譲れない自由意志(旧こころが風邪をひいたら)

譲れない自由意志(旧こころが風邪をひいたら)

2008.09.11
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
松柏美術館にいってきた。
マイミクさんの日記を見て、いてもたってもいられず、観にいった。
昭和初期の日本画の魅力にとりつかれたばかりだったので。

近畿大学と同じ方向ではあるが、生駒山を越えたのは中学生の修学旅行以来かぁ。
ほんとうに小さな美術館だったが、小山や庭、池、鯉に和んだ。

最初に上村三代のことを説明したDVDを見た。
マイミクさんの日記で親子三代ということだけは教えてもらっていたが、さらに詳しくしることができた。

明治時代、女性が日本画の修行をすることが珍しく、さんざんいじめられた松園さん。
「いつか見返してやる」という気持ちをバネにして技術を極めたと思ったら、


そんな中で描いたのが この絵。
帝に捨てられ、逢いたい気持ちのあまりに狂人になった女性を描いたもの。
実物を見て、なにか強い気が伝わったように感じたのは気のせいだろうか?
これを描いたときの彼女の気持ちになにか触れる逸話だったのではないか?


絵に没頭する母のもとで、ほとんどの世話を祖母から受け、
母と時を過ごすのに不自由した松篁さん。
同じ日本画を志すも、母とは違いほとんど人物画を描くことなく
幼いころから時を共有してきた鳥や花を描いた。


この親子、なにがしかのコンプレックスを創作のエネルギーに変換しているように思えた。

ムンクも ゴッホも こころが病んでいたように思えるし、
作家の北杜夫さんも双極性傷害の躁のときに執筆したと聞いたことがある。


こころの病もうまく変換できれば創作のエネルギーになるんだなぁ。

そういえば、能の題材って怨念とか狂気が多いよなぁ。
日本人ってほんとうは狂気や心の病を隔離したり蔑んだりせずに、
むしろ心を動かすものとみていたのかなぁ?





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.09.11 12:20:07
コメント(1) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


確かに・・・  
芸術家って、心の病だったり狂気をもっている方が多いですよね。やはりそれだけ物事を深く深く考えているからでしょうか。そしてそれが、素晴らしい作品を生み出させているような気がしました。
やはり病や狂気にさせるだけの強い想いが、ずっと残るような作品を創るエネルギーになっているのでしょうか。 (2008.09.12 07:53:15)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: