中華圏うぬうぬ歩き

中華圏うぬうぬ歩き

5日目、海鮮踊り食い


 朝ご飯セットは全部で5種類。わたしはその中から「マカオ式朝ご飯セット」と注文する。数分で私の目の前には、おいしそうなポークチョップバーガーが運ばれてきた。

2003夏おうむんちゃちゃんてんこれで20HK$なり~。

 この日は8月15日、そう日本で言うところの「終戦記念日」である。テレビでは日本軍の悪行と、この日香港も解放されたことをニュースで放送していた。なんとなく居心地が悪く、私が日本人だってばれなきゃいいなとまで思った。

 今日は昨日閉まっていた芸術館に行く予定。その前にペニンシュラブティックへマンゴープリンを買いに行った。
 今年ペニンシュラホテルは創業75周年とかで、ペニンシュラブィテックでの買い物が75%で買える(つまり25%オフね)のだ。15HK$でマンゴープリンを手に入れ、すぐ私の宿泊しているホテルの冷蔵庫へ。
そして昨日の無念を晴らすために、芸術館へ行く。この日は無事入館を果たし、じゃあ上階から攻めねばとエスカレーターで上がる。
 今となってはどんな展示物があったのかはまったく覚えていない。印象的だったのは、ここは見事なハーバービューで、長いすに腰を下ろし、ビクトリアハーバーをうっとり眺めることができるのだ。でも、この日の私はいすにでも座ろうものなら、すぐさま睡魔が襲ってくるのである。連日4時間睡眠で、この暑い香港をほっつきまわるのだから、つい気を抜くと眠気に包まれるのも当然だ。
 ハーバーに酔いしれるのをあきらめ、館内をせっせと芸術鑑賞に歩き回るが、どうも私の思い描いていたものと違うんだなあ。

2003夏芸術館一度は行ってみてもよい。二度は行かなくてよい。

 最後にミュージアムショップで香港のバス停をモチーフにしたバッジを購入し、お昼ご飯へ向かう。お昼ごはん場所は、先日早く行き過ぎたため後回しにした「九記」である。フェリーで中環に上陸。まだ、12:30には早かったので、キャットストリートなどを散策する。

2003夏キャットストリートまるで廣生堂のポスターみたい。キュート!

 そしてたまたま入った「G.D.O」でものすごいプリチーなバッグを発見!でも値段がプリチーではなかったんである。悩みに悩んだ末、断念したのだが、今思えば買って置けばよかったなあと。やはり物も一期一会ですね。

2003夏プリチーなバッグ今見ても超かわいい。メジャー買ってきて作れんかな?

 さあ、5分前だ。九記にはすでに5、6人並んでいた。私も負けじと並び、待つこと10分。5分遅れで開店!うぬうぬと入店し、なんと一番乗りで注文!もちろん麺が運ばれてくるのも一番。8月15日の「九記」記念の一食目をわたしが食すのだ。店側にとってはどうでもいいことだろうが、私にとっては、すごいことなのである。と心の中で大騒ぎをしながらたべた牛バラ麺はあいかわらずのおいしさであった。

2003夏あうなむみんスープだって一滴も残さず飲み干しました。

 勝利に酔いしれる(何の?)私は気分よく、マークス&スペンサーという英国系デパートへ。ここはオリジナルのお菓子がけっこうおいしくて、決して安くはないんだけれど、香港にきたらかならずパトロールしてしまうお店のうちの一つだ。
 今回はミント&バタースカッチのキャンディーを購入。(これが私には大ヒットで年末香港ではがっちり買いだめをしたのだった。)

 買ったお菓子をホテルに置きに帰って、休むまもなく今度はもんこっくの花園街へ向かう。峰によると、女人街は観光客向けで値段も高く、地元の人は花園街で買うのだそうだ。聞いたからにはパトロールしなくてはいけないのである。でも私は所詮観光客。地元客むけの品々は私の琴線には触れないのであった。やはり女人街のいんちきくささが私は好きなのだ。

 早々に花園街を去り、スーパーの惠康へ。ここの乳製品売り場で腰砕けの商品を発見!その名も「博多バター」!

2003夏博多バター

 私は混乱していた。博多がバターの特産地だとは聞いたことがない・・・。でも商品名に堂々と明記するくらいだ。日本では乳製品=北海道のイメージだが、ここ香港ではバターの代名詞は「博多」なのかもしれない・・・。そう考えながら、パッケージをひっくり返してみると、「原産国 オーストラリア」!・・・私は思わず腰が砕けそうになった。でらためもいいところである。こんなでたらめがまかり通る香港が好きなのだ。

 もんこっくからネイザンロードを南下していると「公和」の看板が目に飛び込んできた。「公和」は豆腐花で有名な豆腐のお店。九龍城が本店なのだが、最近増殖しているのか、あちこちで店舗を見るぞ。今日はまだ甘いものを食べていないぞと佐敦店にうぬうぬと入る。メニューを見たら「芒果豆腐花」の文字が!やはりここは一日一マンゴーを遂行せねばと注文した。・・・がマンゴーがおいしくないのだ。今まで香港で食べたマンゴーの中で最悪であった。やはり餅は餅屋というが、大人しく豆腐花だけのをたのんでおけばよかったと少し後悔しながら、「公和」をあとにした。

2003夏豆腐花マンゴー見た目はおいしそうなんだけどね。

 そろそろTさんと西貢に晩飯を食べに行く待ち合わせの時間である。ホテルのロビーで集合し、地下鉄で彩虹まで行って、そこからバスに乗り換えるのだ。ちなみにもんこっくからミニバス一本でも行けます。
 道中、Tさんの泊まっているホテルのことや仕事のこと、猫のこと(Tさんも以前飼っていたらしい)などを話しているうちに西貢到着。私自身はここは2回目の訪問で、でも一人だったため海鮮はあきらめて、満記の甜品だけを食べて帰ったのだ。でも今日は二人だから、憧れのチーズロブスターだって大丈夫。
 オーダーの仕方は、生簀から食材を選んで、調理法を決めるやり方。「ろんはー」やら「らいりうはー」やら「ちーしー」など知っている広東語を駆使して、注文したら、あとはテーブルで待つばかりである。

 まずはビールで乾杯。なんてったって暑いので、ビールのおいしいことといったら!そしてほどなく「らいりうはー(しゃこ)のにんにくチップ揚げ」が登場!拍手で迎える私たち。これがまあおいしいことといったら!そしてビールに合う!二人とも手をギトギトにしながら、「うまいよー」と叫びながら食べる。

2003夏西貢全記らいりうはーうまい!の一言に尽きます。

 次に来たのは憧れの「芝士牛油龍蝦(ロブスターのチーズバターソースがけ)」である。このメニューで有名なのは、尖沙咀の竹園であるが、なにやらお高いらしい。でもここなら私のような庶民でも大丈夫。

2003夏西貢全記ちーしーんがうやう龍蝦中華っていうよりはおフランス料理ぽい?

 体のためにもブロッコリーを頼み、〆て432HK$。一人当たり約3,000円ほどですよ。大満足でバス→地下鉄で尖沙咀へ戻る。大満足なはずなのに、ついつい海防道の許留山でスイカタピオカを食す。ああ、おいしい~。香港最後の夜にふさわしい食事であった。

2003夏許留山スイカタピオカ申しわけ程度にツバメの巣がトッピング。これで美しくなるはず?






















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