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2012年04月05日
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カテゴリ: 日本の財政問題
財政問題を解決するためには、経済活性化が必要だ、と言う意見には全くもって賛成するのですが、そのために財政出動するべきだ、と言う意見には首をかしげる
まぁ、反対な訳です。

理由は簡単で、「大規模」な財政出動で、長期的に景気が良くなるとは思ってないからです。

政府による経済活動は基本、不生産的な投資です。
その投資で生産性が上がるとか、長期的な需要が発生するとかはないわけです。
そして、政府が公衆から資金を借入れて消費することは、その国の国債価格を下落させ、結果として市中金利を上昇させます。
そのため、財政支出を大規模にやると、市中金利を上昇させることになるため、民間の投資を抑制してしまいます。
そのため、財政出動の刺激効果と民間投資の抑制効果が相殺してしまうわけです。ですので、景気刺激効果なんてたいしたことにならない

まぁ、ココまで読んでもらえば、私がクラウディングアウトの話をしてるんだなと判ると思います。別に私独自の考えと言うわけではなく、経済学の分野では古くからある考えです。


また、財政出動は国債と言う「借金」を増やすため、将来の増税を約束するものです。1~2年の景気を考えれば財政出動は良いでしょうが、10年単位の長期で見ると、刺激効果自体は中立、政府の資金調達経費分はマイナスになると思います。

財政出動の使い方は、大幅な景気の下押し時に、行き過ぎて市場のリスクテイカーを一掃しかねないとき、衝撃緩和のために使うべきでしょう。プレイヤーが死にすぎると、長期の経済成長にはマイナスです。
要は経済の振幅を小さくするために使うべきです。バブルを発生させてはいけないと言うのと同じ理屈です。

巷では、「需給ギャップを埋めてデフレさえ脱却すれば全て上手くいく」
的な意見を良く見るのですが、これはどう考えても無理のある話です。
デフレを止めるだけなら財政政策がベストですが、財政危機に瀕している日本でこれ以上バラマキをやったら、国債が暴落して破滅的な事態をまねきかねません

暴落と言わないまでも、1~2%の金利上昇で結構酷い「歪み」が発生します。
なんせ1000兆円からの公債残高です。
普通国債だけでも、残高636兆円、平均残存期間6.8年
ざっくりした計算ですが、1%の金利上昇で、約38兆円程度の評価損が発生します。
この「マイナス資産効果」を跳ね除けて、経済成長できると思う根拠が、私には全く判らないのです。


需給ギャップを埋めることは経済運営の唯一の問題でもなく、最優先の問題でもありません。
需給ギャップが埋まるまで、生産性を引き上げるのが、唯一の解決策でしょう。

経済問題に特効薬はなく、地道にやるしかないのです。
私が政府に期待するのは、「国債を暴落させるな」と言うものです。
国債が暴落したら、文字通り焼け野原になってしまいます。





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最終更新日  2012年04月05日 12時15分24秒
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