本日は囲碁例会。例によってMTBで梅田スカイビルまで銀輪散歩。
スカイビルの中庭では今月14日から始まる恒例のドイツ・クリスマス・マーケットのためのクリスマス・ツリーや出店の据え付け・飾り付けの工事でトンカチ、トンカチ。もうそんな季節になったのですな。
(梅田スカイビル)
昼食は、スカイビルの里山にある喫茶店WILLER EXPRESS Cafeで。昼食の後しばし里山を散歩。イヌビワが実を付けていました。この木も亦万葉植物である。
「勇士の名を振はむことをねがふ歌」という大伴家持の長歌に「ちち(知智)」として登場する。尤も、チチはイチョウ、イチジクという異説もあるのではあるが、ここはイヌビワのことであるとして置かないと話が前に進まない(笑)。
(イヌビワの木)
ちちの実の 父の 命
ははそ葉の 母の命 おほろかに こころ尽して 思ふらむ その子なれやも 丈夫
や
空しくあるべき 梓弓 末振り起し 投矢
以ち 千尋
射渡し 劔刀
腰に取り佩き あしひきの 八峯
踏み越え さし 任
くる こころ 障
らず 後の代の 語
り 継ぐべく 名を立つべしも (万葉集巻 19-4164
)
<父や母が通りいっぺんに心配しているようなそんな子であっていいものか。大夫は空しく生きてはいけない。梓弓の末を振り立て、投げ矢を以って遠くを射通し、剣太刀を腰に帯びて、いくつもの山を越えてこのように任ぜられた心を晴れやかに、後世に語り継がれるような名声をたてるべきである。>
(注)ははそ=コナラのこと。ナラガシワ、クヌギ、カシワという説やこれらの総
称とする説などもある。
ちちの実の・父、ははそ葉の・母、という使い方は大伴家持の別の
長歌(巻20-4408)でも見られる。
「ちちの実の父」のイヌビワの写真を掲載して、「ははそ葉の母」のコナラの写真を掲載しないのは片手落ちと言うもの。今日はそんな心算で撮影した訳でもないので、コナラの今日の写真はありませんが、里山にはコナラの木もあり、今年の6月14日の日記にその写真を掲載していますので、それを再掲載して置きます。
上のコナラは6月撮影のものですから、秋の雰囲気ではありません。ハナミズキの紅葉と赤い実の写真で「アキ」らしくして「オキ」ましょう。
さて、本題の囲碁例会。本日の出席者は福〇、竹〇、平〇、村〇各氏と小生の5名。それぞれの方と1局打ち、福〇氏、村〇氏、竹〇氏に勝ち、平〇氏に負けで3勝1敗。これで、今年の通算成績は19勝17敗と勝ち星が先行することとなりました。
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