飛鳥京香/SF小説工房(山田企画事務所)

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■ドラッグ=ウォーYK夢王たちの饗宴--ドラッグウォーの跡でーに変更



YK夢王たちの饗宴--ドラッグウォーの跡でー
(麻薬戦争の跡)夢世界の入り組んだ異世界、最高のドリームマスター夢王は、だれなのか? なぜ、この世界はできたのか?


■ドラッグ=ウォー

作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
http://www.yama-kikaku.com/

1.「せめて、元の体にもどして下さい。機械神さま」
「ならぬ、輪廻は必生、がしかし」
「何か方法が」
「もし、そなたが地球であく秘密を、解きあかしたならば、元の体にもどしてやらぬでもない」
(神の描写)アイアンブロス

2.
「あやつのキャラクターは、どこから呼び出したのだ」
「最終壁の石からと思われます」
「何を、このバカモノめ」
「ポラードめ、自らのキャラクターを冬眠状態におき、石にキャラクターをうめておきおったのだ」

3.「あの時、私はあなたを待って身をこがしていた」
「行きたかった。けれど行けなかったんだ、わかってくれケイト」
「うそを言わないでポラード、あなたはメスカリンZMを発明する目的のために私を犠牲にしたのよ」
「違う、ケイト、違うんだ、私はあの時、警備隊本部へ連れていかれたんだ」
「いずれにせよ、あなたは、間に合わなかったか脱出船の出発にね」
「ああ、それはその通りだ、認める」

4.
「彼女を見えなくしてあげましょう」
「待て、やめろ」
「やめるわけにはいかない、あなたへの憎しみは、もう止めようがない、あなたを滅ぼす、あなたの一番つらい所を、私は突くわ」
「俺をどうしようというのだ」
「二度と彼女の顔を見ることができないようにしてあげましょう」

5.
「さがしたよ。君」
冷たい声が私の頭上からまいおりてきた。
「ポラード君、久しぶりだね。それとも私を忘れたのかね」
私の顔は彼のみがきこまれた軍靴の下にあった。スネコバ・スプローギンの。
「さあ、君に聞きたい事が山程あるんだ。私の死の館へご招待しよう。つれていけ。おっと、このお嬢さんもな」

「ここは」
「ワルシャワ地下冥府。地球霊のおさめるところ、地球生命体の心臓部だ。ここまで来たものは誰もない人類の誰もな」

6.
「スプローギン、すでにメスカリンZMが存在しないと思ったか」
「まだ、残っているというのか」
「あるさ、タンクいっぱいにな」
「ポラード、白状しろ、メスカリンZMをすべて破棄しろ、お前はこの世界を破壊するつもりなのか」
「破壊する、残念だな、スプローギン世界はすでに破壊されているのだ」
「どういう事だ、ポラード」
「いいか、私は未来から来た、すでにドラッグウォーがおこり、世界が滅んだあとだ」
「信じられん、うそをつくな、ポラード、私をま☆☆ても意味がないぞ」
「かわいそうな奴よな、スプローギン大佐」

7.
「ポラード君、まだ気づかぬのか、この私、お前の守護神であるハザードが一体誰であるかを」
「機械神だろう」
その声は私の心の奥から流れていた。
「いいか機械神、私は、お前のためにこの幻視世界を創りあげたわけではない」
「ほう、では誰のために」
「我々、人類の最終平和のためにだ」
「笑わせてくれるな。ポラード、お前が作りあげたメスカリンZMが、平和のためだと、その薬のために世界大戦がおこったのではなかったのか。思いだせ。あの未来地球の冥府回廊にいまだ生存しているゾンビたちのためにな」
「機械神よ、自らの欲望のために、人類を滅ぼしたお前からその言葉を聞きたくはない」「最終的な結着が必要というわけだな」
「まちなさい」
その時、ウルをつれたアイラが石坂上に登場していた。
「この争いの目的は何なの。これで一体、だれが幸せになるというの。二人ともよく考えて、あなた方が一体何だったかをね。」

8.
「ポラード、思い出してみろ、アイラとどこでであったかな」
「戦士養成所でだ。彼女も孤児だった」
「そうだ第3次大戦後だったな。そのときに犬がいたろう。そう、おの地☆犬ウルだ」
「なにまさか。このウルが」
「そうだポラード、お前が子供の頃から、ゆっくりを我々は君を観察していた。そして君がメスカリンZMを発見し、ドラッグ=ウォーをはじめることを見守っていたのだ」
「それじゃウルは」
「我々が未来で開発し、この時代へ送りこんだのだ」

9.
スプローギンは怒りの顔で、俺達にどなりちらす。
「ポラードよ、お前がドラッグウォーなる物をおこすこと許さぬ、さらに機械神の使いとやら、人間が奴隷となることも不快だ。これも許さぬつまり二人ともわがてによって滅んでもらおう」
「スプローギン、その手はいかに」

■未完

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