自宅で飲むワインとスコッチ

自宅で飲むワインとスコッチ

2.生産国、地域について

2.生産国、地域について
地域によって、大体のワインの相場みたいなものがあります。
これを知っておくと、ワイン選びの時に便利です。

ですが、デイリーワインを選ぶ場合、それほどこだわる必要はない項目でもあります。
ざっくり、大まかに紹介しますが、下の「まとめ」の項目から読んで頂いてもいいと思います。
既に ワインの好みがハッキリしている方 は、この項目も重要になってきます。その日の気分に合わせて選びましょう。


A.フランス・超有名産地(ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュ)

デイリークラスでも、1,300円~2,000円程度するのが普通です。
特に シャンパーニュ は、2,000円以下で750mlサイズはまず見つかりませんので、デイリーの候補からは外しましょう。 記念日用の地域です。

生産者がひしめき合っているので、1,000円以下でもある程度ワインは揃います。が、この価格帯で美味しいワインを見つけるのは難しいと思います。
細かい理由は省きますが、超有名産地でワイン造りをするには、他の地域と比べてお金が掛かる事と、超有名産地ゆえに全てのワインが他の地域のワインよりも人気分のプレミア価格がついているからだと考えてください。

外れた場合、ボルドーは「そっけない、苦い、水っぽい」、ブルゴーニュは「うすっぺらく、酸っぱい」事が多いです。決して「不味い」わけではないのですが・・・。
しかしうまく当たれば、非常に気品のある味わいというか、高級ワインの雰囲気を味わう事ができます。他の産地にはなかなか真似の出来ない味です。

デイリーワインを選ぶ場合は、 ハイリスク・ハイリターンな地域 ですね。

私の場合この地域のワインは、 信用できる(←重要) ショップの宣伝文句が ものすごく自信たっぷり に書かれている 無名の生産者 のものならば買ってしまいます。

・・・なぜ無名の生産者なのか?
項目3.で詳しくお話します。


B.フランス・ある程度有名な産地(コート・デュ・ローヌ、ロワール)

この地域では、1,000円ぐらいから良いワインが探せます。品質も結構安定していて、各ショップお勧めのワインであれば、 外れることは少ない でしょう。

当たった場合、ローヌだと、節度があり、非常にボリューム感があって、果実味をたっぷり味わえるワインに。ロワールだと、スッキリとしていて繊細なバランス感のある、なめらかな舌ざわりのワインが味わえます。


C.ドイツ

ドイツはワインの産出量はイタリアやフランスに比べて少ないですが、地域としては完全に別扱いです。
価格は、700円ぐらいからデイリーで飲むのにピッタリなワインが揃います。
殆どが白ワインで、味わいはとても軽く、甘酸っぱく、クセがなく飲みやすいです。あくまでデイリークラスの場合ですが、当たり外れも少なく、殆ど同系統の味わいです。

あと、変わっているのが、ドイツワインは 高級なものほど甘くなります
ですので、デイリーワインとしてちょうどいいクラスは、1,000円前後のものがお勧めです。

アルコール分も、通常のワインの12%前後より少なく、8~10%前後です。グイグイいけちゃいます。

ワインを飲みなれない方や、甘いカクテルが好きな方にも美味しく頂けるでしょう。
微発泡のワインが多く、暑い日によく冷やして飲むとリラックスできます。


D.その他のヨーロッパの産地(フランスその他地域、イタリア、スペインなど)

かなり乱暴な区分けですが、1,000円を切る価格でも納得のいく味わいのワインが見つかります。
この地域の生産者は、超有名な旨安ワインの生産者か、まったく聞いたこともない名前のどちらかです。
この地域のものも、旨安ワイン生産者のものか、ショップ推薦のワインであれば、 かなり安定して美味しい です。
また、この地域の場合、 2,000円クラスでも信じられないほど美味しいワイン が多くあります。デイリークラスの上限として、 最もお金の出しがいのある地域 だと言えるでしょう。

味わいは、ボリューム感と果実味があり、樽香も押さえ気味、舌先に感じる甘味は控えめのものが多いです。素晴らしいものに当たった場合、複雑で、申し分ないバランスの上、さらに洗練された気品さえ感じられます。


E.いわゆるニューワールド(カリフォルニア、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、アルゼンチン、南アフリカなど)

これも乱暴な区分けですが、この地域内で カリフォルニア、ニュージーランド以外 ならば、1,000円を切るものでも美味しいワインが多く見つかります。カリフォルニアやニュージーランドで1,000円は厳しいかもしれません。
ワイン名=品種名で 味わいの予想がしやすく、当たり外れも殆どありません。

前述のヨーロッパのワインと比べ、どちらかというと味わいが単純明快で、派手なものが多いです。
ニューワールドのデイリーワインは、もったいぶった感じは全くしません。 とても親しみやすい味わい です。
”派手”というのは、舌先に感じる甘味や、バニラのような樽香が強めに出ます。これも解りやすさに貢献しています。基本的に、辛口のワインでも甘味を感じます。
キーワードは、 ”甘く、果実味たっぷり、ジューシー” といった感じです。

また、中でもカリフォルニアとオーストラリアの場合は、 デイリークラスの上限 として 非常にお金の出しがいがある 地域です。2,000円クラスで素晴らしいものに出会えます。




まとめ

長々と書いてきましたが、要点のみをまとめてしまうと、こうです。

・予算1,000円以下で探すなら、CDEの地域で。 (カリフォルニア、ニュージーランド除く)
・予算1,000円~1,500円あたりで探すなら、BDEの地域で。
・予算1,500円~2,000円あたりで探すなら、ABDEの地域で。
(Aからは無名生産者を選ぶ)

ここまで簡単にまとめてしまうと、 ミもフタもありません が、 大体こんな感じで合ってます。 DEの地域はとても優良なデイリーワインの産地だという事が解っていただけるかと思います。 地域の概要、ちょっと長くなりましたが私はこんな感じで捉えています。

3.以下、順次追加予定です。
次の項目からは、生産者名などの具体的な例もあげていきます。お楽しみに。


1.価格について



3-(1).生産者について(概要)

3-(2).お勧め生産者の紹介




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