水道水はどうなっているの?


これは、一昔前まで言われてきた「日本の水道水は安全でおいしい」という常識に疑問の声が見られ始めたことも一因といえるでしょう。
私たちが日頃口にしてきた水道水に、一体どのような変化が起こっているのでしょう。

 昔環境汚染もない頃の日本では、井戸水や水道水も、おいしい、いわば生きた水でした。自然は天然の浄化作用で、ミネラルや酸素を多く含むきれいな水を作り出すことが出来たからです。しかし、昨今、農薬や産業廃棄物、生活排水といったさまざまな汚染源が増え、自然の浄化作用の能力だけでは間に合わなくなってきてしまいました。そこで浄水場では、活性炭の量を増やしたり、塩素処理で塩素を増やしたりして強制的に水を消毒しています。しかし、この過程で行われる強い塩素処理の問題点が、最近取り沙汰されるようになってきました。そもそも塩素処理とは、河川の水を処理して水道水にするときに、塩素ガスを吹き込んで有機物などを取り除く処理のこと。水道水をきれいにする為の処理なのですが、反面、かなりの発ガン性物質ができてしまうことが判ってきたのです。
特にひどい汚染の原水を処理した場合は、約15種類の発ガン性物質が含まれているとまでいわれています。このような危険をはらんだ強い塩素処理であっても浄水場では、赤痢チフスなどが心配なため、消毒用として使わなくてはならないないのが現状なのです。



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