2005/10/17
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先だって東京は新宿で行われた、アート&ジェムショー「IMAGE2005」は、
私にとって、「青」にしてやられたショーでした。
それもアフガニスタンの青に。

ひとつめは、国の名を冠された、その名も アフガナイト でした。

そしてもうひとつは……

アフガン・ブルー

アフガニスタンの青水晶 です。
アップで写っておりますが、実際の大きさは3センチほど。
色は、写真よりもさらに渋めの……しかし、青。

なにぶんアフガナイトに予算を食われたので、
スケールダウンしてこの石に。
でも、小さくても形は堂々としていて、そこが気に入っています。
(反対側は割れていて結晶面はありません)

我が家には、お隣パキスタンの(地震からの復興をお祈りします)
青水晶 があるのですが、
比べてみると、こちらアフガニスタンの青は、
ベースとなる水晶が淡いスモーキーになっており、
そのために色が渋く見えているようです。

青く色づいているのは結晶の表面に近い部分で、
石の下部は青くなく、光に透かすとベースとなったスモーキーの色合いが

さらに、錐面や接合線のくぼんだ部分が、
土か鉄によって赤っぽい茶色に彩られていて
渋い青となかなか面白い対比を作り出しています。

さて、青水晶といえば、アメシストやスモーキーと違って、
水晶の中に別の鉱物が内包されることによって生まれる色です。

ブラジル産のインディコライト(青いトルマリン)入りの青水晶ですが、
アフガニスタンの青水晶は、おそら< パキスタン産青水晶 と同じ
クロシドライト(青石綿)によるものであろうと思われます。

結晶表面がややざらついているため、内包物をクリアに見ることができないのですが、
●隣国パキスタンの青水晶がクロシドライトによるもの
 (こちらは、表面にクロシドライトがついているので間違いないと思います)
●ルーペで見ても、針状の結晶が見られないこと
●同じ店にあった青水晶のいずれにも、トルマリンの結晶の付着がみられなかった
……ということから、判断しました。

海の青でもなく、青空の青でもない。
夜が空を覆う直前の、 薄暮の青
小さな石の、重みのある青。

青い石は、不思議と心を揺さぶります。









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Last updated  2005/10/17 11:18:25 PM
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これは逸品ですね!  
coron2003  さん
色も姿もなかなかです。
これはすばらしい逸品です。
ほれぼれ~~♪
どこにありました?○-ステラさんですか? (2005/10/20 05:47:21 PM)

Re:これは逸品ですね!(10/17)  
coron2003さん

ありがとうございます♪

>どこにありました?○-ステラさんですか?
アフガナイトは○-ステラさんですが、こちらは、○Aコーポレーションさんです。
ラピスを売っているところ、といえばわかるでしょうか?

もっと大きくて、色が濃いのもあったんですけど……。
でも、これもなかなかでしょ?
(2005/10/20 10:52:48 PM)

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