レビンっこの駆け出し日記

レビンっこの駆け出し日記

episode.0 ぷろろーぐ





就職を真剣に考えたのは大学3年の誕生日だった。
それまでは、大学院は行きたくない、
でもフリーターはイヤ程度にしか思ってなかった。


その日、大学の生協で合同企業説明会があり、
3年振りにスーツを着て行った。
企業の人事がすごくカッコ良く見えた。
おれが毎日適当に遊んで適当に大学行ってる間も、
この人たちは真剣に日々を過ごしているんだ、って思った。


そして、春まで就活頑張ればおれもこの人たちみたいに
なれるかもしれない、せっかく国立大学行ってるんだから
自分次第で未来を切り開けるんじゃないか、って思った。


その日のうちにリクナビに登録して、
スケジュール帳とエントリーシートの対策本を買って、
美容院へ行って髪を切った。


生活リズムも自然に朝型に変わった。
車で街中を走ってても、企業の看板が気になるようになった。
でも当然不安はものすごく大きくて、毎日気分は
上がったり下がったりしていた。


そして、実際に就活を始めた2005年2月2日、
早くも最大の思い出となる企業と出会った。


~つづく~


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