車購入失敗談 その2

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ちょっと話が長くなるので、「ここで学んだこと」を先に書きます。
ここで学んだこと。
車のセールスマン(特に中古車のセールスマン)は信用してはいけない。

AS IS. No warranty (現状渡し。保証無し。)の車は素人が買ってはいけない。
購入後故障しても何もやってくれない。

ディーラーを選んで車を買わないと、変なディーラーは変な商売しかしないので、「ダマされるほうが悪いんだ」という対応になる。

中古車価格の相場をしっかり調べて行かないと、ぼったくられる。

ちょっと無理してでも新車を買ったほうがいい。

中古車屋で「うちの車は全部点検してから売ってる」とか言われても、点検=修理ではないので注意。  点検して何かが故障していることが判ってても、修理しないでそのまま売ったほうが、ディーラーは儲かる。(修理費用が稼げる。)

相場よりも安い車は故障を隠している可能性があるので要注意。 (僕はまさにその手にひっかかりました)

日本人はナメられている。
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エスクードの故障をきっかけに、インターネットでの中古車探しが始まります。
http://www.cars.com
価格をキーにして探すと、VWジェッタやらゴルフは割りとタマがある。「お、このジェッタ$9980。年式も新しいし(96年式)、いいんじゃない?」というわけでヒストリーのチェック。ディーラーも家から近いところにあったので、すぐに現物のチェックに出かける。
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VWのディーラーについて現物を確認。  外観はきれい。  でもメーカーワランティ(保証)が無い。壊れるかな。
アメリカ人の話では 走行距離6万マイル(10万km)ぐらいなら「全然OK。 俺の車なんか10万マイル(16万km)走ってるけど、トラブル無いよ。」 とのことだったので、「ホントかよ。日本じゃ5万km過ぎたら下取り価格がガクっと下がるよ。」と思いつつもとりあえず試乗してみる。 セールスマンは若い早口の男で、やたら「これはいい車だ。」と 「今日中にあと2台売らないと俺のボスがクビになっちまうんだ。助けてくれ。」 を連発する。
「そんなこと俺に関係無いよ」と思いつつ車のチェックをする。
オイルとかは漏れてなさそう。エンジン音も静か。内装は前のオーナーがタバコをすっていたらしく、ちょっとヤニくさい。これは消臭剤でなんとかなるだろう。
ATのショックとかもないし、ブレーキも効く。まあ大丈夫かなあ。チェックエンジンのランプが点灯してるけど、直してくれるよね。きっと。
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さて、価格交渉です。
日本の中古車屋さんと違って、車に値段が書いてない場合がほとんどなので、その場での交渉となる。今回のようにインターネットに載せている場合は別として、ぼったくられるケースも少なくない。
「これ、いくら?」

「いくらなら買う?」

「え? うーん。8000ドルぐらい?(インターネットで$9980と出てるのを知ってるけど、一応値切ってみる)」

「なに言ってんだよ。これは すごくいい車なんだよ。  どう安くしても14000ドルだよ。」

お、 いきなりボッタくりです。 すごいなー。 4000ドルも上乗せしてるじゃん。

「それじゃ買えない。」(はっきり言って こんなウソつきから買いたくない

「ちょっと待って、 ボスに聞いて来るから。
戻って来て「OK 12000ドルでいいよ、今日はあと2台売らないとならないからね。」

「え、ちがうでしょ!」 (まだ2000ドルも上乗せしてる)
インターネットで価格が出ていたことを言う。(もう腹立ってる)

「ちょっと待ってて。 ボスに聞いて来るから

「聞かなくてもいいよそんなの。$9980かそれ以下じゃないと買わない。」

戻ってくる。「ごめんごめん。インターネットセールスから連絡が来てなかったんだ。9980でいいよ。 じゃ書類作ろうか。」 (おいおい、気が早いねーっ。)
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条件を確認したかったので、「オイル交換ぐらいしてくれる?」と聞くと
「いや、交換したいなら自費になるよ。」という答え。

なんでそんなに強気なんだ。「じゃ点検は?」

「うちの車は全部買い取りしてから店頭に並べる前にバッチリ点検してるから大丈夫だよ。」

「あ、そう。」確かにエンジンルームとかは綺麗だったから、いいかな。

「下取りがあるんだけど」

「どれ?」

「あそこに止まってるサイドキック(エスクード)」

「ちょっとキー貸して。チェックするから」

「はい、これ。」(やばいなー。 ウインカー 動かされたらどうしよう。 リアワイパーも動かない。 バンパーも取れかけてる し、バレたら下取り下がるかなー。) ちょっとビクつきながら待つ。
何をチェックするのか見てたら、 走行距離を確認しただけ。 拍子抜け。

「3000ドルで買うよ。」

「え、6000ドルぐらいになるはずだけど?そんなに走ってないし。」
(インターネットで下取りの相場を調べて行ったら$8000ぐらいだった。それからリアハッチとかウィンカーとかバンパーの修理代を引いて$6000を狙ってた。)

「お前の車に6000ドルは出せないよ。だいたい、ジェッタが$9980っていう
のはスペシャルプライスだよ。何考えてんだよ。」
(てめー。客に向かってその言い方はないだろ。)

「だって、インターネットに広告出してるって事はスペシャルでもなんでもないでしょ。」

「とにかく、車の値段は$9980で、下取りが$3000ドル。書類作るよ。」

「ちょっと待って、車いらないから帰る。キー返してくれ。」
こりゃヤバい店だな、と今頃気付く。(注:この店はVWの正規ディーラーです。)
でもキーを返してくれない。

やたらデカい声 で威圧するように「何しにきたんだ。車買いに来たんだろ? いい車だと思わない? それにいい値段だし、下取りだっていい。それに、俺は今日中にあと2台売らないと ボスがクビになるんだ。  どんな条件でも飲むからさーっ。」

こっちの条件、全然飲んでないじゃん。  それにボスがクビになるってウソでしょ。どうせ。)「そんな車いらないからキー返してくれ。」

「ちょっと待って、 ボスに相談してくるから。 」 (いいよ、相談しなくても。)

戻ってきて「OK、俺のボスのコネクションのおかげで下取り価格が4000ドルになったよ。」

「いや、6000ドル。じゃなきゃいらない。 キー返してくれ」
返してくれない。

「さっきどんな条件でも飲むって言ったでしょ。」

「$9980がスペシャルなんだよ。本当ならもっと高く売りたいんだ。これ以上の値引きは無理。」
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うーん。 ウィンカーレバーから が出ちまうような車だからなー。それにリアハッチへこんでて ワイパー動かない し、実はリアバンパーもはずれちまったのを 無理やりインシュロックで固定 してる状態だし、下取り4000ドルで良しとするか。車(ジェッタ)そのものはまあまあのコンディションだと思うし、中古車市場での相場は確かに12000~13000ドルだもんな…。
結局、車体価格$9980。 下取り4000ドルでサイン。
心配なのでディーラーワランティ(1年で$1000)を買った
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ところが、チェックエンジンのランプ点灯が気になったので後日ディーラー(同じところ)に持っていくと「 オキシジェンセンサーが壊れてます。 」$200也。
CVブーツが裂けてます。
フロントのアルミホイールも交換要。
リアのドラムブレーキが壊れてますね。
そうか、そういうことなのね。道理で安いわけだ。試乗したときにはわからなかったけど、1ヶ月ぐらいしてボロが出始め、結局修理費用に総額で1500ドルぐらいかかった。
しかも、 せっかく買ったワランティーがほとんど役に立たない…。 バカヤロー(泣)
泣く子と自動車セールスマンには勝てません。


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