こしゃくな読書

こしゃくな読書

エミリーへの手紙キャムロン・ライト


価格:¥ 1,365(定価:¥ 1,365)
http://www.amazon.co.jp/dp/4140053909/ref=nosim/?tag=donzoko-22



「悲しみのない人生などありません。悲しみは人生にはつきものです。

 ときには打ちのめされることもあります。でも、神様はちゃんと

 見ていてくれる。天秤が悲しみのほうにばかり傾かないように

 喜びも経験させてくれる。喜びを探してごらん。喜びを胸に刻んで

 できることなら、自分で喜びをつくりだしてごらん。そしてどんな

 喜びであろうと、それをいつまでも大切に抱きしめていてください。」



 大の親友である孫のエミリーに大きなプレゼントを残したおじいちゃん。

それはエミリーのパパとママ、実の息子のボブ、そして、実 の娘以上の

愛を持って見守ったローラにとっても、かけがえのないギフトをもたらし

ました。

 ミステリー小説としても、充分楽しめる内容です。アルツハイマーで

ぼけていると思われていたおじいちゃんが、実はすごく頭が良くて

ユーモアにあふれ、愛情たっぷりの人だったことがわかる、自作の詩集。

詩の一遍一遍には、パスワードがたくみに織り込まれていました。その

からくりを解いていくハラハラドキドキ感は、まさにミステリーの

醍醐味でしょう。

 そしてそのパスワードを手に入れて、おじいちゃんのパソコンの

ファイルを開けますと・・・・。ファイルのそれぞれに、妻キャサリン

との素晴らしい愛の生活と、若くして最愛の妻を失っ た悲しみ、苦しみ

さまざまな人生の経験から得た教訓が惜しむことなく書かれています。

ここからは、まさに人生の教訓本となります。

 「人は自分の意思で死ねるのだろうか」

ローラを苦しめたこの疑問は、付随する意味を罪悪感から希望に変えて

くれるような形で「イエス」と幕を閉じるのでした。おじいちゃんは

こう言うのです。

「エミリー、人は自分の行いに目をつぶらず、できる限り罪を

 あがなわなければいけません。でも、その後は、自分を許して

 前進しなくてはいけない。」

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