★ ある日突然…弁膜症と言われて


『大動脈弁膜症』

パパに言い渡された病気の名前です。
私たち家族に襲い掛かってきた思いもよらないこの病気についてお話しましょう。
家族の絆が強くなるようなきがするそんな出来事です

それは…ある日の夕方のこと『目がおかしい』といい、珍しく自分から近所の眼科へ行きました。
『これは眼科ではなく、耳鼻科の領域だから』そういって、昭和大学横浜市北部病院を紹介されました。

初めていく病院で、たぶん入院が余儀なくされるので準備はしていったほうがいいとのことでした。
春まだ遠い…2月の出来事でした。

眼科医のいわれてとおりに即入院となりました。
そのときの病名は『顔面神経麻痺』
パパの病気はストレスも関係していました。
幸いにも、この顔面神経麻痺は10日の入院で退院することができました。

入院中は見ることもつらいようなパパの顔。
ドリンクを飲むことができない。笑っても不自然な顔。どうしてパパがこんな病気になってしまうのだろうか…帰りの車の中で悔しさのあまりに涙があふれてきました。

それでも、病気に対して気持ちを強く持って欲しいからあえてそのことには触れずに、普通に接することに専念しました。
10日での退院は、家族もビックリしました。
退院後は、指圧の先生にリハビリをしていただいて、誰一人にも気がつかれることなく現在に至っています。

でも私たち家族を脅かしたのは、その後に行われた検査でした。
退院後、初めて行った再診で「顔面神経麻痺のほうは問題なく回復していますが、心臓のほうが少し気になるので検査を行います」とのこと。
え?
心臓…って。

考えもしない出来事でした。
心臓って何?

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