こしゃくな読書

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じつはウチ、フランス婚 ~結婚してない、でも家族~しばざき としえ


価格:¥ 1,029(定価:¥ 1,029)
http://www.amazon.co.jp/dp/4844370529/ref=nosim/?tag=donzoko-22


 実は私・・・フランス婚ではありませんが、

ええ、いやっていうほど、日本人らしい、ごく普通の主婦ですが

4年ほど前に絶好を言い渡されたことがあります。大人なのに。

「絶好よ!」って、そんなすばらしいの?
ではなく「絶交」でした。・・・大人なのに。

ある女性を怒らせてしまったのです。

その方はお見合いパーティーで知り合った彼が、どんなにお金持ちで

どんなに色々なものを買ってくれて、どんな豪華なデートをしたか

事細かに話してくれる女性でした。彼女は婚活で知り合った「同士」

の話も好きでした。



 ある同士は見事にお金持ちと結婚して、結婚相手の財産が
兄弟や子どもに渡らないよう、名義を全部自分に書き換えてもらった、のだとか。

「本気だったらそれくらいしてもらわないと」
と聞いても、

「本気って・・・何が本気なんだろう?」
と、本気でわからない私。



 彼女の話を聞いていると、女性の幸せは

どれだけお金をつぎ込んでもらえるか、だと思っているようなんです。



「打算で結婚した人はみんな失敗してるけどな・・・」

と、あまりに殺伐とした気持ちになってしまった私は、まさしく

「バカ正直」にそのまんま思った通りを、相手に告げたのです。


一瞬の間・・・沈黙の後、彼女は

激怒。「絶好よ!」じゃなく「絶交よ!」って。・・・大人なのに?


その後二度と連絡が来ることはありませんで した。でも、実は

あの物欲まみれの話を聞かないで済むと思うと、ホッとしている

私だったりします。



 この本の主人公トリエは、物欲がまったくといっていいくらい

ありません。まずそこで共感しました。

男性の魅力と、男性のもっているもの・・・お金や財産などの魅力を

勘違いしている女性が多いなかで、まれな仲間意識を感じました。

なにせ、職もない、お金もない、という人生のどん底であった男と

知り合い、持ち物に関係なくストレスフリーな魅力を感じて、

パートナーになっていく人です。



やはり、理屈抜きの惹かれあう魅力というのはあると思います。

一緒にいると自然で、まったくストレスを感じない相手というのは
そのときどん底にあっても、2人の相乗効果で高めあっていける

相手ですから。


この2人が選んだフランス婚という形は、いわば婚姻届を出さない

事実婚です。それは決して不安定な状態ではなく、お互いを思いやる

応用の効く関係なのでしょう。


 人は、行きたいように生きていいのです、ね。

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