2004/06/30
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カテゴリ: その他


大陸移動や造山運動と現在の水晶の産地を見比べていくと、
けっこう新鮮な驚きがあります。
もちろん、「水晶の産地と地質の歴史」なんて本があるわけではないので、
進化や地学関係のネットを巡り、
図書館で本を借りてきてあまり水晶とは縁がないような話をたどるわけです。

けっこうアタリだったのが、
青木書店の「地球の歴史を探る・5 ヒマラヤはなぜ高い(在田一則著)」。
ヒマラヤ山脈の歴史をたどるだけでなく、
先カンブリア紀からの大地の移り変わりもひもとき、
知りたかったヒマラヤの地理も載っていました。

「やった♪」と言いつつペラペラページをめくっていた私は、
ある一節に目を留めました。

『八〇〇〇メートル峰が九座もあり』

何と言うこともない一節ですが……好きです。
神様を「柱」で数えるように、山を「座」と数えるのかどうかについては、
寡聞にして知らないのですが、「峰」と「座」の文字にしびれました。


実は、文章は長い方が書きやすいのです。
言葉を重ね、内容を補足しながら伝えられるからです。
しかし、書きやすさに半比例して、
短い言葉の方が読む人の心に訴える力は強い。
……これが私の持論です。

もっとも、ただ短いだけでなく、言葉を選び余計な部分をそぎ落とし、
何より「説明」に逃げたくなる自分を戒めて、
そのときの自分にできうる限り研ぎ澄ました言葉……ですが。

WEBアルバムの写真のタイトルは、
そういう「言葉」を目指してつけています。(伝わっていれば良いのですが……)
なので、「言葉」そのものに惚れ込むということが往々にしてあるのです。

もしかしたらこの一節は、著者が何気なく書いた言葉かもしれません。
ですが、「峰」と「座」というたった二つの文字に、
サイエンスものでありながら、
著者のヒマラヤに対する思いとか畏敬が感じられるような気がします。







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Last updated  2004/08/16 11:34:58 PM
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スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
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