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「愚痴」 辞書に言っても仕方ないことを言って嘆くこと・・・とある。(確かに・・・自分が悪いのだが・・・。)
わが亭主のことである。彼は食事に関しては少々うるさいが 着る物に対してはトント無頓着である。
若いころは「その背広にはこのネクタイが合う」と差し出せば 「そうか」と言ってしめていく。皆私任せであった。毎日が日曜の先ごろはやっと朝着るものについては自分で管理してる。
ところがそれがまた問題で 洗濯してあり窮屈でなく着心地が良ければ何でもよいのである。
昨今の混紡のセーターより 外出着にとはりこんで買ったカシミヤのセーターの方が着心地良いに決まっている。
先日もカシミヤのジャンバーをきて柿取りをしているので 「それよそいきの服やけど…」
と言っても 「これ動きやすいもんなー」でおしまい。
この頃諦めてあまり上等(年金生活者としては)を買わないことにした。
ところがである。 昨日お医者行!バスに乗って モノレールに乗って・・・我々としてはかなりの外出。普段庭仕事をしている服とは違うものを着てほしい。本人も医者に行く時は多少は気がつくらしい。食事の時ちゃんとした身なりをしていた。
昨日は私が午後のデジカメ教室へ行きたいため いつもより早いバスに乗ることにした。戸締りをしてバス停でふとわが亭主を見て驚いた。 庭仕事の汚れたジャンバーを着ているではないか。(気に入っているらしいがそのうちお払い箱にしょう と思っていたやつをだ)
「それ襟切れかけているのに どうして着てきたの?」と尋ねても 「そうか?家にいるときいうてくれたら着かえたのに…」 とうそぶく。
次のバスにすると後が困る。どうせ中身もヨレヨレ・・・まあイイカ!と半日ついて歩く。
車窓からは美しく紅葉した木々の紅が目にしみる。
(何れ劣らぬヨレヨレ婆ァの繰り言 よくぞ聴いてくださいました。)