鈴鹿観戦記~とにかく色んな観戦日記~

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ワールドカップ3次予選’08 タイ戦


現地には5時過ぎに到着し会社の後輩君と合流。少し早い現地入りですが、やっぱりテンション上げる為には出来るだけ現場にいないとね。これは昔から鈴スペの観戦術です。雪の中の観戦ですがそこはF1で鍛えた観戦経験がものを言って雪&寒さ対策はバッチリ。カイロも二つ背中とおなかに貼り付けて、あと万が一に備えて合羽やひざ掛けタオルなんかも用意してました。我ながら心得たものかなあ
現地についてまずは腹ごしらえ&寒さ対策ってことでラーメン&焼酎お湯割りで準備万端整ったところでウォームアップが始まりました。



結構リラックスしてました。
今年最初の大事な試合であるし、勝利が絶対条件の中ではありますが、まだこの時期ですし悲壮感やビリビリするような緊迫感はありませんでしたね。



KIRINCUPのようなイベントを期待した部分があったのですが、オープニングは至って静かにそして淡々と過ぎていきました。国家斉唱はケミストリーのお二人が情緒豊かに歌い上げてくれました。もちろん鈴スペも左胸に手を当てて一緒に歌いました。「僕たちの日本代表」が今戦いの舞台に登場したのです。ここでテンションあげなくていつあげるの??

それにしても観客は思ったよりも少なかったですね。
3万5千人ってちょっと寂しい感じです。写真にあるように空席が目立ったのは
水曜日の雪のなかとは言え、代表の大事な試合にしてはちょっとかわいそうな感じでした。


この円陣熱くなりますね。この冬空のかなたに南アフリカの空は見えるか、いよいよ試合のはじまりです。前半ははっきり言って不満でした。シュートが少ないチャレンジして欲しい部分が多くありました。そしてシュートが枠に飛ばない・・・なんとか遠藤の芸術的なフリーキックにより1点先制したもののすぐに追いつかれる展開にフラストレーションが溜まっていきました。けど僕たちが座っていたのがメイン、ホーム側だったので後半勝負と皆ではげましあってましたね。それにしても遠藤は貴重な場面で決めてくれる男です!!



雪がいっそう強まる中、後半がスタート。大久保の貴重な勝ち越し点に続き中澤のヘッドからの得点と続き、このころから落ち着いて試合を観れる様になりました。そして興味は何点差によって勝つか、得失点差はW杯予選においても重要な要素です。取れるときに取りにいかないと最後の最後で痛い目に会う事になります。そういう貪欲さをもうちょっと観たかったと思ってます。そしてサポーター、ボールをまわす日本代表に「オーレ」コールをしてましたが鈴スペは少し違和感を覚えました。そんな余裕なんてどこにもないはずなんだけど・・・流れの中で点を取っていない日本代表なのでもっと貪欲に前を狙って欲しいのに中盤で横パスを連発する代表に「オーレ」コールは無いでしょう???


この前の写真くらいから現地での雪の量を感じてもらえると思いますが、とにかく寒かったんです。そんな中途中交代した播戸選手はななんと半そで
しかしアップの時から全力で行い、そしてピッチでもその闘志は感じることができました。一昔前の中山選手に通じる熱い何かを感じましたね。寒い中、鼻をかみながらもピッチ上を愚直にゴールを目指す姿には「代表に無くてはならない何か」を感じることが出来ました。残念ながら得点は出来ませんでしたが、遠藤&播戸のガンバラインには可能性を感じました。


途中出場の巻の巻らしいゴールで4対1となり。今日のノルマを達成したかなって感じでした。しかし何度も言いますが流れの中でのゴールがない、ミドルシュートのチャレンジが少なかったという点で少し物足りなさがあります。高原もブンデスリーガで見せたスペシャルには程遠い内容だったかも知れません。


けれど今日の全てはまずは勝つこと。
そういう意味では大満足の試合でした。初の代表戦。鈴スペにとってはやっぱり特別なものです。改めてW杯予選の難しさと楽しさを感じることが出来ました。またこれから続く長い戦いを見守って生きたいと思います。

評価: ★★★★
評価: ★★★★★
評価: ★★★★★
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- PutiRaku -


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