2006/02/07
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カテゴリ: ヨーロッパ産



フランスでスモーキーというと、アルプスはモンブランのスモーキーが有名ですが、
これは、ブルターニュ産です。

……たぶん。

歯切れが悪いのは、ラベルのせいです。
手に入れたのは2003年の池袋ショー。
おそらくフランス人であろうと思われるお店のおじさんは、
さらさらとラベルを手書きして下さいました。

家でそれを開いた私は、思わず眉間にシワ。

筆記体と言うよりも、日本の行書。あるいはダンスするミミズ。
買ったのがスモーキーなので、ラベルの頭に書いてあるのが
「Smoky Quartz」だろうと推測できるだけで、
産地の方は全く解読不能。

せっかくラベルをもらったのに、
産地がどこだか、さっぱりわかりません。
ところが、2005年の新宿ショーで、
同じお店であろうと思われるブースで、私は足を止めました。
「この文字は、ラベルと同じ」
あの、のたくり文字と同じ単語と思われました。
しかも、ちょっぴり読みやすい。


それと同じことを2005年の池袋ショーでも体験し、
残る単語が「Blitany」らしいとわかりました。
ところが、Blitanyではヒットしません。
しかたがないので「ブリタニー」で検索した結果、
やっと「Brittany」ということになったわけです。

ブルターニュでスモーキー・クォーツが出ているらしいことはわかりました。

さて、ラベルで大きくつまづいたこの水晶、
ご覧の通り、中にまっ黒なファントムが入っています。
表面がややつや消し気味なので、まっ黒なモリオンにも見えます。

ところが……この水晶をくるりとひっくり返すと(右下)、
なんとスモーキーの中に黒いファントムが入っているだけでなく、
一番外側の比較的透明感のある層、
その内側の黒い層、さらにその内側のやや白っぽい層……と、
まるで年輪ようにファントムが重なっていたのです。

この水晶は、幾度となく色を変えながら、大きくなってきたというわけです。

また、この「断面」に土が付着していたことから、
この水晶が、大きな結晶の先端が割れたものではなく、
ほとんど柱面を持たずに結晶していたこともわかってきました。

高さ2センチ、幅3センチほどの小さい水晶ですが、
いろいろな成長の歴史を秘めているようです。






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Last updated  2007/06/15 08:58:50 PM
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スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
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