・語学学校での1年 1

・語学学校での1年 1


年が明け、語学学校に通い始めた。
やはり最初はPlacement TestとInterview。
私をInterviewした先生は、私よりちょっと年上の、私が先月までいた
大学のESLで教えた経験があった男性だった。固いInterviewではなく、
談笑し、クラスが決まった。

余談Part1のMちゃんも同じ学校だった。怒りにまかせたのか、「自分
だって彼と散々遊んでるくせに!」ってなことも言われた私だっので
彼女よりクラスが上だったのは多少なりともうれしかった。

1ターム目。クラスメートには日本人以外は中国人・韓国人・ドイツ人
がいた。先生は私をInterviewした男性だった。中身は・・・正直言って
私には少々難しかった。先生と相談したが、「易しいクラスに入るより、
多少難しいクラスにいた方が自分のためになる」とのアドバイスを受け、
悩みつつそのクラスに残った。
先生にもよるだろうが、宿題の量はハンパじゃなかった・・・。
一週おきのQuizにも悩まされた。語学学校だしー、と甘くみていた私が
大バカ者だった。
大学とは逆で、クラスは朝9時からお昼過ぎまでだった。ランチを食べ
コンドに戻り、宿題。要領の悪い私は夕方になっても終わらないことが
多かった。夕食を作り、食べて宿題の続き。やっと終わって復習。夜9時
にはなる。
クラスについていくため、こういう生活をしなくてはいけなかった。
正規留学した人から見たら「ふふん」ってカンジだろうが、語学学校で
ここまでするとは思っていなかった。

私がかなりあせっているように見えたのだろうか。ある日、先生が声を
かけてきた。
「宿題を完璧にやってくることを望んでるわけじゃない。わからないなら
わからないで、聞いてくれればいいだけだよ」。

私は完璧にやらないと気がすまない方だし、クラスに遅れるのが嫌だったが
先生のこの言葉で多少楽になった。クラスの後、友達のコンドで話し、
勉強は1日3時間程度、という日も増えた。

一週間のサイクルとしては、月曜から金曜まで休憩取りつつ勉強。
金曜はいつもより多い宿題が出るので、夜中までかかっても終わらせる。
終わらないこともままあったが。そして土日は友人や彼と海や買い物へ。

ここで仲良くなったのが、同じクラスで、日本人のダンナさんが出張がちな
Tちゃん。その幼なじみで一番上のクラスにいた同じく主婦のYちゃん。
今でも付き合いのあるHくん。友達が友達をよんでくれた。初めての語学学校
のような雰囲気は全く無く、クラスメートはもちろん、校内のアクティビティ
で他のクラスの生徒ともよく話すようになった。
二ヶ月はあっという間に過ぎたが、テキストはあまり進んでいない。
正直言ってもったいない!私はこの学校でやっていこうと決めた。

2ターム目。 やっぱり一番上のクラスにはあがれなかったなー、と思っていた私。
そりゃそーだ。一番上のクラスには、帰国子女のIちゃんや、大学に行き
ながら、たまーに通ってくるYouknowがいたりしたのである。(このヒトは
語尾に必ずYou know?を付けるのでこう呼ばれるようになった)。
そのYouknowにキレたIちゃん、しまいには、「I don’t know!!」と言った
そーだ(笑)。
クラスは国際色豊かになった。アジアからの学生だけではなく、スイス、
ブラジルからの生徒も入ってきた。今回が生徒数が一番多かっただろう。
15人はいただろーか。

ここまで書いて、やっぱりハワイは日本人とつるむしかないのね・・・
と思われたかもしれないが、別に避ける必要はない。
ロコと話す機会はあちこちにころがっている。そのチャンスを自分で
見つければいいだけ。
私がやっていたささやかな努力はPart2で。



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