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某地区の地域猫さんが、首に大けがをして迷い込んできました。首には何も巻いていません。ベージュ色部分は、壊死した皮膚…なぜこの状態で生きてるの…?いつから苦しんでたの…?(傷が酷いので縮小しました)生粋の外猫さんなので、威嚇も激しく、本来ならば素手では捕獲できない子なのに一切の抵抗もなく保護主さんの腕に静かに身を委ねたと聞きました。「助けて…」この子が初めて人間を信じようと頑張った瞬間だったのでしょう…(傷が酷いのでボカシました)病院に搬送しての緊急手術。おそらく、小さな咬み傷から化膿して皮膚が壊死していったのでしょう…との事でした。壊死した皮膚を切り離しながら縫合したそうですが…皮膚の再生力がないため、何度も何度も手術をくり返してる状態です。入院してかれこれ1ヶ月でしょうか…この子自身、生きてく力がつくまでまだまだ入院生活が続きます。傷が完治に向かえば向かうほど目つきが変わっていきます。「助けてって言うたよなぁ?なんで閉じ込める?なんで痛い事ばかりする?」この子から怒りの感情が沸々と伝わってきますが、元気になっている証拠です。本来のこの子の姿に戻っているだけ…だからかなぁ?この子から嫌われれば嫌われるほど嬉しい…という感情が込み上げてくる。あともう少し…絶対完治できるから!完治したらいっぱい恨んで良いからね!入院中のこの子の医療費が毎日かかっています。厚かましくて申し訳ございません…この子の医療費のご支援を戴けると大変助かります。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年12月04日
29匹の乳飲み子猫を守ってくれたのは、9人のミルクボランティアさんでした。「ミルクボランティア」さんと呼ぶにはあまりに軽いような気がして心苦しいのです…(´;ω;`)私にとって、この仔達にとっての「救世主」だから…。毎日毎日、預かり子猫の体重報告や体調の変化などをグループLINEで報告してくれたり、皆さんが一生懸命育ててくれた子猫たち…とうとうお別れの日がやってきました。ここまで育ててくれたミルボラさんは、お父さんお母さんです。淋しくて、悲しくて、それでも手放さなきゃいけない…。この仔達から離れなきゃいけない…。皆さん思ったでしょうね。「飼えるならばこのままうちの仔にしたい」それじゃあキリがないから…と、安易に迎え入れちゃいけないから…と、どれほど心の葛藤があったか…(´;ω;`)ミルボラさん…いいえ、救世主の皆さんには心からお礼申し上げます。そして・・・子猫達が保護家に戻ったときにどうしても用意しなくてはいけない物をAmazon欲しいものリストに載せたところ子猫たちのためにと御支援下さった皆様、本当にありがとうございますm(__)mまんがいち1匹が風邪などなんらかの病気したとき感染を最小限に抑えるためには29匹フリーではなく、チーム分けが必要だと思いました。サークルのご支援、本当に助かりました。この写真はまだ途中段階ですが、最終的に5チームにまで分けることができました。さらにさらに!6畳間に29匹という過密状態を空気清浄付き除湿器が大活躍です!温度、湿度の管理がすごく楽になりました。御支援下さり本当にありがとうございますm(__)m副代表もてんやわんやとお世話してます(笑)トイレシートやチップ、ミルクやベビーフードやおもちゃ等々御支援下さった皆様、本当に助かりました!子猫たちのために本当にありがとうございますm(__)mこれから少しずつ子猫たちの情報も書いていきたいと思います。
2020年05月21日
全国の支援者様からの温かい御支援金で運営してる「いのちのはうす保護家」はコロナウィルスによる影響で4月中旬から資金難に入りましたが…まるでそれをあざ笑うかのように、もっと苦しめと言わんばかりに、さらなる追い打ちをかける1本の電話が…「29匹の乳飲み子猫を助けて!」電話で助けを求めてきたのは、本人ではなく身内でした。飼い猫5匹が、同時期に赤ちゃんを産み…昨年も子猫が約30匹生まれたが、30匹みんな死んだ…おそらく今回も全滅するだろうから29匹の命を助けて欲しい…と。80代の足の悪いおばあさんと40代の知的障害の娘さんが、生活保護を受けながらの2人だけの世帯…猫は放し飼い。不妊手術の認識はない。当然の結果でしかありません。今の私たちが、今の資金難の状況で、29匹の乳飲み子猫を抱えることは「共倒れ」「崩壊」自殺行為でしょうね。あれ?…なんで?なんで私には…レスキュー以外の選択肢がなかったんだろう?バカだから答えが分からない…でも…この「いのちのはうす保護家」は、私がバカだからこそ生まれたんだよね?こうして存在してるんだよね?じゃあ、自分の本能と直感力を信じよう!おバカな自分を納得させるための答えにならない答えを強引に絞り出した結果が「レスキューするよ!」Goサインでした。説明が難しいのでボランティアさんが相関図を作ってくれました♪↓ ↓ ↓①母猫と一緒にレスキュー。②離乳まで母猫の元に置く。本来ならどちらかの方法を取りますが、今回どっちを選択しても子猫には「死」しか見えませんでした。母猫と一緒にうちで保護したら、母猫は子猫を食べてしまう!離乳までこの家に置いておくと昨年同様、脱水や感染症で死んでしまう!29匹の命を守るには、母猫のお乳から引き離すしかない!母猫と私たち…苦渋の選択でした。29匹レスキューの交換条件に提示した約束。①母猫5匹の避妊去勢手術をする事!②それまで5匹を一歩も外に出さない事!③身内のあなた達が主導権を握り動く事!身内の人は約束を守ってくれてますが、これからも追跡調査続けていきます。もう二度と悲劇が起きないよう…犠牲になるいのちが生まれないよう…レスキューした子猫29匹の健康状態は最悪でした。ココからは、Facebookにあげ続けた投稿を時系列でコピペさせて頂きますm(__)m ミルクボランティアさんを1人も確保できてない状態で29匹の乳飲み子たちのレスキューに向かったあの無謀な行動は、今考えると我ながらゾッとします。だって、あの日夜、ミルボラさんがみつからなければ2~3時間置きの29匹の授乳を1人でどうさばくつもりだったのでしょうね。ミルボラさん急募呼びかけに、3人…4人…5人…続々と現れたミルボラさんという救世主。最終的に9人も集まってくれました。「ミルクボランティアさん」なんて軽い言葉なんだろう…。二章に続く…レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年05月21日
「ブログはオワコン」何度も目に入ってくる言葉。どんな意味なんだろう?Wikipediaで調べました。・・・・・・・・・・・・・【オワコン=終わったコンテンツ】一時は栄えていたが現在では見捨てられてしまったこと。ブームが去って流行遅れになったこと。および時代に合わなくなったこと。・・・・・・・・・・・・・あ~なるほどね!なっとくなっとく!私がブログを開設したのは、Twitter、Facebook、Instagramはまだなかった時代でした。ブログかmixiの時代でした。開設7年後のブログアクセス数は、1日平均3,000人。記事を更新すると8,000人でした。ブログバブル期だったのでしょうか?SNSが主流になると、ブログのアクセスも徐々に減っていきました。記事を更新しても、3,000アクセス超えることもなくなりました。それが理由ではないのですが、私の更新する回数も徐々に減りました。ブログ開設しての14年…いのちのはうす保護家が成長するとともに私の仕事も増えていきました。集中してブログを書いてても、途中で中断を余儀なくされる場面も多々でてくるようになりました。発達障害の私にとって、症状の一つである「過集中」は欠点ではなく長所です。今まで「過集中」という武器で記事が書けてきた私にとって、失われた集中力を取り戻すことはとても困難な技でした。ひとつの記事を書くのに平均3時間かかっていたものが、過集中という特技を失った今、12時間以上かかるようになったんです。また半日かかるんだ…そう思うと、なかなかパソコンを起動できません。そんなブログを書けなくなった自分にイライラモヤモヤの日々でした。だから、「ブログがオワコン」の意味を知り、どこかでホッとしてる自分がいました。ブログがオワコンならば、ブログ以外の発信法をみつければ良いのかなって。「ブログ更新の呪縛から解放された…」そんな気持ちになったのかもしれません。だから、29匹の子猫をレスキューしたときも、Facebookではどんどん記事を上げるのにブログの方は後回しになってたのでしょうね。でも、不思議なもので…間違った選択をしているときには必ずっ!軌道修正してくれるきっかけがあるのです。代表室のデスクに座り、何気なく時計を見たときのことでした。いつもならば、気に留めることもなかった風景化した一枚の紙が、急に目の前に飛び込んできたかのようでした。このなぐり書きのメモは、14年前に主人が書いたものです。原点を決して忘れないようにと、額に入れ壁に飾った一枚のメモ用紙。14年前…開設するブログ名を主人が考えて候補をあげてくれました。「動物たちの未来のために」というブログ名は主人と二人で決めたものでした。未来は変わるものじゃなくて自分で変えるものなんだ!そんな思いでこのブログ名を選びました。いわば、このメモは私の原点なんです。「ブログはオワコン」をすんなり受入れてたはずの私が、このメモを目にした直後には、「動物たちの未来のために」を開き、管理画面にログインしていました。先月の20日から更新してないブログなのに、先月は一回しか更新しなかったブログなのに、毎日1,000人以上の人たちがブログを開き続けてくれたのです。「ブログはオワコン」確かにそうですね。snsは、書く側、見る側にとって、忙しい空き時間の合間にも利用できる便利なツールです。半面、古い記事はどんどん下に追いやられ過去記事をさかのぼってまでも読もうとはしません。一方、ブログは書籍に似ています。関連カテゴリーやバックナンバーが目次の役目となり、本を読むような感覚で読めるし、書く側も、この文章でコレを伝えたいというときに文章の間に写真を添えることもできます。私のような文章能力の低い書き手にとってとてもありがたい機能です。何よりも…昔の記事だろうが、年月が経ってもその子の物語は生き続けている。それがブログの良さだと、あらためて考えさせられました。更新されてないこのブログに、更新率28%の動きの悪いこのブログに、想像ですが「今日は更新してるかな?」とアクセスしてくれてた人を思うと胸が痛みました。ブログはオワコン…認めますが、記事のUPを待って下さる方がいるのももう一つの事実です。ブログはオワコンかもしれませんが、ブログの中で生き続けてるそれぞれの子達の物語は「オワコン」ではありません。自分のブログを大切にしないのは、今まで携わった子達の懸命に生き抜いた時間や、多くの困難を乗り越えて「今」を生きてる子達の時間を大切にしてないのと同じ意味ですよね…「ブログはオワコン」をすんなり受け止めてた自分に反省です。ひとつの記事を書くのにMax半日かかるので、頻繁には更新できませんが、できる限り更新しようという気持ちはこれからちゃんと持ち続けます。結論までの説明が長くなりましたが、「ブログ復活していきます」という取り急ぎのご報告でしたm(__)mレスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年05月13日
私は、多くの犬猫のリハビリ、介助、介護、看取りをしてきました。苦悩、苦労、悪戦苦闘の日々、悲しみを乗り越えてきた日々等ブログで書いてきました。「山下さんはすごい」「山下さんだからできること」直接、お声をかけて頂いたり、Facebookのコメントやメッセージ、会のメールや電話でそう言って頂きます。でも、違うんです!私は、そんな立派な人間ではないし、善人でも超人でもありません。夜鳴にイライラする事もあります。原因が分からないときは「もう!頼むから寝かせてよー!」大きな声を荒げる事もあります。ただ、取り乱してる自分の姿をブログの中では書ききれなかったり必要ない部分だと判断して書いてこなかっただけです。もしかして・・・「リハビリ」「介護」のハードルを結果的に上げてしまったのでは?そう反省するようになったんです。私は、決して、頑張っていません。今、私がやるべき事は…「私は凄くない人間」だと素の自分を発信していくこと。リハビリ、介護、私は無資格者です。勉強もしていません。これまでの経験で得た「知識の引き出し」を人より多く所有してるだけです。それが正しいか間違いなのか分かりませんが、リハビリや介護に苦しんでいる方々、これからの介護に不安をお持ちの方々が少しでも楽になれるよう、ヒントになることがあればと考え、苦手なYouTubeで発信していくことにしました。↓ごらんの通り、設定すら分かりません。サムネイム?チャンネル?分からないことだらけです。これからYouTubeとやらを勉強しながら、動画を少しずつアップしていきます。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年01月23日
雨が降るとビチャビチャになるドッグラン。不衛生な環境をなんとかしなきゃ…「よしっ!砂利を敷こう!」大量の砂利を寄付下さったのは、保護家卒業生「真央」の飼主さん!真央のお父さんが、忙しい時間をさいて、トラックで何往復もしながら運んでくれたんです!それなのに・・・人員も天候も全て無計画で話を進めちゃったうちの副代表(笑)!二人で黙々と大量の砂利をドッグランに敷いてまわる作業。もう、笑うしかない!二人の無計画さに笑いしか出てこない!犬達は、砂利の山に大喜び!天気予報では、明後日が雨…。今日明日の二日間で終わらせなきゃ!スタッフみんな(二人しかいないけど)主婦なので、陽が落ちると同時に、追い出すようにとっとと帰らせました(笑)私は引き続き、懐中電灯の小さな明かりで一人黙々と作業していたのですが…涙がポロポロとあふれてきました。涙の意味は、自分でも分かりません。なぜ、こんなに胸が痛いのかも…。なぜ【孤独感】が襲ってくると?…さっきまで笑ってたのに…なんで?私には仲間がいるのに…なんで?暗いドッグランに寝ころんでワンワン泣いてる自分がいました。「明日一日で作業やら終わらん!手が、腰が…心がボロボロやし!」現実逃避するように床に就きました。でも、私がウジウジ泣いてたときに、副代表は前向きに動いてたんです!Facebookで有志を呼びかけた副代表。朝、砂利の音で目が覚め、外を見ると…「えっ?うそっ!」急なSOSにもかかわらず、こんなに有志が集まってくれてたんです!一輪車やスコップを抱えて助けに来てくれたんです!ムリだと諦めてた砂利敷きは…午前中で終われたんです!有志みんなの優しさで…。ぐちゃぐちゃな土の上を歩くのがイヤでドッグランを走り回れなかった犬達も、嬉しそうに走り回りまわってました!急な呼びかけに飛んで来てくれた皆さんは…保護家卒業生の飼主さんと支援者さんだったんです!皆さんのお顔を見て、私と副代表は胸がいっぱいになりました。二人で涙しました…。やっと、気付いたんです。昨夜、私が流した涙の意味、昨夜、襲われた孤独感の正体に。それは・・・ちょうど10年前。池ちゃんと二人で起ち上げた「いのちのはうす保護家」は、何もない更地からスタートでした。頼れる仲間なんていませんでした。ドッグランの砂利敷きも、池ちゃんと二人で何日もかけて昼夜関係なく続けました。10年前の【孤独感】を、体が覚えていたんでしょうね…。昨夜の私は、10年前の私だったのでしょう。だけど、そろそろ、トラウマから解放されなきゃ!保護家を卒業と同時に「良縁」という置き土産を私たちにくれた犬猫達の気持ちを大切にするためも…。現在、病と戦いながらも、最期まで自分らしく生きようと歩くことを辞めようとしない保護家の二代目リーダーだった「キエ」さん。飼主さんが癌治療のためお預かりしてた「ゴル」くん。保護家卒業後は、セラピー猫となった「歩夢」現在、病と戦っている「マチャーキ」長年続いた虐待を耐え続け、ようやくつかんだ幸せ満喫中の「仁」生き地獄のような多頭飼育からようやく脱出して幸せになったプーさん。辛い過去を乗り越えて幸せな人生を歩み、天使となった「ハル」ちゃん本当の幸せをつかんだあなた達にお礼を言わせてください。家族である飼主さんとのご縁を私達にも繋いでくれてありがとう!あなたがいたから・・・本当にありがとう!レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年01月22日
■ 食 物 連 鎖 「子猫がキャリーのまま捨てられてる!」通報の電話がありました。いつもならば…医療費、時間、場所、保護に関する「責任」を保護主さんに必ずひとつ、背負って頂きます。丸投げは容認していません。今回、通報してきた人は、いのちのはうす保護家に訪問経験のある人でしたが、猫を触れない人だったので、副代表が直ぐに動きました。遺棄された場所は、平日、あまり人がいない公園。今日は天気も良く、祝日で遊びに来る人が多いだろうと飼い主は計算済みでしょうが…山では当り前の「食物連鎖」命ある者たちの、自然な摂理。捕食者となるか…被食者となるか…野生動物皆、懸命に生きてます。子猫は食べられる「被食者」側。キャリーは、いとも簡単に破壊され、食料になっていたでしょうね。いいえ…今日は暑かったし、夜を迎えることなく、熱中症で息絶えてたかも。助かった理由は、何もない。「運が良かった」…ただそれだけ。 ■ こ の 私 が ? 飼い主の手により、危険にさらされてた子猫…飼い主への「怒り」がおさまらないうちのスタッフ&ボランティアメンバー。「棄てた人間にも、なんらかの事情があったんだろうね…子猫たちの健康状態も良いし、ほら、キャリーも高くて新品だし…」みんなの怒りを鎮めようと、私は、1人1人にそう話して歩いたけど…その言葉、実はね、私自身に言い聞かせてました。(みんなごめんね!これが私の本性だよ…)だって!だってね…山下由美の辞書には…「喜怒哀楽」の「怒」は、大半が自分に向ける感情。と、書いてあるはずなのに…そんな私が!この私がっ!どうしたもんか…怒りがおさまらないんだもん! ■ 紙切れ一枚の命 レスキューに向かったスタッフが現場に到着すると、たまたま居合わせたであろうご家族の姿が2組。放置されてる子猫を、「見なかった事」にもできず、見知らぬ子猫のそばにずっと寄り添ってたそう…。いのちのはうす保護家が保護する旨をお伝えすると、2組のご家族は、医療費の足しに…と、1万円と5千円を寄付下さったんです。今さっき、会ったばかりの知らない猫のために…。短時間の中で私たちを信じ、お財布から出した大金は…美味しい食事を予定してたお金だったのでは?イオンでショッピングするお金だったのでは?映画を観に行くお金だったのでは?レスキュースタッフに「ありがとうございます」2組のご家族からそう言われたそう…。ご自身はただ、遺棄された猫と遭遇しただけのお立場なのに…なぜ、心優しい人を悲しませる?苦しめる?傷つける?飼い主が負担すべき医療費を、なぜ、心優しい人に負担させる?だからこそ!!怒りがおさまらないんです。この子達の名前はなに?どう産まれどう育てた?医療費も情報も、この子達に大切なことをなにひとつせずに棄てた飼い主。たったこれだけ…?これが、この子達への想い?これが、この子達の命の重み?このタイプのキャリーは高い…。支援者様のご支援で数個所持できてますが、私レベルが買える安いキャリーではない。おそらく新品であろうキャリー。最後の愛情?最後のお情け?罪滅ぼしのつもり?自分の罪悪感を少しでも軽くしたいから?いいえ、罪悪感をゼロにしたいから?結局・・・カワイイのは「自分」だけ? ■ 明日からの子猫 生きててよかった…明日からは、それだけを想おう!保護してる側の人間が負のスパイラルにつかまると、良縁を邪魔する人間になってしまうから。私個人の感情は、この子達に必要ないから。私個人の感情は、この子達に関係ないから。この子達は、きっと…飼い主をひとつも憎んでないから。飼い主をこれっぽっちも嫌いじゃないから。私は、この仔達に従うだけ…。ワクチン接種、ウィルス検査等々…7日~10日検疫期間中に何もなければ、保護猫カフェに移動です。生きてて本当によかった!レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年10月15日
「保護家なんて起ち上げなきゃよかった」「過去の自分に起ち上げるなと言いたい」「最初から無かった事にしたい」きっと驚かれた事と思います。ですが、裏を返せば、判断能力が失われるくらい、心が限界に達してしまい「追い詰められてた」ということでした。左道が「いばらの道」きれい事は言いません。ゼロからの再出発って、そういうものですよね?「痛い」思いをしながら、共に通ってきた「いばらの道」でも!「いばら」って、花が咲くんでしたよね!歩んできた道を振り返ると、「いばら」よりも「花」の方が多くて、もう「いばら」なんて見えないんです。もちろん、前を見ると「いばら」しかありませんが、「過去を振り返るな」ではなく、時と場合によって「過去を振り返る」大切さもあるんだなと、そう思えました。「いばらの道」への選択は、私にとって人生最大級!最高の選択でした!いわゆる異端児達との出会い、絆、支援者さんの優しさに犬猫たちだけではなく、私達人間もどれだけ助けられたか。この仔達が与えてくれる「学び」「幸せ」「喜び」私が歩んできた「いばらの道」には、たくさんの花が咲いてたんだな~と。それすら、振り返る余裕がありませんでしたが、2019年3月19日、やっと、立ち上がる事ができました!自分の選択した道は決して間違ってなかったと再確認した日です!正直言うと、18日に過労で倒れ、保護家から離れましたが、「倒れて良かった~」過労で倒れない限り、とてもとても大切な事に気付けないままだったから。こうして、ブログを書けてる・・・という事は、私にとって物凄いこと!「再起」を意味します。「保護施設を作らなきゃ良かった!※ターニングポイント編」あのブログを書くにあたり、スタッフ、ボランティアさんにも何も告げていませんでしたが、スタッフは、直ぐに「いいね」ボタンを押してきました。「完全に心を見透かされてるな(笑)」いいえ、言葉を交わさずも、山下の信念が崩れるはずはないと、信じてくれてたんだな…黙って見守ってくれてたんだなと、パソコンの前で「…ありがとうね」涙が止まりませんでした。
2019年03月21日
施設なんて作らなきゃ良かった!団体なんて・・・組織なんて・・・起ち上げなきゃ良かったよ!この10年間、赤字補填で何百万使ってきただろう?あえて計算はしない。怖いから。施設代表や個人活動家の「あるある」話のひとつでしょうね。本と映画の微々たる「印税」は、無職のおばちゃん1人、生きて行くための唯一の「糧」でした。よく10年間切り盛りしながら生きて来れたな~と、自分でも感心します。1人の無職おばちゃんこと私、山下由美の生涯人生を決めるターニングポイントの日…2010年3月10日あの日、右道を選択してたら?当然、施設なんて起ち上げていなかった。洋裁の仕事へ復職してたかな?某職アドバイザーに復職してたかな?顔にガンガンヒアルロン注射。若さへの執着心が再発してたかな?お友達と優雅なランチの日々?年に3~4回の家族旅行?これが、犬猫の現状を知る前、私、山下由美のライフスタイルでした。「そこに戻れる道は、右だよ!楽しい未来が待ってるよ!今ならまだ間に合う!引き返せるんだよ!」2010年3月10日、私が選択したのは、左道でした。「迷い」はありませんでした。当然、散々叩かれました。バカにされました。でも、それって正論です。実績、地位、全て捨てて独立した人間に待ち受けているのは…「地獄巡りの片道切符」それしかないでしょう(^^;「自分もリスクを背負わされるのかなぁ?巻き込まれたくないなぁ」怖がられて距離を置かれるのも当然です。こんなバカなおばちゃんに大切な人生賭けようなんて異端児がいるでしょうか?あれから10年・・・全国の支援者様のお力添えで、保護家はここまで大きくなり、多くの命を救う場所へと成長できました。そして、10年間ずっと側に居てくれた「異端児」がいました!保護家に足りなかった「コミュニケーション」能力。これを4年かけて築き上げた副代表。副代表に続くように、続々といのちのはうす保護家は、スタッフやボランティアさん達が支えてくれる施設へと変化していきました。私は、起ち上げて8年間、ずっと気を張り続けてきました。私が倒れたら崩壊してしまう。この仔達を守れる人が居ないから…と。今では、スタッフも成長し、犬猫のお世話等、任せきれるまでになりました。安心した瞬間・・・保護家を起ち上げて8年目。張りつめてた糸がプツンっと切れたんです。「今、生きてる仔達に集中しなきゃ!だから、だから、今は、忘れなきゃいけない!」この封印してた過去への扉が開き、毎晩襲い掛かってきました。「偽善者!」「どれだけの人に迷惑かけた!」「どれだけの犬猫を不幸にした!」自分を「罪人」としか思えなくなったんです。「発信しなきゃいけない」この大事なことすら、出来なくなっていました。私が「発信」する時間。それは・・・ブログを書ける「空き時間」ではなく、「あんたは罪人だ」と、自分を責めていない唯一の時間帯だったんです。「山下は罪人で悪い奴!」自分を責める時間は、少しずつ少しずつ、増えていきました。ゆっくりゆっくり…気付かないスピードで。2019/2/17キーという猫が、私を動かそうと必死になっていました。(非科学的な話で申し訳ございません。それは次に書きます)キーの気持ちに応えなきゃと、2/28やっとブログを書けました。だけど・・・また動けない。↓そんな自分を責め続ける。悪循環から抜け出せませんでした。発信がないから、当然ご支援も無くなります。流れ的に当たり前の事です。私がやるべき義務を怠ってる結果でした。気持ちばかりが焦る日々。医療費が、維持費が・・・徐々に追い詰められていく。心と体が「助けて!」悲鳴を上げている。考えれば考える程、繰り返す嘔吐する姿すら、まるで他人事のようでした。なぜか、第三者として自分を眺めていました。「施設なんて起ち上げるんじゃなかった」なぜ、私はいばらの道を迷うことなく選択した?可能であれば・・・2010年3月10日に戻って、左道に向かおうとしてる自分を引き止めたい。「そっちに行くな!右道に進め!」…と。
2019年03月20日
小戸小学校にて、セラピー犬猫の触れ合い&少人数講演会へ。セラピー専門のスタッフリーダーが、子供達に、抱っこの仕方や撫で方を教えながら…抱っこされてるのは、保護家卒業猫「歩夢」。今ではすっかりプロのセラピー猫で、初めての場所でも堂々としていました。今回は、「講演」というよりも、動画での読み聞かせを中心にさせて頂きました。なぜ、私がこの活動をしているのか、なぜ、老犬ホスピスを作ったのか、なぜ、老犬デイサービスを始めたのか等、説明をしながら…。保護者でいらしてた鈴木一成議員。15年位、ずっと動物愛護問題を訴え続けて来た議員さんです。なので、私の尊敬する大先輩でもあります。講演会が終わり・・・「静養」するため、友人の実家に向かいました。私は、生まれつき「疲労に気付けない」特性だと診断を受けたわけですが、過剰な敏感体質でもありながら、自分の疲労感に関しては、「鈍感」というわけです(^^;なので、過集中に入ると、人の気配も声も届かなるどころか、水分、食事、睡眠、忘れてしまう位なので、発作で倒れる…の繰り返しでした。それが頻繁に続いてしまったので、スタッフからも友人からも家族からも、「一回リセットしなさい」と、ストップがかかりました。頑固な私も、今回ばかりは、素直に受入れ、甘えさせて頂きました。二日間、保護家を離れ、友人の実家を、静養所でお借りしました。周りにはなーんにもありません。この部屋で1人、朝から晩までずっと読書をしてました。人の声も、テレビの音も、車の音も、雑音一つない静かな友人の実家。聞こえるのは、松林の向こうにある海の波音だけ。子供の頃、よく泳ぎに来てた海。懐かしいサラサラの砂。この感触・・・40年前と同じだ!「ただいま!」振り返って自分の足跡を確認。なんでもない事なのに、「おぉ~!数秒前が形になって残ってる!時間の流れって、目に見えるものなんだなぁ」と、ただの足跡に感動してみたり…子供の頃はあんなに大きな海に感じてたのに、「こんなに小さかったっけ?でも、波の音は昔のままだな~…」ずっと波の音に聞き入ってみたり。丸々二日間、「いのちのはうす保護家」の代表ではなく、故郷に帰った山下由美、個人の時間を過ごしました。いつもと視る風景が違うからでしょうか…思考そのものがいつもと違い、小さな事一つ一つに、感動した二日間でした。昨日、保護家に無事帰宅。個人山下由美から、「いのちのはうす保護家」代表に戻りました。早速、代表としての仕事を再開。早速、旦那も保護家に来てくれて、今後の改革案を相談中。私の相棒カムカムは、決して旦那に寄り添ってるのではありません。私に意地悪しないよう、これ以上母ちゃんに近付くなと、体でガードしてるんです(笑)何回も夫婦喧嘩見てきましたからね(^^;体調も回復し、明日からまた頑張ります!※賛助会員になって下さった皆様、ありがとうございます。自動メールが届いていない方もいらっしゃるかもしれませんが、年明けに、会員制Facebookグループ公開、会員証発行の準備に入ります。※↓賛助会員様お申込み先↓http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/ 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)「いのちのはうす保護家」HPhttp://pawstamp.com/hogoya/「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://www.hogoya.nyanta.jp/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年12月30日
異なる噂が流れているようなので、取り急ぎご報告をと思いました。私は…カウンセラーへの転身も、カウンセラー優先の活動もしてないです。ただ、履いてる草鞋をもう一足追加しただけです。私は、「いのちのはうす保護家」代表として、出張や視察、情報発信、外回り、講演講師、活動改革の勉強(独学ですが)等をしていますが、私は以下のまま何も変わらず「現場人」です。①保護施設管理責任 ②保護猫カフェ責任者③フリーペーパー総責任者④老犬デイサービス私は、多くの犬猫を介護してきた中で、1匹1匹異なる介護法や、全てに当てはまる介護技法に気付きました。それを役立てていきたいと、「老犬介護カウンセラー」という新しい取り組みも追加しました。一足の草鞋が年々増えていき、今年は5足目の草鞋も履いた…というだけです。正しく説明すると・・・「ボランティアさんのサポート力、スタッフの判断力、技術力の向上、それがあるからこそ、5足目の草鞋も履けるようになった」・・・というわけでしょうね。来年はまた更に、6足目の草鞋を履くだろな…という計画もあります。「忙しいでしょう?」と、いつも聞かれますが、私は全く忙しいと思っていません。もし私を見て「忙しい人」そう感じたときには、「山下は時間の使い方が下手だな~」と苦笑いして下さい(^^)「苦労」「努力」今の私には無縁の言葉だと思っています。頑張ってる風に見えるかもしれない、体をいじめ過ぎだと見えるかもしれない、でも、私自身には、そんな気持ちが一切ないんです。「今やってる事は、いつか必ず良い未来に繋がる!」明るい未来に向けて動いてるだけなので、一段一段、階段を登っていき、どんどん夢(目標達成)に近付いているという喜びしかありません。睡眠時間やオフの時間がもったいないから、その時間を削っているだけで、「身を粉にして」「自分を犠牲にして」の言葉も、私にはあてはまりません。もちろん、数年前を振り返ったときに「あの時は苦労してたんだなぁ~」「あの頃は相当な努力してたんだなぁ~」と、後になって気付きますが(^^;更に正直言ってしまうと・・・手を差し伸べられない命、看取る悲しみ、外部から襲い掛かる心の暴力、代表がゆえにかかる責任と重圧感、でも、この感情は、私にとって必要な感情だと思います。自分が悲しみ、傷つき、苦しむことは、前に進むきっかけとなっているから。今、発信するべき事も多々あるのですが、また後ほど、ご報告したいと思います。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/(足長さん基金QRコード)宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)「いのちのはうす保護家」HPhttp://pawstamp.com/hogoya/「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://www.hogoya.nyanta.jp/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年12月08日
「愛護センターさえあれば」…この12年間、愛護センター設立を訴え続け、全てを!未来を!託していました。そんな大きな目標があったからこそ、何があっても踏ん張って来れたんだと思います。ですが、待っていた現実は…愛護センターが出来た事で、県民の意識が良い方向にも、悪い方向にも、同時に動き出していることに気付いてしまった時に…私の心は壊れ始めました。このポスターは、NPO法人人と動物の共生センターさんが作成したポスターです。http://human-animal.jp/私が12年間、回し続けたのは、「飼い主」の蛇口。と、同時に…必死で下の三つの蛇口開閉を続けてきました。レスキュー⇒保護⇒譲渡それは、とても大切な分野。でも、あらためてこの分かり易い図を見たときに、 今の活動を続けながら、同時進行で新しい方向でも動いて行かなきゃいけない!新しい道を切り開こうと決心しました。私の中で、それはそれは大きな「改革」でしたが・・・命を見捨てた過去の自分、自分を守るために逃げた自分、判断ミスで死なせてしまった自分、「そんなお前に何ができる?お前にそんな資格はあるのか?」もう一人の自分が、自分を責め続ける日々。どうしたら良い?どうしたら自分を許せる?どうしたら未来へ突き進める?過去と未来を、ココロが行ったり来たりの結果、私は何度も何度も倒れるようになったのです。東京出張数日前、また倒れました。「おしっこ漏らして良いんだからね!」と、お尻の下にペットシーツを敷いてくれたスタッフ。いえいえ、まだそこまでないですから(笑)と、思いながらも表情すら動かせないのでスタッフの言いなり状態(笑)スタッフ達も、もう手慣れたものです。さすが、犬猫の介護してきた人たちだな…と頼もしい限りでした!枕元には、頓服薬と過呼吸になったときのためにビニール袋。そして、事務所に繋がるブザー。つい面白くて、写真撮った位なので、倒れたと言っても、大ごとな倒れ方ではなくて、その位の余裕はある!という事です。自分のこんな状況を書くつもりはなかったのですが…今、こうして書けるのは、完全復活したからです。そのきっかけが・・・サンバァの老いでした。「夜~朝、私がサンバァの介助をしなきゃ!」自分が呑気に倒れている場合じゃないと、その気持ちの方が勝ったのです。そう思ったとき…ふと、これまで看取ってきた子達が次々と脳裏に現れました。管理所で、生きる気力を失い倒れてた仔が、生きる気力を取り戻し、立ち上がり、元気になっていく様・・・今の自分とリンクしたのだと思います。「気力!」私を復活させてくれたのは、サンバァを守りたいという「気力」だったのです。東京に行かなきゃ!出張前日、主治医に事情を話し、アドバイスと薬をもらいました。病院まで片道約50分という道のり、相棒カムカムが付き添ってくれました(笑)私が病院に入り、出て来るまで、ずっとこの体勢で病院の扉をずっとずっと、見続けていたそうです。犬にも保護家メンバーにも守られている自分がいかに贅沢で恵まれているのか…みんなに頭が下がる思いでした。サンバァの介護をスタッフに任せて、私は、翌日東京に飛びました。1分1秒も無駄にしてはいけない!飛行機の中でも、ずっと書類を書いたり、改革の計画案を考え、書き綴りました。動物愛護法改正の事を、一人でも多くの方に知って頂くにはどうしたら良いのか…宮崎ではなく、全国放送枠が必要!東京本社NHKに協力頂けないか、担当者に交渉を続けてきました。担当者は、犬猫好きではありませんが、「同じ命」として犬猫の命を尊重してくれる気持ちの熱い担当者でしたが、出来るのは…全国放送でもラジオ部門。でも、直ぐ直ぐには無理だとの事でしたが、担当者は数ヶ月間、資料やデータを集めながら、必死に動いて下さいました。水面下で動く事数ヶ月・・・担当者と「カンパーイ!」動物愛護法を取り上げたラジオ枠が取れました!オンエアが決まったんです!NHKラジオ第1放送「マイあさラジオ」内 「社会の見方私の視点」コーナー 「ペット業者の規制強化を 法改正を前に」有志に協力を頂き、弁護士の細川敦史さんが、出演して下さる事になりました。 10月11日(木)午前6時43分頃~9分程度(全国放送) (アプリ「らじるらじる」「ラジコ」でネット経由の聴取可)「愛護」側としてではなく、中立の立場として、細川弁護士がお話して下さる事は、視聴者の方々だけではなく、NHK他部署含む、他のメディアも気付いてくれるとその計算の中で、私達は動いてきました。細川弁護士をご紹介下さったAさん、本当にありがとうございました。小さなことかもしれない。でも、その小さな事がきっかけで、どんどんと大きくなれる…そう信じて動き続けます。最終便で、東京から宮崎に戻った夜、私が真っ直ぐ向かったのは…愛護センター開所となり、2017年3月末に閉鎖された「旧・宮崎県中央動物保護管理所」46年間…人間の身勝手で、多くの犬猫達が「殺処分」された場所…。私の活動の原点でもある場所…。今は売却され、人の物になったので、お花もお供え物も何も出来ませんが、ここで命を奪われた仔達に、心から祈り、誓いました。過去の自分を許せる日は、きっと来ないと思う…。きっとまた、ココロは過去と未来を行き来して、きっとまた、自分を責め続け倒れる日があると思う。でも、諦めないから!助けられなかった子達に、そう約束してきました。足長さん基金どうか、ご支援よろしくお願い致します…(足長さん基金QRコード)宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)「いのちのはうす保護家」HPhttp://pawstamp.com/hogoya/「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://www.hogoya.nyanta.jp/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年10月05日
浅田美代子さんが発起人となり、開催した緊急院内集会。~真に動物たちを守れる動物愛護法改正のために~「8週齢規制、各種数値規制、繁殖業の免許制を求める緊急院内集会」数年前に環境省から言われたのは「署名も10万筆ないとなかなか…」でも、浅田美代子さんは、動き始めました!そして、全国の皆さんがひとつになり、10万筆超える約17万人の署名を実現させたのです!それでもなかなか動かない!!なぜ?それは・・・自分にとっての「損得勘定」をして、水面下で繁殖業者側についてる議員数名がいるからです!未だSNSでは「〇〇議員は信用できる」という文字を見ますが、その議員は、今も同じ発言をされていますか?今も動物愛護法改正で動いていますか?過去「愛護法改正を」と語っていた議員が、今も同じ発言しているのか・・・それを調べると一目瞭然です。国がおっしゃる「全国の愛護団体がバラバラだから…」その言葉も撤回させようと、浅田美代子さん達は動きました。そして・・・全国の124団体がひとつになりました!全国からかけつけた約300名!一人一人の力は小さいけど、その力がひとつになった時に、大きな「力」となります!皆さんその思いで、全国各地から議員会館に集まりました。私の前にお座りになってるのは、ジャーナリストの「山路徹」さんです。私の並びには「デビ夫人」も一般参加者として、お並びになられていました。私達と同様、多くの著名人方々も、動物愛護法改正を強く望んでおられるのです。私達は、決して孤独な戦いをしているのではありません。無謀な戦いをしているのではありません。 報道関係者の方々も大勢いらしてました。その数に驚きました。テレビに紙面で取り上げてもらえるんだな…多くの国民がこの問題を知ってくれるんだろうな…感動で胸が熱くなりました。最後に、私を含む愛護団体5人(確か…)が代表として、発言のお時間を頂きました。「宮崎県でいのちのはうす保護家という保護施設を運営している山下由美と申します。山下由美と聞いてもご存じないと思いますが、ひまわりと子犬の7日間の原案者、山下由美です。五年前に映画公開となり、全国の方が犬猫の現状を知って下さいました。ですが、それで何が変わりましたか?何も変わっていません!地方では、都会と違う問題を沢山抱えております。所有権…犬達を守るためのものでしょうか?この所有権が邪魔して、生き地獄の中におかれている犬達も居ます。虐待を繰り返している飼主に対し、宮崎の愛護センター職員さんは、何年もかけて飼い主を説得してきました。所有権放棄させるために、犬を助け出すために、何年も通い続けて、やっと飼育放棄させたんです!私は今日、宮崎県愛護センター職員さん達の想いも背負って、この場に来ました。もっと地方に目を向けて下さい。現場の職員さん達の声を聞いてあげてください!」流暢ではありませんでしたが、このような事を議員さん達に向けてお話させて頂きました。会議が終わり、世良公則さんと浅田さんへの囲み取材。そーっと近づいて、お二人のお話を聞いてましたが、お二人の力強い言葉は、きっとテレビを観ている方にも伝わったのでは?と思いました。全国ではまだまだ、二酸化炭素での殺処分を行っている管理所やセンターがあります。宮崎県にも二か所あります。議員さんはこの事に関し、「ガス殺処分の規制を作る」とおっしゃっていました。早くて6/20、遅くとも9~10月にはその答えが出るそうです。『殺処分ゼロの定義を明確化し、各自治体の判断で譲渡が難しい犬猫の場合殺処分の頭数から除外する』環境省が動き出したそんなバカな条例よりも、『ガス殺処分の規制』!急いで欲しい・・・お願い事ばかりで申し訳ございません。医療費のご支援を、呼びかけさせてください。どうか、よろしくお願い致します…。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年05月31日
なぜ『ハンデのある保護猫カフェ』が必要だと感じたのか?一人でも多くの方に現状を伝えていきたい!ハンデのある子にも、譲渡の道を広げていきたい!いつまでも皆さんの善意に甘えるだけではいけない!この三つが大きかったのだと思います。私達は、譲渡の際には、その子の歴史をお伝えしています。「かわいそうだった」ではなく、その子がここに来るまで、どれだけ頑張った仔なのか…その子が乗り越えてきた過去を知る事で、その子が何を求めて、何を怖がり、何を嫌がるのか…生きてきた過去を知る事は、とても大事だと感じているからです。ただ、矛盾しているかもしれませんが、「かわいそう」という事を前面に出して行くのは嫌なのです。今、決してかわいそうではない子達。その事もお伝えしていきたいと思いました。暗いお部屋から・・・明るく陽の当たるお部屋に移動出来た猫エイズの子達、体にハンデのある子達。私達の説明や、この子達から感じるものが、これまでと変われたような気がします。そう確信できたのは・・・猫エイズの「かおり」と「さくたろう」の譲渡が決まった事でした。かおりは、某保健所から酷い扱いでした。この中に、数日間も閉じ込められたまま、殺処分を待っていたのです。某管理所に犬をレスキューに行った際に、奥の方からたまたま猫の声が聞こえて、急遽レスキューしたのが「かおり」でした。そんなかおりが保護家に来て1年8ヶ月…やっと幸せを掴むことが出来ました。そして・・・小さな体で、手術と治療を頑張ってきた「ドン」。保護家で半年間過ごし、幸せを掴む第一歩へと!昨日、トライアルスタートしました。「いのちのはうす保護家」の猫部屋は、『寄付型』の『保護猫カフェ』として、ご来店頂いた際の寄付金(入店料)は、猫達自身の医療費やご飯代に使わせて頂く形を取りました。もちろん、分かっています。宮崎市中心部から離れているデメリット、カフェと言いながら、ペットボトル1本しか出せない名ばかりのカフェだというデメリット、ハンデのある猫を見るのが辛いと避けられるデメリット、お客さんも、一日1一人でもあれば良い方だろうなって。維持費、光熱費、食費、医療費、全てが賄えるわけではないという事も分かっています。それでも、自走型の保護施設に一歩でも進める事が、私達にとっては大きいです。施設にいる保護犬や保護猫に対して、私は『同志』という目線で、この子達を見ています。私とこの子達に、上下関係はありません。「私も頑張るから、あんたたちも頑張ろうね。」「あんたたちが頑張ってるから私も頑張るよ」お互いが対等な関係性だと思っています。『カフェ』を作り、訪問者を呼ぶまでが私の役目。その後は自分達で頑張りなさいと、保護猫達皆の背中を押すのみです。なぜならば・・・この子達には伝える力があるからです。自分で幸せを選ぶ力もあるのです。譲渡の際に、「この子と縁を感じたんです」そう言って、飼主さんになってくださった方も沢山いらっしゃるのですが、その都度私は心の中でつぶやいていました。「この子が貴女を選んだんですよ。感じたのではなく、本当のご縁なんですよ」…と。譲渡が決まった犬猫達を見送る際には、いつもその子達を誉めます。「一生懸命アピール出来たね!ちゃんと飼主さんに頑張りが伝わったね!すごいね! 」…と。1月28日から『保護猫部屋』は『寄付型保護猫カフェ』として生まれかわり、私の同志でもある保護猫達が、自らの力で医療費やご飯代を訪問者の皆さんから頂戴する形となります。どうか、この子達の応援をよろしくお願い致します!カフェの詳細は、会ブログ「いのちのはうす保護家」より。http://hogoya.miyachan.cc/e531611.html厚かましいお願い事が続き、申し訳ございません。システムトイレ用猫砂の在庫が切れてしまいました。ご支援頂けると大変助かります。主に下記のメーカーを使用しています。掃除用に使用する「フェイスタオル」と、老犬ホスピスで利用している「バスタオル」も在庫が残り僅かとなってしまいました。使用済みの物でも助かります。もし、捨てようとしているフェイスタオルとバスタオルがあれば、ご支援頂けないでしょうか…いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2018年01月08日
なかなかタイミングが合わず、ご報告が遅くなってしまいましたが、日南市の榎原中学校講演会ご報告をさせて頂きます。この日は、「立志式」と合同での講演会でした。「立志式」とは、「二分の一成人式」とも言われており、自分がこれから歩んで行く道への「志」を誓い、親御さんに抱いている感謝の気持ち、想いを伝える行事です。宮崎県のほとんどの中学校が、この「立志式」を行っています。こんな大切な行事の日に、呼んで頂けたことを深く感謝いたします。テーマは「命」…。私が語れる事は、「命は数ではない」という事でした。殺された数字を見たときに、殺された「命」を想像して欲しいと。数字ではなく「命」なんだと…。助ける事の出来なかった犬達の写真、動画を流しました。ただの数字ではなく、ただの犬ではなく、私達と同じ命。私達と同じように、それぞれに生きてきたドラマがあり、邪魔だからという理由で、奪われていく命たち…。皆さんが、一生懸命モニターを見て、話しを聞いて、心で感じて下さっているのが、私も心で感じました。そして・・・私自身、榎原中学校二年生の皆さんから力を与えてもらえた、そんな気がします。立志式で発表した生徒たちそれぞれの座右の銘。●「出来ない」「不可能」とは、現状に甘んじる言い訳に過ぎない。●小さく砕いて1つずつ解決すれば、解決できない問題はない。●偶然は準備の出来ていない人を助けない。●諦めからは決して何も生まれない。発表する生徒たちの言葉は、私の胸に強く突き刺さりました。泣きわめいても良い!カッコ悪くても良い!その言葉を思い出しながら、頑張り続けたいと…。榎原中学校の皆さん、本当にありがとうございました。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月26日
※「タイ・猫カフェ事情」※バンコク保護施設「犬の家」訪問※前編※「バンコク保護施設犬の家訪問※猫編下記は、上記リンク記事の続きとなります。↑を先に読んで頂けると助かります。~~~~~~~~~~~~~~~~~~「犬の家」を見学させてもらった後、コーディネーターとして日本から一緒に来てくれたトミーから、「山下さん、どうでしたか?」そう聞かれたときに、私は答えが出てきませんでした。「・・・分からない」本当に分からなかった。この感覚は、11年間味わってきたあの時の感覚と同じでした。管理所の檻の前に立つあの感覚…。両隣りにある檻の通路を歩く感覚…。私は、「無」になって通路を歩きまわっていました。正確には、感情のスイッチがいつの間にかOffに切り替わっていました。テレビやネットの「半身麻痺の犬が治る」というモニター越しの情報で、私は勝手な希望を抱いて来ました。実際は、9割の犬は半身不随のまま…という事でした。もちろん、誰も嘘は言っていない。ただ、小さな部分が大きく取り上げられすぎて、私が勝手に都合良く解釈していただけです。ここにいる半身麻痺の犬達は、スタッフさん達から献身的なお世話を受けています。1頭1頭、名前が付けられみんなから想われています。ただ・・・一日のどのくらいの時間を、この四角い箱の中の中で過ごしているんだろう…そう考えると、とても複雑な思いがしました。それは、もちろん、ここにいるスタッフ皆さんの方が、私が抱いた感情よりも、もっと強い願いだと思います。この保護、管理方法でしか、この子達を助けることが出来ないのです。守ってあげる事が出来ないのです。ケージの並び方にも、スタッフ皆さんの愛を感じました。相性の良し悪しはもちろんの事、強い子の隣には弱い子を置かないとか、隣り合わせだけではなく、向かい側の犬にも、配置を考えているように思いました。この子達が幸せか幸せじゃないかなんて、外部の私には分かりません…。ここに居る子達は、スタッフ皆さんから愛されている子だから…。きっと、私の「いのちのはうす保護家」の麻痺っ子たちを見て、可哀想だと涙を流される人と、ここで感じた私の感情は、同じ気持ちなのかもしれません。可哀想に・・・そう感じてしまう私は、失礼なんだろうなと思います。だって・・・自分の小ささに情けなくなるくらい、スタッフ皆さんが、優しくて素晴らしい人たちだったから。皆さんが、今、出来る事を一生懸命されていて、私なんかまだまだだと感じさせられました。皮膚病が激しく、治療を頑張っている子も沢山いました。この仔は、他のサイトでも何度か見たことある子でした。だからかな?初めて会ったとは思えなかった。長い期間、ここに居るんでしょうね…不思議とみんな、この子にカメラを向け、不思議とみんな、upする写真に選んでいる。400頭いる中で、この子に何か感じるものがあるのでしょうか‥。この子は、後足の関節から切断されていましたが、歩行は出来るようなので、いずれナコンパトムに移動できるのだと思います。瀕死の状態の仔が2頭いました…。この子は、寝たきりの状態で、床擦れの治療痕がありました。スタッフ皆さんの献身的な介護が続きます…。責任者のカーンチット・ワーピライさんに聞いてみました。「24時間敷地内に寝泊まりしてて、息抜きしたい、遊びに行きたいと思いませんか?」そう質問した時に、「いいえ、ここには心優しいスタッフばかりなので」の返答に、私の胸がざわざわしました。「でも、でも、本当は、夜の街にお酒飲みに行きたいとか、ありますよね?」こんな失礼な質問にも、カーンチットさんは、ニコニコ笑顔で本音を話して下さいました。「もちろん、その気持ちもありますよ」このときに、不謹慎かもしれないけど、自分と同じ人間なんだと、ホッとしてしまいました。「犬の家」施設前には、オシャレなカフェがありました。多分、「犬の家」の見学者をターゲットにしようと、一般の方がオープンさせたのでしょうか…。カフェの看板犬を見て・・・なんだか悲しくなりました。家庭犬として可愛がられ、お店でも可愛がられ、カットも綺麗にしてもらってて、とても幸せな子です。それなのに、道路の向こう側は・・・こんなに近いのに、なんだか全く違う世界。数メートルの道路が、遠い不思議な距離に感じました。感情のスイッチがオンになったのは…日本に帰国して直ぐの事でした。保護家から届いた「みんな元気にしてるよ~」という麻痺っ子の犬達の写真を見た瞬間でした。写真を見ながら、皆の声(特にやらかしサンバァ(笑))が、写真から聞こえてくるようでした。「さほど広くはないけど、部屋の床はよく滑るから後足が動かなくても、立てなくても、素早くスイスイと移動できるし、まあまあ楽しいかな」「時々、掘り出し物が出てきます。今日はフカフカな枕を見つけられて幸せ…」「ごはんとお散歩の時間が一番大好き!」時に、良い匂いに釣られて遊んでいると、何だか知らないけど、「ギャ~!!」と大きい声を出されて驚かされる事も多々あるけれど…」「何か知らないけど、皆が自分を見て笑ってくれる。そんなみんなを見ていると、なんだか自分も嬉しくなってくる」時々、場所争いやご飯の取り合い等、ケンカもしながらも、毎日色んな刺激の中で麻痺っ子たちはみんな笑顔です。何が幸せで何が不幸なのか・・・まだ答えを出せずにいますが、頭から離れないのは、「犬の家」の半身麻痺の犬達に私が出来る事ってなんだろう…という事でした。先ずは自国から!先ずは宮崎から!先ずは保護家から!頭では分かっているんです。でも、私はあの子達に会った…出会ったから…。次は、ナコンパトムの施設の事をご報告いたします。ナコンパトムの施設は、「犬の家」で治療完治した子、半身麻痺が完治した子が移動する施設です。~~~~~~~~~~~~~~~~~~いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月19日
※「タイ・猫カフェ事情」※「バンコク保護施設犬の家訪問前編」下記は、上記リンク記事の続きとなります。↑を先に読んで頂けると助かります。「犬の家」は、猫も保護しています。ここが猫達のスペースです。ここ「犬の家」には、週三日獣医師チームが往診に来て下さるそうです。中には、完全ボランティアの獣医師さんもいらっしゃるとの事です。現在何らかの治療をしている子達。病気が完治したら、ナコンパトム(後に書きます)に移動するそうです。日本に居る猫と、猫カフェに居る猫と、何ら変わらない可愛い猫達…。病気は、風邪など軽い病気の子もいれば、重いけがや病気の仔も居ます…。トイレが設置されてないケージの子達は、半身麻痺の仔だと思います。唸る仔も、威嚇する子も、怯えている子も、ここには1匹もいませんでした。触って触って!と、体をすり寄せてくる仔ばかり…。病気や怪我が完治して、健康になった仔達もここで自由に遊ばせてあげたい…と、日本円で300万円かけて、猫部屋を作っているとの事でした。床は丸洗いできるようにしていますが、床は、水はけの良い素材のようでした。天然の木もあります!キャットウォークもあちこちに設置中との事でした。私自身、施設を運営している同じ身として書かせて頂きます。傍から見て「かわいそう」だと思う事は、携わってる本人たちが一番強く持っていると思います。犬猫達に「ごめんね」という辛い部分だったりします。改善したいけど、お金がない、場所がない、人手が足りない。色んな壁にぶつかりながら、犬猫達にごめんねと胸を傷めながら、最低限の中で保護管理をしている…私はそう思うのです。この建設中の猫部屋を見せて頂いたときに、「わぁ~!良かったね!」という言葉が真っ先に出てきました。それは、猫達への感情の前に出て来た物…この子達を守っているスタッフさん達に対して自然に出た言葉だと思いました。同じ仲間として…有志として…いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月18日
タイ視察後報告part1※「タイ・猫カフェ事情」いつか絶対学びに行きたい!そう思い続けていたタイの半身不随の保護施設「犬の家」この場に立っている自分が信じられない位!夢のようでした。専門的な事を沢山聞きたかったので、タイのチュラロンコン大学獣医学部の助教授チャヤポーンさんに、通訳に入って頂きました。犬の家には、400頭の犬猫が保護されています。一日当たりのフード代は、日本円で15,000円程ですが、世界中から届くご支援により、ギリギリまわせている感じでした。ここの犬達のほとんどが、半身不随であったり、足が無かったり…日本の施設と同じように、施設に入る前には、必ず動物病院にかかります。辛い体験をした子達なので、ケアが出来ない程激しい子もいるとの事でしたが、そんな子達には、どのような接し方がベストなのか、獣医師さんの指導の元、ケアをしているそうです。まだまだ狂犬病のあるタイでは、毎年、狂犬病予防の注射を、犬もスタッフも必ず受けているそうです。以前は、木のすのこを床に敷いてたのですが、ケガもあり、木は菌が浸透するため不衛生だったので、プラスチックのすのこに変えたそうです。糞尿は下に落ちて、床は水を流して掃除するのだそうです。私の勝手な解釈だったのかもしれませんが、テレビで放送された内容とは、若干違います。半身不随犬が、歩けるようになると、感動物語で放送されたような気がしますが、立ち上がり、歩けるようになるのはごくわずか。9割の犬は、半身不随のままだそうです。私達の施設「いのちのはうす保護家」と同じ割合でした。ここでリハビリ方法を学べたらという思いでしたが、肉球を温め、刺激をして、伸び縮み運動…リハビリの方法も、保護家と同じでした。テレビで放送されたプールでのリハビリは、水質の問題があって今はやっていないとの事…。外を引きずって歩くという本能を起こさせるのも、ケガをするので今はやっていないとの事…。どこも問題は同じなんだな…と思いました。車椅子も、寄付で集まっているとの事ですが、400頭の子達にスタッフ40名…お散歩に行ける子は、当然限られていますし、激しい子は、車いすに乗せる事も出来ません。中には、寝返りも打てない程の重症の仔も居ます。スタッフ全員、敷地内に住んでいるので、夜勤のスタッフが、交代で体位交換したりと努力はされているのですが、やはり、床擦れ問題は多いとの事でした。ウォーターベットは高級で買えないので、点滴の袋を繋ぎ合わせて、ウォーターベットの代用にしているそうです。国が違っても、施設での知恵出し合戦は同じなんだな…と思いました。でも、ひとつ決定的に違うと思ったのは、タイの犬は、犬の本能が強いと感じた事。日本で生まれ育った犬とは、違う物を感じました。施設訪問者は、三種類あるとの事。学生などの見学をしたい人、寄付を持ってきてくれる人、そして・・・引き取ってくれと犬を連れてくる人、飼い犬や外犬のご飯を分けて欲しいと来る人…。私達と同じように、基本、飼い犬は引取り拒否。スタッフさん達が、一生懸命説得されるのだそう…。飼いきれなくなって、夜中コッソリと施設の前に遺棄する飼主も多いようです。その他にも、野良犬がケガや病気をして、目を背ける事の出来ない人たちが、なんとか助けて下さいと、連れてくる場合も多いようです。その際には、必ず動物病院に連れて行ってもらってから、引き取るようにしているそうです。スタッフさんは言います。「タイでは、簡単に犬を買う事も出来ます(ペットショップやネット)飼う事が、ファッションのようになってきている。ただ、犬は病気もする。医療費がないからと簡単に捨ててしまうんです」いいえ・・・日本ではもっと酷い状況が何年も続いてるんです…ネット販売が禁止になったのはまだ最近なんですよ…とは、恥ずかしくて言えませんでした。ごめんなさい…タイにはなぜ、この施設にはなぜ、こんなにも半身不随犬が多いの?虐待?という質問もありましたが、この交通事情を見たときに、答えが出ました。正直、運転は乱暴です。荒いです。そうしなきゃ、車を走らせられないから。少なくなったとはいえ(その件は後日書きます)バンコクの街にはあちこちに犬の姿がありました。交通事故に遭う犬はとても多いのでしょう…そうして・・・ごく一部の犬達が、「犬の家」に運ばれてくるのです。後半に続きます・・・。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月18日
タイ、バンコクにある日本人が経営している猫カフェ「MOHU MOHU」に行ってきました。日本と同じ、脱走防止の二十扉です。日本と同じように、先ずは手を洗って消毒してからの入店です。中は、とても広くて、臭いも無くとても綺麗でした。ここの猫達は、元々外猫だったそうです。おそらく、地域猫として、お世話されてた仔だと思います。タイ人の地域猫活動されている方々が、ここに連れてきているんだと思います。保護猫という事で、譲渡はしていないのか伺ったところ、譲渡はしていないとの事でした。この子達を保護したタイ人が、譲渡には反対されているのだそう。皆が皆、猫を大事に飼ってくれるとは限らない。カフェに居た方が幸せ…とのお考えのようでした。タイでは、保護→譲渡という流れは、まだ難しいのかもしれません。数十年前の日本がそうだったように…。タイの外猫達は、人間を見ても怖がったり逃げる事がありません。日本人のように、追い払ったり虐待する人間は、ほとんどいないのでしょうね。なので、カフェ猫の子達も、とても穏やかで知らない人が来てもお腹出して甘えたりと、元外猫だったとは思えない位です。とにかく、店内が凄く広く、清潔でした。1階に猫達のトイレが見当たらず…二階の別室にトイレがありました。そこは、猫達の「スタッフルーム」のような感じで、店内とスタッフルームをと、自由に行き来できるのです。窓から店内の様子を伺ってる白黒ブチ猫さん(笑)この後、店内に降りて来てくれました(^^)スタッフルームもあるし、店内は広いし、ここの猫さん達は、本当に幸せそうに見えました。次は、バンコクでも一番人気と言われている猫カフェへ。料金は、入場料、食事、グッズ、全ての物が、タイにしてはとても高い値段なんです。それでもなぜ、人は集まるのかを知りたくて…。多いときは、1時間待ちも多々あるそうです。中は、臭いも無く清潔で「かわいい」をコンセプトにしてるカフェ。照明一つにも、妥協していない感がありました。キャットウォーク、キャットタワー、ひとつひとつアイデアが素晴らしい感じがしました。タイの人に聞いてみました。「なぜ、この猫カフェにお客さんが集中すると思いますか?」私達からすると、とても痛い答えでした…。「ここの猫カフェは、色んな種類の猫がいるから」ブリーダーから購入している猫達なのでしょう…。そこを否定するつもりはありませんが…。抱っこは禁止なのですが、300円(日本円に換算して)払えば、お気に入りの猫を抱っこしてチェキで写真撮ってもらえます。タイでの300円は、日本人の価値では1500円位でしょうか?お金のある人しか来れないように思えましたが、その分、お客さんを満足させようというひとつひとつのこだわりも感じさせられました。タイのドッグカフェ(いつかご報告します)でも感じたのですが、子供が騒いでも、走り回っても、猫にしつこくしても店員さんが一切注意しません。犬も猫も全く動じません。無関心とか、放置とかではなく、「嫌な時は怒るなり逃げるなり自分で対処してね」という感じでした。生まれ育った環境によって、こうも違うのかと…不思議な感覚でした。その一方で・・・ここは、観光地ではなく、地元の人たちがお参りする日本でいう普通の神社です。普通に猫が歩いてくつろいでいます。みんなコロコロ太っています。首輪のしている猫は、この神社がお世話している猫達。元々が外猫ではなく、飼いきれなくなった飼い主が、捨てに来ることも多いそうです。明らかにお腹の大きい猫も数匹いました…。観光地でもある某市場では、ペット販売のお店全てが移転したと聞きました。ここを見たときに、移転ではなく、追い出されたのでは?と感じました。市場から数百メートル歩いた場所に、小さなビルがありました。その2階部分に上がると…ペットショップが数点並んでいましたが、ほとんどの店が、もぬけの殻でした。閑散としてて少しホッとしましたが…1件だけ看板も出さずに「本当に営業してるの?」という感じの店が。「入ってもいいの?」と聞かなきゃ分からない位の店構えでした。敷物一枚もない…暑いとはいえ、この硬い網の上で毎晩過ごしているのかと思うと…タイに限らず、日本のブリーダーはもっと酷いのでしょうが、ペットショップでこんな感じなんだと思うと…ここ最近、バンコクでも小型犬を飼う人は増えたと言います。増えるという事は、このような事なんだろうなと…どの国も同じなんだな…と感じました。明らかに悪環境による皮膚病。値段は掲示されていないので、お客さんを見て値段を決めているのかもしれない。生後3ヶ月のチワワ…「いくらですか?」と聞いたところ、日本円で38,000円。日本人だと分かって、値を釣り上げたのかもしれませんが、タイの平均月収の一ヶ月分に近い位でしょうか…頑張って買ったとしても、飼いきれなくなるのは目に見えています。一般的なブリーダーから買う場合、必ずその犬猫の親と対面して、不妊去勢手術をしてから、売るそうです。もし、売った直後に病気などが判明した場合、全てブリーダーが治療して、責任を負うそうです。なので、産ませてポンポン物のように売るというブリーダーは基本存在しないようですが…やはり、裏社会もこのように存在しているのです。ですが!!日本とは逆のパターンだなと思いました。日本の場合、悪徳繁殖屋、悪徳ペットショップの方が多すぎるため、ブリーダーとペットショップは悪だと、信念持って命と向き合ってるブリーダーとペットショップまでもが、「悪」とされ、攻撃を受けているというのが日本の現状です。タイは・・・という前に、私たち日本人は、もっとひどい犬猫の問題を抱えているんだという事を忘れてはいけないと思いました。日本でも流行ってしまっている「フクロウカフェ」。タイにも上陸してしまったようです…。営業時間前に行ってみたら…足枷をされたフクロウが店内にいました。一晩中ここに居るのでしょう…。一日中ここにいるのでしょう…。窓から見える木々を、どのような思いで見ているのでしょうか…いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月18日
「ハンデのある猫達の保護猫カフェ」部分工事が着々と進んでいます。毎日作業を見ながら・・・胸が熱くなります。私一人では絶対不可能だった事。全国の支援者皆様が、汗水流しながら得たお給料から、生活をやりくりしながら、老犬のために、ハンデのある猫たちのためにと、大きな力を貸して下さいました。それが、今、こうして・・・材料一つ一つが、皆様の優しさから保護家に来た物であり、その木材が形になっていく姿を見て、毎日涙が出る思いです。1日でも早く完成させたいと、安藤工務店さん2人の大工さんが暗くなるまで頑張って下さっています。奥がエイズ猫さんのお部屋で、手前が体にハンデのある猫さん達のお部屋になります。下の窓は、下半身麻痺のサラや、これから来るもしれない半身麻痺の猫も外の景色を眺められるようにと、アンディーにお願いして作ってもらいました。頑固職人アンディーと藤井副代表の会話にいつも笑わせて頂いてます(笑)ここが完成したら、老犬デイサービスのお部屋も改装工事に入ります。老犬デイサービス、猫カフェ、アンテナショップ、1月オープン目標に頑張ります。そんな中・・・保護家の「ケンジ」が、前庭疾患で倒れました…。宮崎では、ずっと雨が続いているので、また天気が回復したら、きっとケンジも回復に向かう…そう信じて介助しています。乳飲み子猫の時期にも入ってしまい、保護家でも2匹レスキューしました。現在、ミルクボランティアさんがお世話してくれてます。保護家の猫達も、なかなか譲渡が進まず、現在46匹、施設に居ます。平日も13時~16時、譲渡のご案内は出来ますが、前日までにご連絡頂けると助かります。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年10月18日
明日の講演会のため、今日は大分県日田市に来ています。講演会の場所、聴衆の方々、人数によって、いつもお話する内容を変えています。今回は、色々な作業事が重なり、講演会前日にやっと準備が終わりました。今回は、20年間宮崎の犬たちのために保健所職員として尽力してきた今は亡き「メタル」の事も、お話したいと思いました。動画がやっと仕上がりました。作りながら、メタルの事を思い出していました…涙しながらの作業でした。大分県日田市は、始めて来ましたが、食べ物も美味しく、人も温かく、景色も素晴らしく、今度はプライベートで家族と一緒に行きたいと思いました。旅館の窓から見える屋形船。太鼓の音を聞きながら、明日の準備をしていました。保護家では・・・着々と工事も進んでいるようです。スタッフが写真で報告してくれました。工事を依頼した安藤さん事、通称アンディー。生粋の頑固さと、俺様キャラが保護家の老犬達とかぶってしまい、保護家のスタッフからも大人気のアンディー♪トレードマークの麦わら帽子で、暑い中頑張ってくれています。私が出す色んな無理な注文も、「あぁ~?」と言いながらも、一生懸命受け入れて下さるアンディーなのです(^^)いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年10月12日
↓前半はココから↓「三年間考え続けた半身不随犬への想い」https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201710020000/前半からの続き・・・メディア関係の有志は、片言のタイ語なら喋れる方でした。「保護家の今後の活動に役立てるのであれば…バカンス気分で視察してくるので遠慮なく!」そう言って、有志は自腹を切ってタイに飛んでくれました。もう…本当に、有志には何度頭を下げても足りません。なぜか、今は「犬の家」は撮影禁止となっていますが、有志がメディア関係という事で、写真撮影も許可が下りました。「犬の家」は、バンコク中心部から車で60分位の所にあり、(東京よりも渋滞している)保護している犬は、犬400頭、猫100匹だそうです。スタッフは40名。皆さん給与頂いているそうです。獣医師も常駐しているそうでした。日本語はもちろんですが、英語はほとんど通じず、タイ語のみで、片言のタイ語が分かる有志も、細かい説明は聞けなかったそうです。運営費は、国からの補助金もなく、寄付金だけでの運営ですが、金額はオープンにしていないそうです。保護施設は、3つのゾーンに分かれており、※A、治療ゾーン98個のケージ?スペース?があり、検疫スペースでもあるそうです。Aゾーンの子達は、失明した犬、骨折してる犬、癌の犬達がいます。病院のような独特の雰囲気と匂いで、施設の中で一番重さを感じたそうです…※B、リハビリゾーン障害が一生治らない犬達のゾーン。※C、リハビリゾーンBゾーンより比較的軽く、活発な犬達がリハビリを行ってるゾーン。※レッドゾーンここには、健常の犬達のゾーン。レッドゾーンという名所は、危険なわけではなく、清掃が簡単なように赤いレンガをゆるやかに敷かれている事からその名前がついているようです。しかし、このゾーンが一番問題となってきている。というのも・・・「犬の家」に収容される犬が年々増加傾向にあり、その数は5000頭!レッドゾーンの混雑は、犬の心理状態や衛生面、更には隣家に対する騒音問題も起こっていますが、スタッフが医療面、心理面、懸命にサポートをしているようです。身体障害も多いけど、精神障害の犬猫もいるそうです。多くは交通事故で、道路上で保護された仔が多いそうです。バンコクは東京よりも車が多いそうなので…。日本と同じように、飼主から遺棄された仔もいるとの事…。ちなみに・・・施設は、1人の女性とその家族が1981年にケガをした犬を保護したことがきっかけとの事でした。たった一人でスタートした保護活動は…今では、世界中から見学者が来るくらいの大きな施設になっています。譲渡方法を聞いてもらったのですが、タイ在住の人にしか譲渡はしないそうです。世界中から視察や見学が来ているのに…もったないないなと思うけど、それだけ1頭1頭に、深い愛情があるのでしょうね…。訪問したら、先ず事務所に案内され、寄付をして下さいと言われるそうですが、タイでは、「寄付する事で来世の功徳を積む」という文化なので、寄付は日常的に普通だそうです。バンコクの隣県、ナコンパトムにも保護施設を作り健康になった仔をナコンパトムの施設に移動。ここには、現在600頭の犬が居るそうです。常駐の獣医師は居ないけど、月2~3回獣医師が回診に来るそうです。スタッフは8名だそうですが、ここもまた8人皆さん給与頂いてます。「犬の家」視察した有志の感想としては・・・「臭いが全くしなかった。ケージ等の床がかさ上げされていてその下がコンクリートなので、水がそのまま流せる。大量の水を引いているようなので、非常に衛生的。管理所や愛護センターよりも衛生状態は良かった。スタッフは、それぞれの子について熟知していたので、プロだなと感じました。」との事でした。英語が通じず、片言のタイ語だったので、リハビリの方法、スタッフの想い、詳しいことが聞けなかった…との事でしたが、ここまでの道を切り開いてくれた有志に心から感謝しています。私一人では、「犬の家」で、学びたいけど学びにすら行けないと三年間くすぶっていただけなので…。話を聞きながら思ったのですが、タイの文化は分からないけど、「犬の家」という施設は、「かわいそう」という思いはなく、決して可愛い可愛いと甘やかすのではなく、対等の位置に居る感じがしました。お互いを尊重している…そんな感じがしました。半身不随の子達が、どのようなリハビリで歩き出すのか、半身不随犬達の心に触れてみたい!マールたちとの違いは何なのかを知りたい!なぜ、日本の半身不随犬は、半身不随になったら直ぐ、今の自分を受け入れるのか、本能ってなんだろう…今すぐにでもタイに行きたい!「犬の家」のこの子達から感じ取りたい!スタッフの皆さんから学びたい!今の私には何が足りないのか、何がダメなのか、言葉ではなく、第六感で、心で、感じたい!私はまだまだだ・・・自分の未熟さを突き付けられました。ワントゥワンズ代表のクラウドファンディング、どうか、ご支援、応援、よろしくお願い致します。「犬猫の代弁者になる。動物と家族に寄り添うフリーペーパー継続!」いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年10月03日
神戸の有志が、ブリーダー放棄のプードルレスキューに奮闘し、少しでもサポートが出来ればと、11頭保護家で受入れる決心しました。宮崎空港に到着!みんなお疲れ様!今までよく頑張ってきたね!でも、これからが本番だよ!これから一緒に、新しい飼主さんを探していこうね!仕事を有給取ってサポートに来てくれたスタッフ、休み返上してかけつれてくれたスタッフ、空港で3手に分かれ、病院とトリミングに向かいました。保護家のボランティアさんでもあるドッグサロンパピーの志風オーナーが、トリミングして下さいました。詳細は後日ブログにて書きたいと思います。取り急ぎ、本日はこの子達の紹介です。2キロ~10キロのプードルです。トイプードルとミニチュアプードルのようです。中には、コッカーが入ってるのでは?ミニピンが入ってるでは?というmixかな?という子も3匹居ます。年齢も、ハッキリわかりませんが、3歳~5歳位の若い子もいますし、10歳位の仔もいます。大きな病気を持っている子は居ないようです。本日からみんな譲渡可能なので、是非、飼主希望者さん、保護主希望者さんは、国富町にある「いのちのはうす保護家」までいらしてください。午前中は、清掃で手が離せないため、午後からのご案内となります。スタッフのスケジュール調整があるので、必ず、前日までにご連絡宜しくお願い致します。090-4484-5165(担当・藤井)電話に出れない事もあるので、その際、ショートメールにて履歴を残して下さるとスムーズにご連絡できるかと思います。ワントゥワンズ代表のクラウドファンディング、どうか、ご支援、応援、よろしくお願い致します。「犬猫の代弁者になる。動物と家族に寄り添うフリーペーパー継続!」いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年10月01日
広告様、個人サポーター様、もふもふを置いて下さってる店舗様には、封書やメールにてご連絡してありましたが…フリーペーパー「もふもふ」10月号は休刊させて頂きます。体調不良で記事が書けなかったこともありましたが、毎月発行は、私自身何度も徹夜をしての原稿書きで、体力的に限界に来ておりました。その事を、発行者「ワントゥワンズ」代表に打ち明けたところ、ワントゥワンズも、同じ苦しい状況にあった事を知りました。出納帳を確認すると・・・よくこの予算状況の中、発行を頑張ってくれてたね…と、弱音を一度も吐かなかったワントゥワンズ代表に、頭を何度も下げました。私の体力面、ワントゥワンズの資金難・・・これらの事があり、急遽、発行を二ヶ月に一回に減らす決心をしました。広告様や個人サポーター様にご迷惑をかけないよう、その分、発行部数は増やそう!という事になりました。私は、原稿が二ヶ月に一回に減ったので、私自身の問題はクリアーしたのですが・・・もふもふを発行しているワントゥワンズ代表の問題は、解決に至っておりませんでした。広告様と個人サポーター様には、返金という形で廃刊にするべきではないのか…?という所まで、話は行っていたのですが、ちょうど私がクラウドファンディングをしていた事もあり、ワントゥワンズ代表に、その方法を勧めてみましたが、「私の努力が足りなかったから資金難になったのに…」と、なかなか首を縦に振ってくれませんでした。「自分の頑張りが足りないから…それで今以上に頑張ると?私はそれで倒れたんだよ?貯金も底をついたんだよ?ワントゥワンズ代表まで倒れたら、保護家ももふもふもお終いやん!もふもふは廃刊しても良いよ。でも、やる事をやってから、廃刊にするかしないかを決めようよ!」何度も何度も、そう説得してきました。だって、私は、ずっとワントゥワンズ代表の頑張りを見て来たから…二年半、頭を下げて営業に回っている事も知ってたから…いつも側から私を支えて来てくれた人…もうこれ以上頑張ったらいけないよ…そう思ったから。自分と同じ目にあわせちゃいけない…そう思ったから。「頑張りが足りないからだと批判されるかもしれんけど、その批判もちゃんと受け止めるよ。クラウドファンディングに挑戦してみる!」やっと首を縦に振ってくれたのです!これは、ワントゥワンズの挑戦ではなく、私の挑戦でもあります。一人でも多くの方に伝えていきたい!フリーペーパーもふもふを廃刊にしたくない!そのための挑戦です。皆さんにお願いがあります。ワントゥワンズ代表のクラウドファンディング、どうか、ご支援、応援、よろしくお願い致します。「犬猫の代弁者になる。動物と家族に寄り添うフリーペーパー継続!」いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月28日
8月上旬から始まった挑戦、クラウドファンディング、皆さんのシェア、402名の心優しいご支援のおかげで、「老犬デイサービス」「ハンデのある猫達の保護猫カフェ」二つの「夢」が、今、夢ではなく実現する事になりました。今まで応援下さり、本当に本当にありがとうございました。まるで「夢」のようです・・・。この間私は二度、顔面神経麻痺と過呼吸で倒れてしまいましたが、今は回復へと向かっております。取り返しのつかない最悪な事態にならなかったのは、この「夢」が力となっていた事、希望となっていた事…シェア下さった皆さん、402名の皆さん、スタッフのみんな!感謝の気持ちでいっぱいで、どう言葉にして良いのか分からない位です。実は・・・クラウドファンディング終了日でもある明日、ブリーダー放棄のトイプードルが、飛行機に乗って11頭、保護家入りします。私がお世話になった活動家の方が、懸命に繋いで下さった11頭の命です。ネクストゴール達成後の24万円(手数料引かれた金額)は、先日レスキューし残っているプードル達の医療費と、明日到着する11頭のプードルたちの医療費に大切に使わせて頂きたいと思います。実は、ネクストステージで「ハンデのある猫達の保護猫カフェ」選んだ写真、両手麻痺の「バトン」…。きっと、保護猫カフェの看板ちゃんになるだろうなと思っていました。そのバトンが・・・トライアルに入ったのです!私は、何度も何度もトライアル先の後藤さんに確認しました。毎日のリハビリ、トイレの失敗もある事、体が大きくなった時に左手に負担がかかる事、色んな覚悟がいる事も…ですが、一度も躊躇することなく、ハンデがあって可哀想だからではなく、バトンが可愛くて仕方ない…そんな可愛いバトンだから、何でもしたい!そんな素晴らしい方でした。なんだか・・・後藤さんとは不思議と、これからもご縁があるような気がしました。後藤さんのような方と出会わせてくれた「バトン」、やはり名前の通りの仔でした!ありがとう!バトン!今、クラウドファンディングの自分のページを開くと、カウントダウンが始まり、時間が動いています。この減っていく時間を眺めながら・・・「この挑戦は終わるんだな…」と、色んな思いがよぎってきます。いよいよ明日、29日のAM11:00に、クラウドファンディング終了を迎えます。https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月28日
プードル多頭飼育崩壊は、ブリーダーではありませんでした。個人で飼っていた6頭のプードルから始まったようでした。2005年、宮崎市のある地区で、大きな台風被害がありました。1階に完全に水が押し寄せ、床上浸水。飼主は、プードル6頭と一緒に2階に避難したそうです。2階には、6畳一部屋しかありませんでした。この部屋で、不妊去勢手術をしていない6頭から、繁殖が始まったのです…。一時期は、80頭まで増えたそうです。今回、レスキューした43頭、なぜみんな高齢なのかとても不思議だったのですが、その謎も解けました。若いプードルや譲渡できそうなプードルは、某動物病院の先生が、40頭レスキューしてそれぞれの子達に新しい飼主さんを見つけて下さっていたのです。きっと、不妊去勢手術の話もされたと思いますが、その前に、心臓の悪い子達の治療や薬代等、飼い主は先生の善意を裏切り、約200万円ふみたおしたのです。台所のテーブルの上には、数年前のワクチン接種証明書が置いてありました。その証明書の写真は、綺麗にトリミングされた姿で写っていました…。飼い主は、お手伝いさんも雇える程の経済力があったようです。それがどう今になったのかは分かりませんが…部屋には、無造作に置かれた沢山の表彰状、おそらくお孫さんの写真、娘さんが着てたであろう服や靴、壁に書かれた娘さんの楽しそうな落書き…いつからどう変わったのか、家族が楽しく住んでいたはずの家は、床も壁も全て、「犬屋敷」仕様に変わっていました。とても一般家庭の家ではありませんでした。群れは相性で三つに分けられ、繁殖を止めようとしていたのでしょうか、サークルの子と、フリーの子で分かれていました。確かに、汚いし臭いし現場は凄い状態でしたが、多頭飼育崩壊の中では、まだ綺麗な方だったと思いました。サークルの床には、一枚一枚バスタオルが敷かれ、バスタオルが動かないよう、床板にクリップで留めてたり、サークルの回りをタオルで囲ってたり…汚れた感じでは、数日前に変えたんだろうな…と思いました。最初は、普通の愛犬家、プードル好きの家族が、一体いつから、こんなに変わっていったのでしょうね…食べさせるだけ食べさせ、この子は、プードルで10キロありました。太りすぎて、自分の足で歩く事も出来ません。そんな身勝手な飼主の犠牲になるのはいつも罪のないこの子達…あなた達にとって、飼主が一番だったでしょうに…信じてた人から、ある日突然置いてけぼりにされ、ずっと待っていたのでしょう…これから、本当の幸せってどんな事なのか、保護家を卒業した時に、生まれて初めて経験していくのでしょうね…この子達は、国富町にある「いのちのはうす保護家」に居ます。飼い主さん希望、保護主さん希望、の方のみご案内をさせて頂いておりますが、9/19、9/20の二日間は、手が足りないため、お休みとさせて頂きます。クラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月18日
プードル多頭飼育崩壊レスキューから4日目。現場に踏み込んだとき、この家から色んな事が見えてきました。またその状況は、後日落ち着いてから書きたいと思いますが…レスキュー初日は、何もわからないまま現場に向かったので、とにかく乗れるだけ乗せようと。衰弱してる仔を中心に。電気も水も止められていて、とにかく先に持参した水を…。スタッフと二人で黙々と作業。そこには、もう感情はありませんでした。感情すら出てくる暇がない…そんな現場の悲惨さだったのです。初日連れて出れたのは、犬15頭。猫5匹。比較的元気のある子は、バルーンが子育ての時に使用してた奥の部屋。部屋と言っても、半分は外です。性別と首輪で、個体を識別できるよう、写真撮り。心を捨てた淡々とした作業が進みます。衰弱している子は、私の作業部屋兼、子猫部屋に4頭。ペットショップるんるん岡オーナーに連絡。「参ったよ~こんな状況になってしもた~」「お店閉めたらトリミングセット全部持って行くわ!」ルンルントリマーさんを二人連れて来てくれました。そして、保護家ボランティアグループLINEで、トリミング介助に来れる方いませんかー!と、よびかけたところ、6名のボランティアさんが、仕事を終えて保護家入りしてくれました。みんな仕事でくたくたな体に鞭打って、深夜二時までのトリミング。6時間ずっと立ちっぱなしで汗だくでした。みんなの優しさに感謝しかありません…翌日、現場に残してきた子達のレスキューへ。高原の「咲桃虎」さんと手分けしての作業でした。猫がまだ4匹、残っていたのですが、「みやざき動物のいのちを守る会」小倉代表から朝方連絡がありました。残ってる猫はうちが引き受けるから…と。小倉代表も猫の保護でいっぱいなのに…感謝の気持ちでいっぱいです…。そして・・・二日目もまた、ペットショップるんるんチームがトリミングに来てくれました。保護家からは、スタッフが居残りしてくれ、トリミングの介助に入りました。事務所組の「カムカム」「サンバァ」「マール」「しげる」「テイ」「れい」は、邪魔にならないようにと、お利口さんに見守っててくれてました。うちの藤井副代表はというと、電話窓口やボランティアさんの振り分けや、病院管理で多忙な人なので、体力温存のため、夕方には即帰らせ自宅待機させてます。今、彼女が頼りなのです!うちのスタッフ、薫母さん(年は変わらないけどお母さんキャラ)が、トリミング中に、カルテ作成用のデータをいつの間にか書き上げていました。みんな凄いな・・・頭が働くな・・・効率よいな・・・横でぼーっと見る事しか出来てない私です。みんなの協力もあり、完璧なカルテが作れました!病院運搬ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。ただ・・・やはり医療費の問題があり、みんなに完璧な検査すらさせてあげれてないのが悔しいです・・・本当に・・・。スタッフからは、「これはみっともないから載せたらいかん!」と、ストップされたこの写真、あえて出します。このテーブルの散乱具合・・・実は、月曜日からプードルたちの管理で日常業務が全く手が付けられていない状態です。頂いている支援物資の開封もままならず、お礼状のはがきも書けず、スタッフもみんな遅くまで残ってくれてます。私が静養中なので、スタッフが交代で深夜勤まで…。ボランティアさんは、保護家に深夜勤に入り、そのまま保護家から仕事場に出勤している状態です。今、人手が足りていません。ありがたいことに、ボランティア希望のご連絡は頂くのですが、正直申し上げてしまいますと・・・保護家の衛生管理はストイックで、猫部屋は毎日が大掃除並みの清掃手順なんです。朝の清掃中は、和気あいあいもなく、集中してやって頂いています。そういう事もあり、初めてのボランティアさんが来てくれた時は、スタッフが必ず一人ついて手順や物の場所を教えたりとあるので、人手が足りていない今、新しいボランティアさんを受け入れる事すら出来ない状態です。なので、今、皆さんにお願いしたいのが、・ごみの持ち帰り(毎日大量の汚れた毛布やトイレシートが出ます)・病院運搬・猫の爪切り&ブラッシング・プードルのお部屋掃除(11時~)・プードルの預かりさん(後日詳細を書きます)です。今、このような状態なので、電話にもあまり出ることが出来ません。出来れば、ご連絡はショートメールか、会のfacebookからメッセージ(コメント欄ではなく)か、会のメールアドレスまでご連絡お願い致します。その際には、お名前とお電話番号をご記入よろしくお願い致します。「プードル多頭飼育崩壊part3に続きます」「プードル多頭飼育崩壊part1」https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201709140000/クラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月15日
Facebookでは、ご報告を続けて来たのですが、ブログではどこからご報告して良いのか分からず…Facebookされていない方に、一連の流れのスクショを貼ります。(もしかしたら抜けているのもあるかも…)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーご報告第二弾は、本日中に必ず・・・クラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月14日
私は・・・全て正直にお話すると、半年程前から「鬱」の扉の前に立っていた状態だったそうです。半年位前から、みんなに頻繁にこう口にしていました。「私、いつ死んでも良いと思ってるんだよね」「もし、私が死んだらさ~」「ねぇ、私が死ぬときは交通事故やろか?」もちろん、自ら命を絶ちたいという気持ちは全くありませんでしたが、やたらと「死」のキーワードが出て来るようになり、スタッフは危機感を覚えていたと、今、聞きました。自分の体に鞭打ち続け、過労からそれは「心」の破壊へと自ら向かっていたのです。まだまだ頑張りが足りない、まだまだ頑張りたい!この時が一番、正常な判断が出来ない状態だったと思います。とうとう「鬱」の扉の前に来てしまい、その扉へ手をかけたときに、「老犬デイサービス」「ハンデのある保護猫カフェ」夢だったものが、どんどんビジョンが固まっていき…と同時に「鬱」への扉を開ける事無く、どんどん離れていったのだと今となってはそう感じました。私は、この子達を守っていたようで、実は、この子達から守られていたような気がしました。私は、「夢」に助けられたのです。ただ、「まだまだ頑張りたい」という思いは、更に強くなり、ますます体に鞭打つ一方だったので、過労へのストレス性から「左顔面神経麻痺」になったのは事実なので、今後は休むときはちゃんと休み、睡眠もちゃんと取ろうと思えるようになりました。まだ復帰は早いと、怒られそうですが…6日の深夜勤から、保護家に戻ってまいりました!聴覚障害が治ったと書きましたが、すいません…また再発してしまいました。聴こえ難さや軽い痛みはありますが、犬猫達のお世話等の活動には何の支障もありません。みんな!ただいまっ!保護家の作業は、もちろん、私が欠けてても、スタッフ、ボランティアさん達が回してくれる。確かに、まだ静養は必要な時期だと分かっています。でも・・・私が、復帰したかったんです。トミーには、もう時間がないから…。トミーと一緒に、まだまだ色んな事を共有したいから…。だから・・・トミー!母ちゃん帰って来たぞっ!そして・・・私が一日でも復帰したかったのは、腎不全のテイの存在もありました。テイは、何年も何年も飼主からの虐待に耐えてきました。この写真は、レスキューする前の写真です。ここに閉じ込め、棒で突いていたのでしょう…飼い主の怒号と犬の叫び声が、頻繁に響き渡っていたと聞きました。やっと地獄から抜け出せ、これからというときだったのに…テイに残された余命は、奇跡が起こったとしても僅か2年。もしかしたら…数ヶ月かもしれない。そんなテイが、「おもちゃ」で遊ぶことを覚えました。「母ちゃん、これなに?」「・・・???」「バクっ!」「母ちゃん!これ、キュッキュッ音するよ~♪」テイは、6歳になってやっと、沢山の事を経験し始めました。最近では、色んなおもちゃを引っ張り出してくる始末。猫のおもちゃまで(;'∀')しかも、ドッグランまでコソコソと運び、誰にもとられないように穴を掘ってコッソリ隠す事も覚えました。でも、メモリーに見つかっちゃったね(笑)テイは、床とコンクリートのひんやり感も覚えました。譲渡会でも、人間よりもコンクリートに夢中で、もうこうなったら周りが何も見えていないのです(笑)テイの残された時間は、あと僅か・・・。私が、テイとの時間を優先したかったのです。「え?もう復帰出来るの?」スタッフも驚いていましたが、それ以上は何も言いませんでした。私がなぜ、復帰を急いでいたか知ってたのだと思います。復帰して冷蔵庫を開けると、ボランティアさんが、私の大好きな甘いコーヒーを用意してくれていました。私の留守中、事故が起きないようにと、心配かけまいと、藤井副代表を筆頭に、スタッフボランティアみんながピリピリ緊張してたと知りました。藤井副代表は、何度も私にLINEしてきました。「由美さん、保護家には素晴らしい仲間が沢山いるよ!だから…保護家は大丈夫!心配ご無用!思い切って自分の時間を過ごして来~い!」私には・・・嬉しくもありがたくも面白くも、「由美さんの事は、私が守る!」「俺の母ちゃんは、俺が守る!」藤井副代表とカムカムが、山下由美の相棒の座を奪い合ってくれている(笑)二人とも、ドジくさいし暴走しやすいし口うるさいけど…私にとって、とても大きな存在です。必要な大切な存在です。クラウドファンディングのNextGoal「ハンデのある保護猫カフェ」、目標額まで遥か遠く、残念ながら実現できないかもしれませんが、この子達の幸せの為にも、ギリギリまで諦めずに自分が今出来る事をやりたいと思います。(今月レスキューした半身麻痺のサラ)愛護法改正を宮崎県でも署名活動したり、フリーペーパー「もふもふ」に記事を書いたりさせて頂いている身なので、自分自身、まだまだ学ぶことがあり、今回、シンポジウムの参加を決めました。ちなみに、まだ参加者募集はしています。http://www.eva.or.jp/2017sympoもちろん、もう私は頑張り過ぎませんっ!翌日には、浅田美代子さんの舞台を観に行きます!学びながら、発信しながら、犬猫達と向き合いながら、その中で自分の自由な楽しむ時間も、入れていきたいと思います。だから・・・山下由美はもう大丈夫です!上京まで顔面神経麻痺がどこまで回復しているか分からず、この顔で東京に向かうのは不安がありますが(;'∀')クラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月08日
7/16、橘通り交差点、山形屋デパート前で署名活動しました。フリーペーパー「もふもふ」石塚編集長の呼びかけで、「咲桃虎」さん、「Animalbond」さん、「チームひまわり」(愛護センターボラ)、「いのちのはうす保護家」の4団体と、個人活動家さん達が集まり、11時~16時まで街頭で呼びかけました。真央捜索の一週間、合間合間に初めて作ったプラカード…あえて、入りやすい感じで可愛く作ってみました。宮崎市の街は…人通りが少なく大変でしたが、わざわざ信号の向こうから、走って署名に来て下さる方や、自転車から降りて、署名して下さる方や、ジュースの差し入れを持ってきて下さる方や、支援物資を届けに来て下さる方…皆さんの温かい気持ちに感謝の連続でしたが…中には、「犬嫌いだから」と拒否されたり、「犬猫より人間の子供を助けてやってよ」犬猫の「いのち」の位置がとても低いことにも気付かされましたが、まだまだこれからの課題だなと、とても良い経験にもなりました。色んな思いが込み上げて来て、涙を流しながら、署名をお願いしますと声を出して頑張ってくれたボランティアさん、バイトが終わったその足で、自転車で駆けつけてきた高校生のボランティアさん、大きなプラカードを持って、必死に呼びかけてくれてた小さな可愛い兄妹ボランティアさん、「咲桃虎」さん、「Animalbond」さん、「チームひまわり」さん、みなさん、本当に本当に暑い中お疲れ様でした!あと・・・ボランティアさん達にと、スタバを差し入れしてくれたいのちのはうす保護家のボランティア、スワンさん、優しさを本当にありがとう!署名は、これまで保護家で集めて来た分と合わせ、1,610名の署名が集まりました。責任もって、浅田美代子さんにお届けします。ご協力くださった皆さん、本当にありがとうございます。と、このご報告で終わりたかったのですが・・・・自転車で声をかけて来た一人の男性。厚手の布袋を振り回し、その袋から取り出したのは・・・1匹の子猫。その次は、首根っこ掴んでグルグル振り回し、「この遊びが好きな猫なんだよ」炎天下の中、袋に詰めて公園で遊ばせた帰りだと言います。呼吸が浅く、脱水症状が出ていました。こんなことをしてたら子猫が死んでしまうと、皆で説得するも、自分の猫だから良いんだと…グッタリしてるこの仔を、「眠ってるだけ」だと…このおじさんは、猫が好きな人。自分なりの可愛がり方なのでしょうが、虐待、ネグレクト・・・結局は、中途半端なこのような犬好き、猫好きが起こしている事なんです。交番のお巡りさんを呼んでも、「飼い主に返しなさい。あなたが窃盗罪になりますよ」「お巡りさんが虐待の承認になれるよね?」「動物愛護法はよく分からないので、本署に本があるから、本署が虐待にあたるのか判断します。」「猫を見てない本署がどう判断できるの?」咲桃虎チームがお巡りさんに詰め寄ります。「この仔、私の猫やったわ(笑)」「冗談抜きで、窃盗罪になりますよ?」「なってもいいわ!そう言わなきゃ子猫は飼主に戻されるわけでしょう?」保護家の藤井副代表も頑として引きません。お巡りさんも面倒くさくなったのか、「所有権放棄させるよう持って行くので…」おじさんも面倒くさくなったのか、「もういらんわ!」無事、所有権放棄で引き取りに成功しました。お巡りさんから書かされている「念書」。なんだよもう!クソ忙しいのに面倒くさいな!と、藤井副代表。引き渡し完了後、ボランティアさんが直ぐに保護家まで連れて帰ってくれました。夜も少し脱水が残っていましたが、点滴をしたら無事元気になりました。やっぱり法律の改正は絶対だ…そう思えた日でもありました。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年07月18日
最初は壁があったNHK撮影隊と保護家。「なんてウザいんだろう」「なんてワガママなんだろう」今思えば笑い話です。↓2016/07/05 NHK密着取材の裏側↓https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201607050000/↓2016/07/18 NHK密着取材の裏側part2↓https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201607180000/カメラマンのカンニャンと音声のニッシー。最初の頃は、こんなことをしてる人は特殊な人だと見ていたでしょうに、今では、「山下由美という人間はですね~」と、語りだすと止まらなくなるくらい、私以上に山下由美の信念を熱く語ってくれるのです。いつの間にか、プライベートでボランティアに来てくれるまでに。そして、カンニャンとニッシーと出会わせてくれたディレクターの「トミー」。上記、過去記事で書いたように、いのちのはうす保護家を知る、二番目に古い有志でもあります。トミーは、特に犬猫が好き…という人ではありません。おそらく、興味はない方でしょう。それならばなぜ、五年間も私達と繋がっていたのか…いつも大きな力を貸してくれていたのか…そこには、「我々と同じ命が粗末に扱われている」この現状を変えなければいけないと感じてくれていたからです。そして、この人たちの力になりたいと思ってくれたからです。私達スタッフは、プライベートでもトミーを頼りました。色んな相談事を聞いては、動いてくれました。トミーは、時にお友達でもあり、時に有志でもありました。 そのトミーが、東京に異動が決まりました。本当ならば、外のお店で送別会をしたかったのですが、乳飲み子猫や老犬の居る保護家なので、保護家でお別れ会をしました。トミーは日本一の大学を出て、NHKに入社しました。エリートでもあるトミーなのに、出世する事に全く興味がなく、地位や名誉よりも「現場」を一番大切にした人でした。人間的にとても尊敬できるトミー。最期の夜、トミーは老犬ホスピスを見学しました。「密着取材してた頃の老犬達ほとんどが…いないんだね」「トミー…すっかり老いたね」トミーは、密着取材受けてた頃にレスキューした老犬なので、トミーの名前を拝借して「トミー」と名付けてました。「トミーとトミーが揃うのは、今夜で最後だろうね…」仕事を超えて私達は「絆」が出来ました。大切な仲間です。トミー、この5年間、本当にありがとうございました!私達の深い絆は、離れててもずっと続くと思いますが(^^)先日は、某局さんの某番組から撮影依頼のお話がありましたが、趣旨の違いを感じ、お断りする方向でお話をして、保護犬のイメージを悪くするからその企画自体、やめて頂きたいと。「とにかく伺います!直接説明しますから!」と、ディレクターが保護家まで来て下さいました。お話を伺っていくと、そこにも、「人」と「人」との繋がりを感じました。これまで良い訓練士、ドッグトレーナーとの出会いが無かった私は、肩書だけでひとくくりにして、偏見を持っていたのかもしれません。(詳細は番組放送後、書きたいと思います)このディレクターさんだったからこそ、信頼してお受けできたのだと感じました。一番に私と保護家を守ろうと、厳しい目、厳しい言葉、厳しい態度の副代表の藤井が、須崎トレーナーにこんなに悪ふざけ出来る位、某局さんの番組内容は素晴らしいものでした(^^)(宮崎県内のみの放送です)現在は、某局さんのドキュメンタリー番組の密着取材中です。私自身がどこまで自分の壁を取っ外して本音を話せるのか、今の段階は試行錯誤中です。とにかく撮影クルーの方々に、この活動の趣旨や信念を理解して頂けるよう頑張っていきたいと思います。※この放送は、九州沖縄地区放送だそうです。信頼、絆、繋がり・・・良い物を作り上げるには、とても大切な事なんだと、トミーから教えてもらったから。これから署名運動もスタートします。どうすれば一般の方から賛同頂けるのか、どのように発信していけば良いのか、表に出る機会が多くなるこれからの課題です。一人でも多くの方に伝わりますように・・・。現在、いのちのはうす保護家では、治療が必要な犬猫が増えていて、大きな医療費がかかってきています。お願い事ばかりで本当に申し訳ございません。ご支援頂けると大変助かります。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年07月09日
メメタの弟とお父さん…残念ながら希望者さんは見つからず、一時保護場所には、もう長くは置けないという事で、レスキューする事を決めました。テイ ♂ 推定6歳 一番虐待を受けていたテイは、保護当初、ケージから出て来ず、トイレの時しか中から出てこないとの事でした。仁 ♂ 推定10歳仁は、メメタとテイのお父さんではないかな?との事。虐待を受けていたはずなのに、人間の事が大好きで、日本犬らしく、「我が道を行く」の所もあります。皮膚が悪いのは、悪環境の中にいた事と、栄養不足からのようです。仁は、無事、群れデビューもして、毎日朝から夕方までドッグランでニコニコ過ごしています。時々、ルールを破ろうとしちゃうので、オス犬に怒られることもありますが、大きなケンカになる事もなく、上手に集団生活が出来ています。仁もテイもこれからケアして、新しい飼主さん探しを!これからやっと幸せになれるんだ!そう思っていたのですが・・・テイは腎不全で、長く生きれても一年だろうと宣告を受けました。長い時間、酷い目に合ってきたのに、人間の事をもう一度信じようと、自分からすり寄って甘えてくれるまでになりました。これから・・・これからだったのに!小柄で可愛くて性格の良い子なのに・・・。レスキューする前日、倒れて歩けなくなる位衰弱していましたが、今ではご飯もモリモリ食べるまでになり、ドッグラン探索が大好きなテイちゃん。室内でイタズラもせず、他の犬とも上手に付き合えて、トイレシートでオシッコも出来るようになりました。心許した人には、「キャーキャー」言いながら甘噛みしながら体全身で甘えて来るかわいい子です。長くは生きられない、長く一緒に居られない仔ですが、その他大勢の一匹ではなく、家族の一員としてテイちゃんを迎えて下さる方を探しています。その後のメメタ・・・ブログを読んで下さった方からお問合せがあり、メメタに会いに来てくださいました。柴ちゃんの介護と看取りをされた方で、柴ちゃんが亡くなった後、介護用品を保護家の子達にと、以前保護家まで持ってきて下さった方でした。メメタのこれまでの犬生を、全て受け止め、メメタの心を尊重して下さる素晴らしい方でした。ペットショップるんるん岡オーナーが、「メメタが幸せになるお祝いさせて!」岡オーナーのおごりでトリミングへ!多分、犬生初だろうシャンプーにビックリと戸惑いだらけのメメタでしたが、気持ちよさそうにゴロン。まだ骨折が完全じゃないメメタなので、スタッフさんも一緒についてくださいました。あんなにゴワゴワモサモサベタベタのメメタでしたが、こんなにきれいになりました。「全て洗い流したよ!過去の辛い思い出も全部ね!」岡オーナーからそう言われたとき、メメタは今日、生まれかわったんだな…これからがメメタの本当の犬生なんだな…あらためてそう思えました。最後の最後に、メメタは私の元から離れようとしませんでした。いつものように「ヒュンヒュン」言いながら、身体に潜り込んで顔をうずめてきました。「母ちゃん行かないで!」・・・の時の、いつもの合図でした。本当ならば、いっぱい抱きしめて、いっぱいいっぱいメメタの事が大好きだと伝えたかったけど、それを口にすると涙が出て来てしまう…ヤバいな…「メメタ!もうそれしないで!やめて!」メメタを突き放す言葉しか出てきませんでした。もう保護家の事は忘れなきゃいけない仔…今日から、新しいメメタになれるんだから…優しいお父さんとお母さんの家族になれたんだから!その後、飼主さんから送られてきた写真見て安心しました。警戒心や不安が取れて、横になって寝ているメメタの姿。いつものメメタだ!もう大丈夫!メメタは何年も何年も過酷な環境に居ました。どうすれば殴られないようになるか、メメタなりに一生懸命考え、一生懸命生きてきました。保護家でも、どうすれば自分だけをみてもらえるのか一生懸命前に前に出てこようとしていました。でも、もうそんな心配もいりません。メメタ!保護家卒業おめでとう!いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年06月21日
飼主から虐待されている柴犬たちを救いたいと、数年前から飼主との話し合い等、ご身内の方々のおかげで、この仔だけはなんとか所有権放棄までこぎつけ、レスキュー出来ました。メメタ ♂ 12キロ フィラリア陽性骨が繋がるまでは、立つ事も出来ませんが、よいしょよいしょと這いずりながら・・・一生懸命甘えに来てくれます。どんなに殴られても蹴られても、子犬の頃に受けて来た「愛情」は「信頼」へとなり、何をされても、この仔の中で人間を見る目が変わる事はなかったのでしょう…人間にあるDVやモラハラのように、「ハネムーン期」(ストレス発散した後の優しくなる時期)もあったのでしょう…虐待を受けているときも、この後にくるハネムーン期をメメタは知っていたのでしょう…ひたすら耐えて待っていたのでしょう…だから、メメタはとても健気で優しい子なんです。メメタは無事レスキュー出来ましたが、あと2頭、メメタのお父さんと兄弟が残されています。とりあえず、安全な場所に移すことは出来たのですが、実は、まだまだほんの第一歩でしかありません。事情があり、背景を隠しての写真掲載とします。この仔が、メメタのお父さんだろうと言われている子です。メメタのように人慣れしていますが、10歳位で、皮膚病があるようです。多分、環境が悪かったからだとは思います。推定13キロ位です。この子は、メメタの兄弟と言われている子です。推定8キロ位の割と小柄な子です。この仔が一番、虐待を受けて来た仔ではないか…と言われています。1日中、ケージの中に入りっぱなしで、トイレの時しか、外に出て来ることが出来ません。少し、咬むようなしぐさがあるかもしれません。ただ、それは攻撃性からくるものではなく、怖くて歯が出てしまうのだと思います。現在、この仔達をずっと心配して動いて下さってた方々が、心のケアを続けてくれています。実は、メメタやこの2頭以外にも、あと2頭、レスキューしなきゃいけない子が居るんです…その2頭は、まだ安全な場所には連れて来れていません。色んな事情があり、写真のメメタのお父さんと兄弟に新しい飼主さんが決まらないと、安全な場所にすら移すことが出来ないのです。どうかお願いがあります…写真のメメタのお父さんと兄弟を受け入れて下さる新しい飼主さんか、保護主さんを探しています。みたところ、メメタのような大きいけがはないようですが、環境からすると、フィラリア陽性は確実だと思います。この仔達との面談希望や、ご相談は、会の携帯までお願いします。留守電になった場合には、ショートメールにて履歴を残して下さると助かります。090-4484-5165(担当・フジイ)「所有権」というものが、こんなにも邪魔くさいものになるとは…正直、今の法律では漠然とし過ぎているからか、虐待やネグレクトに関して、警察は全く取り合ってくれません。●浅田美代子さん●「動物の愛護及び管理に関する法律」改正を求める署名http://miyokoasada.com/この中に、・動物虐待・ネグレクト事案をはじめ不適切飼育について動物保護制度・不適切飼育の監督について民間の活用・行政との連携と、あります。これさえあれば、メメタのような仔達も、直ぐに救えるのに…。法律は、誰かが変えてくれるだろう…ではなく、私たち一人一人の力が束となって変えれるものだと思います。お一人の署名が、法律を変えるのだと…。どうか、メメタのような仔達を助けて下さい。署名のご協力を、どうかよろしくお願い致します!いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年05月28日
5/17の21時、バルーンのお産がはじまりました。エコーでは3匹確認できたとの事でしたが、中型雑種なので、3匹を少し超える位かなと思っていました。逆子が多くて、バルーンも苦しそう…何度も顔を見上げ、助けを求めて来てくれたので、身体をさすったり、声をかけ続けたり、逆子を引っ張り出したりと、お産のサポートさせてもらう事が出来ました。6匹産まれ、バルーンも落ち着きだしたので、お産が終わった!・・・と、思ったのですが、その後も次から次に産まれ、合計10匹の命が誕生しました。ですが・・・お産に時間がかかり過ぎたのかもしれません。最後の10匹目は、残念ながら死産でした。お乳だけでは足りないので、人口授乳と並行しながら、バルーンと一緒に育てていきたいと思います。生きられなかったこの子は、今日火葬に向かいました。子犬たちは、バールンのお乳と人口授乳なので、ミルクのご支援頂けると大変助かります。バルーンのお乳が沢山出るように、パピーフードのご支援も頂けると助かります。お願い事ばかりで大変申し訳ございません・・・いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年05月19日
生後1~2日の子猫達。母猫は、最期の力を振り絞るかのように、命がけで出産しました。「この人ならこの子達を守ってくれる」本能で感じたのでしょうか…心優しい人間に我が子を託し、母猫は、下半身血まみれの姿で、そのまま去っていきました。保護主さんが次に母猫を見かけたときには、すっかり変わり果てた姿だったそうです。母猫が命を懸けて守ろうとした4匹の子猫達。人目を避け、生きてきたはずの母猫が、最後の最期に、私たち人間に託してくれたいのち…。二時間置きの授乳、体温調整、出来る限りことをやってきたつもりでしたが…低体温が続き、徐々にミルクを飲む事も出来なくなりました。1匹が亡くなり、2匹が亡くなり、3匹が亡くなり…自分の無力さ…情けないと感じる日々でした。最後に残ったこの仔だけは、どうしてもどうしても死なせたくない…命がけで産んで、人間に託してくれた母猫に申し訳なさすぎる…。この仔も、兄弟の後を追うように息を引き取りました…。母猫の願いに応えることが出来ませんでした。亡くなる数日前、目が開きました。不謹慎かもしれないけど、最後に光を見せれたことが嬉しいと思ってしまいました。兄弟みんな、同じ場所に埋葬しました。みんな、お母さんの元に帰っていきました…。猫が嫌いな人は、それぞれに理由があると思います。決して、好きになって下さいとは言いません。嫌ってても良い…好きにならなくても良い…ただ、知ってて欲しい。人目を避けながら生きて来た外猫でも、優しい人間をちゃんと知っています。この人間なら信じれると、「この仔達を助けて下さい」と、命がけで産んだ我が子を、託す猫もいるという事を…。同じ命…このような共存も、大切な事ではないのでしょうか。同じ命…尊重するだけで、不幸な命は無くなるのではないのでしょうか。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年05月17日
有志が作成してくれた「いのちのはうす保護家history」より画像抜粋。※YouTube「いのちのはうす保護家history」再生。「もうやめたい」「逃げたら楽になるだろうな」そんな思考になってしまう時は、困難な壁にぶつかったとき。そんなとき、必ず足を運ぶ場所…旧保護家。当時、自分に言い聞かせていました。「電気も水もないこの場所での保護活動は、後にどんな困難にも耐えられるようになるはず。だって、ここで頑張れてるんだもん!ここで出来るって事は、後になんだって耐えられる強い精神が身についてるはず!」ひとつひとつ作り上げていった掘立小屋は、今は…もう何もない。誰もいない。困難にぶつかったときに足を運ぶこの旧保護家は、過去の自分に会いに行っているのだと思う。どんな困難が降りかかっても、未来を変えられると信じてた。なんだって耐えて来た、乗り越えてきた、そんな当時の私に会いに行ってるんだと思う。今の私を見て、過去の私はなんて言うだろうか…情けない奴だな~と思われるだろうなとか、全ては自分が基準になっている。自分を褒めるのも、喝を入れるのも、戒めるのも、過去と未来の自分なんだなと感じる。「もう一度立ち上がろう!」そう思わせてくれるのも、過去の自分、過去に携わった犬猫達。過去の自分、過去に携わった犬猫達に、情けないと思われたくない。弱いな~と思われたくない。だから、再起動できる。これが、原点に戻れる場所「旧・保護家」。旧保護家からよく眺めていた夕焼け。色んな思いでこの夕焼けを眺めていた。あの当時と変わらぬ夕焼け。旧保護家の裏には、口蹄疫で殺処分された牛や豚の遺体が眠っている。旧保護家まで匂ってくる死臭。旧保護家まで流れて来る大量のハエ。あの日感じた五感を今でも忘れることは出来ない。常に追い詰められてた、苦しみの多かった場所。自分が強くなれた場所。本の発送が遅れております。大変申し訳ございません。現在、ご入金確認取れている皆様には、順次発送しておりますm(__)mA5サイズ、72P、1,600円(送料無料)↓ご注文はこちらです↓http://freepapermofmof.cart.fc2.com/携帯アドレスの方は、自動ご案内メールが届かない事があります。このアドレスを「★」を「@」に変えて↓受信可能に設定して下さい↓hogoya777★icloud.comいのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年05月06日
先日ブログにて告知していた自費出版の書籍、「尊厳死・王子と生きた時間」本日より、下記のショッピングカートサイトにて販売スタートしました。A5サイズ、72P、1,600円(送料無料)↓ご注文はこちらです↓http://freepapermofmof.cart.fc2.com/ここまで来る道のりは、凄く凄く長かったような気がします。2008年に、PHP出版社より「奇跡の母子犬」が書籍化され、2013年には松竹映画より「ひまわりと子犬の7日間」になりました。今頃・・・いいえ、今だから書けるのだと思いますが、当時、私は「山下さん」「ゆみさん」という呼び名から、いきなり「先生」と呼ばれるようになりました。たった1冊しか本を書いてないのに、私の職業はいつの間にか「執筆者」になっていました。「先生、二作目はいつお書きになられるんですか?」そればかり聞かれ続けました。正直、とても複雑な時期でもありました。「先生」と呼ばれている山下由美は、施設で毎日この生活でしたから・・・「これが接待というものかな?」と思うような普段食べた事のないような食事の席やとってもお洒落なお酒の席に呼んで頂いたり、「先生!読んで下さい」と、ご自身で書かれた原稿を手渡され、感想を聞かれたり、出版社を紹介して下さいと頼まれたり、ご存知の通り、私には文才はありません。たった1冊しか書いていない私は、出版社を動かすようなそんな力もありません。それなのに・・・映画公開となった2013年は、周りがガラッと変わった一年でもありました。「今の私を見て下さい。今の活動で何を感じてくれますか?」心の中で、ずっとそう叫んでいたような気がします。畑違いの場所に立たされ続け、辛かった時期でもありました。二作目・・・二作目・・・そう言われ続け、書かなきゃいけないんだろうな~と思いながらも、2013年から今まで、執筆活動に入る事は一度もありませんでした。そんな事よりも、施設に居る子達、今、管理所に収容されている子達、この仔達と向き合う事に、時間と労力を使うべきだと、思っていたのだと思いますが・・・ここ最近、ワントゥワンズ発行のフリーペーパー「もふもふ」で原稿を書くようになり、効果が目に見えて感じるようになりました。自分には文才がないだの、執筆者にはなりたくないだのは、もう言ってる場合ではないと・・・。拙い文章でも、心に響いて下さる方が居る事、その方の人生観が変わるきっかけとなるのが、私の文章であってくれるのであれば、それをちゃんと形にして出して行こうと、やっと本腰入れて書く決心が出来ました。そうして・・・ちょこちょこと書きはじめ、やっと完成した「王子と生きた時間」は、色んな方に相談して、自費出版という形で出す事にしました。いつかタイミングが合えば、出版社を通して作り直す形にもなるかもしれませんが、一番の目的は、一人でも多くの方に、手に取って読んで頂ける事だと思っています。とりあえず、30冊用意しました。一人でも多くの方に読んで頂き、読んで下さった方が、一人でも多くの方に伝えたくなるような、そんな力のある書籍になれば良いなと思います。売上金の一部は、啓発活動費用に充てさせていただきます。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年03月20日
これまで宮崎県で「移動ペットショップ」が来た際には、潜入遊びに行ってきました。↓過去の潜入レポート↓2007年06月29日ブログ記事「夢のような命販売所♪」2011年07月05日ブログ記事「バカなふりして聞いてみた」とても難しい問題・・・この記事を書くにあたり、公人となった今の立場もあるので、更に難しい問題となりましたが・・・やはり、公の場で書こうと思いました。これまで通りストレートには書きません。そのことで、心傷める方もいらっしゃると思います。ですが、表向きの文章ではなく、根っこの部分を感じ取って頂けたらと切に願います・・・↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓5日の朝、スタッフが怒って興奮して保護家に来ました。「これ!移動販売じゃないよ!店舗構えたらしいよ!」宮崎には、悪徳ペットショップの少ない県でした。悪徳大型ペットショップ代表と言われてる店が、とうとう宮崎に・・・オーブン2日目の5日の夜、保護家の作業を少し早めに終わらせ、潜入遊びに行ってきました。19時だというのに、沢山の無知なお客様・・・宮崎県には、こんなに沢山、無知な犬猫好きな人が居たんですね~私達の活動の意味はなんだったんだろう・・・10年間何をしてきたんだろう・・・自分の愚かさに気付かせて頂き、悲しいありがたいですね。好きなら好きで、もっと調べろよ!好きなら現状を知れよ!「知らなかった」じゃ今の時代は通用しない。こんなにも情報が溢れてるんだから。私「すいませぇ~ん…空の箱はもう売れた子なんですか?」店「土日で100頭売れたんですよ~でも、次々に来ますから」私「どっから?」店「うちは沢山の店舗があるのでそこから運んできます」私「以前、移動販売で買った犬がパルボで死んじゃったんですよね~パルボ!」店「・・・・・・・。でも、うちは生体交換やってるんで、死んだら同じ犬種の仔と無料で交換できますよ。しかも三年保証ですからね!」欠陥品で、修理しても無理だった「物」は、無料交換だって~パルボはスルーされた(笑)よくある事なんだね!答える必要はないって事かな?失礼しました♪私「私、お金ないのよね~・・・仕事も訳ありでクレジットカードすら持てない人なの。そんな私には売ってもらえないよね?」店「うちは基本、ローンはオリ〇なんですが、そのような方の為にも、審査の緩いローン会社を二つ持ってます!」すごーい!お金がない、仕事もない、誰にでも売ってくれるんですね!君は・・・数ヶ月後にはどこに連れて行かれるんだろうね・・・繁殖犬という生き地獄新しい犬生が待っているのかな・・・かわいそうかわいいと手を差し伸べても、次から次に「売れる」からと新しい命が犠牲になる命が追加される事になるだけ・・・悪事儲けを手伝ってしまう事・・・だよね?これが現状・・・これが現実・・・無知な犬好きな人が、このような流れを作っている。命を犠牲にしたペット産業に何兆円という利益をつくってるのはここに来ていた「あなた」だよ。目が合っただけで「運命感じる」なんて犬猫にしたら迷惑な素敵な話~♪管理所、保健所に行ってごらん♪みーんながあなたを見るから!店「今、mix犬も人気なんですよ~この子は何のmixか分かります?」私「え?要は雑種でしょう?(笑)」店「・・・・・・・。mix犬は、チワワとかダックスとか、純血の仔とかけあわせてるんですよ」私「だからぁ~雑種ですよね(笑)」猫も沢山販売されていました。私「宮崎は猫を買うよりも、愛護団体さんの譲渡会でもらうパターンが多いんですけど、審査が厳しいらしいんですよ~でもここは直ぐに売ってもらえるんですね」店「はいっ!宮崎はペットショップが少ないですからね。うちは珍しい猫も多いんですよ。どうですかぁ~?」なんか・・・私の情報は、「お金が無い」「クレジットカード持てないローンを組めない人」しか全く知らないのに、そんな人間にまで簡単に勧めてくれるなんて・・・すごい人間性、凄いシステムですね♪「知らなかった」では済まされない。「かわいそうだったから」では済まされない。今は、そんな時代です。4月に愛護センターが出来るというのに…浅田さんが自分を犠牲にしながらも、署名を起ち上げてくれたのに…こんな現状で、行政と愛護団体だけで「殺処分ゼロ」は無理がある。国民一人一人が、現状を知り変わらないと、達成なんてできない。フリーペーパー「もふもふ」特別号のご支援、ありがとうございました。ご支援下さった皆様のおかげで、無事、目標額に達成しました。これから取材、原稿に奮闘していきます!また後日、ブログ内にてご報告させて頂きます。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年03月08日
「フリーペーパー・もふもふ」特別号にご支援下さった皆様、本当にありがとうございます。このような啓発方法に、ご賛同頂けるのだろうか…正直不安な気持ちでおりましたが、こんなにも多くの方から応援して頂き、ワントゥワンズ代表と共に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。「自分たちに何が出来るのか?」「愛護センターでは何を必要としているのか」「自分のこの動きによって何が変わるのか」宮崎県民ひとりひとりが、考え、行動に移せるような何かひとつでもヒントが見つかるようなそんな「もふもふ特別号」に仕上げたいと思います。目標達成額まであと少しとなりました。どうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します。↓ご支援下さった皆様、ありがとうございます↓2/7 KS様2.000円 IU様2.000円 TN様2.000円 NY様2.000円 FY様2.000円 TT様4.000円 G(I?)R様50.000円 GH様10.000円 OM様2.000円 KH様3.000円 IY様3.000円2/8 IY様2.000円 SR様10.000円 SF様10.000円 YT様2.000円 MN様10.000円 TN様2.000円 NT様10.000円 SM様5.000円 2/9 UM様10.000円 FM様10.000円 YY様2.000円 MY様2.000円 TE様2.000円 2/10 IH様3.000円 YS様20.000円 NN様3.000円 IE様5.000円 NM様10.000円 KY様2.000円 AA様5.000円 HT様10.000円 WK様5.000円2/11 NY様2.000円2/12 HA様5.000円 2/13 MY様10.000円 HT様10.000円 NT様2.000円 MM様5.000円 UN様10.000円 KA様10.000円2/14 TM様2.000円 UY様10.000円 IY様5.000円 HA様100.000円2/16 HK様10.000円2/19 TY様2.000円 F様5.000円 K様2.000円 WK様2.000円2/20 TK様2.000円 IK様5.000円2/21 株)F様5.000円 KR様2.000円 TS様1.000円2/22 KF様5.000円2/22までのご報告合計434,000円どうか、もう一度、愛護センターに向けて、皆様のお力を貸して頂けないでしょうか…私達に、フリーペーパー「もふもふ」の特別号を作らせて頂けないでしょうか…※フリーペーパー「もふもふ」特別号発行支援サイトhttp://freepapermofmof.cart.fc2.com/いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年02月25日
どうか、もう一度、愛護センターに向けて、皆様のお力を貸して頂けないでしょうか…私達に、フリーペーパー「もふもふ」の特別号を作らせて頂けないでしょうか…※フリーペーパー「もふもふ」特別号発行支援サイトhttp://freepapermofmof.cart.fc2.com/フリーペーパー「もふもふ」を発行して1年8ヶ月。これは、私の長年の「夢」でした。いくら私がこのブログを書いても、facebookで呼びかけても、アクセスして下さるのは、犬猫を大事に飼われている方や、同じ志をお持ちの方や、同じ様に活動をされている方。ある疑問を検索していくうちにここに辿り着いて下さる方も多く、一番影響が大きかったのは・・・「奇跡の母子犬」「ひまわりと子犬の7日間」このふたつの存在は、私にとっても大きなものでした。11年前、このブログを開設した頃には、アクセスも1日100位でしたが、「奇跡の母子犬」で1日平均アクセスが1000に増え、「ひまわりと子犬の7日間」で1日平均アクセスが2000に増え、今では、1日平均4000前後のアクセスを頂いています。ですが・・・どんなに声を荒げても、どんなに訴えても、本当に聞いて欲しい方には、その「声」が届く事はない・・・インターネットをされない方や、あまりネットを見ない方をターゲットにした啓蒙目的のフリーペーパー。もふもふ発行して一年過ぎた頃から、支援物資を届けて下さる方、譲渡に繋がる仔、ボランティアに来て下さる方も増え、毎月原稿の締め切り日に追われ、徹夜の日もありますが、書き続けててよかったんだと思えるようになりました。ですが・・・4月に愛護センターが出来る事を知らない県民の方も、まだまだ多くいらっしゃいます。「愛護センター」=殺処分廃止という噂が独り歩きしています。現実は、確かに愛護センターに処分機は作りませんが、日向市と都城の管理所のガス室は撤去はされません。処分機の無い愛護センターがあっても、今の収容頭数のままであれば、殺処分される場所が移動するだけの話です。先日、衛生管理課の担当者とお話させて頂きました。「門川管理所と都城管理所の子達は、愛護センターに入れるつもりはないのですか?」「実際に愛護センターが動いてみないと、何もわからない。愛護センターの犬舎が空けば、県北と県西の犬達も愛護センターに来れるんですけどね…何億もかけて作る愛護センターですからね、無駄な空間はつくりませんよ」という返答でしたが、裏を返せば、良い方向に動き出す可能性もあるんだという事に気付きました。県北にある日向市の保健所は、ここ数年で、急激に変わりました。※あれから一年後・・・https://readyfor.jp/projects/hogoya/announcements/49006県北の保健所職員皆さんは、本当はこういう事を、ずっと前からやりたかったんです!市民の皆さんの協力や理解してもらう事、今、やっと、日向保健所は「生かす」方向で動けるようになったのです。フリーペーパー「もふもふ」は、愛護センター設立に合わせて、「特別号」を作りたいと考えるようになりました。ネットのできない環境におられる方にも、このままの状態で、愛護センターが出来たとしても何も変わらない事をお伝えしたい。宮崎で保護される犬や猫3800匹のうち2500匹は殺処分されています。このままの状態で愛護センターが出来ても、県北、県西の犬猫達は、これまで通り何も変わりません。全ての命に生きるチャンスを与えられる愛護センターを作るのは、作れるのは、私たち県民なんだと・・・「保護された地域によって命の格差が起こってしまう」そんな現実を変えて行けるのは、私たち一人一人の県民なんだと・・・ですが・・・通常のフリーペーパー「もふもふ」でも、広告様、個人支援者の支援金で毎月2500部、ギリギリでの発行です。(編集、ライター、全員全てボランティア)いいえ、正直苦しい状態が続き、数ヶ月前からページ数も減らしています・・・。愛護センターに向けての「特別号」の場合、ページ数が足りないという事と、全国の成功しているセンターの取材費用、部数の増刷・・・約50~60万円の経費が必要となります。どうか、もう一度、愛護センターに向けて、皆様のお力を貸して頂けないでしょうか…私達に、フリーペーパー「もふもふ」の特別号を作らせて頂けないでしょうか…※フリーペーパー「もふもふ」特別号発行支援サイトhttp://freepapermofmof.cart.fc2.com/<振込先>金融機関:宮崎銀行支 店 名:延岡営業部口座種別:普通口座番号:0353535口座名義:イシヅカミホ 金融機関:ゆうちょ銀行支 店 名:郵貯銀行口座種別:17380口座記号:21584561口座名義:ワントゥワンズご支援下さった皆様には、完成予定の「特別号」を、ワントゥワンズより、発送させて頂きます。
2017年02月07日
管理所でその犬と会ったのは、今から9年前。その犬は、甲高い声でずっと吠え続けていた。9年前、もちろん、「いのちのはうす保護家」はなかった。もちろん、「ひまわりの家」もなかった。「判定」もなかった。つまり、保護期限が切れたら殺処分しかない時代だったのです。そう・・・どんな仔でも。「この仔をレスキューしたい!」まわりから大反対された。「こんな吠える子を出して譲渡できるはずないよ!譲渡できたとしても番犬でしか飼ってもらえないよ?」それでも、この仔に背を向けることが出来なかったのは、同じように管理所から家族に迎え入れた我が子にソックリだったから。9/6が、この子の殺処分の日だった・・・必ず、必ず、レスキューするので・・・と、職員さんに、殺処分を延期して頂きました。私がレスキューする準備が整うまで少しでも、この子が落ち着けるようにと管理所でトレーニングをして下さいました。不安でずっと吠えてた仔は、気持ちが満たされ、吠える事がなくなっていった。仮名「コモモ」と名付けた。自宅で保護した子は、コモモで2匹目だった。1匹目は、新天地に旅立つ前日に、心臓麻痺で急死したという事があり、亡くなったあの子も分も・・・という強い思いを、コモモに抱いていた。コモモの新しい飼主さんを探すために、新聞に投稿した。コモモがどこから来たのか、啓発も兼ねて、あえて檻の中の写真を選んだ。現状を知らないのが当たり前…まだまだそういう時代だったのです。新聞を見た方からご連絡がありました!とても優しい高島さんご夫妻で、私の元に居るよりも絶対幸せだと会った瞬間直ぐに気付けた程でした。「預かり」「保護」に、まだ免疫力のなかった私は、どう一線退いて良いのか、どう心の切り替えをして良いのか、感情スイッチのオンオフさえも、まだ出来た事が無かった時代だったので、コモモを譲渡した1週間、毎晩寂しくて泣いていました。2007年10月・・・コモモは「エス」という名前になり、高千穂町の大自然の中で、本当の犬生を歩みだしました。私は、何年経っても、エスを忘れた事はありませんでした。何かに行き詰まりを感じたときに、思い出す仔の1頭がエスでした。2016年6月9日の18時35分エスが病気で亡くなったと、ご連絡を頂きました。高島さんは、エスの事を「相棒」と呼んでいました。高島さんとエスは、いつも一緒でした。エスは、どんなに幸せだったかと思います。エスの余命も僅かとなったある日、エスは、高島さんの足の間に顔をうずめ、高島さんをジーっと見上げていたそうです。エスには、分かっていたのかもしれません。もうすぐお別れの日が来ることを…雪の日、新緑の日、霧の日、紅葉の日、日の出や雲海の日も、エスとお散歩で通い続けた場所。9年間共に過ごした国見ケ丘での時間。高島さんは、エスの遺骨を抱きながら、エスが一番お気に入りの場所に、エスの遺骨を乗せて、今までの想いを、エスに伝えたそうです。高島さんの悲しみの深さはどれ程のものなのかそう考えると胸が痛みます・・・。ですが、エスの9年がどれ程幸せで満たされた年月だったのかと思うと「エス、あなたは本当に良かったね」と、温かい気持ちに包まれる。高島さんから、エスの写真を沢山いただきました。写真の裏に書かれていた説明文を読みながら、何度も読み返しながら、エスと高島さんの「絆」に涙しました。反対の声を無視してレスキューに踏み切った9年前の自分も、今になって初めて褒めた。私にとって、エスは活動の原点です。「初心忘るべからず」学び始めた当時の未熟さや経験を忘れてはならない。常に志した時の意気込みと謙虚さをもって事に当たらねばならないその事をずっとずっと忘れないよう、エスに保護家の事務所から私を監視してもらってます。エス・・・本当にありがとう・・・幸せだったエスと、エスを幸せにしてくれた高島さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。エスと高島さんのような良縁が繋がるために、これからも頑張りたい…あらためて強く、そう思いました。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美 090-4484-5165
2016年09月26日
始まりは、1頭の老犬との出会いからでした。「命」との向き合い方をあらためて考え直すようになった。王子を看取った後、夢を夢で終わらせたくないと、自分の思いをブログに書き綴った。※2014年06月24日記事「尊厳死」そして・・・全国の皆様から温かいご支援を頂戴し、その「夢」は、4ヶ月後の10月に叶いました。管理所に収容されている老犬達を、ガス室ではなく、その子らしい最期を迎えて欲しいと…「かわいそう」ではなく、その子がどんな最期を望んでいるのか、ただその子に従うだけ。時には、自分の感情も押し殺さないといけない事もあった。保護家の「老犬ホスピス」は、寿命を延ばす場所ではなく、手厚い医療を受けさせる場所でもなく、苦しまず、心穏やかに、自分らしい最期を迎える場所。これまで多くの子達を看取りながら、どうしても拭えなかった「違和感」があった。その「違和感」が何なのかを教えてくれたのが、「コナン」だった。どんな理由があっても、命を棄てるなんて許されない事。介護に疲れ、安楽死を選択する事も、私は許せなかった。自分が介護と看取りを何度も経験するまでは…。今では、飼主さんが最悪な決断をしてしまわないよう、そのサポートをしたいと思うようになったんです。24時間体制の介護は大変です。それなのに、老犬ホームもなく(宮崎県)、デイサービスもありません。力になってくれる人が身近にいない飼主さんは、保健所に連れて行ったり、病院での安楽死を選択するしかない・・・お互いが苦しむ最悪の結果にならないよう、そのサポートがしたいと思うようになりました。ただ・・・自分には何が出来るのか、どう運営していけばよいのか、ネット検索しても、答えは何も出てきませんでした。とにかく動いて、体で経験しないと分からないと、以前からお世話になっていた和歌山県の「ワンダブル」さんの施設へ。咬む子、老犬、人間の手を必要としている子達を、全国からレスキューされています。「この子は、こうすると咬むんですよ」「この子は、こう言ってるんですよ」1頭1頭の性格や癖等、全て把握されていました。ビルの屋上には、ドッグランもありました。地下にも、ドッグランがありました。写真を撮り忘れましたが、検疫室もあり、管理が徹底されていました。「ワンダブル」監事の吉田さんはこの日、乳飲み子の授乳で徹夜明けで来てくださいました。小柄で可愛らしい女性で、ここまでの施設を作られるまで、どれ程の苦労があったのか・・・頭が下がる思いでした。そして・・・北海道の犬の介護施設「逢犬はうす」さんへ。1階が食堂になっており、2階が介護施設です。カメラが4台設置してあり、食堂の調理場にモニターが設置してました。愛護団体ではなく、宮西さん個人で運営されているそうです。飼主さんと一緒に入れるくらいの酸素室もありました。私がここに来た本当の理由に気付きました。施設を見学する事ではなく、宮西さんと繋がるためだったんだって事に。全く同じ目線で、センターの犬猫達を見ている事、全く同じ思いを抱いている事・・・それは、不思議と出会った瞬間お互いに感じた事でした。出会った瞬間、仲間でした。友達でした。宮西さんをサポートしている平山さん、畠山さん、皆さんが本当に素敵な方でした。「夢」を「夢」のまま終わらせたらいけない・・・失敗を恐れて立ち止まったままではいけない・・・宮西さんの行動力や信念が、私を奮い立たせてくれました。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美 090-4484-5165
2016年09月22日
御報告が遅くなってしまいましたが、7/31ペットの納骨堂「虹の家」さんにて講演会をさせて頂きました。この講演会では、ペットショップ「るんるん」岡オーナーにも急遽、ゲストとしてお話して頂きました。岡さんのご説明は後半で・・・m(__)m今回、講演会の御報告は、岡さんに書いて頂きました。「山下由美さんの講演会感想」 ペットショップるんるん・岡愛子はじめて山下由美さんのお話し、講演を聞いてきました。スクリーンを見てきました。やはり多くの方が涙されていました。私はなぜか涙は出ませんでした。パニック?に近い、なんだ、なんだこの感じは、なんだなんだ?と頭と心に一気になだれ込んできて処理が間に合わない。初めの6分間、スクリーンに映る犬たち猫たちを見ながら、体が痛くてたまらなくなりました。頭がガンガンして悪寒がしてきて・・・。やばい、最後出番があるし、お祭りもあるし・・・どうしよう、と貧乏ゆすりが始まったりしました。山下さんのお話しに、まさか体に反応が出るとは思いませんでした。見らず聞かざる思い出すべからずの扉。根拠はないけど、その扉が無理やりこじ開けられた感覚。私は、もうどうやってかなしめばいいかとかが分からなくなってて。涙もでないような自分が、エイリアンな気がして気持ちが悪くなることがあります。あまりの事の重さと多さに感情のコントロールが出来なくなってしまいます 今回の反応は、扉が開いてしまったフラッシュバックだと思います。山下さんが老犬を引き取って看取ること。なぜ助かる子じゃなくて老犬なんだよと言われ叩かれ、自分でも自信と確信がなかったことに、誇り高く力強く生き、死を遂げ今の保護家老犬ホスピスの礎となった、王子くん。「いなくなったのになんで探さない?なんで捨てる?なんで病気だからっていらないなんていうの?!」と飼い主に怒りをぶつけていた山下さんに「俺たちは飼い主を忘れることができない生き物さ、でももう、かあちゃんのそばにいられるんだからそう思わんでいいとよ、俺たちはもうそれだけでいい。」と教えてくれたコナンくん。この2人が山下さんたちと出会ってからの生と死のドラマ。そして、自分でこれまでその都度作成してきたであろうスクリーンを見て何度も声を詰まらせながら、涙しながら話す山下さん。まったく場所も何もかもが違えど、私にも王子くんのような、コナンくんのような存在であり続ける犬がいる。それは私の最愛であり、誇りであり、経験であり、財産であり、今を生きる糧になっている。生と死は同じ価値であることを教えてくれた。もう17年ですから何万頭の犬や猫に関わって生きてきましたが、その中でも、本当に素晴らしいと、形容しがたいほどの存在となる犬や猫に出会えることは少ないです。みんなもちろん分け隔てなくどんな子にも同じ愛情や思い入れがあるけれど、なにか言葉で表現できない犬や猫がいます。でも実はすごく後でそれに気が付くことが多くて、失ってから気が付くこと、もう手遅れになってから気が付くことが情けないし悔しいし悔いが残ります。そう思いながら私は、王子君をコナン君の生と死に思いを馳せていました。自分を動かした犬、自分を変えた猫…。山下さんこんな素晴らしい犬たちに出会えるってないわ…同じように犬たち猫たちを抱える身として、なんて誇らしい子たちや…。この子たちの事を涙ながらに話しながら、涙を拭いて前を向いて、声を詰まらせている姿に、私はみぞおちあたりに激痛を感じました。山下さんはスクリーンに映っていたもうこの世にはいないであろう子たちの、姿、声、におい、痛み、怒り、悲しみ、苦しみ・・・を、愛犬王子、愛犬コナン、これまでのたくさんの子たちの生と死のドラマをもって「人に代弁し続ける」あの子たちの代わりとなって伝え続ける・・・。あたしは思い出と戦っても勝ち目はないと扉を作れる。でも山下さんはいつも扉からひとりひとりの名前を呼んで…これは、とてつもない事だ…とてつもないことを山下由美さんはしているのだ…。それに気が付いた時、なぜか体が楽になった気がします。 山下由美さんのお話しは、私の人生の光明の一つとなり犬たち猫たちと生きる者として、彼らの助けになる存在であるならば、武器のひとつ、盾のひとつとならば馳せ参じよう。岡愛子自らが彼らの力になるために動くべく準備があってしかるべきかとも考えました。人との出会い、犬や猫との出会い一期一会だと心から思っています。以上。ペットショップるんるんの岡愛子オーナーの事は、過去にブログに書きました→「3/24の記事」岡さんは、宮崎市保健所収容猫のレスキューもスタートしました。販売の犬達と同じお部屋に、宮崎市保健所からレスキューした子猫達も居ます。もちろんプロなので、ワクチンやウィルス検査はもちろんの事、ちゃんと検疫期間も置いてお店にデビューします。もちろん、レスキューした子達は「販売」はしていません。販売の犬達同様、厳しいチェックがあっての譲渡です。先日も保健所から3匹レスキューして下さいました。「私なんかと繋がっている事が知られたら山下さんが叩かれる」「私は前に出たらいけない立場の人間だから」「今まで通りコソコソ保護活動してるだけでいいの」岡愛子オーナーは、いつもそう言っていました。ですが、私はあえて岡愛子オーナーを、ペットショップるんるんを、動物愛護と言われているジャンルの土俵に立たせようとしています。なぜ立たないか、その方が違和感があったからです。岡愛子オーナーの立場だからこそ、ペットショップの「声」だからこそ、変えられる力があると信じているから。岡愛子オーナーは、ペットショップるんるんは、私達の同志だから・・・。「ペットショップるんるん」HPhttp://www.rooms-lunlun.com/そして・・・講演会には、譲渡した子達の飼主さんも数名来て下さってました。今から9年前、宮崎市保健所に飼主によるチワワmixの仔が、持込まれました。その子が今の「ダン君」です。新聞に投稿して下さっていました。下記の動画「やわらかな想い」でも作りましたが、犬は、飼主さんに対し「怒り」「恨み」という感情はありません。私たち人間が飼い主を憎む事を、その子は望んでいないのです。木下さんは、「許す」という気持ちを持ってくださいました。いいえ、それ以上に、飼主さんに伝えたいとおっしゃって下さいました。ダン君のためにも、ダン君が元気にしている事を、こうして生きている事をお伝えしたいと・・・。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美 090-4484-5165
2016年08月20日
7/31、14時~15時30分、ペットの納骨堂「虹の家」さんにて、講演会を開催させて頂く事になりました。 私も何度か足を運んだことがありますが、中はとても明るくて可愛くて、 宮崎市の愛護団体「Animalbond」サポーターさん達のイラストや絵葉書や絵本冊子も、販売しております。 講演会の会場は、ここになります。プロジェクターを使っての講演です。本業よりも、保護や譲渡活動に力を入れている一風変わったペットショップ「るんるん」岡愛子オーナーとのトークショーもさせて頂きます。これまで保護家で看取った子達、この仔達が残してくれたメッセージや、 何を抱え、何を最期に持って逝ったのか・・・私からではなく、この子達の「声」を、動画でも伝えて行きたいと思ってます。 時間が限られておりますので、法律や動物愛護に関しての事等、 ネット検索して出る答えは、講演ではお話しません。皆さんの「心」にお話しできたらと思います。ギリギリまで講演内容は準備しませんので、 もし、聞きたいお話などありましたら、会のHPの「問合せフォーム」からリクエストお願いします。講演内容リクエストは、前日でも構いません。↓リクエストはこちらからお願いします↓ http://pawstamp.com/hogoya/ 講演会は、入場無料です。 同日、18時~20時は、同じく「虹の家」さんにて、納涼譲渡会も開催します。わたがし、ジュース、駄菓子、くじ、お野菜、色々な出店もあります。 「いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美 090-4484-5165にほんブログ村
2016年07月25日
16日NHK放送後、会の電話には、激励や寄付のお申し出のお電話を沢山頂きました。メールも沢山いただき、今、担当スタッフが順次お返事をさせて頂いております。現状を知って頂き、私の活動に共感して下さり、本当にありがとうございました。 この10年間、全ての事が手探り状態でした。 インタビューでも話をしたように、「出来ない理由をあれこれつけて、無理だと諦めるのは簡単な事」私達現場の人間には、綺麗な言葉も理論もありません。「やるかやらないか」・・・その選択肢しかないのです。 放送では、判定に合格して生き延びれた仔、 ネットで呼びかけて、新しいお家に橋渡し出来た仔、 保護家に連れて帰ってきた仔、 そして・・・すでにこの世に居ない仔…最終的に私の命の選別にも外され、ガス室でもがき苦しみながら命を落とした仔も生前の姿が映像として残されていました。いつも自分に問います。「本当に無理だったと?無理すればなんとかなったんじゃないと?」その答えは・・・いつも出てこない。 7月に入り、ディレクターの編集作業が入りました。わずか30分の番組で、密着取材のビデオは50時間以上あり、 編集はとても大変だったと聞きました。最終段階で、カメラマンとディレクターが、神妙な顔して保護家に来ました。「実は…編集の段階で、色んな人に観てもらってるのですが、山下さんに共感できないという意見が出てきてて…」山下由美は特別な人、超人、変人、普通の人間と違うから出来るんだろうと視聴者が共感できないのでは?との事でした。富岡ディレクターには、なぜ私が管理所の仔達に気持ちが入るのか、なぜここまでしようと思ったのか等、以前から話していたので、その話の一部を公に出せないだろうか…とのご相談でした。自分の過去をさらけ出すのは、正直抵抗はありました。自分の学歴、荒れていた過去、母親との確執…それをカメラの前で話すなんて…とんでもない事だと。ですが、私が自分の過去を話す事で、私は超人ではなく普通の人間だと、私自身を通して、 収容されている犬猫へと視聴者さんの心がそこに共感として繋がるのならば… 「プライドや自尊心なんて私にとっては、活動の邪魔になるだけ」と、前々から公の場でも発言してた自分。それが嘘にならないよう、自分の過去をカメラの前で話す決心をしました。 あなたは愛される子なんだと伝えたい。 悲しい思いだけのまま死なせたくないと、 私にあるのはそれだけなんです。特別な事は何もありませんし、何も持っていません。 放送日前日15日、某保健所からこの子をレスキューしました。自分で起き上がる事も、体を動かす事も出来ませんでした。検査の結果、骨と内臓系には異常はなく、自分で噛み千切った両唇、床擦れ…長期間寝たきりの仔だったようでした。翌日にはとても穏やかな顔になり、安心しました。寝たきりであってもとにかく、この子が生きている事に感謝しました。 それなのに・・・ 16日13時頃、静かに息を引き取りました。死因は血栓症ではないか…との事でした。 命名「どーもくん」結局私は、どーも君に何もしてあげる事が出来なかった。でも・・・わずかな時間でも、どーもくんと共有出来て良かった。どーもくんに想いを伝え、どーもくんの声に返すことが出来て本当に良かった。もう二度と私の所に来ることが無いよう…次は幸せなお家に生まれ変わってくるよう…どーも君と本当のお別れをしました。犬だから、猫だから、人間だから・・・ではなく、悲しく、辛い、淋しい「いのち」が、ゼロになりますように… 明日は、一次判定日です。↓↓↓この子達が明日判定を受けます↓↓↓http://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201607140000/※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 「いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美 090-4484-5165にほんブログ村
2016年07月18日
約6年前、「いのちのはうす保護家」は、 スタッフと二人ここからスタートしました。 電気、ガス、水道、何もない更地でした。 NHK富岡ディレクターと出会ったのは、 その一年後位でした。 青空事務所…このテントの下で、 富岡ディレクターに、これまでの現状や目標を語りました。 きっと、取材を一回受けたら終わりだろうと思っていました。 取材する側と受ける側、ただそれだけだと…。 だけど、富岡ディレクターは少し変わっていました(^^; こんな場所に何度も足を運んで下さり、 何度も私の話を真剣に聞いて下さっていたのです。 「いつか必ず、保護家を全国放送できるように 頑張ります!それが自分の目標です!」 富岡ディレクターは、会う度にそう言ってくれていました。 その富岡ディレクターの目標は・・・5年後に実現となりました。 こんな小さな保護施設、地方の小さな組織、 企画書が通った事にも驚きましたが、 富岡ディレクター5年間の想いと、 目標や夢を必ず現実にする執念…だと感じました。 昨年12月、いざ、密着取材がスタートすると… あんなにお世話になってた富岡ディレクターや カメラマンさん、音声さんに対し、 ウザいとか邪魔だと思うようになったのです。 カメラが密着する生活に慣れていないし、 作業中、介護中にインタビューされるので、 「この子達に集中できない」と、 イライラしていました。 密着取材がスタートし、殿、パグ蔵、コナン・・・ 老犬達が亡くなったときも、取材に来ました。 私は、カメラ慣れしていないので、 感情を抑えるのに必死でした。 必死に気丈に振る舞おうとしていました。 亡骸をカメラで映しているときも・・・複雑でした。 この子達の死を「見世物」にしているんじゃないかと、 苦しくて苦しくて・・・ 静かに、この仔だけに気持ちを集中して見送りたいのに、 カメラが回っている状態でそれすらも出来ないのかと、 悔しい思いも抱えていました。 徹夜の介護も続き、心身ともに疲れ果て、 密着取材をもうやめたい…とも考えるようになり、 「今日は私を撮らないでください」 次第に私もわがままを言うようになってしまいました。 ですが・・・ある日、 カメラマンさんがこう言いました。 「最初の頃は、山下さんは超人だから こういう事が出来るんだろうとか、 自分達とは違う世界の人間だと思っていました。 でも、介護をしている山下さんを見ていたら、 お母さんなんですよね…。山下さんを見てると、 普通に母親を見ている感じがするんです」 私は皆さんと同じ普通の人間です。 ただ、目を背ける事の方が、自分自身辛かったから、 身体を動かしているだけの普通の人間です。 密着取材の中で、カメラマンさんが分かって下さったのが、 凄く凄く・・・嬉しかったのです。 最初は、こう思っていました。 「仕事」としてカメラを回しているんだ。 「仕事」として声を撮ってるんだ。 「仕事」としてインタビューしてくるんだ。 確かに「仕事」かもしれない。 ですが、保護家の事を伝える、老犬達の生き様を伝える、 世の中が少しでも動き出す事を願いながら、 仕事ではなく「使命感」の方だったのかもしれない…。 保護家チーム、NHKチーム、 お互いにどんどん「心」が繋がりあっていくのを 感じるようになり、 私の中ですっかり保護家ファミリーの一員に なっていたのです。 カメラが止まれば、プライベートのお話をして笑いあったり、 何の違和感もなく、仲間になっていたのです。 最初の頃は、あんなに来て欲しくないと思ってたのに、 密着取材がお休みの日は、なんだか淋しかったりもしました。 ディレクターのトミーさん、 カメラマンのかんにゃんさん、 音声のニッシーさん、 半年間、本当にお疲れ様でした。 ありがとうございました。 ●NHK番組HP 目撃!日本列島「命を看取る」 ●NHK総合「目撃!日本列島」全国放送7月16日(土)11時30分~11時54分 ●NHKワールドプレミアム海外放送7月22日(金)12時20分~(日本時間)※在外邦人の方や海外のホテル向けのものです。日本語での放送です。 ●NHK総合「宮崎熱時間」宮崎放送7月22日(金)19時30分~20時 (再放送)23日(土)10時55~11時25分※全国版と宮崎版は内容が異なります。 にほんブログ村
2016年07月05日
60歳以上の方に譲渡する際には、もし何かあった場合のために、ご身内の方が引き続き飼って下さるという条件で、ご身内の方とお話をしてご承諾を頂けた場合、譲渡してきました。 ただ・・・やはり、ご身内の方から反対受けたり、子供さんのいらっしゃらない60歳以上の方には、譲渡はお断りしてきました。その先に不安があったので・・・中には、自分はまだまだ元気なのに失礼だと怒る方もいましたが、私の母も、副代表の母も、60代半ばで急に病気になり亡くなった事を話すと、ご納得は頂けていました。 ですが、矛盾していますが・・・心のどこかで私自身、このやり方に納得していなかったのです。ご高齢の方だからこそ、犬猫を飼って欲しいという気持ちをずっと抱えてきました。そして…「いのちのはうす保護家」は、ひとつの決断をしました。「ご高齢の方への譲渡スタート!」もし、飼主さんに何かあった場合、 譲渡した子をもう一度私達が引き取ろうと、先日の会議で決定となりました。 ただ、条件はあります。今現在、お身体の負担になるようであれば、中型犬で若く、力の強い子は譲渡出来ない…という事。 犬の場合、1歳未満の犬と、保護家での集団生活の経験が半年未満の犬は、ご高齢の方への譲渡対象外とさせて頂く事になります。 それは、譲渡した犬が保護家に戻ってくると想定し、「群れ」を覚えている子でないと、戻ってきたときに犬にかわいそうな想いをさせてしまうから…猫の場合、今は大丈夫でも、多頭に戻ったときに、馴染めにくいタイプの仔もいるので、ご高齢の方に譲渡する猫も、限らせて頂く事にはなります。まだまだ力不足のため、 あくまで私達の元から譲渡した犬猫に限らせて頂きますが…。 私の父も70過ぎています。団地なので動物を飼う事はできませんが、父を見てるとやはり、動物が居る事で、癒しにもなり、生活のリズムも出来ますし、病気になりにくくなったり、 ご夫婦であれば、共通の話題にもなり…そして何よりも、犬猫もご高齢の方のゆったりしたお気持ち、ゆったりと流れる時間が大好きなのです。私は、譲渡会でも優しく触れるご高齢の方の手が大好きです。お恥ずかしい話ですが…私も撫でられたいと思う位です(^^) 人と犬猫がお互い助け合えるような関係でいれたら…と、今後も自分たちに出来る範囲の事で、知恵を絞っていきたいと思います。 トイレシート、スーパーワイドのご支援、ありがとうございました。在庫が無かったので、本当に本当に助かりました。 重ね重ね申し訳ございません・・・猫のシステムトイレ用の砂が、在庫がほぼゼロになってしまいました。何度も申し訳ございませんが、どうか、ご支援よろしくお願い致します。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美 090-4484-5165※mail hogoya777☆yahoo.co.jp☆を@に変えて下さいにほんブログ村
2016年07月04日
先日、西門川小中学校で講演をしてきました。大自然の中にあるとても環境の良い学校でした。 今回は初の試み、「老犬」を中心に話してみようと思いました。そして、動物愛護の事、法律の話、ネット検索で出てくるお話は、 あえてしない事を子供たちに伝えました。「今日の話を聞いて、なぜ?と知りたくなったら、自分で調べて下さい。今日は心で感じて下さい」と。私がこれまで出会った檻の中の子達、この子達にどんなドラマがあったのか、 この子達が何を抱え、どんな気持ちで最期を迎えたのか、殺処分頭数の数字の重さ、多い少ない…数に注目するのではなく、その中にあるのは、どんな「命」なのか・・・心で受け止めて欲しかったから。 そして・・・動画「尊厳死」出演王子。動画「やわらかな想い」 出演コナン。この子達のドキュメンタリー動画を流しました。子供たちは・・・泣いていました。その涙は、「かわいそう」という感情の涙ではなく、必死に生きていた老犬達の姿・・・「愛おしさ」の涙でした。最後に子供たちに伝えたのは、「犬や猫を嫌いな人は、嫌いなままで良い。苦手な人は無理して克服しなくて良い。ただ、犬や猫も私達と同じ感情を持つ生き物だという事を忘れないでください。 目の前のいのちを尊重する・・・全てはこのひとつに繋がるんです」 子供たちはきっと、私の経験、知識、言葉ではなく、今は亡き犬猫の「声」を、心で感じる事が出来たのでは…?そう感じました。 講演会は、2社のテレビ局も撮影に来て下さり、カメラが多くて、子供たちがどこまで集中してくれるかな…心配していましたが、西門川小中学校の皆さん、 集中が全く途切れず、真剣に聞いてくれました。宮崎県は、県西、県央、県北で分けられていますが、県北が一番殺処分頭数が多い場所です。ですが、講演会やイベントでは、反響が一番強く、譲渡会をしても、素晴らしい方々との出会いも多く、県北の愛護団体さんも、とても一生懸命されています。1人1人が「声」をあげること、「知る」ことで、県北は、大きく変われる場所だと信じています。 (宮崎日日新聞) (夕刊デイリー) トイレシート、スーパーワイドのご支援、ありがとうございました。在庫が無かったので、本当に本当に助かりました。 重ね重ね申し訳ございません・・・猫のシステムトイレ用の砂が、在庫がほぼゼロになってしまいました。何度も申し訳ございませんが、どうか、ご支援よろしくお願い致します。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美 090-4484-5165※mail hogoya777☆yahoo.co.jp☆を@に変えて下さいにほんブログ村
2016年06月25日
5/15、浅田美代子さんに同行して、熊本の御船町に行ってきました。犬猫を抱え、避難所にも入れない飼い主さんも沢山います。一日に何度も続く揺れや、憔悴した飼い主さんの心情を心配し、ストレスを抱えている犬猫達も沢山います。「レスキューさくら会」さんや、ボランティア皆さんによるこのイベントで、どれだけ多くの飼い主さんや犬猫が精神的にも助けられた事でしょうか…。忘れてはいけないのは・・・このイベントを開催した「レスキューさくら会」さんも参加されたボランティア皆さんも、同じ被災者だという事です。最初の地震が発生した4/14、ご自宅で保護している犬猫に「母ちゃん行ってくるよ」と、被災者の皆さんを助けるために、走り続けた方々です。いいえ、震災の日からずっと、走り続けているんです。 1匹でも、1人でも、助けたい…と。 フードの他にも、おむつや迷子札も無料配布されてました。震災直後、「ペット同伴避難所」として直ぐに動き出した竜之介動物病院の徳田竜之介先生。200名を超える方々が、竜之介動物病院に避難されていたそうです。この日は、竜之介先生がペットの健康相談で参加され、浅田美代子さんと一緒に、フード等の配布もお手伝いされていました。 イベントと並行しながら、さくら会さんと浅田美代子さんと、避難所を数ヶ所まわりました。 この段ボールで区切っているところが、避難されている方の空間なのですが…各所それぞれに生活感があり、申し訳なくてカメラを向ける事が出来ませんでした。プライバシーなんてありません…私達が普通に着替えて普通に横になる。この「普通」が、無いんです。浅田美代子さんとさくら会の皆さんは、皆さんお一人お一人に声をかけてまわりました。SMAPの中居さんと香取さんも来られてて、避難所の皆さんが、「笑顔」になるんです。この日、ネットでは中居さんと香取さんが「売名行為」だと叩かれていると知りました…。この日、熊本は真夏日の猛暑でした。「売名」のために動いている方々が、この暑い中、笑顔を絶やさず、何時間も、何ヵ所も避難所をまわり、言葉かけを続けられるでしょうか。 イベント終了後、竜之介先生から「見て欲しい場所がある」と、ご案内して頂いた益城町の車が離合できない程の被災地は…一階が完全に潰れている…そんな家が多くありました。一軒一軒、道路から見える場所に、色別の紙が貼られていました。 赤紙は「危険」(立入れない)、黄紙は「要注意」(立入りは十分注意)、緑紙は「調査済み」(使用可)だそうです。訪問した地区には、全て赤紙が貼られていました。危険という事で、一般のボランティアさんは入れないのです。 ここはご高齢者の多い地区で、家族だけ、知り合いの方だけで片付けるしかないのです…。 キャンプ用のテントを、庭に張られている家が沢山ありました。皆さんそこで生活をされているのです。ブルーシートを張られている方もいました。もちろん支援物資もここには届く事はありません。 一番必要としている場所に、届ける事ができないのです。消防団の方や、竜之介先生が一生懸命動いて下さっています。ペットがいるために、避難所に行けないという方もおられました。ここは、元は平らなコンクリートでした。地震により、地割れしてここまで・・・ このお家の老夫婦は、お家が全壊し、庭にブルーシートを張って生活されていました。お花が好きな奥様…地震さえなければ、今日の今時間、ゆったりとした気持ちでお花の手入れをされていたのかと思うと… ボランティアも重機も入れないこの地区に、ここに住んでいる皆さんに対し、私に何が出来るんだろう…何か出来る事があるんだろうか…この地区の住民の方に聞きました。あまりにも失礼で恥ずかしい質問だと思いながら…「伝えて下さい!支援物資も届かず、ボランティアさんも入れない場所もあるという事を!決してまだ終わっていない。本当に大変なのはこれからなんだという事を、発信して下さい!」 宮崎県日向市の消防団が、日曜日にボランティアに行く予定だったらしいのですが、熊本市に断られたそうです。日曜日はボランティアが多いので…と。一般のボランティアさんが入れない地区に、せめて他県の消防団員だけでも、入れるように出来ないものなのでしょうか… この後、竜之介動物病院に・・・飼い主さんと離れ、今も200匹位の犬猫が竜之介動物病院に居ます。一緒に暮らしていきたいのに、今はその当たり前の事すら出来ないんです。「ペットと離れないで」「一緒に避難して」と、言葉で出すのはとても簡単な事です。今の熊本では、いいえ…日本ではそれが出来ないんだと避難所を回りながら気付かされました。 竜之介動物病院にスタッフさんに聞いてみました。「実際、飼い主さんがいつお迎えに来られるようになるかも分からないのが現状ですよね?これだけ多くの仔を受け入れ、日々のお世話など大変ですよね?それでも、スタッフ皆さんが前向きに笑顔で、同じ方向を向いているのはなぜですか?」 「竜之介先生の動物に対しての強い信念。全くぶれないところですかね…。先生は、毎朝誰よりも早く出勤して、一番遅くまで残って仕事しているんです。きっと…毎日2~3時間しか寝ていないはず。そんな先生だから、私達スタッフは先生について行くんです」竜之介先生の存在が、どんなに大きいものなのか…私も実際にお会いしてハッキリわかりました。竜之介先生が、一番強くおっしゃっていたのが、「同行避難」と「同伴避難」の違いでした。環境省のガイドラインが推奨しているのは「同行避難」であり、避難所の屋内にペットを入れる「同伴避難」は認められていないんです。避難所によっては、ケージ等に入れれば「同伴避難」の出来るところもあるようですが、実際には、犬猫をあまりよく思われていない方からの苦情も多くあるようです。ですがそれは、苦情を言う方が悪いのではありません。私達にとっては大事な家族でも、大事なペットでも、他人や犬猫苦手な人にとっては、臭い、毛、声、ストレスでしかありません。「同伴避難」が認められていても、避難所から出て、半壊しているご自宅に戻られてしまったり、車中泊されている方も多いと聞きました。今の段階で熊本は、いいえ、日本国は「同伴避難」が難しいのではないのでしょうか…現段階で一番良いのは、ペットを連れている方専用の避難所を確保する事ではないのでしょうか?今、新たに作っている避難所が、「同伴避難」できるといいながらも、ペットは隣のプレハブ…だそうです。それでは、「同行避難所」であって「同伴避難所」ではありません。竜之介先生は、早急にマニュアル本を作りたいとおっしゃっていました。もしまたどこかで災害があったときのために、私達飼い主には「準備」が必要だと…。 今回私が被災地で感じた事は…テレビやパソコンの中で見る物とは全く違う物でした。全ての事に対し、人間は五感で感じる事が大事だと思いました。相手の目を見て体に触れて聞く事で、頭ではなく心が大事な物を掴むものなんだと思い知らされました。生きて行く事に「便利」が溢れだした事により、人間が本来ならば持っていたはずの第六感という力も自然に失っていったんだという事にも気付きました。 さくら会の方がこうおっしゃっていました。「悩んどったり迷うとる時間はなか!するかせんかそれだけたい!」 (悩んでたり迷う時間はない!するかしないかそれだけです!)さくら会皆さんも被災者です。それでも、彼女たちは懸命に動き回ります。震災直後、保護猫を亡くした方もいらっしゃいました。 それでも・・・笑顔でした。「あの人はね、本当は泣きたいのよ。でもね、その子だけを想い泣く事すら出来ないんですよ。今生きている犬猫のために…動き続けなきゃいけないんですよ」 立ち止まる事なく、犬猫のために、飼い主さんのためにと…「こぎゃん恐ろしかこつは、熊本だけで終わらせよごた!自分と同じ苦しかこつや辛かことは、もう二度とだんにも経験させよごてなか!」(こんな恐ろしい事は、熊本だけで終わらせたい!自分と同じ苦しい事や辛い事は、もう二度と誰にも経験させたくない!) 帰り際にこうおっしゃっていました・・・。 「宮崎県じゃなくて良かったね~」という言葉を、スーパーやママ友達、あちこちから聞いてきました。時に悲しくなりながらも…もしかしたら私自身も、そう思っているのかもしれないと、自分自身に問う事も沢山ありました。熊本の人は本当に温かい・・・被災者になりながらも、全国の皆さんが同じ目に遭って欲しくないと…同じ恐怖を味わって欲しくないと… 心からそう思っているんです。 SNS等で、現場で動いている方々やどうしてもペットを手放さなければいけない方々への誹謗中傷やいらぬアドバイス。「私だったらこうするのに」「こうしたらどう?」現場におられる方が一番事情を把握し、その中で最善の方法を決断し、動いているんです。現場の方々が発信している問いかけは、私達に求めているのは、「出来る?出来ない?」その二択だけなんです。現場の皆さんをどうか信じて下さい…尊重して下さい… 現場に居ない私達に出来る事は、※現場に足を運ぶ事、※「げなげな話」(○○らしいよ話)ではなく、本当の情報をシェアする事、※現場で懸命に動いている皆さんを信じ、尊重する事、※ 現場からの「声」に応えるか応えられないか二択だという事、・・・だと私は感じました。 「浅田さん、少し休憩入れようか?」「大丈夫!」その繰り返しでした。一度も休むことなく、一日中歩き回り、朝から夜まで食事一回も摂りませんでした。 終始笑顔で、犬猫に声をかけてまわり、被災者の皆さんとの写真や握手やサインに笑顔で応じていました。いつもながら・・・浅田さんの優しさに感動します。
2016年05月22日
クラウドファンディング、「宮崎で保護される犬猫3800匹の命をつなぐ愛護センター設立を!」全国の皆様のお力で、イベント開催が出来る事になりました。本当にありがとうございます。ここ最近、講演会や譲渡会が重なっていたので、「クラウドファンディング応援してます」「支援させて頂きました」「ブログ見ています」会場で大勢の方にお声をかけて頂き、涙される方もたくさんいて、私自身とても励みになりました。頑張らなきゃいけない…もっと頑張りたい…と。(講演会や譲渡会のご報告は後日ご報告いたします)イベントの費用は、無事目標額達成となりましたが・・・最後に皆さんにもう一度お願いがあってブログを書く事にしました。本当に厚かましいお願いで申し訳ないのですが・・・保護施設には、半身不随の猫が4匹と、前両足麻痺の猫が1匹います。わたげ(前両足麻痺)ビク(左半身不随)エリック(半身不随)、美雨(半身不随)、希雨(半身不随)スタッフの目が行き届く時間帯は、このように、六畳の専用部屋をフリーにさせています。(写真の犬は保護家のスタッフ一員なので、猫も大丈夫です)ですが、この場所、半身不随猫部屋は・・・ふすま一枚開けると・・・事務所兼、半身不随犬のお部屋になっています。事故があるといけないので、目が行き届かないときは、半身不随の猫達はケージに入れています。半身不随のマールとよっちゃんも、お散歩以外のときは、6畳の事務所と小さな台所を行き来する事しかできません。上下運動のできない半身不随の猫達も、できるだけ長い時間、フリーにできて、隣の部屋のマールとよっちゃんに気兼ねなく日中も自由にできたら・・・マールとよっちゃんも、事務所の隣にある半身不随猫のお部屋が空けば、二匹で遊んだりも出来るのかな…と。半身不随の猫達のお部屋を、裏に増築できないだろうかと、ずいぶん前に、大工さんに見積もりを出してもらった事もあるのですが、一番安い材料を使っても、150万はかかるとの事でした。それならばと…自分達でお部屋を作ろうと、とりかかってみたのですが、とても難しく、ガタガタな土台しか作れずに、逆に猫達に不自由な思いさせるどころか、こんな部屋では危険だと、途中で諦めるしかなく、今では、洗濯物干し場としか使えない状態のままです。今回、クラウドファンディングで、目標金額にも無事達成し、途中で終わる予定で、クラウドファンディング担当者にご相談したのですが、システム上、途中で終了する事は出来ないとの事でした。日にちがまだ40日以上あるとの事で、このような考え方で本当に恥ずかしく、厚かましく、申し訳ない気持ちではあるのですが、もう一度、皆様のお力を貸して頂く事はできないでしょうか…。皆さまのご支援で、犬や猫たちの現実を伝えるための啓発イベント費100万円を達成することができました。本当にありがとうございました。250万円に到達することができれば、当施設で保護している半身不随の犬達、半身不随の猫達が、安全に過ごせる専用の部屋を作ることができます。どうか、もう一度皆様の温かいご支援を、お力を、貸して下さい。本当に本当に・・・厚かましいお願い事ばかりで申し訳ございません。どうか、どうか・・・お願いします。「クラウドファンディング」※宮崎で保護される犬猫3800匹の命をつなぐ愛護センター設立を!https://readyfor.jp/projects/hogoya〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年11月08日
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