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50年近く前 親に貰った小さな土地に家を建てた 当時外塀は石垣の上にカイヅカが植わっていた。
之が又育ちすぎて幅が1メートルはあった。狭い庭がますます狭く感ずるので薄いものに変えようと思った。
当時はまだ今のようなしゃれたフェンスはなかったので知り合いの鉄工所へ頼んでみた。
図面さえ引いてくれればどんなのでも造ると言う しかもペンキさえ塗り替えれば一生持つという。

そこで私は風通しがよく それでいて外から見えないようにと上下は桟だけで目の位置は鉄板で覆ったものを注文した。
ところがその視線の位置が問題であった。 私は150センチしかない 幾度も道を歩いてみて確かめ 私の目線プラス20センチにしたのに昨今はそれよりずうっと背の高い人が増えた。
お陰で 家の中は丸見えだ。
そこでこの塀に「なにわいばら」を絡ませて目線を和らげている もうすぐ満開になる。1年に1回だけ道行く人がほめてくれる。(昨年だいぶ切り詰めて今年は寂しいが・・)
東側は「もっこうばら」だ。もうすぐ満開になるだろう これも1回きりである。植物はみんな1年かけてこの華やかな日を待っているのだろう。
満開になったら写してお目にかけたい 花たちのためにも・・・。