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今年もよろしくです。新年一発目は見ている人も少ないと思うので、自己満足の書評です。
ダニエル=ピンク、「ハイコンセプト」

 現代社会を表現する上で欠かせないキーワードが「IT」「グローバル化」です。
 情報通信技術が劇的な進歩を遂げることにより、国内と同一の労働力を低賃金で、しかも時差を利用してより効率的に、確保することが容易になった現代、途上国への労働のアウトソーシングがより活発に行われるようになっています。日本は言葉の壁があるので、サービス業にこうした影響は、まだアメリカほどには見られませんが、いずれは同じ状況になっていくでしょう。(例えば日本では生活が保障されていると考えられている会計士業ですが、アメリカの会社は会計監査をインドにアウトソーシングしてます。)
 このグローバル化に対応するため日本の製造業は「モノづくり」大国として、技術力で勝負しようとしています。しかしいくら技術力を高めたところでそこには限りがあります。需要も存在するかは不明です。(例えば携帯電話の技術の高度化を考えてみればいいでしょう。)また、どれだけ高い技術もいずれは先進国に流出していきます。流出しなくても追いつかれます。要するにいたちごっこです。したがって技術の高度化は充分な解決策とはなりません。
 また創造性の必要ない反復作業は不平も言わず、コンピューターが休みなく働いてくれます。このような社会において我々人間は、どのような仕事をしていけばいいのか。
 こんな問いに答えてくれる本書の結論は、ずばり創造力を必要とする仕事だ。具体的にはデザインなど。技術はいずれ必ず途上国に追いつかれる(キャッチアップされる)。そうなれば賃金の安いほうが有利だ。しかし創造力は追いつかれない。(そもそもそういう類のものではない。もっとも真似される恐れはあるが、それは著作権で取り締まればいい。)またコンピューターに創造力を求めることはできない。21世紀型の付加価値の源泉は技術力ではなく創造力、オリジナリティである。そう改めて確信した。





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最終更新日  2007.01.02 14:23:03
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Re:明けましておめでとうございます(01/02)  
estyle2001  さん
>21世紀型の付加価値の源泉は技術力ではなく創造力、オリジナリティである。

まさに、そうだと思いますね。
人間にしかできない・人間らしい仕事をしたいものですね。
(2007.01.02 15:50:36)

初めまして  
satoko.S  さん
この本、私も以前読んで衝撃を受けました。
これからどういう仕事をすればよいか・・考えるよいキッカケになった本です。
(2007.01.02 16:03:52)

新年から  
YAMN  さん
書き込み有難うございます。estyle2001さん、satokoさんお互い仕事頑張りましょうね!
能動的な労働は自己実現の最適の手段だと、個人的に思ってます。 (2007.01.05 19:18:20)

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