Washiroh その日その日

2012.01.06
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カテゴリ: 鑑賞全般


 森本毅郎、小沢遼子、遠藤泰子たち3人のラジオ鼎談を聞いていると、ことしはごちゃごちゃしないで自らに直面しながら積極的に生きてやろう、という点で一致。なんとなくよく分かる話だ。

 映画『夢十話』を見始めたが、市川昆監督による第2話以外、あまりにつまらない。
 第4話まで見てやめた。

 ことし最初に読了した本は 高三啓輔著『字幕の名工』(白水社) だった。
 去年の暮れに読み始めたけれど年明けに持ち越して読み終えた。
 フランス映画の字幕で知られる姫田余四郎の半生をたどった評伝で、ま、映画好きにとってはべらぼうにおもしろい内容。
 名画『天井桟敷の人々』に章を割いていることもうれしい本であった。

川村湊著『原発と原爆 』を読んだ。
 副題に「『核』と戦後精神史」とある。
 去年、原発がらみの本を読みあさっていた勢いに乗って図書館で借り出し、おとといぐらいから読み始めた本だ。

 いきなりゴジラの解説から入る原発批判には戸惑ったが、考えてみればこの本、文芸批評家による反核論評という内容なのであった。
 ゴジラ映画が日本の戦後史と反核主張を結ぶ架け橋になるのはうなずけるが、ぼくには「果たしてそれが文芸批判上の反核論評の方法か、それだけが最善手なのか」という感覚がつき

まとった。

 ただ、終盤に設けられた「原発ジプシーという生け贄」の章は読み応えがある。
堀江邦夫著『原発ジプシー』 (現代書館 増補改訂版 2011/5/25)や、 森江信著『原子炉被曝日記』 (技術と人間 1979.01)からの文章を引きながらの訴えは説得力を持ち、ここが本書のかなめと思われた。

 「おぞましいまでの労働者間の『階級差』」によって被曝を余儀なくされる「労働者の『被曝』を甘受してまで、原子力発電をしなければならないという必然性があるかどうかの問題だ」と追究する著者の激烈な指弾は読んでおいてよかった。



 正月3が日のなごりでまだ青ぞらがきれいだ。

 夕食にほっけの開きを焼いた。
 大根おろしに醤油をちらりとたらし、箸に挟んだほっけをつけて食べる、じつにうまい。

 食後に映画『シカゴ』を見始めた。
 が、半分までもいかないところでやにわの腹痛。映画を見るのはかみさんに任せ、さっさと横になることにした。





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最終更新日  2012.01.08 01:16:01 コメントを書く
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