私…
私の血を欲しがる虫に希望通り呉れてやろうo
それで生き延びてくれるのなら幸福であるo
私は要らない愚か者o
此の世に要る者は【成功を勝ち取った勇者】のみo
唯、自分を傷つける事で生命の確信をしている私は、誰なのか…
朝、気づくと辺りは血まみれo
また腕を亡くす…
私とは違う誰かに殺られ、息を殺しながら終わりを待つo
「助けて…───」
何度いっても伝わらず、静かに息を捕るo
救いの手を差しのべてくれる神はどこ…
私はこのまま逝くのであろうか…
もっと良い人生で在りたかった…
もし、やり直す事が出来るのであれば…
皆に必要とされる空気で在りたい…
空気なら誰も拒む事はないであろう…
私はどこまで生けるのだろうか…
生きたくても生きれない者に此の命を分け与えたいo
出来る事なら…
私は生まれたくなかった…
こんなにも辛い人生は嫌だ…
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