シトロエン

xantia

ハイドロニューマチック

この車には金属のバネがついていない。写真中央右側にあるこのグリーンの球がこの車のサスペンションを担っています。
鉄製のこの球は「スフィア」または「アキュムレータ」と呼ばれ、中には窒素ガスと特殊なオイルが膜で仕切られて詰まっている。中のガスがバネとなっているわけですね。
オイルはLHMオイルといわれ、これまた緑色でこの車のパワステやブレーキなどの油圧に使われています。
スフィアはタイヤのサスストラットのシリンダと油圧パイプで繋がれ、タイヤの動きが油圧を通してスフィアに伝わってバネの働きをします。
うちの車(95年式Xantia SX)の場合、スフィアは各タイヤに1個づつ、それとメインアキュムレータ1個、アンチシンク用1個の計6個ついているようです。

このハイドロニューマチックと呼ばれるこのサスペンションシステムがXantiaの独特の乗り心地を生み出しています。
一度乗ったらもうやめられない(?)

(下側の縦線の入った箱はヒューズボックス、スフィアの左側の四角い箱はLHMオイルのリザーバタンク)

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