薬剤師・諸行無常

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2021.10.12
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カテゴリ: メンタルヘルス
「一番悲しくてつらい時期になんであんな忙しくいろんな手配をしなきゃいけないんだろうか」

それは悲しみがあふれてきて押しつぶされそうになるのを、忙しくしてやり過ごすためです。
大事なひとを失った悲しみはそのひとでしか癒せません。
けれどももうそのひとには会えない・連絡もできない、そんな状況では「セレモニー」を成就することに心を砕くことで悲しみが昇華するのがよい、昔の人はそういう考えに至ったんでしょうね。

「あのひとはいま悲しみのどん底にいるから」と周囲が気を配って腫れ物を触るみたいに「いまはゆっくり休んでね」と対応をしてしまうと、それこそ気持ちは沈み切ったまま再起の機会を得られなくなってしまいます。

これとおなじことがまわりで起きていませんか?

失恋や仕事でのトラブル
愛するペットを失った
災害被害に巻き込まれた


きっちり粛々と、後始末に精を出すべきです。

思い出の品を処分する、法的手段を進める、周囲とのコミュニケーションを密にする

悶々としながら横たわって時間がただ過ぎさっていくことは避けて行動しましょう。
それが一番の方法です。

私の仕事では、がんの手術が決まったかたがあれこれ悩んでいるシーンによく遭遇します。

「人工肛門になる」
「わきのリンパをとるので腕が上がらなくなるかもしれない」
「ほかの臓器に転移しているので大手術の後も放射線治療に進むかも」

オペまでそれをずっと気に病んでいたら別の病気になりそうな、ゆううつな想像しかできない未来です。
お医者さんに頼んで睡眠薬や精神安定剤を出してもらったらどうか、とアドバイスされることがあるかもしれませんが、大病という苦難に立ち向かう力を薬で削ぐのはいかがなものかと思います。
私はそういうひとに「まな板のうえの鯉なんだからあとは待つだけですよ。手術までじっとしていないでいまできることをどんどん進めましょうね。忙しい日々にしてください」と答えています。






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最終更新日  2021.10.12 18:28:31
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