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昨日に続き蒸留器の活用の話題です。先ず昨日はオリジナル消毒液で必要な「銀ワイヤー」について、楽天で見つからないとコメントしましたが、見つかりました。しかも通常は1000円以上するものが657円で売られています。線径が太い方が良いのですが、このシリーズで16GA(線径 1.29mm)が一番太いです。長さ25mm、これが2本あれば当面は何度も使用できます(少しづつ溶けますが)。*コロナ対策だけでなく、これからはノロウイルス対策にも有効です。↓↓↓SILVER925 ワイヤー[ハーフハード] 16GA(1.29mm)[スクエア]【25cm販売】価格:657円(税込、送料別) (2020/5/6時点)楽天で購入さて、今日の本題である蒸留器を活用した「赤ワイン染」です。草木染は以前にも紹介したことあります。そのときはツルムラサキの実を使用しました。https://plaza.rakuten.co.jp/yoshidaya2020/diary/202004080000/一般的に赤ワインも草木染としてよく使用されます。通常、赤ワインをそのまま使用されるようですがツルムラサキに比べると色が薄いです。なので私は先ずワインからアルコールを飛ばします(蒸留器で分離させます)。これによって染付液は、より濃い紫になります。1.染色液の作製私が使用するワインは当然ながら高級品は使いません。サントリーの「美味しいワイン」シリーズ(安いです)です。このワインは輸入のブドウ濃縮還元果汁を発酵させて、無添加(酸化防止剤なし)でワインをつくっています。サントリーの特許だそうです。 ↓↓↓アルコールを飛ばして(分離して)、染付液を別の鍋に移します。これを弱火で少し加熱しながら、この白いハンカチ(薄い生地)を染めます。↓↓↓5分程度漬け込みました。お箸で取り出します。短時間で染まります。薄い生地なので、ロウケツやタンパク質(牛乳や豆乳)で絵や文字を書くのは断念しました。↓↓↓右が染付前、左上がそのまま染めたもの、左下は染付前に牛乳でタンパク質を付けたもの。仕上げのミョウバンは入れていません。余計な添加物なければ、残ったワインは調理用、あるいは液肥の原料としても活用できます。無駄なく活用しましょう。↓↓↓*注:以前にもコメントしましたが、上記と同様の手法で「副産物」としてブランデーが作れたり、エタノールの精製が可能になります。しかしアルコール作りは酒税法、エタノール作りは薬事法、それぞれの法律に抵触する可能性がありますのでご注意をお願いします。今回使用したワインはこちら、アルコール度14%で高めです。これは醸造アルコール添加でなくサントリー特許で発酵させているようです。味も決して悪くないです。むしろこの味を好む方もおられます。まとめ買いがお得です。*私もまとめて6本購入しました。↓↓↓サントリ−酸化防止無添加のおいしいワイン。 ストロング赤 14% 1.8L 1800ml パック 1ケース 6本入り ミディアムボディでやや辛口価格:5489円(税込、送料別) (2020/5/7時点)楽天で購入同じサントリーのシリーズで「濃い赤」があります。私は未だ試していませんが、染付としても興味深いです。もちろんポリフェノールたっぷりなのでワインとして良いでしょう。↓↓↓送料無料 サントリー酸化防止剤無添加のおいしいワイン 濃い赤 1800ml×6本ケース(6本) 1.8L 紙パック likaman_MKA likaman_SOK 赤ワイン 大容量 国産 パック RSLクール便不可価格:5610円(税込、送料無料) (2020/5/7時点)楽天で購入今回染付に使ったハンカチと同タイプです。「手作りマスク」としても使えます。オリジナルの染付をしても良いです。↓↓↓【手作りマスク】に 白 ハンカチ 44cm 5枚組 キャンブリック綿100% 染色用 刺繍用 白無地 お弁当包み 防災グッズ 日本製価格:1760円(税込、送料無料) (2020/5/7時点)楽天で購入草木染で有名な箕輪直子さんお本です。現在、楽天BOOKで低価格でバーゲン中です。送料無料です。*私も買いました。わかりやすくてお勧めです。↓↓↓【バーゲン本】身近な素材で楽しむおうちで草木染め (レッスンシリーズ) [ 箕輪 直子 ]価格:523円(税込、送料無料) (2020/5/7時点)楽天で購入緊急事態宣言の延長によって、まだまだ家にいる時間が多いと思います。でも、こうした内容は子供と理科の実験のように学んで楽しむことができます。皆さんも是非とも、楽しく有意義な「おうち生活」を過ごしてください。ここもプチっと押してくださいね。↓↓↓にほんブログ村
2020.05.07
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新型コロナにせよノロウイルスにせよ、飛沫感染というより、モノからヒトへの感染が多いとのことです。手洗いやお風呂シャワーも重要ですが、モノの消毒も重要です。気になる方はスーパーで購入したモノも一通り消毒されるも良いでしょう。しかし、そうなると消毒液が大量に必要です。スーパーの消毒液の在庫は少なく、値段も高いです。さらに医薬品転売は禁止されているため、ラクマ、メルカリ、ヤフオクなどの購入はできません。さて以前、私は「蒸留器は使える」というブログを書きました。まだお読みでない方はそちらも参考にしてください。https://plaza.rakuten.co.jp/yoshidaya2020/diary/202003100000/今回、具体的な我が家の「自家製蒸留水」と「自家製消毒液」を紹介します。1.自家製蒸留水先ず以前にも紹介した蒸留器、前回はIHヒーターを使いましたが、パワー不足で時間が掛かったので今回はガス火を使用します。やっていることは単純で水道水を沸騰させて蒸気を冷却して、蒸留水をゲットします。以下の写真では、鍋の上部に冷却装置、下から予備水をミニポンプでくみ上げています。水が溢れないようにポンプの流量を調整します。*流量が多いと溢れ、少ないと冷却能が低下します。冷却水が50℃を超えると蒸留水が得にくいのと冷却機器の寿命が低下します。氷を入れる方もおられるようですが、私は水を常に手動で入れ替えます。ペットボトルにジャバラパイプを入れて、蒸留液をポトポト落とします。ガス火を遠ざける為に意図的に斜めにしています。2.自家製消毒液(銀)つくった蒸留水(TDS計で3ppm以下)を純銀925のワイヤーで電気分解します。銀ワイヤーさえゲットできれば、あとの方法は極めて簡単です。①テキトーなビンを準備②棒(割りばしなどで十分)に銀ワイヤーを吊るします。(注:2本の銀ワイヤーは接触しないこと。)③蒸留水をビンに入れます。④9V電池からクリップタイプの導線で写真のようにつなぎます。⑤そのまま暗い場所で12時間以上放置します。(0-3ppm ⇒8-12ppmになります)*純銀ワイヤーについて:海外ではアクセサリー用品として簡単に入手できますが、何故か日本国内ではあまり市販されていません。不要になった純銀ネックレスなどを活用することはできますが、少し抵抗ありますよね。楽天で純銀ワイヤーを探しましたが見つかりません(2020年5月時点)。まあ楽天さんには申し訳ないですが、アマゾンなら輸入品ですがゲットできます。*あるいは東京のアクセサリー部品ショップなら入手可能かもしれません。これを100円ショップなどで販売されているスプレー瓶に入れます。消毒液としては、コロナはもちろんノロウイルスにも効果があります。またカビなどの細菌予防に効果的です。↓↓↓この銀の消毒水はエタノールや強酸のように強い刺激臭もなく、肌やモノにダメージを与えることは殆どありません。私が知る限り最高の消毒液です。唯一デメリットを挙げると「日持ちしない」ということです。そして以前のブログでもお伝えしましたが、一般的には「医薬品」扱いになるので許可なくこれを販売したり、他人に譲渡してトラブルが発生した場合は「薬事法違反」に該当します。なので、必ず自己責任でお願い致します。私の持っている蒸留器と類似品です。↓↓↓10L ブルワーズ ワインメーカー 純水機 アルコール Distiller ウイスキー・ウォッカメーカー 酒機器 ブランデーマシン価格:17290円(税込、送料無料) (2020/5/6時点)楽天で購入蒸留だけなら、こういう機械でもOKです。↓↓↓★水蒸留器 蒸留水器 蒸留機 蒸留器 オートクレーブ用蒸留水器 110V USプラグ【領収発行可】価格:14370円(税込、送料無料) (2020/5/6時点)楽天で購入蒸留水自体は購入可能なのですが、何故か近隣のスーパーにはありません。(これも海外ならよく見かけるのですが・・・)蒸留水をつくるのが面倒な方は、低価格で楽天ネットで購入できます。↓↓↓≪蒸留水≫ベイシア クリアウォーター500ml×24本【送料込 1本当たり68円】_4526332071144_74価格:1632円(税込、送料無料) (2020/5/6時点)楽天で購入ここもプチっと押してくださいね。↓↓↓にほんブログ村
2020.05.06
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新型コロナウイルスの影響でマスクやトイレットペーパー、生理用品などが品薄になっています。そして消毒アルコールはもちろんのこと、エタノールまで不足しているようです。マスクなどは何とか自作でも一次しのぎになりますが、消毒関係はそうはいきません。そこで蒸留器が活用できるという話題です。我が家の蒸留器はこれです(JACKBAGGIO 10L:中国製ですが、この商品はしっかりしています) 。もともとは収穫したハーブからエッセンシャルオイルを抽出するのが購入目的でした。原理は簡単、大きな鍋の液体を蒸発させてそれを冷却させて液体に戻す。これだけです。(小中の理科の実験でも習います)以下の写真は、一番上が冷却装置、その下が加熱タンク、奥の下のバケツは冷却水の循環ポンプが入っています。IH使用していますがガスコンロもOKです。水漏れも無くよくできています(溶接やロウ付けは成分が溶解するのでお勧めできません)。水漏れしても都度パッキンやシールで補強するタイプがお勧めです。1.蒸留水 まず蒸留水そのものは日本国内ではあまり販売されていません。しかし海外ではよく見かけます。これは水分に溶け込んだ金属やミネラルを蒸留して除去します。ちなみに一般の濾過水は溶け込んでいない異物や有機物を活性炭フィルター等で除去しますが、溶け込んだ金属やミネラルは除去されません。そして一般的な水道水は濾過して塩素で消毒しているだけです。ただし蒸留といっても空気が汚れていれば、その汚れを吸着するので台無しです(いわゆる汚染雨、酸性雨がそうです)。蒸留水の特性は電気抵抗性(単位はマイクロジーメンス、あるいはPPM)で確認します。ちなみに我が家の水道水は60-70ppm、井戸水は80-90ppm(金気です)です。そもそも飲料水は、ある程度のミネラルが含んでいないと美味しく感じませんし吸収性もよくないそうです。なので蒸留水をそのまま飲む人は殆どいません。しかし自作で化粧水や殺菌水を作る場合は、蒸留水を利用しないと品質が安定しません。2.アルコールこういう蒸留器でアルコール精製が可能です。原理は水とアルコールの沸点の違いを利用します。水の沸点はご存知の通り100℃、アルコールは80℃程度です。この特性を利用します。ただし日本の法律では販売目的はもちろんのことプライベートでも酒類をつくることも禁じられています。一部学校の実験とかではOKとのこと。・・・なのであくまでも参考としてくださいね。一般的に糖分があるものを発酵させるとアルコールが発生します。これを濾過、および蒸留すると蒸留酒ができます。1回目の蒸留でアルコール40-50度くらいになり、それが所謂「原酒」となります。特に最初に抽出されるものが濃度が高く高級品となるそうです。それを何度か蒸留を繰り返すと高濃度のアルコール(エタノール)が出来上がります。蒸留酒は糖質を含まずサラサラしているのも魅力ですね。3.エッセンシャルオイルハーブを大量に栽培されている方なら興味はあるかと思います。材料は生、あるいは乾燥したものを蒸し上げて蒸留します。それをガラス管にいれて上部の油がエッセンシャルオイル、そして残りもハーブ蒸留水となります。以前にこのブログで紹介したようにハーブ(ローズマリー)をそのまま水で沸騰させても簡単なハーブ水となりますが、蒸留していないので品質は少し不安定になります。エッセンシャルオイルとグリセリンと混ぜてオリジナルの化粧水や殺菌水をつくることは物理的に可能です。しかし、これを販売したら薬事法違反になります。どうしても商売したいなら薬剤師など特別な資格が必要です。当然ながら自然なハーブといっても危険性はあります。万が一誰かの肌に障害が生じたら大変です。科学的な知識はもちろんのこと、法的な知識は絶対に必要です。 4. 消毒液の作成エタノールのような高濃度アルコールをグリセリン等で緩和せずに肌に使用すると当然ながら肌荒れします(特に女性)。また家庭のドアノブや手すりなどをアルコール消毒で使用すると変色したり物質によっては溶け出します。またサンポールなど強酸を活用される方もおられるようですが、これは刺激臭がきつく、アルコール同様に材料自体の変色や溶解につながります。そこで我が家では金属イオン水に注目しています。様々な作製方法がありますが純銀925を蒸留水で電気分解して濾過したものが効果的とのこと。TDS計(水質測定器)にて蒸留水0-1ppベースで銀で電気分解し12ppm程度までにします。これはアルコールと違って、夏場に問題になるノロウイルスにも効果があるそうです。ただし金属アレルギーの方は要注意です。一般的に銀やプラチナは比較的アレルギー反応は少ないといわれていますが(NiやCrはアレルギー性が強い)、少量の銀でも敏感な方はおられるようです。この方法は日本で馴染みのない方法かもしれませんが、海外(アメリカ、中国、東南アジア)では結構有名な方法です。 5.情報源こうした情報は主に海外(欧州、中国、オーストラリア)から得た情報をベースにしています。You Tube等でも簡単に閲覧できます。ただし説明は英語、フランス語、中国がほとんどで日本語字幕はありません。やはり語学力は重要ということになります。もちろん日本同様に海外もガセネタ多いですので、しっかり信用できるソースを見極めることが重要でしょう。最近、日本では「高値転売」や「各種デマ」が溢れています。先ずはそれらに惑わされないことが重要ですね。そしてWHOはもちろんのこと、政府や医療機関、そして大手マスコミ情報を100%信じるのでなく、ご自身でインターネットや書籍(中学校の理科の本でもOK)を複数回調べて実際に確認することが重要だと思います。それらにエビデンス、科学的な根拠、そして実際に結果や複数回の実績があるのか? もちろん皆さんも私の情報も100%信じることなく、ご自身で調べて頂き、ご自信で自己責任のもとで判断して頂ければ幸いです。これは私の蒸留器と類似品です。楽天でもこのような商品があります。容量など目的に応じた商品を選ぶと良いでしょう。ヤフーやアマゾンでも様々な類似品が確認できますが、どれも海外製です。なので写真や口コミ情報をしっかりと確認した方が良いでしょう。この商品も結構いいと思います。(圧力鍋などを改修して自作で作る方もおられるようですが、危険性を十分熟知しましょう。) ↓↓↓10L ブルワーズ ワインメーカー 純水機 アルコール Distiller ウイスキー・ウォッカメーカー 酒機器 ブランデーマシン価格:17290円(税込、送料無料) (2020/3/9時点)楽天で購入銅製で少しお洒落な蒸留器がお好みの方はイタリア製のアランビックがいいですね。(アルコールランプ使用タイプです。アルコールランプはメタノール使用:飲めません⇒失明します)どちらかというとアロマ専用だと思います。私もいずれ購入したいと考えています。↓↓↓【GET!生活の木 イタリア銅製蒸留器 アランビック 1250cc】アロマ価格:73700円(税込、送料無料) (2020/3/9時点)楽天で購入骨董品のようですが日本でも江戸、明治時代にこのような陶器製?での蒸留器が存在したようです。これは高価ですが、歴史を感じて面白いかもしれません。ヤフオクやメリカリでも時々出品されています。↓↓↓○京焼白梅文三段蒸留器○明治時代-木製箱付-ニュウや一部修理の使用傷有り-陶器【古美術】【骨董】【中古】【送料無料】価格:80000円(税込、送料無料) (2020/3/9時点)楽天で購入そしてこれはTDS水質測定器(ph測定とは違います)です。これは必須アイテムです。蒸留水だけでなく、アクアリウム(メダカや金魚水槽)、水耕野菜の管理でも使えます。↓↓↓HMデジタル TDS-4 ポケットサイズ TDSメーター 較正済み 測定範囲0〜9990 ppm 解析能力1ppm単位 ppmペン 水溶物質測定器 TDSスティック 水中不純物濃度測定器 TDS値測定器 水質 水槽 測定 HM Digital アクアプロ コーヒー hm ez価格:2627円(税込、送料無料) (2020/3/9時点)楽天で購入これは冷却用の水中ポンプです。色々な種類ありますが小さく低容量で静かなポンプがお勧めです。これもアクアリウム用にも使えるアイテムです。ホースのサイズ確認は必要です。↓↓↓ニッソー 小型水中ポンプ パワーポンプ PP−51 関東当日便価格:2140円(税込、送料別) (2020/3/9時点)楽天で購入ここもプチっと押してくださいね。↓↓↓にほんブログ村
2020.03.10
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