不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2007/03/02
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カテゴリ: 日本旅行記
津和野城跡 から駅の方に戻りました。
電車が2時間か3時間に1本ですので帰るつもりでした。
途中に 津和野藩御殿跡(嘉楽園) の看板がありました。
この地は、旧津和野藩主亀井家の藩邸があった場所で、当時の藩邸は南北に300m、東西に140mにわたり、北側に建物、南側に庭園が築かれました。
明治の廃藩とともに建物は解体され、北側は高等学校の敷地(現グランド)となり、この庭園跡がわずかに往時の面影を偲ばせています。
また白壁の建物は、藩主が祭礼等の催し物を見物した『御物見櫓』で、別の地にあったものを保存のため現在の地に移築したものです。

行きもこの道を通りましたが、この看板がなければ庭園跡には気がつきませんでしたね。
看板には面影があると書かれていますが、まったくわかりませんね。
広場にしか思えませんね。
入り口付近では工事していましたが、復元でもするのかどうかはわかりませんでした。

島津和野81嘉楽園址御物見櫓

電車には時間があるので駅の裏手の 永明寺 へ訪れました。
永明寺(ようめいじ)は津和野城主・吉見頼弘が創建した県最古の別格大禅院である。
歴代城主の菩提寺でもある。

島津和野91光明寺

永明寺 に訪れた理由は、『森鴎外(森林太郎)』の墓があるので訪れました。
拝観はできるみたいですが、時間がなく少し境内を拝観しただけです。
古い寺らしく、他の寺とは雰囲気が違いますね。
鐘楼の建物は足場が組まれて修復中だったみたいです。
『森鴎外』の墓は看板もありわかりました。
島津和野92森鴎外墓

島津和野93

自転車を返却して荷物も戻してもらい駅へ行きました。
駅の横には、蒸気機関車が展示されていましたが、写真撮り忘れました。
そこで 源氏巻 を買いました。
銘菓物語(源氏巻)「源氏巻の箱の裏書」
江戸・元禄時代、赤穂の浅野内匠守の刃傷が起こる前のことです。
当時の津和野藩主、亀井茲親が勅使接待役を命じられ、吉良上野介に教示を依頼しましたが、浅野同様、数々の非礼を受け藩主を怒らせました。
それを知った国家老多胡外記は早速、吉良家に進物を贈りつけことなきを得ました。
その時の進物の一つが『源氏巻』です。
小判を下に敷き、その上に竹皮で包んだ源氏巻をのせたという言い伝えがあります。
津和野を救ったといわれる縁起の良いお菓子です。


思ったより食べやすかったし、値段もお手頃だったと思いますね。
島津和野99源氏巻

電車を乗り継いで帰りました。
一つ遅い電車でも、ちゃんと津和野を回ったほうが良かったのではと後で後悔しますね。
いつも後で後悔しますね(笑)。


津和野旅行は、これで終わります


津和野旅行
津和野旅行(一)乙女峠展示室
津和野旅行(二)大岡家老門
津和野旅行(三)太皷谷稲成神社
津和野旅行(四)森鴎外旧宅
津和野旅行(五)津和野城跡
津和野旅行(終)は、このページです。

今回の旅行です。
萩旅行
下関旅行





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Last updated  2007/03/02 11:26:02 PM
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