比較テイスティング第６１弾＝ジャン･フルニエとジョセフ･ロティのマルサネ＝

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2015.08.16

カテゴリ：ワイン･テイスティング

前回に続いての比較テイスティングです。ヴィンテージはどちらも２０１２で、 マルサネの畑違い の ジャン･フルニエとジョセフ･ロティ です。
本ブログには何回も登場しているジャンフルニエ、方や自分で購入して飲むのは初めてのジョセフロティ(ワイン会等では何回も飲んではいますが)。

ジャンフルニエの前回ブログはこちら⇒ 比較テイスティング第５４弾＝ジャン・フルニエのマルサネ＝

どんな違いがあり、どちらがコスパが良いでしょうか？．．．

Ｍarsannay ES CHEZOTS 2012

　　　ＶＳ

Ｍarsannay 2012

コルクはフルニエの方が長い！

⇒購入元：
　ご近所ワインショップ
　　の平野弥

購入元：ウメムラ(在庫:11)

【簡単比較テイスティング結果】

色と香り
色の濃さは同程度ですが、 フルニエの方が光沢 があります。透明度が高いのか？
最初、グラスに注ぎ立てでは フルニエの方が開いています。 いつものピュアな赤系果実の香り。
一方、ロティは一寸籠っていて、 黒系も混じっているような 香り。 ( でも、内の奥さんはこちらの方がブルゴーニュぽいと言っている。)
時間が経つと、フルニエはイーストぽい芳ばしい香り(ジュプレイ･シャンベルタンに良く感じられる香り)が出てきます。

味わい
フルニエの方が、 タンニンが強いというかアフターに尖がり を感じます。
でも、１時間以上経つとフルニエの 尖がりは穏やかになり、旨味が引き立って きます。
一方、ロティは最初穏やかだった酸味が段々強くなります。

総合評価
メモをあまり取らなかったので印象だけで書きますが、香りは同程度、味わいはフルニエの方が旨味が豊富なような気がしますが、酒質はロティの方が強い感じも。まぁ～大差はなく、好みの問題かも？個人的にはフルニエの味わいの方が好きです。 ( うちの奥さんも味はフルニエの方が好きと言っています。)
いずれにしろ、 \1000 以上価格が違うことを考えると、 コスパは圧倒的にジャン･フルニエの方が良い です。

【ジャン･フルニエおよび同じ畑のワインを買えるショップの紹介】

　　(畑指定なし、または畑違い)
　　　　キタザワ　⇒　ブルゴーニュ・ルージュ[2012]

　　　　フィッチ　⇒　 [2012] マルサネイ　"レ・ロンジュロワ"　ルージュ

マルサネ・レ・ロンジュロワ [2012]【

　 ( 未だ安い造り手の同じ畑、但し古いヴィンテージ )
　　ドメーヌ･バール ⇒　バール　マルサネ　レ　ゼシュゾー　[2008]【

手頃な価格だったマルサネ村名が \5000 越えと言うのは抵抗があります。(尤も一級以上はないですが ...)
ジャン･フルニエも選りすぐり葡萄で濃く造る特別キュベは、\6000 以上の高価なものもありますが、濃いマルサネはどうなのか少し疑問が残り、私自身の評価が定まっていません。もう少し飲んでみようかと。

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