「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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よぴさんのつぶやき
小さな命の最後
赤ちゃんが胎内で死んでしまうと、出血という形で流産だとわかったり、超音波検診で胎児死亡とわかったりするけど、私は後者でした。
どちらにしても子宮内をきちんと処理しておかないと、後々面倒な事(大出血になったり、腹痛を起こしたり)になるので手術になるという事らしいです。1泊2日(その日に帰れる事もある?らしい)の入院でしたが、何とも悲しいものでした。
朝9時に病院に行って、手術は2時ごろと告げられました。その間点滴などをして待つのですが、その点滴がまず第1の問題でした。
かわいいキティーちゃんのエプロンをかけた看護婦さん(妊産婦と一緒の部屋だから仕方ない)が来て、点滴の針を刺そう(挿すじゃなくて刺すって感じ)として(っていうか刺して)2回失敗。もともと腕の血管が細い私はベテランさんじゃないと絶対1回じゃ挿さらない仕組みになっているので(どんな仕組み?)。「3回目ではたいてい成功します?」と泣きそうな声で言った私に負けた看護婦は、他の看護婦(エプロンはつけてない)を呼んできました。
その看護婦はいとも簡単に私の手から血管を探し当て、点滴の針を入れたのですがそれがまたすごく痛い…。手首の内側という皮膚が最も薄くて痛そうな所に挿していったんだよね、その人。手首が痛くて動かせなくて、鼻もかめないしトイレでパンツも下ろせない(まじで)。
第2の問題、いよいよ手術だという時に「おうちの方はいらしてます?」と聞かれました。朝は自分の母親が来ていたけど、ずっと待ってるの大変だからすぐに帰ってもらっちゃったんだよね。「手術中なにかあったら困るから本当はいてほしいんですけど…」とか言われてもいないし、電話しても通じないし、旦那は仕事だからこれないとか言うし、じゃあ手術できない?とか思ったら「とりあえずいいです」といって速攻ストレッチャーに乗せられて、手術室に運ばれた。
ああ、これで死んじゃったら誰も私の死に目に会えないんだ、とか思いながら(母親は手術の最中に病院に着いたらしい、もう終わった頃かなーとか思って来てみたとかのんきな事を言っていた)。まあね、死ぬ手術じゃないんだけど、全身麻酔だからってなわけで多分こうなったんだろうと思うのね。しかも10分ぐらいで終わっちゃう手術なんだけど。
でも手術は手術で、私の中では本当に「緊張してる?」とか看護婦から聞かれても「はい」って言えないぐらい緊張してて(多分目が泳いでた)。そんな緊張している中でも超お腹が空いていた私は「手術後は食事でます?食べられます?」とか聞いていた。そうやって自分をごまかさないといられないぐらい、過度に緊張していたのかもしれません。
手術室に入るとテレビで見たことのあるライトのいっぱいついた大きな丸い電気(わかる?)が2個もあってちょっと感激して、その後ストレッチャーから手術台に移る時も先生が「せーの」とか言ってシーツごと移してくれるのかなぁとか思ってわくわく(不謹慎・・・)してたら「自分でこっちに移ってください」とか言われてがっかりで(その後せっせと自分で移る)。
こんなに悲しいときでも、そんな冗談を考えられるぐらい頭の中はパニックを起こしていました。
その後酸素マスクつけられて着々と用意が進み、いよいよ「始めます、では麻酔吸引です。大きく3回息を吸ってはいてしてください」と言われました。1回吸うと耳がジーンとして、2回吸うとそのジーンが強くなって、3回吸ったら…といったところまでしか覚えてないんだよね。気がついて目を開けたらとっくに終わってて、手術室からはもう出ていたというわけです。時間にすると約10分なんだけど、結構寝ていたという感覚で目が開き、でも頭は半分寝ていて、起きてはいるんだけど寝させてほしいと思っているという状態(もうろうというんでしょう?)。
その後目の覚めた私はただひたすら食事を待ちつづけ、夕食を5分で完食しました。
さんざん泣いていたので、気分的には吹っ切れていたようでした。
しかし、精神的にはもう吹っ切れたつもりではあったけど、その日の夜は辛いものがありました。
第3の問題です。
私の泊まった部屋は大部屋で6人部屋でしたが、奥2人手前2人の4人しかいなくて、それはそれでよかったんだけど、奥2人が出産直後の人、手前2人(そのうちの1人が私)が流産の手術の人。
たまたま私と同じ人が向かい側にいたんだけど(カーテン越しの話で私と同じって事がわかった)、わたし達にとっては辛い部屋の状況。
しかも部屋のすぐ近くにナースステーションがあって、その反対側には新生児室がありました。ほとんどずっと(もちろん夜中も)赤ちゃんの泣き声が聞こえてました。
廊下には赤ちゃんと面会している幸せそうな夫婦がいたり、大きなお腹をした妊婦さんがいたり、とにかくつい最近赤ちゃんを亡くしたわたし達がいるところではありませんでした。
病院はこんなところだと、本当につらく思いました。悲しいなんてもう通り越しました。そう、私には上の娘という現実があったから、ただ悲しいという感情に振り回されるわけにもいきませんでした。私はこの天国へ行ってしまった子の母親でもあるけれど、生きている長女の母親でもありました。
この子の死という悲しみを長女が救ってくれたという現実は否定できません。長女がいるからいいというわけではないけれど、長女がいることで「これからも子供ができないかもしれない」という不安は一人目を流産した人よりは事実ぜんぜん少ないと思いました。長女に感謝している自分がいました。
そんな私でもあの辛い部屋に、もう2度と戻りたくありません。病院というところはこんなところなんだと、淋しい気分にならずにいられません。
私たちはロボットではありません。感情を持った人間です。気持ち一つで元気になったり、病気になったりする生き物です。
これからの病院が、もっと私たちの気持ちを楽にしてくれるように、少しでも改善されますように。私みたいな思いをする人が、少しでも減りますように、願わざるを得ません。
ありあ、ママにいろいろなことを教えてくれてありがとう。
ママはあなたの精一杯を無駄にすることなく、
これからあなたの分まで生きていくことを誓うからね。
ママのおなかの中にきてくれて、本当にありがとう。
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