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写真集『動物たちへのレクイエム』より。


この本の著者、児玉小枝さんは、とても優しい方です。
以前から、児玉さんのHPを通じてお付き合いさせていただいています。

普段、CMやペットショップで見るかわいいワン達。
ですが、その背景で処分されている動物たちの、最期の誇り高い姿と目には涙し、無表情な顔には、バカな飼い主への怒りがこみ上げてしまいます。

以下は、私が児玉さんに送らせていただいたメールより、抜粋しました。



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はじめまして、こんにちは!poohchanです★
数年前、どうぶつたちへのレクイエムを
読ませていただきました。
次から次へと涙が出てきて、私自身驚きました。
普段から、動物が大好きで、物心ついたときから、
そばにワンコがいました。
彼らの純粋無垢な瞳をみていると、
人間の汚い部分がより一層見えるような気がして、
なんとも表現しがたい気持ちになります。
今、ペットブームで、障害を持った子が生まれたり、
捨てられたり、など、
いろいろな問題がありますよね。   
私は将来、AHTになって、動物看護士の仕事をしつつ、
週に何回かは、動物のボランティアをする。
というようなことがしたいです。
虐待するのも人間。ですが、動物との絆を結び、
お互いによい伴侶になれるのも人間だと思います。

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クッキーが来て3年程ですが、
お互いにいなくてはならない存在になりました。
昔、命にかかわる病気になり、ほっておかれていたのにもかかわらず
生き抜いたのは、きっと私達に会うためなんだと思っています。
うぬぼれているのかもしれませんが、
見えない糸で結ばれ、出会うために
今という時代に、同じ時間に生きているのでは…と考えてしまいます。

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「一人の意識が変われば、ひとつの命が救われることにつながります。」
という、児玉さんのお言葉。まさにその通りだと思います。
命の重さと尊さを唱えていくことで、
より内容の濃い思いが広がっていくと思います。

動物達は言葉を持たないが為に、
人間の勝手で命を奪われたり、酷い目にあったりしています。。。
それでも私達を見つめる瞳は、とても澄んでいて、
希望と、優しさにあふれているように私には見えます。

初めから私達を憎んでいる動物はいないと思います。
人間社会で生きていくうちに、人間の醜さや、
汚い部分が彼らを染めていっているのではないのでしょうか。
その結果、彼らは牙をむいたり、吠えたり。。。
言葉をもたない以上、私達は彼らの気持ちを察しなければならなでしょう。

話がとびますが、ワンコにしても、
擬人化して育ててしまってはワンコとしての生き方に反してしまいます。
ちゃんとしつけをし、人間との主従関係を明らかにすることで、
ワンコは安心して生きることができます。
ワンコの生態を理解することで、ワンコと人間、
お互いにとってこれほどないパートナーになれ、
尊重しあって生きていけるのではないでしょうか。

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