PUKU's Room

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『恋愛小説』コメンタリー・その2



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い:実際、恋人達の感情が行き違うことが多いです。本心が分からずに・・・。

う:でも、その頃がおもしろいんです。

い:辛いけれど、そういうところを通過してみたい・・・

て:経験してる年頃じゃないんですか?(笑)




い:この場面は人々から指摘される所で。 う:どうして?

て:通った車がまた通るって。

い:というよりも、皆現代の車だって。 う:あ~。 て:しょうがないでしょ。

て:何年前? い:5年前。 て:いっそのこと外車を行き来させたら?(笑)

い:音楽監督が、この場面が一番好きだって。理由はないけどただ好きだって。音楽を作曲されたんだけど、申し訳ないけどここは違うって・・・

て:僕のMVにこの横断歩道のシーン出てきますよね。ウンジュシが振り向くところスローモーションで。MV作る人がそういうの専門だから。




て:あの、後ろにぼーっと座っている人が、我らが音楽監督!こんな風に出てくるなんて思わなかった~って。

い:ここで、ヨンウ氏がたくさん飲みすぎて、後で吐いてました。あまりにも飲みすぎて、意識がなくなって・・・

て:ウヒャヒャヒャヒャ!

い:でも観客は喜んでます。

う:この女性、なんて言ってるの? い:me,too,me,too。英語。

い:本格的に、くい違ってきます。




い:この曲最近よく聴きますね。「ネガ チャンヌン アイ」。

て:CFとかでも。でも、イエヂンシが歌う曲とは違うみたい。携帯の着信音とかでも・・・また、ヒットしましたね。

い:この場面は鳥肌が立つって。 て:監督が演出されたんですか?膝カクカクするの。

い:好きっていう人はほんとに好むんだけど;;よく分からない。

い:歌詞はすごくいいですね。 う:ええ。

い:イエヂンシ本人はこの場面、長くかかると思ったみたいだけど、意外と早く終わってしまって・・・2回くらいで。

う:たくさん練習したんですね^^

う:音楽監督、じーっと座ってる(笑)。何かすればいいのに。 て:困っています。(笑)




て:顔を確認するの。ここでも何回かいたずらしました。鼻の穴に指突っ込んで、それをまた口ん中に突っ込んで。(笑)

い:これはどこからアイデアを得たかというと、子供達を観察していたら、顔を触りながら遊ぶのが好きなんです。

て:ほんとに今回は不思議なことたくさんやりました。やったことないこと。

い:ありがたくて、申し訳ないのは・・・子供のような、そういう部分が多くて・・・

う:でもそれは、幼稚だという人もいるけど、それよりは純粋な、昔の姿、そういう風に見て頂けたらいいと思います。

い:この場面、イエヂンシが一番大変だたようです。見えないところから撮っていたから。たくさん撮りました。

う:これは、本当は一番最後に入る予定だったんだけど。この手紙の内容が。

い:今でも、どうだったろうかと考えますが・・・。観客をあまりにも騙しているような・・・。

う:私も、シナリオ見た時も・・・撮る時もどうかなあと思ったけど、当日その話を聞いて。長短あるような気がします。最後に来ると感動の妨げになる場合もあるし・・・。こうしたからこそ、もっと観客がキョンヒをかわいそうに見ることができたかもしれないと思うし。

い:手紙って、ほんとにいいものだと思うんだけど・・・最近はあまりにも書かないような気がする。電話や・・・

て:僕はほんとにたくさん手紙書いたなあ~  う:誰にィ~?

て:隣に立ってる子。(笑)手紙の折り方までよく知ってるでしょ。

い:てひょん氏、高校時代からそんな風だったんですか?

て:高2の時グループサウンズしてました。高校生ができない行動たくさんやってました。

う:学校のサークル? て:1回だけ。




う:あ~この時も、手紙を破いて風に飛ばすやつ・・・

て:出なかったでしょ。それ出そうとしたら、さっき僕がナレーションした所は失くさなきゃ。

い:ここで、ウンジュシがよいアイデアを出してくれました。そのまま破くのではなくて、少し開きかけてから・・・

う:あまり開けすぎちゃって・・・もう1度撮りましたね。

て:こういうのおばちゃん達が見たら・・・「あ~破いちゃだめなのに~!アイゴ~だめだめ~!」(笑)




う:この日はほんとに悲しかったです。それで、ほんとは泣くシーンじゃなかったんだけど、涙がでてしまって・・・「泣いちゃだめでしょう?」って、聞いたら、監督からいいって言われて。

い:ほんとに、演技者達の不思議なのは、奇跡のように感じるんだけど、必ずカメラの見える方に涙が流れるんだよね。鼻血を流す時もタイミングに合わせて。

う:鼻血は・・・難しいでしょ。(笑)

い:演技じゃできないって、よく思います。

う:涙が思うように出なくて悔しい時もあります。




て:最初シナリオ読んだ時、いいなあ~って思いました。記者達から「なんでこの映画をやるようになったのか」ってインタビューされて、シナリオがすごく良かったからって。そしたら、シナリオはそこそこじゃないですかって。

う:こういう差なんだと思います。俳優から見たら、本人たち同士ではすごくいいんだけど。

て:ほんとうに、もう死ぬほどいい!って。眠れなかった!って。でもやっぱり違うんだなあ。

い:商業的に見る人はあまり売れないだろうって・・・思うんです。




い:この場面は皆、リアリティが無いって言うんだけど、実際、僕がある人と出会ったんだけど、別れてみたら、電話番号も知らないし、住所も知らないし・・・。何も知らなかったんです。幽霊だったのかなあ~なんて・・・
ほんとに出会ったんだろうかって。

て:監督が・・・普通の人じゃないからです。(笑)

い:実際、好きな人と会っていたら、そういうことを聞くよりは、会っていること自体が気分いいんで・・・。

う:この日も2人、冷静なフリをしようとして・・・。

い:こういうの、短く短くするのがとても難しかったです。シナリオ書きながら。一言で表現するのが・・・。

て:映画を・・・全部説明しようとしたら・・・・。

う:ここもよく指摘されます。雪が粉みたいだって。(笑)

い:ここは・・・この映画で2回だけCGが使われる部分の一つです。てひょんシがこぶしで雪を打つ場面。ここは、良かったですね~拍手喝采でした。

て:僕は嫌だった~(笑)大声をあげるのはキライなの。

う:このシーンが好き!

い:敏感な人は、壁のコンセントのことをとやかく言うんです。壁紙を貼ってしまっているんだけど。

う:どうして?変だから?

い:最近の人は演技を見ないで、そういう所をよく見るみたいです。

て:それが職業って人もいますから。それが趣味って。

う:劇場で見たら観客の方々、こそこそいろいろ言ってますよね。

て:「だからどうだって?」「だからどうしたの?」「なんでなんで?」って。

う:一番声が大きかったのは、名前が代わっていたところ。「あ~ぁ、そうだったの~!!」って。

い:チョン・ドヨンシは映画見ながらよく笑ってましたね~




い:個人的には、ここが一番演出しにくい所でした。話をつなげていかないといけないシーンだったので、やりながらも、「どうしてこんなもの書いたんだろう」って;;;

う:惜しかったと思います。今まで隠していたものを、明かさないといけなくて。

て:しょうがないっしょ。

う:それで・・・こうして説明してあげてるのに理解できない人もいて・・・。

い:だから台詞も一番多く変えました。

て:こんな風にしても分からないのは、さっきコンセントを見てた人。それが職業な人。(笑)

う:私は、こんな風に反転のある映画が好きです。流れるような映画よりも、一度「ああ!そうだったのか」っていう感動・・・。

て:見てる人そうでしょ。「そうだと思ってた~!」(笑)「分かってたってー!」

い:時々思いませんか?長い間会っていない人が、今頃何してるかな~って思うこと。

て:多いですよ~。 う:今でも思います。小学生の時の友達とか。




う:ここいいですね~。 い:ここもへナムです。

う:オッパが振り返りながら、カメラも向きを変えて、子供達が「ジファナー」って叫ぶところ。

い:この映画で一番設備の多い所。スーパークレーンも。

て:ぶわ~って上っていくやつ?

い:これ作るの大変だったですよお~! う:これ作ったんですか? い:はい!

い:このシーンは突然人が現れて幽霊か?なんて言われるけど、こういうのも少し意図してたんです。幻想か?なんて。

う:子供達がとってもかわいい!

い:実際、この子達のスケジュールを合わせるのがもっと大変でした。(笑)




い:ウンジュシも髪を付けるの大変だったですね! う:あー・・・

い:これが、ウンジュシの初撮影だったんです。季節のために行ったり来たりして撮るので、実感が湧かなくて・・・

う:そうです。こういう時が一番悔しいですね。

て:最初に最後のシーンを撮るのを~

い:季節上どうしようもないんで;;




う:ここまで出ているのに、これがキョンヒって、分からないてひょんオッパToT

て:そんな風に変わってるなんて知らなかったよ~。僕は元々、スイニ=イエヂニ、キョンヒ=ウンジュってのが頭にはまりこんでるんで。

う:ここで、キョンヒ役の子の髪が突然長くなっちゃうから・・・

い:撮り終わっても、ちょっとまずかったかな、と思いました。この子の頭を完全に剃ってしまうこともなかったのに。そうすればもう少し分かりやすかったかな、と。

て:ここまで出てるんだから、分かるでしょ。

う:なんでオッパは分からなかったの?(笑)

て:後で分かったの!「こいつがこいつだったんか~!」って。

う:ここまで出てるのに・・・

て:だから、つながらないんだってば!キョンヒがイエヂニっていうのが似合わないんだってば。




い:最近の学生はカメラを避けないですねえ。恥ずかしがると思ったのに、全然・・・

う:車椅子も初めて乗ったんですよー

て:僕は2回目見た時、ほんとよく泣きました。最初は・・・どこがカットされたかな~とかそんな感じで。

う:ここでも泣きましたね~

て:目ン玉も動かさずに、よく我慢してるな。

て:やっぱり、映画は音楽だなあ~

い:タイムマシンがあったらどんなにいいでしょうね。

て:ここ、僕が一番はまったとこです!ああ~!おお~う!これ我慢するのに・・・泣くの我慢するのに・・・これ、ほんとびっくりした!知らなかった~シナリオ見てなかったじゃん!キャハハハ、「こんなのあったの?こんなのあったの?」って。あー死にそう!

い:ウンジュシの涙を生かすために時計の針を3回も回したんです。自然に送るか、画面を交差させるか・・・

て:あ~とにかく死にそう~

い:キスたくさんしましたね。 て:そう?あ?ああ、はいはい。

う:とても胸が痛いです・・・。久しぶりに見ても・・・。

て:この時も、ウンジュが僕に「ジャジャンミョン食べたでしょ!」って。(笑)自分は食べなかったのに、お昼にジャジャンミョン食べたでしょ!て。

い:ここの場面は自分なりに、ちょっと惜しい部分です。画面がちょっと・・・ て:暗いかな? い:う~ん、ちょっと惜しい。




い:ほんとに、苦労した思いがよみがえってきますね。天気のせいで・・・
花の季節に撮ろうと思ったのに、結局ぜんぶ散ってしまって。

い:ここは本当はNGなんだけど、どうしても捨てれなくて。撮影監督と口論しましたね。画面が浮いてるんです。実は。

う:私も好きです。最初のテイクだったでしょう?

い:こういう場面でも・・・カメラを感じるんですかね?

て:その時に合わせて?そんなもんですよ。 う:感じます。はい。

て:リハーサルだてにやってるわけじゃないしょ。(笑)

い:ほら、おぶってる。 う:重かったでしょ?

て:いや、あんな風に走るのは・・・走るのが、しんどかった。(笑)




て:ここで、タイトルの「恋愛小説」が出てくるんだなあ。

て:監督に「どうして『恋愛小説』なんですか?」って、聞いたら・・・ここでちょこっと「恋愛小説」が出てくるんだよね。

う:この、軍隊の中の1カットのために苦労されたそうですね。

い:はい。貸してくれないので・・・へヤンソン・・・

う:そう、チャン・ドンゴンさんの出るへヤンソン、そのセットを借りて・・・

て:え~そうなの~

う:地方でしょ?これも。 い:ウィ島です。 て:へヤンソン見たよ~

て:この場面、あの時僕が撮った写真・・・。

い:てひょん氏が唯一スーツを着て出てくる場面。

て:この撮影の時、誰とサッカーをしたかって・・・。う:ああ、韓日戦?

て:ポルトガルとやったの。

い:ここでもたくさん笑ってましたね~試写会で驚きました。ちっとも意図していなかったのに。

う:最後まで感動でいけばよかったんだけど・・・

て:おもしろいんだもん。いいじゃん。

う:悪くはないです。




い:あまり気づいてないかもしれませんが、手を拭くこと・・・キョンヒと連結させているんだけど。「書く」ということが、とても大切なことだということを見せたかったんです。

う:ええ、観客の方はあまり気づいてません。好きな人に手紙を書く前に、手をきれいにするっていうこと。

て:う~ん、僕は観客と変わらないなあ。病気の人がそうするんだと思ってた。(笑)

う:何にも分かってません。(笑)

て:ああ~最初とつながるんだなあ~

い:この台詞は、最初に会った時、ウンジュシが、黄色いジャムの入ったパンが好きだって、言ってたから・・・。覚えてます?

う:手をつなぐのは・・・ほんとに好きです。

い:この台詞は、ある婦人が亡くなった旦那さんが書いた手紙を偶然見たんですが、「あなたの煮てくれたトンテチゲがとても食べたい」という文を見て泣き伏すんです。きっと彼らは一緒に会っていて、ラーメンを煮て食べた事もあるだろうと思って。そういうのが、どんなに大切な思い出だろうかと思って、書きました。




て:笑いながら泣くの・・・アハハハハハ!笑いながら泣けって!キャハハハハハッ!・・・ほんと難しかった=3

う:感動的でした。私はこれを撮る時、手紙の内容に沿って演技しないといけないので、てひょにオッパがいなかったので、スタッフが手紙を読んでくれたんだけど・・・あまりにも感情を込めずに読むもんだから;;;すごく大変でした。

て:僕は、自分で読みながら・・・隣で誰かに読んでもらっても、とてもじゃないけど神経にさわってダメなの。

う:あ・・・このコップ。監督、覚えてるでしょ?このコップ何か分かる?オッパ?これはペットボトルを切ったもの。きれいなガラスのコップが無かったんで・・・。

て:へえ~ い:これはウンジュシのアイデアです。 て:ほおぉ~

て:時々、こういう映画を撮ると癒されますねえ。 う:私も!

い:この後の部分では、お互い別れたけれど、お互いに影響を与えている・・・ずっと続いている。自分も知らない内に。言葉とか思い出が・・・死は終わりではないということを・・・

う:ここ好き!オッパのこういうとこ。

う:ここ撮る時、オッパいなかったから知らないと思うけど、へナムに教会があるの。この日、教会で鐘を突く日だったんだけど、突然鐘の音が聞こえて来て・・・天上の鐘の音って・・・撮影現場が感動に浸ったの。

い:ここでの意図は、昔の白黒写真のように、どこかに存在する思い出を振り返ってみようっていう。

う:監督には本当に感謝しています。こんな素晴らしい作品に出させて頂いて。

て:ああ~~終わりました~~最後に歌が出てきます。(笑)はい、それではしめくくってください。

い:俳優の皆さん、スタッフの皆さんほんとうに感謝しています。ごちゃごちゃ言いましたが・・・てひょんシ、続けて下さい;;;

て:あ、はい、皆さん。よくご覧になったでしょ?とてもおもしろくて良かったです。皆さんもお聞きになりながら、ここはこうだったんだ~って思われたことと思います。静かな映画だからって、静かに話す必要もないと思うんで・・・ごちゃごちゃ言いましたが、面白く聞いて頂けたと信じます。
 参加できなかったけど、我がソン・イエヂンさんも、ほんとにご苦労さまでした。ほんとに感謝しています。ほんとにいい映画でした。それではウンジュシが・・・あ~チャ・テヒョンマネージャー、ィ・ウンジュマネージャー、知らなかったけど、そんなの皆出てるね~!

う:私は、先ほども申し上げたんですけど、ほんとうにあたたかなため息・・・ああ、こんなに素敵な作品に出れたんだなあ・・・監督の初めての作品で、些細なところまで神経を使って撮ってくださったことにほんとうに感謝します。これからも良い作品を作られることを願って・・・てひょにオッパも初めての模範生の役をとても上手くされて、良かったです。

て:ウンジュシもとても明朗快活な役で・・・

う:はい、いい経験になりました。

て:監督もよい作品をたくさん作られて・・・また集まる時には、もっと良い作品を!

う:指折り数えて待ってます^^

て:皆さん、ありがとうございます。いつもお元気でお幸せに・・・それから・・・DVD、ほんとに良く買って下さいました!(笑)

う:ありがとうございました~

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