こんなものですが

こんなものですが

福祉のお話


いつの間に、というべきか、まだというべきか、4年目、いや、
4回目を繰り返すことになってしまったという方が、今の自分の
正確な心境であろう。

福祉といってもいろいろあって、「身体障害者」福祉、
「知的障害者」福祉、「精神障害者」福祉、「老人」福祉などと
障害別に分けられている。これは、法律によって分けられている。
しかし、一人の人間を、人格を扱う領域であるのであるから、簡単に
杓子定規に「この人は身障、あの人は知的」などと区分できるわけでないことは
当然である。

よく言われるのは、「障害の重度・重複化」「障害者の高齢化」という観点である。
僕は、身体障害者施設に勤務しているのだが、中度の知的障害の人も多く利用している。利用と書いたが、最近までは、入所としているところである。何故かというと、15年度から、おいおい話していきたいが、行政が入所を決める「措置」制度から、障害者自身が施設を決める「契約」(支援費)制度へと枠組みの改正があったからである。理念、大変立派である。自分の意志で希望する施設を利用できるんだ、当然のことだと思われるであろう。

しかしである。
常時の介助を必要とする「療護」施設があるが、どこの施設も入所までに待機している状況なのである。

僕の勤める施設の利用者でも、待機のために入所せざるをえない人がいる。
要するに、自分でここの施設を利用したい、家族がそうさせたいと思っていても、すぐに利用できるわけではなく、順番待ちということなのである。
それは、受け入れる施設数が足りないということで、そうなると、障害者と施設とが対等な関係とはいえない状況なのである。

そこで、新たなキーワードが登場する。

「在宅支援」である。

施設から在宅へ。

これも、理想的ではあって、地域の中で生活できることは素晴らしいと思う。
そのためには、やはり、在宅で生活できる基盤整備がなされているか、安心して暮らせるかということが、人材、予算において確保されていることが大前提となる。


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