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JINSEI


そーすればあんたあたしから余計離れていく事も。
だからあの時最初で最後に自分から喧嘩売ったんや。
涙が出たんは、どついたって気が晴れんカラじゃない。
あんたがあたしじゃなくてあの女なぐさめとったから。
あたしにしとった様に。同じ声で。同じ顔で。
でもあん時耐えれたんは連れっ子がおったから。
最後まであたしの傍におってくれたから。
あたしがあんたの前で泣かんかったのは
しっかり見ときたかったからやで。
最後まで、もうあたしのもんじゃないってゆう事
しっかり頭にいれたかったからやで。
あたし、あの時まだあんたの事が好きやった。
でもあれからガマンする事覚えた。
あんた今あたしのすぐ近くにおる。
何もなかったように。昔のまま。
ちかずかんって決めたらすぐ傍におる。
傍におりたいときに一等遠くにおる。
どこまで人生うまくいかん。

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