ふぇるぷすのうた

内村鑑三


しかして高尚なる勇ましい生涯とは何であるかというと、
この世はけっして悪魔が支配する世の中にあらずして、
神が支配する世の中であることを信じることである。
失望の世の中にあらずして、希望の世の中であることを信ずることである。
この世の中は悲嘆の世の中でなくして、歓喜の世の中であるという考えをわれわれの生涯に実行して、
その生涯を世の中への贈物としてこの世を去るということであります。
その遺物は誰にも遺すことのできる遺物ではないかと思う。

――内村鑑三『後世への最大遺物』(岩波文庫)

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