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本来はイノシシ狩りの四国犬、警官ら3人かむ

 13日午前7時半頃、福岡県中間市土手ノ内1の路上で「黒い中型犬に知人がかまれた」と近くの女性から110番があった。

 同県警折尾署中間交番の男性警部補(55)が駆け付け、捕まえようとしたところ左腕をかまれた。ほかに近所の男性(63)と女性(54)が路上でふくらはぎなどをかまれ、3人とも軽傷。近くに住む塗装業男性(46)が飼っている中型犬で、午前8時半頃、男性宅で消防署員が取り押さえた。

 折尾署は、男性宅から逃げ出し相次ぎ襲ったとみて重過失傷害容疑で調べている。男性は犬について、「7歳、雄の四国犬」と説明しているという。別の男性1人がかまれたとの情報もあり、確認している。

 発表によると、男性は自宅庭にロープをわたして鎖をつなぎ、鎖の先端を犬の首輪に留めていた。同署が調べたところ、首輪と鎖をつなぐ金具が外れていた。

 四国犬は本来、イノシシ狩りなどに使われる狩猟犬だが、男性はペットとして飼っていたらしい。成犬は体高55センチ~45センチ、重さ15キロ前後。

 現場は中間市役所の南約1・5キロの住宅地。近くの住民によると、この犬は、散歩中に別の犬にほえることはあったが目立ったトラブルはなかったという。

 かまれた男性は両脚のふくらはぎに包帯を巻き、痛々しい様子。散歩帰りに自宅前に首輪をつけた犬がいて、通り過ぎた直後にいきなり左脚をかまれ、首輪をつかんで振り放そうとしたら右脚もかまれた。「突然脚に痛みが走って振り向くと、すごい形相で興奮した犬がかみついていた。人に危害を加えるような犬は飼ってほしくない」と憤っていた。

(2011年5月13日14時17分 読売新聞)

「犬屋敷」の家主を逮捕 自宅に犬13頭無断で飼った疑い 東京・板橋区
2011.4.20 12:05
 自宅で紀州犬とビーグル犬計13頭を無断で飼ったとして、警視庁生活環境課と志村署は20日、化製場等に関する法律違反(無許可飼養)の疑いで、東京都板橋区坂下の職業不詳、田中寿朗容疑者(57)を逮捕した。

 同課によると、田中容疑者は「犬を繁殖させるのや猟犬が好きだった」と供述しているという。

 同課によると、田中容疑者は少なくとも平成15年ごろから自宅の敷地内で複数の犬を放し飼い。多いときは約40頭ほど飼っており、近所では有名な“犬屋敷”だった。近隣の女性が敷地から逃げた犬に襲われけがをしたこともあり、苦情が寄せられていた。

 田中容疑者は20年6月に同法違反の罪に問われ、懲役6月、執行猶予3年の判決を受けていた。同課は今年2月に同区長から告発を受け、捜査していた。

 逮捕容疑は1月25日午後1時ごろから45分間、自宅で同区長に無許可で紀州犬8頭とビーグル犬5頭の計13頭を飼ったとしている。

食用犬520匹の搬送阻止 中国愛犬家ら150万円で買い取る
2011.4.18 18:27

北京市内の高速道路で、食肉用の犬を積んだトラックを止めた動物愛護家たち=15日(共同)
 食用の犬約520匹を積んだトラックが15日、北京市内の高速道を走行中、300人以上の愛犬家らに取り囲まれ、犬の搬送を阻止された。愛犬家側は最終的に全ての犬を計11万5000元(約150万円)で買い取り、騒ぎは収まった。中国各紙が18日までに報じた。

 中国の都市部では生活水準の向上に伴って犬猫などのペット愛好者が増加している。愛犬家が寄付金などで犬を守った今回の一件は、動物愛護意識の高まりを示す実例といえそうだ。

 運転手は河南省で、1キロ当たり14元で犬を購入、吉林省長春市へ搬送中だった。犬は食肉処理場で処理され、レストランに運ばれる予定だったが、インターネット上で搬送を知った中国小動物保護協会の愛犬家らが現場に集まった。(共同)


祖母ら2人書類送検 番犬にかまれ園児死亡 福岡
2011.2.21 19:36
 福岡県那珂川町の弁護士事務所研修施設で平成21年10月、福岡市南区の保育園児高木海地ちゃん=当時(4)=が番犬にかまれ死亡した事故で、筑紫野署は21日、重過失致死の疑いで施設管理人だった祖母(57)=同市南区=を、狂犬病予防法違反の疑いで飼い主の男性弁護士(72)=同市中央区=をそれぞれ書類送検した。

 筑紫野署によると、2人とも容疑を認めており、祖母は「気付かないうちに海地ちゃんが建物の外に出ていた」と話している。施設に客がいないときは、番犬を敷地内で放し飼いにしていたという。

 祖母の送検容疑は21年10月11日午前10時半ごろ、番犬の凶暴性を予想していたにもかかわらず、鎖につなぐなどの注意義務を怠り、施設敷地内で犬に頭などをかまれた海地ちゃんを死亡させた疑い。

 男性弁護士の送検容疑は、番犬3頭に毎年受けさせなければならない狂犬病の予防注射を受けさせず、うち2頭は狂犬病予防法に基づく登録もしていなかった疑い。

福岡の飼育施設で犬38匹が死ぬ マルチーズやチワワなど、世話せずに放置か
2010.12.21 21:38
 21日午後2時ごろ、福岡県宗像市池田にある犬の飼育施設で犬が死んでいると、保健所から宗像署に通報があった。署員が駆けつけると、プレハブ平屋の犬舎や周辺のゲージ内で、シバイヌやマルチーズ、チワワなど少なくとも成犬38匹が死んでいるのが見つかった。

 宗像署によると、いずれも衰弱や飢えのため死んだとみられ、中にはミイラ化した死骸もあった。同署は世話をせずに放置していたとみて、動物愛護法違反の疑いで、施設の管理者から事情を聴く方針。

 犬舎のドアや窓には鍵がかかっていた。シバイヌ1匹だけは生きているのを確認したという。

 別の飼育施設のブリーダーが「2、3カ月前から隣の施設のブリーダーがいない。犬は大丈夫か」と保健所に通報し、発覚した。


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