やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2014/09/07
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カテゴリ: 好きなこと
昨夜は赤ワイン一ビンを飲んでそのまま倒れたやまやろうです。BBQ臭のまま布団に転がっていました。嫁は自習のために図書館へ。こらどま三人を階下で遊ばせながら、やまやろうはブログの更新など。MX-1のフィルターアダプターが早くも到着し、付けた見た目を楽しむ。ミラーレス一眼並みにでかくなってしまったが、レンズキャップの脱着がなくなった分、素早いフレーミングができるであろう。

午後も子守り。予定では常願寺公園にでも連れていって、遊具で遊ばせてやろうと思っていた。しかしこらどまは昼食後でも言うことを聞かずに遊び呆けている。部屋の片付けをしないと連れていかないよ、と何度も注意するがどこ吹く風。頭に来たのでことの顛末を紙に書いて、だから連れていきませんでしたという内容のものをむすこに見せたのであるが、それもどうでもいい感じに放り投げた。もう、連れて行かない。

むすめは泣きながらどこか行きたいーとのたまうが、やまやろうは片付けしたらねと諭す。むすめはそれを無視して、どこか行きたいーと泣き叫んでいる。それは筋が通らないでしょ。放っておいたら寝ていた。むすこものん気なもので、勝手に本を読んだりテレビを見たりしている。元々インドア派だから、どこかに行かなくてもいいみたいだ。次男坊はなんやかんや言っていたが、抱っこしてねんねして布団に転がした。

大人しかったこらどまは、17時過ぎに再度「公園に行きたい」と騒ぎ始める。そんな時間はないわいね。おらーこれから出かけんならんがや! 暴れるむすことむすめを置き去りにして、六龍山常徳寺に向かう。

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平成11年から続く、落語ワンダーランドである。昨年は都合により中止していたから、2年ぶりの口演だとか。フェイスブックつながりの、 平田さん がチケットもぎりをしているということで、お邪魔してみることにした。落語に興味がないわけではない。実家にいた時は毎週日曜日に大喜利をテレビで見ていた。そこからちびまるこちゃん、サザエさんの黄金リレー。やまぶろぐの文章の中にも、どこかに大喜利のどどいつとか駄洒落とか落語の流れが入っていると思っている。

それをテレビではなく、生で見ることができるとは。どうして見ようと思ったのか。今の上司が落語が好きで毎週のように東京で口演を聞いているのだ。その楽しさはどんなものなのかを経験したくなって、今回の参加となったわけー。

会場(堂内)は椅子が並んでいて、それが埋まった。後から追加で椅子が並んだ位の大入り。やまやろうはセンターに近い、前から三列目に座った。

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前座は、三遊亭愛坊の「子ほめ」。目が弱いのかな、高座に上がったらメガネを外して喋り始めた。その方が客の視線を感じなくていいかもしれない。ちょっとつっかえるところもあったが、これからに期待。

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三遊亭竜楽 。常徳寺の住職よりも住職らしい風貌(住職は作務衣を着ていなければサラリーマンである)。まあそれはおいておいて、7カ国語で落語を語る国際派!マクラもそこから。ドイツの笑いは「イッヒイッヒイッヒ」。おばちゃんどま、意味分かったけー?

演目は「ちりとてちん」。酒の呑み方が秀逸。きゅいーんと晩酌したくなる呑みっぷりである。マクラは、探りを入れながらちょっと引っかかるところもある。しかし一端、噺が始まるとよどみなく進み、ぐいぐい引きこまれる。ところどころで笑いの花が咲き、客も乗っているのだ。

「ちりとてりん」は台湾の珍味として紹介されていたが、その味は中国で食べた 臭豆腐 みたいなものかな? この腐った豆腐を食べた時が真骨頂である。言葉なしで表情だけで観客をげらげら笑わせる。ネタは知っていたが面白かった。

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三遊亭良楽 。富山県出身ということで馴染み深い人もいるのであろう。相撲の話しがマクラで、富山県出身の横綱を題材にした「梅ヶ谷一代記」。どこから本題に入ったのか分からない流れであったが、その内容に引きこまれた。力士人生を語りながらも駄洒落を織り交ぜて聞き入ってしまう。

梅ヶ谷とそのライバルである常陸山との取り組みの臨場感は良かった。それを見た人から聞いたような感覚に陥った。

ここで中入り10分。

再び良楽、「家見舞い」。ちょっと口が回らないところもあるが、それは本日二回目の口演だから疲れがあるのかもしれない(午後一時半にも一席あったのだ)。客の引きこまれ具合が、竜楽と違うと感じた。そこは話芸の違いなのだろうな。それぞれの持ち味というか。

「ちりとてちん」ともつながる豆腐のつまみネタ。今度の方は奴であるが、臭豆腐より食べたくないわな。最後の落ちが畳み掛けるように早口で分かりにくかった。かみ締めてようやく理解。リアルタイムで笑いたかった。

トリは竜楽の「中村仲蔵」。人情ものである。これは長かったー。それを感じさせない語り口である。一日二回口演で最後でしかも長いとあって、竜楽はとても大変だったと思うが、よく語り切った。あれ、落ちは何だっけ?

終わったら、フェイスブックでつながった平田さんご本人と話しをした。当ブログもよく見ているとかでー。名刺までもらってしまった。ネット上でのつながりが、このように生身のつながりになるのを、やまやろうは期待していたのだよ。とても面白い。





なんたって、飽きがこない。





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Last updated  2014/09/07 11:34:43 PM


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