2008.04.08
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病院に到着したのが午後8時すぎ。
入院の荷物を持ってクルマを降り、救急入口に向かう。
その間に陣痛の波がやってきたので荷物を地面におろし、おさまるのを待つ。
事前に電話してあったので、救急の受付で名前を告げるとすぐに奥のエレベータで３Ｆに行くように言われる。
「車椅子つかいますか？」といわれるが、「だいじょうぶ、歩いていけます」と徒歩で言われた方向へ進む。
駐車場にクルマを止めに行ったダンナに「３階にいってるね」と電話。
３階に着くと、背の高い看護師さんに陣痛室へ案内される。
陣痛室はふたつ。もうひとつの部屋からは別の妊婦さんの呻き声が聞こえていた。
ベッドに横になり、陣痛の具合をみるためおなかにベルトを巻かれる。
陣痛はだんだん強くなる。
その合間に病院の用意してくれた服に着替えを済ませ、荷物の中からさしあたって出産に必要なもの。。。パジャマと臍帯血キットをだす。
だんだん寝ているのがつらくなってきて、陣痛のがしのイスにまたがり、だんなに腰をさすってもらう。
さすが二度目だけあってなかなかうまい。
妹は入院して2時間後に生まれたから辛いのもあとちょっと！と5分間隔の陣痛のがしを頑張っていたが、なんと子宮口6センチからなかなか先に進まなくなってしまった！
『ちょっと廊下に出てスクワットしてみようか』という助産師さん。
『えー！だって陣痛きたらどうすんの？』
出産のときは切羽詰っているので、初対面なのに敬語も何もあったもんじゃない。
『陣痛の波がきたらそこのベンチに座って、おしりのしたにボール入れて、で波が去ったらまたそこにつかまってスクワット』
一人目のときに悟ったけど、陣痛というのは生まなきゃ終わらない。さっさと生んだもんがちだ、ということで言われたとおりにスクワット→座ってフーフー→スクワット→座ってフーフー を何度か繰り返した。
しかし、努力の甲斐なく、子宮口は6センチのまま。。
『えー、寝るの？』
『大丈夫、陣痛きたらいやでも目が覚めるからちょっと寝ましょう』
不思議なことに横になるとうとうと。。。で、陣痛がきたら
『きそうだからおさえて！』とダンナに肛門のあたりを押さえてもらった。
陣痛の合間は本当に熟睡できたみたい。何分ぐらいそうやって寝ただろう。。。
『よし、いこう！はい立って！』
と助産師さんとダンナに両脇をかかえられ、分娩室に連れて行かれた。
やったー、分娩室だ、これで存分にいきめる！
と思ったのも束の間
『いきまないで陣痛の力だけで産むからね。いままでどおりのがして』
やっといきめると思ったのに、鬼のようなことを言う助産師だ。
『えー、いやだ、いきみたい、いきませて』と何度も訴え、
『じゃあいいよ』
ということで初いきみ。
一人目のときはここから2時間かかったんだよな～、おなかを押す人もいて2人体制だったよな～、今日はおなかを押してくれる人がいないから、もっと時間かかるのかな～、
なんて考えながら波に乗って3回？4回？いきんでいると
『頭みえてきたよー、髪の毛ふさふさだよー』
え、もう？？？
『はい力ぬいてー』
と言われ。。。
スルッと赤ちゃんが出る感覚。続いて『フンギャー』の泣き声。
やったー、生まれたー。疲れたー。
『おめでとう、男の子だよ～。大きいね～、3500はあるよ』
という助産師さん。
結果、3630グラムの大きめくんでしたが、なんと縫合不要！
『赤ちゃんが上手に出てきたのよ～、いい子だねぇ』
という助産師さん。
いやいや、赤ちゃんだけじゃなくてあなたのおかげです。本当にありがとうございました。
ホワイトボードを見ると
分娩室入室 2時50分
子宮口全開大 3時10分
児頭排臨 3時15分
児発露 3時20分
児娩出 3時24分
胎盤娩出 3時30分
この日は9月15日（土）、そして17日（月）は祝日。。。ということで、長男は連休初日に生まれてきたおりこうさんだったのでした。
その後私はしばらく分娩台に寝かされていたのですが、出血が多く、なかなか病室に行かせてもらえず再び陣痛室のベッドで様子見。
トイレに行くのも車椅子で連れて行かれました。一人目のときは歩いて病室に行くぐらい元気だったのに、本当に貧血だったようで、
車椅子から立ち上がれず。
『おしっこでたら呼んでね、ひとりで絶対に立とうとしないで』
と助産師さんに手伝ってもらったぐらいです。
出血は本当にすごくて、初日にベッドも汚してしまうし、入院中も2度トイレで巨大な血の塊が出てナースコール。
悪露も1ヵ月半ぐらいつづきました。
赤ちゃんが大きかったのと、助産師さんの反対を押し切っていきんだせいかな、と思っています。
入院の荷物を持ってクルマを降り、救急入口に向かう。
その間に陣痛の波がやってきたので荷物を地面におろし、おさまるのを待つ。
事前に電話してあったので、救急の受付で名前を告げるとすぐに奥のエレベータで３Ｆに行くように言われる。
「車椅子つかいますか？」といわれるが、「だいじょうぶ、歩いていけます」と徒歩で言われた方向へ進む。
駐車場にクルマを止めに行ったダンナに「３階にいってるね」と電話。
３階に着くと、背の高い看護師さんに陣痛室へ案内される。
陣痛室はふたつ。もうひとつの部屋からは別の妊婦さんの呻き声が聞こえていた。
ベッドに横になり、陣痛の具合をみるためおなかにベルトを巻かれる。
陣痛はだんだん強くなる。
その合間に病院の用意してくれた服に着替えを済ませ、荷物の中からさしあたって出産に必要なもの。。。パジャマと臍帯血キットをだす。
だんだん寝ているのがつらくなってきて、陣痛のがしのイスにまたがり、だんなに腰をさすってもらう。
さすが二度目だけあってなかなかうまい。
妹は入院して2時間後に生まれたから辛いのもあとちょっと！と5分間隔の陣痛のがしを頑張っていたが、なんと子宮口6センチからなかなか先に進まなくなってしまった！
『ちょっと廊下に出てスクワットしてみようか』という助産師さん。
『えー！だって陣痛きたらどうすんの？』
出産のときは切羽詰っているので、初対面なのに敬語も何もあったもんじゃない。
『陣痛の波がきたらそこのベンチに座って、おしりのしたにボール入れて、で波が去ったらまたそこにつかまってスクワット』
一人目のときに悟ったけど、陣痛というのは生まなきゃ終わらない。さっさと生んだもんがちだ、ということで言われたとおりにスクワット→座ってフーフー→スクワット→座ってフーフー を何度か繰り返した。
しかし、努力の甲斐なく、子宮口は6センチのまま。。
『えー、寝るの？』
『大丈夫、陣痛きたらいやでも目が覚めるからちょっと寝ましょう』
不思議なことに横になるとうとうと。。。で、陣痛がきたら
『きそうだからおさえて！』とダンナに肛門のあたりを押さえてもらった。
陣痛の合間は本当に熟睡できたみたい。何分ぐらいそうやって寝ただろう。。。
『よし、いこう！はい立って！』
と助産師さんとダンナに両脇をかかえられ、分娩室に連れて行かれた。
やったー、分娩室だ、これで存分にいきめる！
と思ったのも束の間
『いきまないで陣痛の力だけで産むからね。いままでどおりのがして』
やっといきめると思ったのに、鬼のようなことを言う助産師だ。
『えー、いやだ、いきみたい、いきませて』と何度も訴え、
『じゃあいいよ』
ということで初いきみ。
一人目のときはここから2時間かかったんだよな～、おなかを押す人もいて2人体制だったよな～、今日はおなかを押してくれる人がいないから、もっと時間かかるのかな～、
なんて考えながら波に乗って3回？4回？いきんでいると
『頭みえてきたよー、髪の毛ふさふさだよー』
え、もう？？？
『はい力ぬいてー』
と言われ。。。
スルッと赤ちゃんが出る感覚。続いて『フンギャー』の泣き声。
やったー、生まれたー。疲れたー。
『おめでとう、男の子だよ～。大きいね～、3500はあるよ』
という助産師さん。
結果、3630グラムの大きめくんでしたが、なんと縫合不要！
『赤ちゃんが上手に出てきたのよ～、いい子だねぇ』
という助産師さん。
いやいや、赤ちゃんだけじゃなくてあなたのおかげです。本当にありがとうございました。
ホワイトボードを見ると
分娩室入室 2時50分
子宮口全開大 3時10分
児頭排臨 3時15分
児発露 3時20分
児娩出 3時24分
胎盤娩出 3時30分
この日は9月15日（土）、そして17日（月）は祝日。。。ということで、長男は連休初日に生まれてきたおりこうさんだったのでした。
その後私はしばらく分娩台に寝かされていたのですが、出血が多く、なかなか病室に行かせてもらえず再び陣痛室のベッドで様子見。
トイレに行くのも車椅子で連れて行かれました。一人目のときは歩いて病室に行くぐらい元気だったのに、本当に貧血だったようで、
車椅子から立ち上がれず。
『おしっこでたら呼んでね、ひとりで絶対に立とうとしないで』
と助産師さんに手伝ってもらったぐらいです。
出血は本当にすごくて、初日にベッドも汚してしまうし、入院中も2度トイレで巨大な血の塊が出てナースコール。
悪露も1ヵ月半ぐらいつづきました。
赤ちゃんが大きかったのと、助産師さんの反対を押し切っていきんだせいかな、と思っています。
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