとこの葉っぱが燃えた煙を吸い込んでいるわけです。たばこの煙には何が含まれているのでしょうか?代表的なものがニコチンで、結局たばこはニコチンを体内に取り込むために使われている「ニコチンの注射器」みたいなものなんですね。後は、タール、一酸化炭素などが有名ですね。でもそれだけではないんです。たばこの煙を分析すると、、、発がん物質としてわかっているだけでも、ベンゾピレン・ジメチルニトロサミン・メチルエチルニトロサミン・ジエチルニトロサミン・N-ニトロソノルニコチン・ニトロソピロリジン・キノリン・メチルキノリン類・ヒドラジン・2-ナフチルアミン・4-アミノビフェニール・0-トルイジン、、、、などなど数十種類の化学物質が含まれているんです。もし、スーパーで一種類でも発がん性物質が入っているものが売られていたら、あなたはそれを買いますか?そもそも誰でも手に入るようなところでは販売されないと思いますが、、、、先日、ある弁護士の先生が「もしも、今の時点で、たばこというものが発明されたとしたら、決して販売は許可されないだろう」と言っていました。確かにその通りだと思います。たばこは百害あって一利なし、、、JTに騙されて依存症という病気になった人のために、仕方なしに売られているだけなんです。それでもあなたは吸い続けますか?
2006年07月14日
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久しぶりにたばこの話を、、、しかも怖い話です。皆さんは「噛みたばこ」というのをご存知ですか?たばこの葉を直接口のなかに入れて、噛むことでニコチンを摂取するものです。昔のアメリカ映画などを見るとよくクチャクチャ噛んでは唾を吐いてたりしている光景がありました。現在でも欧米では販売されていて、日本でも数年前にガムの形をした噛みたばこの一種が試験的に発売されました。インターネットなどでは輸入された噛みたばこが普通に販売されています。これらのたばこは、火をつけないので煙が出ません。よって「無煙たばこ」といわれることもあります。つまり、電車の中や飛行機の中など喫煙のできない場所でもニコチンを摂取することができるんですね。これを見ると、いかにたばこが嗜好品ではなくて、ただ単にニコチンを体のなかに入れるための道具にすぎないということがよくわかると思うのですが、喫煙者はそんなこと考えもしないのでしょうね。でも最近はアメリカでも無煙たばこを使う人は減少しています。それはなぜか、、、?無煙タバコは口腔ガン発生の最大の引き金になるからです。もちろん、たばこの煙でも口腔癌は発生します。しかし、火をつけて吸う喫煙では、口腔は、咽頭部および喉頭部に比較すると煙の影響を直接受けるにもかかわらず喫煙による影響度は低いといわれています。これは、唾液による自浄作用や清掃効果による影響と考えられています。しかし、無煙たばこは、口の中の粘膜部分に長時間たばこの葉のエキスが停留したり、その毒素の直接刺激でがん細胞の多発生を促すのです。アメリカがん学会によると(2003年)、21,000人の男性を含む、毎年31,000人以上ののアメリカ人が口腔がんに冒され、そのうち約8,500人が命を落としている(死亡した)と発表しています。また、研究により、口腔がんの90%の人が、タバコから発症したものであり、タバコを使用する量、使用年期に並行して増加していて、46%が「噛みタバコ」から発症しているという結果がわかりました。アメリカのGruenさんは、13才のときに「Spit Tabacco」という無煙タバコを用いるようになりました。17才の時には、口の中に口腔ガンが発生しました。それから何回も、口の中のガンを切って取る手術をしましたが、またすぐにガンは現れて、とうとう彼の半分の顎(あご)と筋肉、首にあるリンパ節全部、舌の半分を切除するというような手術を約30回受けました。:現在は25才になりましたが、彼は現在、アメリカ各地で国の「無煙タバコの害」を若者たちに知らすためのプログラムを、彼の身をもって講話をして回っています。⇒GruenさんについてのHPです(英語)なぜJTと日本政府はこんな重大な事実を隠して、無煙たばこを販売しようとしているのでしょうか?これは完全に故意による薬害です。無煙たばこは喫煙自体が周囲に分かりにくいために未成年者にも利用しやすいものです。もし、無煙たばこが日本でも普通に購入できるようになれば、未成年者の利用が増えるのは火を見るよりも明らかだと思います。皆さんも、真実を知って少しでも声を上げてください。未来の子供達に、こんなことが起こる前に、、、
2006年07月13日
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昨日、小学校にたばこの話しをしに行ってきました。6年生2クラスでしたが、みんな真剣に聞いてくれました。クイズをしたり、ビデオを見たり、出来るだけ1時間退屈しないように色々考えるんですが、毎回時間が足りないですね。ところで、この楽天ブログってビデオ映像は埋め込み出来ないのでしょうか?色々禁煙ネタの面白いのがあるので見て欲しいんだけどな、、、
2006年07月11日
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明日は昼から和歌山市内の小学校にたばこの話をしに行きます。6年生を対象に話をするのですが、最近の6年生は考え方は完全に大人と同じですね。テレビやインターネットの普及のせいか、雑多な知識は大人顔負けなところがあります。たばこに関しても興味がある反面、たばこの害も良く知っていて、たばこの話をすると、自分の親が喫煙者の子供は授業が終わってから「どうしたらお父さんがたばこを止めてくれるんかな~?」って質問に来る子供も多いですね。まだたばこを吸ったことのない子供たちにとっては、自分の将来の健康のことより、まず身近な存在である家族の健康のほうが気になるようです。後でもらう感想文などを見ても、「赤ちゃんがいるのに部屋の中でお母さんがたばこを吸う。お母さんも赤ちゃんも病気になるんかな?」とか「おじいちゃんはいつもせきしながらたばこを吸うてるけど、なんて言ったら止めてくれるんかな?」とか家族に関する質問をたくさんもらいます。本当に家族のことが心配なんだなって思いますが、その子達も実は受動喫煙の被害を受けているんだと思うと心が痛みます。レストランとかで子供の横で平気でたばこを吸っている親を良く見ますが、あれはある意味で子供に対する虐待です。赤の他人なら、たばこの煙が嫌だったら店を出るなり出来ますが、子供は親を選べません。私が元喫煙者だから余計に分かるんだと思うのですが、たばこは一度吸い始めるとなかなか止められません。もし禁煙できても、また吸い始める人は多いです。一番楽なのは、たばこを最初から吸わないことです。ひとりでもそういう子供がいなくなれば、、、ひとりでも将来たばこを吸う子供が少なくなれば、、、そういう気持ちで、小学生に話をさせてもらっています。明日もそういう話が出来れば良いな。
2006年07月09日
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さて、先週はたばこの話をいくつか書きましたが、色々コメントをいただきました。本当にありがとうございます。コメントを通じて話が広がるって言うのもブログのメリットだと思います。日本は喫煙者に優しい国だというのは、私の素直な感想ですが、、、思えば、今から20数年前に初めてアメリカのロスに行ったときのことです。その当時はまだ飛行機の中でもたばこが吸えたんですね。もちろん、禁煙席もありましたが、喫煙者の私は迷うことなく喫煙席に座りました。隣は白人のおばさんでした。飛行機が離陸して、しばらくするとベルト着用ランプと禁煙ランプが消えます。今でも飛行機に乗ると禁煙ランプがありますよね。アレは当時の名残だと思います。私はすかさずたばこを取り出して火をつけようと思ったのですが、一応、隣に座っているおばさんに「May I smoke?」とたずねました。当時の日本ではどこででもたばこが吸えましたし、みなさん「どうぞ、どうぞ吸ってください」と答えてくれていました。私ももちろん「Yes,please.」と答えが返ってくるものと思っていましたが、おばさんはすかさず「NO!!」と、怒ったように言ったのです。その時の私は「喫煙席に座ってるのに、何言ってんだこの人は?」と思っていましたが、そのあまりの迫力に結局ロスまでの9時間タバコを吸わずに過ごしました。今思えば、当たり前のことなんですよね。あんなに狭い機内で、誰かがタバコを吸うなんて、考えられないことです。でも、その当時の私は、そんなこと微塵も考えていませんでした。アメリカが禁煙先進国だったのだと思いますが、日本では今でもあちこちの路上や他の人がいる中で平気でタバコを吸う人がいますよね。最近のJTのCMでも、「路上に吸殻を捨てると答えた人が○○パーセント少なくなりました。喫煙者のマナーが向上しています。」みたいなことを言ってましたが、吸殻を捨てないなんて当たり前のことなんです。その当たり前のことができない、逆に言えば決められた喫煙所までたばこを我慢できないのも依存症という病気だから仕方が無いともいえますが、、、私はそれ以降も10年以上喫煙を続けていましたが、あのおばさんの一言は今でもはっきりと覚えています。そして、自分がたばこをやめて初めてその言葉が正しかったのだと気がつきました。人間はホントにその人の立場にたってみないと、理解しないものだなと当時の自分が情けなくなりました。日本では、今でも喫煙者のために空港や駅やあちらこちらに喫煙所を作ろうという動きがありますし、病院や学校の敷地内禁煙でも「タバコを吸う人がかわいそう」という意見が必ず出てくるみたいです。でも、それは正しいことなんでしょうか?本当にタバコを吸っている人のことを考えるのであれば、その人の健康のことを考えるのであれば、、、たばこを吸える環境を作るのではなく、たばこを吸えない環境にしてあげることが結局は正しいことなのではないかなと思うのですが、、、皆さんはどう思いますか?
2006年05月23日
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昨日も書きましたが、今日は昼から「世界禁煙デー和歌山フォーラム」に出席してきました。場所は和歌山市にある「ビッグ愛」という会場で、JR和歌山駅からも近くてキレイなところですよ。今日の内容は、、「喫煙する権利ってあるの?」中川利彦(弁護士:たばこ問題を考える会和歌山 事務局長)「たばこ規制枠組条約と今後のたばこ対策」中野滋文(厚生労働省 健康局 生活習慣病対策室 室長代理)の2台の演題に続いて、、「職場や学校における喫煙対策の進め方」という演題で、実際の職場や地域における敷地内禁煙などの取り組みについてパネルディスカッションが行われました。最初の喫煙する権利については、弁護士の立場から欧米や日本でのたばこ関連の裁判例をいくつか挙げられ、改めてたばこの特異性についてお話いただきました。その上で、「権利・自由」についても、「人は他人を害しない全てのことをなしうる」ということ、つまりは「何人も自分も含めて他人の生命・健康を害する行為を行う権利や自由を有しない」と明言されていました。これはすごく分かりやすいことだと思いました。言論の自由、表現の自由、報道の自由、、、色々な場面で自由という言葉が使われますが、結果として、誰かを傷つけるような場合は、自由とは言わないんですね。つまり、殺人の自由、自殺の自由、などという言葉は間違っているんです。喫煙もある意味自分を傷付け、周りにいる人にも影響を与えます。つまりは「喫煙の自由」「喫煙の権利」などという言葉は不適当だということです。たばこ枠組条約の今後の取り組みについては、もっと具体的なお話が聞けるかと思っていましたが、さすが厚労省のお役人だけあってなんか国会答弁を聞いているような一般的な内容でチョットがっかりでした。後半のパネルディスカッションは5人のパネラーがそれぞれの職域地域での具体例を紹介して下さり、とても分かりやすく、2時間のディスカッションがあっという間でした。これからも高齢者社会はしばらく続きます。平均寿命も延び、世界でも有数の長寿国になった日本ですが、どうせ長生きするなら健康でいたいと思いませんか?病気になるのはある意味仕方が無いのかもしれませんが、自分が気をつけることでその危険性が少なくなるのであれば、絶対にそうすべきです。「たばこを止めるくらいなら死んだほうがいい」「死ぬまでたばこは止めない」喫煙者の方から、よく聞く話です。でも、それは今現在健康だからいえるんです。喉頭癌で声帯を取った人、末期の肺癌で痛みに耐えている人、色々な人を見ましたが「たばこを吸っていて良かった」というのを聞いたことはありません。今日、たくさんのお話を聞き、改めてたばこの危険性について考えました。このブログを見た人が、少しでも感じてくれて自分の健康について考えてくれると嬉しいと思います。
2006年05月20日
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今日は、たばこに関係するけれど、たばこの話ではありません。「薬物依存」という言葉を聞いて、皆さんは何を想像しますか?麻薬?覚醒剤?アルコール? それとも、たばこ?(^-^)/ 全て正解です。 でも、それだけじゃないんですよ。不良の代名詞といわれた「シンナー」なども依存性の薬物ですよね。幸いにもシンナーは未成年者が手に入れるのが難しくなってきました。でも、もっと身近に依存性の薬物が売られているんです。それは「ブタンガス」です。カセットコンロやライター用のガスとして売られているものです。ブタンガスは吸引することによって幻覚を誘発します。しかし、酸素欠乏やブタンガスの作用により頭痛、めまい、吐き気などを起こします。長期の使用によっては視覚障害、精神障害を起こし、時に呼吸抑制や嘔吐物による窒息などで死にいたる場合もあります。また、シンナーやたばこと違ってガス自体は無臭ですので、家族や周りの人が気付きにくいことも問題です。薬物依存を引き起こすものはまだまだ色々ありますが、最初はたばこのような手に入れやすいものから始まる場合が多いのも事実です。皆さんの周りで実際に目にする機会は少ないかもしれませんが、10代の薬物依存症が本当にごく身近な問題になっていていることを頭の片隅に置いといて欲しいと思います。
2006年05月18日
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JTは7月1日からたばこの値上げをするそうですね。そのうち、マイルドセブンなどの主力銘柄の13種類については30円の値上がりになります。増税が主な値上げの理由ですが、増税分はたばこ1本について1円なので、20本入りだと20円の値上げになるはずですが、その1.5倍の値上げになっています。JTの言い分は「今後は成人識別機能付き自動販売機の設置や空港、繁華街などでの喫煙場所の確保に費用がかかるため」だそうですが、、、以上はあちこちのブログやニュースでよく書かれていますよね。でも、実際の増税分はもともと1本当たり85銭なんですよ。つまり、残りの15銭、たばこ一箱あたり3円はJTのポケットに入る仕組みになってたんです。JTの発表によると、2003年度の総販売数は2183億本ですので、約328億円が黙っていても手に入るというわけなんです。増税で一番喜んでるのは、いったい何処なんでしょう?
2006年05月17日
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毎年、5月31日は「世界禁煙デー」でその前後に世界各地で色々なイベントが催されるようです。これは1988年にWHO(世界保健機関)が制定したもので、世界中の人々にタバコの害について知ってもらおうというものです。毎年、WHOからスローガンが発表されますが、今までのものを見てみると、、、1988年 Tobacco or health : choose health(たばこか健康か-健康を選ぼう)1989年 The female smoker : at added risk(プラスされる女性喫煙者への害)1990年 Growing up without tobacco(子供に無煙環境を)1991年 Public places and transport : better be tobacco-free(公共の場所や交通機関は禁煙に)1992年 Tobacco-free workplaces : safer and healthier(たばこの煙のない職場・・もっと安全にもっと健康に)1993年 Health services : our window to a tobacco-free world(ヘルスサービス:たばこのない世界を開く窓)1994年 The media and tobacco :getting the health message across(メディアとたばこ:健康のメッセージを広めよう)1995年 The economics of tobacco control(想像以上に大きいたばこの損失)1996年 Sports and the arts without tobacco(スポ一ツと芸術をたばこの煙のない環境で)1997年 United for a tobacco-free world(手をつなごう!たばこのない世界をめざして)1998年 Growing up without tobacco(無煙世代をそだてよう!)1999年 Leave the pack behind(たばこに、サヨウナラ)2000年 Tobacco Kills - Don't be duped(その1本 みんなの命 けずられる)2001年 Second-hand smoke kills : Let's clear the air.(他人の煙が命をけずる。受動喫煙をなくそう)2002年 Tobacco Free Sports-play it clean(たばことスポーツは無縁(無煙)です。-きれいにやろう!-)2003年 tobacco free film tobacco free fashion Action!「タバコの無い映画やファッションを流行らせよう。アクション!」(Anti-Smoke Site訳) 2004年 Tobacco control and poverty「タバコと貧困問題」(Anti-Smoke Site訳) 2005年 Health Professionals Against Tobacco-- Action and Answers 「タバコに対して医療専門家は、行動し結果をだそう」(Anti-Smoke Site訳) これらのスローガンを見てみても、最初の10年くらいはまだまだ世間一般にタバコの害についての知識が知られていなかったんだなと思います。そして「受動喫煙」についても2000年になってやっと注目されてきたように思います。タバコの害について、専門家以外の一般の人が真剣に考えるようになってきたのが以下に最近の事であるかが分かりますね。そして今年のスローガンは、2006年 Tobacco: Deadly in any form or disguise全てのたばこ製品は例外なく死を招く直訳すると、「タバコがどんな形に変装しようとも、それは死を招く」ということですね。日本では昔からタバコの表示に「マイルド」や「ライト」などの言葉が使用されていますが、これらの健康をイメージさせるような言葉で変装していても、タバコがもたらす結果は同じであるということだと思います。また、日本でも最近一部の地域で発売されて、専門家から注意が勧告されていましたが、「噛みタバコ」などもそのひとつだと思います。「噛みタバコ」は欧米では古くからあるタバコの形のひとつで、直接タバコの葉を噛んだり、袋の入ったものや最近日本で発売されたのはガムのような形態のものです。あまり知られていませんが、噛みタバコによる口腔癌の発症は欧米では常識になっています。直接口の中にニコチンなどの有害物質が長時間溶け出してくるのですから、よく考えれば口の中の粘膜が異常を起こしても決して不思議ではないですよね。 世界禁煙デーのイベントは今年も各地で開催されると思います。ぜひ身近なイベントに参加して、最新の情報に触れてみてください。和歌山でも和歌山市で今週末の土曜日に「世界禁煙デーフォーラム」が開催されます。⇒詳しくは和歌山県福祉保健部のHPへ
2006年05月16日
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「小児の誤飲」と聞くとどういうことを思いますか?ある小児救急病院での1年間の事故調査では、---------------------------------------タバコ 86件(男児44件、女児42件)薬物誤飲 56件(男児30件、女児26件)異物誤飲 37件(男児25件、女児12件)異物挿入 28件(男児8件、女児12件)---------------------------------------となっています。年齢は生後6か月~2歳1か月で、平均10か月で、生後6か月~12か月までの乳児が全体の82%をしめていました。特に生後7~9か月に集中し全体の56%をしめていました。性別では男女比1:0.85でやや男児に多い傾向ありました。誤飲したタバコの量は、1/3~1/2本誤飲が52%、量の不明が40%、タバコ浸潤液(約1/4ジュースが残ったジュース缶にタバコの吸い殻2~3本浸したもの)が1例。1本以上誤飲した例はありませんでした。タバコ誤飲の大半は親の不注意によるものです。我が国では乳幼児の誤飲事故のなかでタバコ誤飲が最も高く24~59%を占め、さらに1歳未満に限ると全体の73%におよぶといわれています。欧米では異物誤飲に占めるタバコの割合が0.6%と報告されています。この違いはテーブルとイスの生活と畳の生活の違いといわれており、畳や床のような低い所に生活用品を置く習慣が原因とされています。もし、タバコの誤飲を完全に防止できれば、全体の誤飲事故を2/3~1/2に削減できるわけですが、わが国ではその具体策はとられておらず誤飲の発生頻度は減少していません。 タバコ誤飲がなぜ問題となるのでしょうか?こどもの誤飲のなかでタバコが占める割合が高いこともひとつですが、タバコの有毒成分のニコチンが問題となっているのです。 タバコ中毒が恐れられるのは、ニコチンの致死量が成人で40~60mg、乳幼児で10~20mgと毒性が極めて高いこと。タバコを温水に1時間浸潤するだけで含有ニコチン量の70%が溶出し、しかも肺、皮膚、消化管かのいずれもからもたやすく吸収されます。以前にも書きましたが、タバコの箱に書かれているニコチンの量は火をつけてフィルターから吸う煙のほんの一部の量を示しており、実際の含有量は10倍以上です。したがって、紙巻きタバコ1本のニコチン含有量は10~20mgで、乳児の致死量に匹敵するのです。 それでは、もしタバコの誤飲をした場合は、実際にどのように対処すればよいのでしょうか?まずはじめに、何時、どのような性状(葉か吸い がらか浸出液か)のものを、どのくらいの量食べた、 あるいは飲んだかを確認する必要がすが、摂取量は不明なことが多いようです。 そして気づいた時点ですぐに吐かせることが原則です。しかし胃腸内で吸収されるのを阻止するため、タバコの葉や吸 いがらを誤飲した場合は水や牛乳は飲ませない方が安全です。水と違い、胃液のような強酸性の中ではニコチンが溶け出しにくいのです。無理に水を飲ませると余計にニコチンが溶け出す場合が考えられます。タバコの滲出液を飲んだ場合は、まず薄めるために、水、お茶、または牛乳などを飲ま せてから吐かせるようにしましょう。何よりも一刻も早く病院に連れて行くことが大切です。タバコを食べたことがはっきりと分からなくても、疑いがあればすぐに病院に連れて行ってあげてください。
2006年04月27日
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たばこの種類ってホントにたくさんありますよね。私もタバコをやめてから、あまり見る機会がないのですが、コンビニなんかでちらっと見るたびに種類が増えていってるような気がします。その中でも特に軽いたばことメンソールタバコが増えているように思います。今日は軽いたばこのお話しを少ししますね。喫煙者の方は健康のために軽いたばこに変えたり、たばこの本数を減らしたりしていませんか?本当にそれで健康のためになっているのでしょうか?皆さんはタバコの中を見たことがありますか?たばこの中身はどの種類でもほとんど同じです。香料などで味や匂いを足してるだけなんですよ。たばこの葉の量もほとんど変わらないんです。それじゃ、何が違うのでしょう?答えはフィルターです。たばこの吸う方についているスポンジ状のところです。軽いたばこにフィルターをよく見てください。ミシン目のような穴が開いていませんか?軽いと言われるたばこの方が、より多くの穴が開いているんですね。そもそも、たばこの箱に書かれているニコチンやタールの量ってどうやって測定してるかというと、機械で吸い込んだ煙の中の量をはかっているんです。それも1分間に2秒だけ吸い込んだ煙の量です。そんな吸い方誰もしませんよね。だから実際に含まれる量に比べて、非常に少ない数字になっているんですよ。しかも軽いと言われているたばこは機械で吸い込んだときにフィルターに開けられた穴から空気が混じって煙り自体が薄くなるようにしているんです。でも実際に喫煙するときにはフィルターの穴はたいてい指や唇で塞がれます。だから、軽いたばこも、そうでないたばこも実際に吸い込むニコチンの量は変わらないんです。むしろ、軽いたばこの方がより多くの煙をより深く吸い込むためにニコチンの量は多くなると言われています。昔は肺ガンといえば肺の入り口付近にできるものがほとんどでした。しかし今は腺癌と言って肺の奥の方にできる癌が増えています。これも、軽いたばこによって深く煙を吸い込むためだと言われています。体に優しいたばこなんてものは存在しません。たばこは毒の缶詰なんですから。。
2006年04月04日
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タイで売ってるマイルドセブン4月から「喫煙」が病気になります。正確に言えば、「ニコチン依存症」と診断されると医師による禁煙指導が健康保険を使って受けることができます。これには色々問題があって、保険が適用されるのは指導料だけで、禁煙するために一番必要な「ニコチンパッチ」というお薬には保険が適用されないんです。それにしても、ニュース番組でも最近取り上げられてますが、そもそも「喫煙」って病気なんでしょうか?皆さんはどう思いますか?タバコを吸う人はどうして毎日毎日何十本も飽きずに吸い続けるのか。その理由は前に少し書きましたが、ニコチンによる脳への偽の情報を体が欲しがるからなんです。先ず答えを始めに言っておきます。喫煙は「依存症」という病気です。依存症はタバコだけではなく、麻薬や覚醒剤、アルコールなど色々とありますが、ニコチンによる依存は大変強いものだと言われています。タバコを吸う人は「好きで吸っている」「タバコが美味しい」「タバコをやめたら楽しみが減る」とか色々なことを言いますが、ちょっとだけ考えてみてください。どんなに好きなものでも、毎日何十回と食べ続けられますか?どれだけケーキが、チョコが、お酒が好きでも、30分に一回食べたり飲んだりしていたら、嫌になりませんか?まあその前に体の調子がおかしくなるかもしれませんが( ̄∇ ̄;)タバコを嗜好品だという人がいます。現に過去には嗜好品だと言われていました。でも、嗜好品というのは自分で好んでとるもののことです。タバコは違うんです。タバコは栄養もありません。ビタミンやミネラルのような体が必要なものもありません。ただ単にニコチンを体に取り込むためだけの、言うなればニコチンの注射器なんです。タバコは毒の缶詰です。タバコを1本そのまま食べると、下手をすると死ぬことがあります。赤ちゃんの誤飲事故の原因でタバコは常に上位にあります。タバコにはニコチンやタールだけでなく約4000種類の化学物質が含まれています。そのうちの200種類以上が体にとって有害なもので、そのうち50種類以上が癌を作る発ガン性物質といわれています。皆さんはスーパーに買い物に行って、1種類でも発ガン性物質が入っている食べ物を買いますか???タバコを吸う人のほとんどは、タバコが体に良くないと言うことは何となく分かっていると思います。そして一度くらい、または何度となくやめてみようかなと思ったはずです。それでもやめることができないでいる人がたくさんいます。それは、病気だからなんですよ。いま、和歌山の公立高校では喫煙を非行ではなく病気としてとらえ、指導するだけでなく禁煙外来などの医療機関と協力して治療していこうという動きがあります。一部の高校ではすでに実績が出始めています。全国にも禁煙外来が増えてきています。禁煙のためのキチンとした治療方法も確立されてきています。まだまだ医者によっても温度差はありますが、もし禁煙をしたいのならば信頼できる医師に相談するかきちんとした禁煙外来に行くべきです。最後にもう一度、、、喫煙は「依存症」という病気です。病気は治さなければいけない。根性で直す時代は終わりました。
2006年03月30日
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今日のお昼に久しぶりにある知人に偶然会いました。しばらく色々話をしてたんですが、なんか声がおかしいので聞いてみたら、1ヶ月くらいのどが痛くて医者に行っても治らないんだって言うんです。昔からヘビースモーカーだったので、まだタバコを吸っているのか聞いてみたら、やめられないって言うんです。彼が言うには、「仕事が忙しいと、ついついタバコの本数が増えるんだよね。ストレス解消って言うのかな、なんかすっきりする気がして、、、体の調子が悪いときはやめようかなって思うんだけど、イライラするとついタバコに手が出ちゃうんだよね。」ストレス → イライラ → タバコ → スッキリタバコを吸う人から、良く聞く言葉です。でも本当は違うんですよ。タバコを吸うと、ニコチンが吸収されて脳に運ばれます。脳には快楽中枢って言うのがあって、興奮したりするとそれを伝える物質(伝達物質、、ドーパミンなど)がでて、脳に信号を送ります。ニコチンはその伝達物質の代わりに脳に偽の信号を送るんです。すると、その人はタバコを吸うだけで幸せな気分になった気がするんですね。この仕組みは麻薬や覚醒剤と非常ににているそうです。特にニコチンは、タバコの煙を吸い込むと口内の粘膜から吸収されて、わずか数秒で脳に到達します。そしてそれを続けていると、だんだんと元々あった伝達物質がでなくなってきます。つまり、タバコを吸わないと幸せな気分になれない。この状態を「依存」といいます。つまりタバコを吸う人は喫煙 → ニコチン切れ → イライラ → 喫煙 → ニコチン切れ → イライラ →・・・・・これを延々と一日何十回も繰り返しているんです。だいたい、ニコチン切れ症状が起こるのが30分から1時間といわれています。30分でニコチンが切れる人は1時間に2本、10時間で20本。一日で一箱のタバコを吸う計算になります。(タバコ一箱の本数もこれから割り出されているんですよ)タバコをやめた人に聞くと、よく吸っていたときよりストレスを感じなくなったっていいます。タバコを吸う人は、ニコチンによるストレスを、仕事や周りのせいにしちゃうんですよね。でも、これはわざとじゃないんですよ。これも「依存」によるものなんです。今日会った人はタバコやめてくれるかな。分かっていてもなかなかやめられないんですよね。これは昨年、別のブログに書いた記事ですが、幸い彼はその後禁煙できたようです。禁煙は誰でも何度でもできます。大事なのはそれを維持し持続すること、そのためにはタバコの真実を知ることが大切だと思います。
2006年03月28日
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これを見ている人でタバコを吸っている人は、一番最初にタバコを吸った日を覚えていますか?私は中学2年の夏休みだったと思います。そのころは周りにタバコを吸う大人の人が結構いましたし、部屋のテーブルにタバコが置きっぱなしになっていました。ほんと、最初は興味本位ですよね。別に不良になりたいとか、かっこいいとか、そんなことは後から付けた理屈です。ある報告では、現在タバコを吸っている人の90%以上は20才になるまでに喫煙を開始しているといわれています。「タバコは二十歳になってから」なんてよく言いますが、よく考えてみればあんな体に悪い物を分別の付くいい大人が吸うわけないですよね。大人になって吸っているのは子供の頃吸い始めて、やめたくてもやめれなくなった人達な分けです。去年ある呼吸器科のお医者さんに聞いたんですが、そこにはタバコをやめられなくなった未成年の人達が良く来るそうです。その人達にアンケートをとったら、高校生でタバコを吸っている人の中で、小学生のうちに吸い始めた人が25%、中学生のうちに吸い始めた人が50%あったそうです。つまり高校入学までに約8割の人がタバコを始めてるって言うんですね。さらにその先生は、低年齢から喫煙することの恐ろしさを詳しく教えてくれました。喫煙する人が肺ガンになる危険性は吸わない人の約2倍だそうです。でも14才まで、つまり中学生のうちに喫煙を開始するとその危険性は10倍以上にもなるそうです。新陳代謝も活発で、からだがどんどん大きく成長する時期にタバコによって傷つけられた遺伝子は何十年か後に癌という形で現れるんですね。未成年者の喫煙は結局は大人である私たちの責任なんです。その子達はあと何年かして、結婚し、親になります。両親がタバコを吸うと、その子供達もタバコを吸う確立が高くなります。やはりどこかでその連鎖をとめないといけないなって思います。私はボランティアで小学校などでときどきタバコについて話しをしたりしています。それは私自身がタバコを吸い始めるとなかなか止める事ができないということを良く分かっているからだと思います。
2006年03月28日
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先日、ネットを通じての友人がブログでセキが出て苦しいという書き込みをしていました。タバコを吸っているということなので、やめた方が良いと思うのですが、、、奥さんにはいつも「やめろ、やめろ」と言われているようで、言われるたびに意地になると書いていました( ̄∇ ̄;)ハッハッハでも、その気持ちよく分かります。タバコってホントにやめられないし、風邪ひいて辛くても、体調が少しくらい良くなくても吸っちゃいますよね。そこで、その友人のためにというわけでもないんですが、しばらくの間、タバコについて以前ヤフーブログで書いたことを含めて、色々書いていきたいと思います。私も昔は喫煙していました。10代で吸い始めて、20年近く一日1~2箱吸っていたと思います。その間も、禁煙を何度も(ホント年中行事のように)しましたが、またすぐに吸い始めてました。結婚して子供が生まれて、愛する家族ができたとき、本当に止めようと思いました。そしてあるとき、「何でこんなに止められないんだろう」って思ったんです。そこで、自分のためにタバコについて色々本を読んだりネットで調べたりしました。そうすると、今まで知らなかったことが分かったんです。タバコが止められない仕組みが、、、タバコの本当の姿を、一緒に考えて行きたいと思います。
2006年03月28日
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