06年3月17日 My Game is ASKA 大阪4日目

2006年3月17日(金) 午後18時30分開演
ASKA Concert Tour 05>>06 My Game is ASKA
大阪フェスティバルホールにて


セットリスト

君が愛を語れ
birth
はるかな国から
風の引力
(MC)
君が家に帰ったときに
In My Circle
君の好きだった歌~背中で聞こえるユーモレスク
(MC)
愛温計
good time
(MC)
Girl
同じ時代を
月が近づけば少しはましだろう
(MC)
you&me
共謀者
花は咲いたか
Now
loop
晴天を誉めるなら夕暮れを待て
next door
~散文詩朗読
心に花の咲く方へ
抱き合いし恋人
(アンコール)
君は薔薇より美しい
Cry
はじまりはいつも雨




今日はいよいよ大阪4日目。泣いても笑っても最終日。去年の12月から始まったツアーも今日で終わりです。
「NOT AT ALL」からは幸運なことに最終日に全部参加できているのですが、その日が来るたびに寂しい気持ちになってしまって、始まる前から終わってしまうことを考えて凹んでしまうのですが、今日も仕事が終わって会場に向かうときにひとり寂しさに襲われていました。

今日は母と見ることになっていた(私の招待なのだ~)ので、最寄駅で待ち合わせて会場へ。
今日の座席は11列目!!今ツアーで一番ステージに近い座席でした。これはもうFCさまさまです♪

いよいよ開演!!いつものようにASKAさんが登場しました。
今回の衣装は黒シャツ。
そして、いつものようにASKAさんが歌い始めます。

「君が愛を語れ」
「これも最後か~」と思うとしみじみしてしまいます。

「birth」

「はるかな国から」

「風の引力」
ASKAさんがギターを弾きながらこっちの方に!!いきなり興奮してしまいました!

MC。
昨日と同じく、大きな歓声が沸いています。
「すごいね~!!」と会場を見回すASKAさん。
「今日、ツアー初日を迎えて、これから34本回るわけですけど、行ってきます!!…ってなことを去年話していたわけですが(笑)」といきなり飛ばしてきます。
「いつもどおりにやります!最終日が大阪で、(大阪の客に)煽られないように」とのこと。
「これも最後だ、これも最後だ、これも最後だ…って全部間違えないように(笑)」

「次は『君が家に帰ったときに』ですが…」と曲紹介を始めると、客席から拍手が起こりました。「乗せるなよ~」とASKAさん。大阪のお客さんはMCにも積極的に参加しますからね~。
「タイトルが分かりにくい」といういつもの説明で、「うちわからへん~」と大阪弁を話すASKAさん。ASKAさんの大阪弁に会場大爆笑!!
サブタイトル(というか、状況説明?)は、「家を出るときに車が通ってて、電車に乗ったら向かいに座った女子高生がくすくす笑っている。そういえば、昨日はパーティーに出て、顔に落書きされたまま寝たんだった。顔にクルクルが~。それでも猫は相手してくれる。病院に着いて、『土足厳禁』って書いてあるから、スリッパに履き替えないと…(本当はもっといろんなことを話していたのですが全部は覚えられず…)」と大阪弁を交えて演じていました。

「君が家に帰ったときに」

「In My Circle」

「君の好きだった歌~背中で聞こえるユーモレスク」

MC。
曲が終わって、「ASKA~!!」と呼ぶ歓声があちこちから聞こえてきます。
歓声が聞こえる中、暗闇の中、奥に引っ込んだままで、しばらく出てこないASKAさん。ようやく前の方に出てきたと思ったら、「続きは?」と観客に聞きました。
「カッコイイ~!!」とか、「大好き~!!」とか返す観客に、「大好き。同じだよ」とメチャかわいく答えるASKAさん。その言葉を聞いて思わず腰が抜けそうになってしまいました。そんなこと言われたら萌え死んじゃいます~。

「アルバムのもう一曲として聞いてください」と、澤近さんとの即興曲が始まりました。
「タイトルは…『目の前で聞こえるユーモレスク』、どっから聞こえてるのかと思ったら、目の前から聞こえてたんだぁ…、いや、なんでもない…」とブツブツ言うASKAさん。
「ドレミファソラシド~♪」と澤近さんがピアノを弾くも、「やっぱりやめた!」とASKAさんがやめようとしたのですが、観客に「やって~!」と言われて、始めることに。
今日の即興曲はASKAさんも大満足だったようで、澤近さんと握手したあと、「今日のは『奇跡2』と名付けよう!」とのこと。(ちなみに、『奇跡』とは『愛温計』の仮タイトル)
で、「いつもこんなに簡単に曲ができるわけじゃないですからね~!!」とASKAさん。
「朝6時に始めて、気がついたら12時だった…って言ってみたかっただけですが(笑)」
「(即興曲の)いいところを持ってきたら繋がりが悪くて、『つめてつめて、ちゅめてちゅめて』」と大久保さん風に話していました。

「テーマ、言わないとダメですね。」とASKAさんがテーマについて話し始めました。
「前にやり残したことがあるから、それをやるためにはどの親の元に生まれて来ればいいかを考えて、両親を選んで生まれてくる」とのこと。で、今回達成できなかったらまた次に繋がっているとのこと。
全ての出来事は人と出会うためにあるというようなことも話していました。
「最近、生死に関する歌が多くて、宗教っぽいって言われるんだけど、それでいいんだよ。歌は宗教なんだ。」とキッパリ言うASKAさん。
歌によって少なからずも人生に影響を及ぼされることがあるから、歌は宗教と同じ役割を果たしているとのことで、「宗教」という言葉はイメージがよくないから、一般的には「宗教」という言葉に抵抗があるとのことで、ASKAさんはどの宗教にも属していないけど、宗教は自分の中にあると話していました。

「愛温計」

「good time」

MC。
「すごい人に会いました。香港、整体、師、つなげて言ってください」と香港整体師の話が始まりました。
「僕瞳」での倒立を説明すると、昨日と同じく「やって~!」と観客からリクエストが。
「さすが大阪だ~!」と妙に感心。
ASKAさんは、倒立をして、それを観客に喜んでもらえたらそれに興奮する自分に酔うとか。
で、また「CHAGEがいたら『モニター健作』って言っただろうけど、突っ込むひとがいない!」と言ってました。
自分が落ちる様子を手を使って説明しようとして、マイクをガーンと落としてしまって、拾うASKAさん。
マイクに話し掛けても声が出ないマネをしていました。
声の出ないマネは「歌詞を忘れた時にやる」んだとか(笑)。そういえば、ホントにマイクの音が出なくなったときがあったなぁ…(「THE LIVE」愛媛にて)。

香港整体師に顔のゆがみを治してもらうときに、くの字に顔を曲げられたとかで、「小顔になった」とASKAさん。「小顔」という言葉に会場が大爆笑!!
ASKAさんは「何で笑うかなぁ~?」と少々ご立腹の様子。顔の大きさに関しては敏感なようで…。
「リンゴくらいの大きさになったんだよ~(笑)」と握りこぶしを作って話していました。
股関節亜脱臼の話では、「コオロギとバッタだもん、コオロギがバッテリーで、バッタがピッチャー、オレのイメージでは。」とクリスタルキングをコオロギとバッタ扱いにしていました。
脱臼した時は、パッカリと股割れしたとかしないとか。
整体師の治療の場面では、「モウマンターイ!」と言いながら、怪しいお祈りをしたりと、今日もお客さんを沸かせていました。

で、今日はブルマの話もありました!
ここで新事実発覚!!渡された紙袋の中に入っていたのは緑の“紙”のブルマだったそうです!!
「腰にかぼちゃだよ~、馬が引っ張ってるんじゃないんだから~」とASKAさん。

曲にいけなくなってしまって、奥に引っ込んで一息つくASKAさん。ドラムの江口さんの方を向いて、チョキチョキしていました。
やっと前に出てきて、「頑張って~!」と観客から声援がかかると、「コレイジョウガンバッタラシヌアルヨ~」と香港整体師のマネで答えるASKAさんです。

「Girl」

「同じ時代を」

「月が近づけば少しはましだろう」
今日もものすごい迫力でした。

メンバー紹介。
今日はいつものようにひとりひとりへのコメントがなく、メンバーの名前を呼んだあとにひとりずつガシッと握手をしていました。
ASKAさんとメンバーの絆の強さを感じた瞬間です。
みんなで「いい出会いをしたな」と本番前に円陣を組んで掛け声をかける前に言っていたとのこと。
「本当はこの話するんじゃなかったのに、くっそー!」とASKAさん。

「you&me」

「共謀者」

「花は咲いたか」

「Now」

「loop」
クラッシャーさんがステージの前に出てきてバイオリンを弾く場面があって、その横でASKAさんがいつもギターをバイオリンに見立てて一緒に演奏するマネをするのですが、今日はドラムスティック持ち出して弓にして弾いていました。
そのあとドラムスティックをポイッと上に投げて取ろうとしたのですが、失敗して落としてました(笑)。

「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」
ASKAさんがSHUUBIさんと一木さんに何か飴のようなものを口に入れていました。
あれはなんだったんだろ??

「next door」
「これで最後かぁ~」と思うとジーンと来ました。
詩の朗読ではASKAさんがちょっとウルウルして言葉に詰まっているように見えました。

「心に花の咲く方へ」

「抱き合いし恋人」
ASKAさんとメンバーを見ながら、このコンサートが今日で終わってしまうのがとても惜しいような気がしました。


一度退場して、再びアンコールで登場!!
「いつもの曲をやります!!」とASKAさん。
「綺麗な人が多いね~!!君は薔薇より美しいんでないかい?」

「君は薔薇よりも美しい」
後ろのパネルに大きな真っ赤なバラが映りました。つぼみからパーっと綺麗に開く一輪のバラの花。
「このバラ、いつもはなかったよなぁ~?」と思いつつ聞いていると再び開くバラの花。
「ルルル~♪」と間奏を何度も繰り返すご機嫌なASKAさん。
で、最後の「変わったぁ~!」のところで、ステージの左(右だったかも…)から真っ赤なバラの花びらがブワーっと飛んできました。
次の「変わったぁ~!」では右(左?)からブワーっと花びらが!!
3回目の「変わったぁ~!!」では左(右?)からブワーっと!!
4回目の「変わったぁ~!!」では残念ながら花びらが切れていたようで…残念。
それでも、花びらがフワーッと舞うところはとても綺麗な光景でした。
床に散りばめられたバラの花びらをASKAさんが掴んで投げていました。
で、歌を歌いながら床のバラの花びらを掃除するASKAさんがとてもお茶目でした。

次の曲紹介で、またまたASKAさんが対談の一人二役。
「書き下ろし?書き下ろし?」が個人的にはツボでした。(訳分からなくてごめんなさい…)
「隣がどうのこうの…」と言うのでCHAGEさんのことかと思っていたら大久保さんのことで、今日は大久保さんがよく登場します。
「Cry」をカラオケで出したい!!とのこと。

「Cry」

「相棒は太ってます(笑)」とASKAさん。
「武道館に来てくれて。初日だったかな?カメラを持ってきて、リハーサルでパシャパシャとって。コンサートを見て、この言葉を伝えてくれと言われました。『もう何も教えることはない!』ちょっと待って、オレはまだまだ教えることがある!!」
これには会場大爆笑!!
「これがCHAGE&ASKAです」とASKAさん。やっぱりいいなぁ~、このふたりの関係。

それと、ソロをやるか、C&Aをやるかはお互いの心に流れているものがあるというようなことも言っていました。
「音楽はたくさん聴く時代から自分が好きな音楽を聴く時代になった。ここに来ている人たちは周波数があってるんだと思うので、それを信じてやっていきたい」という言葉で締めくくられました。

澤近さんの「チャン~チャン~チャン~」のピアノに合わせて、ASKAさんとバンドメンバー全員でご挨拶。
で、そのまま歌へ。

「はじまりはいつも雨」
「終わってほしくない!」という気持ちがこみ上げてきました。


アンコールの曲も終わって、ASKAさんがステージの前に立ってメンバーと挨拶すると、上から紙テープの滝が落ちてきて、思わず「おおおっ!!」と声をあげてしまいました。「two-five」のびわ湖ホールに続き、2度もこの光景を見ることが出来て感激でした。
メンバーがバラの花びらを胸ポケットに入れたり、花びらを掴んで客席に投げていました。
お互いに抱き合って労をねぎらうメンバー。ASKAさんもメンバーもウルウルしていて、こっちもウルウルしてしまいました。
最後に残ったASKAさんが観客に挨拶をして、「My Game is ASKA終わりっ!!」とのASKAさんの終了宣言でコンサートが終了。
最後の最後に紙テープを首に巻いて、「ウッ…!」と遊ぶお茶目なASKAさん。
たった一人残ったASKAさんもステージを去りました。

ステージに誰もいなくなって、再び沸き起こるアンコールの拍手。退場をうながすアナウンスが流れても誰も拍手を止めようとしません。
「このまま終わってほしくない…」というみんなの気持ちがひとつになっていたように思います。
ASKAさんがステージに戻ることはありませんでしたが、みんなの気持ちは伝わったのではないかと思います。
ASKAさん、メンバーの皆さん、その他ツアーに関わった皆さん、ツアーお疲れさまでした!
また同じメンバーでの素敵なライブを見れることを願って…!





© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: