ブログを通して知り合った、マル君17さんの紹介によって秋川漁協伊奈支部で行われたウグイ産卵床(クキ寄せ)作りに参加してきました。
まずは上流、下流に分かれ上下各三箇所ずつ作成します。
作成前の瀬です。(淵の上にある瀬肩をみて、作る場所を決めます)
まず、産卵床に適した場所を決め50cm程度川底を掘ります。
ある程度掘ったあと、掘った上流側に大きめの石を敷き詰め、更に中ぐらいの石でしっかりと目を詰めます。
その後、産卵床となる掘った場所に小さめの石を敷き詰め、産卵床となります。
最終的に、水メガネで水中を見て修正して完成。すると、水面にモヤモヤができてウグイが身を隠す隠れ家ができるのです。
石は水中の石を使わず、すべて河原の石を使います。聞いた話だと・・・魚のニオイが付いていない石がウグイが好むとの事で、結構手間がかかりました。
(周囲の川底と色が違うのは、そのためです)
参加前まで、ウグイの産卵床は自然に集まったウグイの群れを保護するために、集まった後で漁協が保護していたと思っていましたが・・・漁協の方々が苦労して作っているのを初めて知りました。
また、産卵床作成とともに川鵜避けのテグス張りもお手伝いさせて頂きました。
(川にテグスを張って鵜避けとします)
今回の出来事で、釣り場で監視員をされている方々が、実は我々の知らない所で河川清掃や釣り場環境について取り組んでいる姿を見る事ができました。(大変勉強になりました)
最後に、このような貴重をさせて頂いたマル君17さん、秋川漁協 伊奈支部の皆さん、本当にありがとうございました。