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私が漢方薬を飲みだしたのは、たしか在職中頚腕症候群という大病に掛かって体質改善のため、体を温める「当帰芍薬散」とか、お腹の調子を良くする「六君子湯」を飲んでからだと思います。 痛みや体の凝りをとるのも鍼が一番と経験上学びました。東洋医学に関心を持ち始めました。 その頃からT診療所は職業病のメッカであり、西洋医学とともに漢方も取り入れ多くの職業病患者の治療に当たっていました。 初代の所長は、木下繁太郎先生と言って、多くの漢方の本や食べ物についても書いていらしゃいます。2代目、今の所長が私の主治医のO先生。やはり分かりやすい漢方や食べ物についても書いていらっしゃいます。 これが私と漢方薬とのかかわりですが、風邪薬と漢方とのかかわりは、最初から漢方薬だった訳ではありません。近所のお医者から総合感冒薬をもらって飲んだのですが、眠くなるばかりで、その眠りも半端でなく、飲めばフラフラ、起きていることもできないないほどで、いくら飲んでも効かなかったのです。 それで漢方を勧められて最近まで「柴胡桂枝乾姜湯」だったのですが、ちょっと頻尿になってきたことから「苓甘姜味辛夏仁湯」に変わりこれも咳、痰、鼻水にとても良く効き、症状が軽くなっていました。 こんどの咳の場合もこれを飲んでいたのですが、良くなるかと思うとまたぶり返す、という具合で、最初は元気だった身体も微熱が出、だるくなってきたので、「清肺湯」という薬に変わりました。 これも前の薬より、咳の出は、間隔が長くなったのですが、2,3日置いて出る咳がとてもひどく収まらないので、また変えてもらうことにしました。 そして昨日。「滋陰至宝湯」というお薬が処方されました。これは長引いた咳に良く効く薬だそうで、咳を鎮める以外にも、弱った体を治す働きもあるそうです。 これには杏仁は入っていないのでどうかと思いましたが、「麦門冬」や「貝母(ばいも)」が入っており、熱を冷ます「柴胡」や「知母(ちも)」が入っているのでより良い効果を発揮するようです。 ああ、このありがたい名前のお薬、やっと咳が落ち着いてきました。これで快方に向かってくれると良いのですが・・・。 皆様には大変ご心配をおかけしまして申し訳ございませんでした。漢方薬もその時の症状と体質にピタッと合わないとなかなか効きませんので、何回か試みてやっと合う薬が見つかったようです。 これで収まると本当に良いですが・・・。 それにしても咳の薬といっても沢山漢方薬にはあるのですね。私は虚症なのですが、実証の方の薬はまた違うので、また違う薬が使われます。本当に良い勉強になりました。 これをお読みになった方も私が効いた薬だからと言って別の方に効くのではないことをどうぞお忘れなく・・・、漢方を扱う先生にご相談くださいませ。 (申しおくれましたが、私は西洋の薬の咳止めでは、ぜんぜん効かなかったのです。咳が止まるだけで、飲むのを止めるとひどい咳が出、その繰り返しで風邪の症状も悪化してしまいましたので、漢方薬に切り替えたのでした。) 【送料無料】まるごと一冊漢方薬の本 [ 週刊朝日編集部 ]
2012.12.29
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実は風邪ひきで1月半も咳が止まらずにいました。熱は最初のうちは出なかったのですが、だんだん微熱が出るようになり、体がだるくなり、予約外で診察を受けました。レントゲンの結果は肺炎は起こしていないとのこと、漢方薬が変わり、抗生物質と風邪の新薬を処方してもらい5日間飲みましたが、良くなるかに見えてまた咳が出る始末。 1週間くらいしてまた診察。血液検査の結果、炎症値はあるものの極わずかだから快方に向かっていると。5日間飲んでもう良くなるかに思えたので、ルンルン気分でいましたら、薬が切れた3日目、朝からひどい咳。昨日のことでした。 咳のしどうしでどうにかなってしまいそうでした。夜寝るときあまりひっどい咳に気がついて息子が大丈夫?と寝室を覗いてきたので、これは助かったと思い、もう空になった杏酒の蓋を開けてもらいました。中にまだお酒を含んで膨れ上がった杏が残っていたのですが、私の力ではどうしても蓋が開かず、そんなに大したひどい咳は出なかったので放っておいたのでした。 ああ助かったと思って、杏を一かじり二かじり。だんだん咳が収まってきました。まだ完全ではないので、もう一つ、食べてやっと咳が収まり、安眠することが出来ました。 そのお酒に漬かった杏の美味しかったこと。梅酒に漬かった梅のような、いえ、もっと甘い感じでした。 今日は午後から主治医の先生の診察に行きたいと思います。
2012.12.28
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これから寒くなる一方だというのに、もうおのが季節を準備している花たち。命の営みは休むことを知りませんね。 シンビジュム寒風を突き花開かん 沈丁花時にあらずと寒さ耐え 銀色の綿毛で覆う親心 薔薇の実を鳥啄みしあともなく 澄み渡る中天に架かる昼の月
2012.12.25
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クリスマスイヴ イヴなので ローストチキンを食べました 息子と二人で 「クリぼっち」のケーキというのがあったそうで 息子と半分づつ食べればよかったね と言って笑いました。 ほかの家では笑い声が絶えない 賑やかなクリスマスイヴだったでしょうね でも息子と二人 健康でいられるだけ幸せを感じます どこかで幸せの鈴が鳴っていないかしら こんな幸せでも分けてあげられる人がいたら 分けてあげたい とても懐かしい ビング・クロスビーの『ホワイトクリスマス』です。
2012.12.24
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昨日冬至の寒い中、首相官邸前に、8,000人(主催者発表)の人が集まり原発0の抗議行動を行なったそうです。 原発推進の姿勢を見せている自民党に対する抗議です。 朝日新聞は次のように伝えています。 http://www.asahi.com/national/update/1221/TKY201212210918.html しんぶん赤旗の記事です。http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-22/2012122201_01_1.html それにしてもいつもながら主催者発表と警察発表との人数の差。 子供たちに放射能のプレゼントはいらない!ですね。子々孫々までの影響力を考えると原発は直ちになくして欲しいですね。 自民党は経済産業の発展を考えると原発は安全対策を万全にして動かせば良いという考えです。 人間の力は自然の大きな力にかなわない、万全の安全対策などありえないことが3・11で実証されたというのに・・・。 百歩譲って仮に安全対策が出来たとしても、使用済み核燃料を最終的にどうするか、方針も何も決まっていません。危険なものをそのまま放っておいて作るものだけ作るというのでは、余りにも無責任すぎます。 将来にわたる人間の命より、目先の金儲けのほうが大事なのでしょうか。そう考えざるを得ません。 そういう人たちが原発は必要だと叫んでいるのですね。 私は原発推進派の自民党が選挙で大勝しても、ぶれることなく原発0を訴えていきたいと思います。
2012.12.22
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知覧茶 知覧茶をいただいた 黒部岳で遭難した娘さんの香典返しにと 「絵本の切り絵を作るとき知った特攻隊に 特別な想いを寄せていた娘の供養です どうぞ知覧茶を」と添え書きがあった 娘さんは切り絵作家で 「ほたる」という絵本の切り絵を依頼され 何度も知覧に足を運んだそうだ 知覧は特攻隊の基地のあったところ ー昭和二十年 食堂を営むおばさんのもとへ 生きて帰れぬ旅立ちをする特攻兵が 最後の夕食に立ち寄っていた 一人の兵士が言った 「おばさん 僕が死んだらきっと 蛍になって ここに戻ってくるからね」 次の夜 一匹の蛍が ふわっと食堂に舞い込んだ あの特攻兵だ とみんな涙したー 娘さんの遺作展の中でひときわ目を引く「ほたる」 黒い人影のシルエットの真ん中に ふんわり浮かぶまるい蛍のひかり 特攻兵の魂か 特攻兵たちに心を寄せていた娘さんの魂か 特攻兵たちも若くして命を落とし 娘さんもまだ二一歳の若さで命を絶たれた お母さんの気持ちはいかばかりだったろう ふくよかな香りの知覧茶を飲むたび思い出す 蛍と特攻兵と 切り絵作家の娘さんとお母さん 広大な緑の海原のように広がる知覧茶畑 風に波うち 春を呼び寄せている
2012.12.20
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選挙の結果は予想以上の自公の大勝に終わりました。 こんな結果に至ったのは小選挙区制のなせるマジックといえましょう。4割の得票率で8割の議席を獲得したのですから・・・。 これからの日本の政治は?景気は?そして何より平和は?心配されることばかりです。 安倍氏はもう早くも改憲のことに触れ、来年の参院選では3分の2以上を取り、憲法を変えたいと言い出す始末です。これに賛意を示しているのが日本維新の会です。 今とても危険な道を日本は歩み出そうとしています。このことをよく考え、私たちは政治をよく見極め、参院選挙では今度の過ちを繰り返さないよう、政党の政策をしっかり見極めていかなければと思います。 17日付の「東京新聞」の記事を紹介したブログがありましたのでシェアさせていただきます。http://38300902.at.webry.info/201212/article_30.html
2012.12.18
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総選挙の論点となっているのは、原発の問題、TPPの問題、消費税増税問題 などですが、なんとなく陰に隠れている重要問題があります。 それは憲法改訂問題です。集団的自衛権を確立しようという目論見が自民党、日本維新の会などにあります。 集団的自衛権とは日本が戦争ができる国にしようということです。 例えば外国で日本の自衛隊が、米軍に協力して武器を持って戦えるようにしようというものです。 今まで60年以上も日本が自国の国民の血も他国の国民の血も流さずにこられたのは憲法9条があったためです。 もう二度と戦争は嫌ですね。ベトナムやイラクで戦ったアメリカの兵士や家族たちはどういう思いなんでしょうか。決して幸せな思いはしなかったと思います。 戦争体験をした人が少なくなったとはいえ、第2次世界大戦で戦った日本の兵士たち、日本本土で、空襲に会い犠牲になった人たち、広島、長崎で原爆の犠牲になった人たちがどんなに苦しい思いをして亡くなっていったことでしょう。その反省から、戦争放棄という日本国憲法が生まれたのですから。 でもまたそういう国に日本を持っていこうという動きが活発になってきており、今度の選挙ではその勢力が過半数を占めようとしています。 なんとしてもその政党や候補者を少数に抑えていきたいものと思っています。 本来憲法改訂には3分の2議席以上が必要でしたが、それさえ、緩める法律を作ろうとしています。危険極まりないことです。 改憲勢力であるかどうかしっかり見極めて投票したいものです。 以下は愛媛新聞の社説です。そのへんの事情が詳しく書いてあります。http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201212085048.html また日本民主法律家協会の次のように述べています。http://www.jdla.jp/state/2012_senkyo.html
2012.12.10
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葛飾八幡宮の御神木、千本公孫樹が12月、7、8、9日の17:00~21:00までライトアップされるというので買い物ついでに寄ってみました。 大勢の見物客で賑わっていました。山門を入るところから参道の両側に四角い小型の紙を切り抜いて四角柱をつくり中に蝋燭が灯されて並んでいました。 録音かもしれませんがお囃子も流れていました。 ライトアップされるようになったのは去年からのようです。 山門の武者人形もライトアップされていました。いつもは仁王様が飾られていたと思うのですが・・・。違ったかしら?ああ、ここは神社ですからね。仁王様はおかしいですね。 手ブレでピンぼけ写真でごめんなさいね。雰囲気だけ味わってくださいね。 左側にも武者人形がライトアップされていましたが、またピンボケになるので撮るのをやめました。光っているモノを取るのは難しいです。 さて本題の千本公孫樹のライトアップです。とても綺麗でした。写真にはその綺麗さの何分の1も表せませんでした。
2012.12.08
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先日、「追憶」をアップしましたが、ブログ友のリュウちゃん様が素晴らしいテノールの「追憶」をYou Tubeで探してくださいましたので、折角ですので、アップいたします。 とてもよい歌唱です。どうぞお聴きになって下さいませ。
2012.12.07
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「トロイカ」や「妖精の合唱」ほど強烈な印象はありませんが、中学の時教科書で習った「追憶」はジワット心にしみる歌です。 これもYou Tubeで探しましたが、映画の主題歌「追憶」が出てくるだけで、全く見当たりませんでした。それで「昭和25年頃の中学高校の音楽教科書『追憶』」と検索しましたら、出てきました。 「二木紘三のうた物語」というブログに「追憶」を取り上げていました。音源は合唱ではなくPCの音源のようでしたが、懐かしい歌詞が載っていました。まさにそれでした。ああ、これだこれだと歌詞を追っていきました。 ブログのお友達は皆さんずっとお若いから、きっと私の独りよがりでしょうけれど・・・。懐かしいものです。 以下「追憶」のブログのURLです。よろしかったら聞いてみてください。http://duarbo.air-nifty.com/songs/2012/06/post-435e.html
2012.12.05
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真冬に「真夏の夜の夢」もないでしょうが、この前のブログの続きです。 私が合唱に目覚めたのはこの曲でした。これを歌ったのは授業中ではなく、高2の時、合唱部に入って、(終戦間もないころでしたので、部活動は緩やかで、毎年違う部に入れ、初めて好きなコーラスに入ったときでした)素晴らしい合唱だと思ったのがこの曲でした。 高2と覚えているのはすごく綺麗な声の先輩が2人いてソリをやったからです。 私たちはあまり目立たない合唱でしたが、でもその不思議な妖気が漂うようなソリにはうっとり聴き惚れていました。それに合わせて歌う合唱の部も不思議なメロデイーを奏でていましたが、私はソプラノとメッゾのメロデイーをすっかり覚えてしまいました。この曲がなんという曲が全く知らないで・・・。題はついていましたが別の題だったような気がします。 先生はこの歌の由来を話されたかもしれないのですが、覚えていなかったのです。 そしてこれもある日、ラジオのクラシックの時間に流れてきて、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」のなかの「妖精の合唱」であることを知りました。これも由来が分かってどんなに嬉しかったかわかりません。早速CDを買ってきて何度も聞きました。そしてこの中には有名な「結婚行進曲」が入っていることを知りました。 子供の頃は知識が断片的で、それを後から補って完成させていくのも楽しみのひとつでした。 これですっかり私はコーラスの虜になりました。
2012.12.03
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こんな寒い夜には、トロイカが雪道を走る鈴の音が聞こえてきませんか? チャイコフスキーのピアノ曲「四季」より、11月「トロイカ」をお届けします。 雪道を走るトロイカや馭者の姿が目に見えてきませんか?そして鈴の音もかすかに・・・。最後は雪の中へと消えていって・・・。 これも不思議なことに女学校の合唱曲として教わった曲なんです。チャイコフスキー作曲、題名「トロイカ」としか覚えていません。編曲者名も全然覚えていないのです。 歌詞は「白樺の田舎道 トロイカの橇が行く・・・」で始まっていたと思うんですが・・・。大好きな曲だったのでメロデイーはいつまでも覚えていました。 この曲がチャイコフスキーのピアノ曲だと知ったのは、志村泉さんの演奏会の時でした。あっと驚くと同時にとても懐かしく感じました。
2012.12.02
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