飲む鬱飼う?いいえ。呑む飲むのむです。陽気な飲兵衛日記

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おヴァカなスポーツライターの削除記事



『考えて欲しいNHKのカーリング』

2月19日、久々に青梅マラソンを見にいった。
今年で40回目の記念大会は、梅の芽もほころぶ陽気で、ファン・ランナーには格好の日和となった。後で、事故者が出たと聞いた。一般愛好家を対象とした大会では事故が最大の心配である。参加者の体調に関する限り、運営側はどうにも手の施しようがない。にもかかわらず、ライバルのメディアは「ほら見たことか」とデカデカ取り上げる。青梅は報知新聞主催だから、かつて日刊スポーツの記者などはいかにも怪しげな目つきで佇んでいたものだ。

懐かしい風景がいくつかあった、プレスルームにキャノンのサービスマンが出張していた。プレスルームといっても、ほとんどが報知新聞か地元紙の記者。そこにワールドカップなみに世界のキャノンが出張していたことにはワケがある。かつての新聞写真部はほとんどがニコンを使っていた。いまは大部分がオートフォーカスを開発したキャノンに切り替えたが、一貫してキャノンを使い続けてきたのが報知新聞一社だった。系列の読売新聞がニコンを使っているときも、報知写真部はキャノンだった。いまでは稀になったサービス出張の風景が残っているのは、そんな風雪の名残なのだ。報知の一貫性がどうして編集方針に反映されないんだろうね……和やかなプレスルームで、そんなことを考えていたのは私だけだろう。余計なことでした。
同行したKカメラマンは、ちゃっかり掃除をしてもらっていた。

日本の大衆マラソンは、いかにも日本的で面白い。焼きそば屋とかトウモロコシの屋台が並び、射的場まである。ランナーたちに気負いはなく、概して年齢は高く、オヤジの姿が目立つ。胸のゼッケンを読んでいく。『酒RUN会』のオジサンは目がしょぼしょぼだ。走る前にもっとやることがあるだろう。『遅かったの会』はいいネーミングではないか。その隣には『いまは幸せ会』……というのはウソでした。
自分でふざけておいて言うのも何だが、 日本のスポーツには「ふざける」という要素が欠かせないのではないか。 お隣り韓国の大衆マラソンは、ものすごいライバル意識で殺気立っていると聞いたが、それとはだいぶ違う。ヘラヘラしている。 思うに、日本人は面と向かって肉体と対峙することが苦手なのではないだろうか。そこからふと目を逸らしたいのではないか?  いまや日本列島は吉本興業のタレントに席巻されているが、吉本新喜劇ほど肉体を小ばかにし、笑いものにし、大うけしているショーは世界にも他に例がない。かくいう私も、大阪に行ったら必ず見にいく。吉本興業はいまスポーツ代理業にも関っているが、その吉本が戦後の地盤を固めたのは進駐軍時代のキャバレーやクラブ経営からだった。日本人の肉体と進駐軍――青梅マラソンでこんなことを考えては『行けなかった会』?
夜はトリノ・オリンピックを観た。トリノは、スノボーのクロスとかスケートのパシュートなど新種目が面白かった。スキーの滑降種目もスリリングで興奮するが、不満はNHKである。カーリングを延々と流している神経はどうしたのか。ジャパン・コンソーシアムはシドニーから5大会で総額632億円の放映権料をIOCに払い、その70%がNHKの負担だ。カーリングを見るために、そんな大金を払ったのか? メダルを見たいために放映しているのか?  昔のNHK運動部はもう少し主張があった。公共放送、せめて報知新聞写真部のような一貫性があっても ……ま、そこまで持ち上げる意味はないか。
日本の惨敗はともかく、NHKと松岡修造がなぁ……というオリンピックである。

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真剣にスポーツをやっている人たちを愚弄する素敵なライターの記事でし。お笑いを崇め奉る放送局ですが、こんなおヴァカにこんなことを言う資格はないと思うんですがね。存在自体がおふざけな放送局におふざけスポーツジャーナリスト。こういう人達が文章書いて飯が食っていけるんだから日本は本当に平和な国です。


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