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2024/02/10/土曜日/日差しは背中に熱いくらい今朝はこのライアーを手放すために、購入のお手間を頂いた先生の元に返しに行く日思えば、このライアーは私に貰われたばかりに、心行くまで音楽を奏でることなく、とある使命のために新しい方の元に旅立つ。ありがとう。長い間。先生からは高温多湿の日本でこんなに良いコンディションを保つのは珍しい、とのお墨付きを頂く。↑先生のお宅のメタセコイアどうか幸せに活躍してほしいと先生に託す。寂しい中にもどこかさっぱりとした気持ちで自由学園、しののめカフェでランチをとる。隣のテーブルの女性とタイや海外の話、山田火砂子さんの話などで盛り上がる。こうして大切だったものも少しずつ、私から放していく。今日は好い日なのだ。
2024.02.10
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2023/04/23/日曜日/最高気温19度この句が何とも言えず好きなのだ。鶯は賑やかに囀り、外は明るい屋内はまだ春先の寒さが少し残り長雨など続いて、しっとりひそやかにしている友だちとの約束もぽっかり空いて家にいる母は水仕事が済んで繕いなどしているお茶でも淹れようかと目を上げるとカレンダーが目に止まるああ、今日は母の日だったな、と気づいて母の側で遅く朝刊を広げながら、母を見るこの人が乳を含ませ、おむつを取り替え、お腹を壊したといってはお粥を食べさせしてくれた日々がその背中に重なっていることを初めてのように眺めるそんな娘の心の動きが見えるような大橋敦子の句だ。因みに彼女のお母様も俳人この日は私的にはジェラート日和マンゴーとピスタチオのダブルここヴェンキのマンゴーの美味しさにうっとり母の日に 娘と競う ソルベかな
2023.04.23
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2023/04/12/水曜日/風強く光もまた強い復活祭の俳句もよい。でも、春といえば 蕪村の「春の海 終日(ひねもす) のたり のたりかな」と、この句がどうしても好きだ。迷いつつ、今回はこれで手本をいただく。壁に掛かる画は、奇遇にも 蕪村の弟子呉春 であるそうな。くれはる と読んでみると晩春の候 を呼び覚ます。そして街角ウインドウにては、やはり馬と兵の唐三彩私は婦人俑が好きだけど、この兵は仏僧のような風情があり、悪くない。で、行書の春はゆくよ、下手下手にしもて?へた?
2023.04.12
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2023/04/07/金曜日/今春は寒さがあり過ごしやすい。4月初めの日曜日に猫の額ばかりの庭に ぎうぎうと春の光いっぱいの 絹さや、山椒、枇杷、カモミールが萌え出でる。春一番のカモミールとブラックペパーミントのお茶を淹れ、気合いを入れて先日藍熊さんで買った酸性染料のカモミール花芯の黄色で、シルクガーゼを染める。今週の特別なレッスンで着用予定、既に裁断縫製は済ませてある。シルクガーゼはノリを落とすのに難儀して2日掛かりそこそこ予想の色に上がる。55グラムの布かさに、ほぼ1.5gの染料を用いる。60%酢酸も使用「菜の花が しあはせさうに 黄色して」水尾
2023.04.07
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2023/03/226/日曜日/2月に戻るなり先日のお教室への道すがら、桜並木が花ぐもりの空を背景にぼんやり霞む↑あー今年の花見はこれにて。お教室で吉祥図というらしい。円山応挙、ひゃー。竹一本の下に二匹の丸々とした仔犬の図これを 笑 と読み解いて 一本の竹の下の犬。すなわち一笑図 吉祥なり。大阪 夏の陣冬の陣の難癖話みたいだけど、笑笑竹2つなら、犬畜生のちくしょうとも読めますなあ、竹笑さて 本日の俳句落合水尾 おちあいすいび と読むらしい。齢90にお近い。その他の事、あまり分からず。ただこの句が今の季節にぴったりと合致する。殊に卒業生の春休み。中学生でも高校生でも無い、ぼんやりとした場所に身を置いている私。ぼんやりしているのは萌ゆる生命の運動する場所=野原であり、私の未来でもある。私が動き横切れば、ほんの先、そこで泣き笑いした母校が見える。母校の文字には母と父が認められるのだ。本日の手習いは一向つまらぬ。煮ても焼いても食えないシロモノとなりぬ。上手くなりたいのではなく、豊かになりたいのだなぁ
2023.03.26
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2023/03/10/金曜日/明け方風雨強し昨日は早退けして書道教室へお教室の書も新しくそもそもこの教室に通う起因は、書の読める人になりたいが第一義なのだ。次点として文字のある人。上手くなるに越したことはないが、書体がふっくらとなることで人間的に春風駘蕩とあれかし、くらい。で、この書 うーん、さっぱり である。一番下の 成 は何とか初めの一字は続きに見える。くの?ナンジャラホイ、で後が続かぬ。下から2番目は暗渠の 梁これも言われれば納得上から 水 至 であるという。はあ、さすが先生!お若くても読める淡交社 掛け軸禅語の辞典 を出されて言葉の意味の解説をしてくださった。寸心 は 西田幾多郎の 居士号 だとか。え!あの『善の研究』の、哲学者のその方の書でありますか!膝を正す。掛け軸禅語の辞典は是非入手したい。ひょっとして『善の研究』も読んでみてもイイかな難しそうだけど。舗道ディスプレイに感動し、お菓子屋さんディスプレイに迷妄し、気がつけばケーキの箱を携え家にて一件落着一つ2050円!高い!なので、二人で一つ私の方を大きく。もちろん!食べて納得、スポンジは極小、美味しいイチゴとピスタチオクリームたっぷり果実園さん。最後の締めまで嬉しい一日なのでした。
2023.03.10
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2023/02/22/水曜日/しゃっきりと春日和お家でちっとも手習いもせず上達しないのが道理、赤丸くんが減少の一途(T-T)この俳句作者は上野るり子 さん検索しても出てこないところをみると、多分一般の、しかも若い方と思ゆ出典は小中学生向けの俳句の四季、4セット本だったと記憶する。有名無名取り混ぜて読み応えと楽しさの交錯する本だった。俳句からイメージするのは、桜よりもすっすーと伸びた枝のそこかしこに花をつけて、ひときわ高く香る紅梅かなそんな印象の、伝統のある女子高生の姿が浮かぶ
2023.02.22
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2023/02/06/月曜日/春めいた空明るみて先週金曜は書道教室引き続き、俳句を行書で出始めの文字で躓くと後がほんと 続かない青 という文字の難しさこれをふっくらと入りたいと思えば思うほどに文字は硬くなる。句は 片山由美子 さんすっきりして空の青、この際の梅は白香り高く気品ありお教室で、お教室の近所で 梅尽くし春近し
2023.02.06
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2023/01/28/土曜日/雲ひとつ無し晴天昨日の書道では引き続き俳句を行書でしかも初めて小筆句は、右城暮石のものすべて 凍る地上へ 羽毛落つしんしんとした無音の、全てのことごとがかきんと結晶する世界の暗い宙から重さのない白い羽毛がふわりふわりと舞い落ちる命の前の時代からもたらされる命の予感めく壁にかかる風騒ぐ 軒端の竹の 小夜更けて いづこ山室に 虎の吠ゆるらむとよむ、らしい。
2023.01.28
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2023/01/13/金曜日/夕方より曇るこれは後藤比奈夫の俳句今までの書題から変えて心機一転俳句を書写したいと希望を伝えたら先生から了解を頂いた。書道を始めた目的は草書が読めるようになりたい、ついでに 字も上手くなりたい。くらいの考えだったのだった。ところで朝刊地方版のこの記事↓えー、ハタチのオタリア←アシカの仲間レオくんが来場者のリクエストに応え、筆で文字を書き上げた。上手い!まるでウサギというものを心得た書きっぷりアタシゃこんな見事に書けまへんすごいなぁ、レオくんに会ってみたいなぁ
2023.01.14
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2022/12/23/金曜日/東京快晴これは今月一度目時節先取りお教室の室礼が好い。雪を被った藁屋根の侘び住まい当主は寒さ凌ぎで丹前でもウチ被り書を読む苫屋ウラに門前の小僧がおるこうして今年度も最後のレッスンひゃー、離れて見ると 望 の字の 月 がシュール生徒さんらは資格や段を目指すとか。はあ、私。のんべんだらりと小学校高学年文字の手習い、飽いた。つらつら思い歩けば百貨店メリーゴーランド日銀東門何か新しくならねばそうだ来年からは好きな俳句を半紙に書けるようお願いしてみよー
2022.12.24
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2022/12/05/月曜日/氷雨先月2度目のお稽古行書までには至らず全然上達しないヽ(;▽;)だって、ちっとも家で学びてときにこれを習わないんですもの家ではやることがあり過ぎて硯に向かえないんですもの先ず雄大の雄の字が書けないので、その後が続かない。大体、いつも一番初めに難しい字が来るのは何故⁈それでも確実に進歩した本日の ハライこれのコツが掴めたみたいヽ(;▽;)不味い字を見たら、お教室界隈の美しいものを取り上げよう
2022.12.05
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2022/11/16/水曜日今月はイレギュラーなお稽古日と時間。あ〜、一週間違えて来てしまった。仕方なく近所のギャラリーとか神田川辺りをゆく池大雅の書簡発酵した墨の滲みが佳いらしい。はあ〜私には高度でござる。日本橋方面ぶらぶら名にし負はば、いざ事問はぬ隅田川ならぬ神田川は江戸橋その一週後、お題は小学校高学年。氷、が書けない。難しい。ハライができぬ。苦しむ。まあ、大事にしたい時間ではあります。
2022.11.30
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2022/10/14/金曜日/雨が降ります雨が降る色々あって、前回お稽古からまる一月ほど過ぎ、お教室界隈の街並みも歩く人もすっかり秋深くなりぬる。本日の文言がよい。レオへの花向けなりシロガネは金の艮であるとかや。次回はこれで行書してみたい。教室の壁に掛けられた一幅の絵と文字こちらはキクと文鳥多分に野生味溢れる飼い慣らされていない様子の文鳥まるでレオよ、私のレオキクには墨に銀を流しているらしく、さながら銀菊の袂に佇む文鳥 の風情禅語である文字の意「蚊の子が鉄の牛を咬む」到底叶わぬ事を揶揄するような、そんな意味転じてそんな常識に囚われていては大悟は得られない事をおしえる。らしい。本日のミネラル、銀銀、鉄。目にうけて筆に認め。
2022.10.14
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2022/09/16/金曜日/曇りお稽古に行くたびに下手になるのは何故⁈ほんと書けない。にんべんが書けない( T_T)\(^-^ )半紙と筆の出会い頭に萎えてしまう。まあ、気分を変えて。私は9月の次より10月の月が好き何故だろう。より透明感が増している心地がするのだけどこの日はドタドタ忙しいまま翌日に山へ晴れ間があったり霧がふわーんと広がったりそして、キノコの双子坊やが。誰に認められなくてもひっそりと瞬く間に火災が開いて土に帰る
2022.09.23
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2022/09/02/金曜日/ときに強く雨の降るあーあ、ちっとも上達しないなぁ先生に指導頂くタイミングを逸してダラダラと2時間。やっぱり90分が限界マイ筆を手に入れたので性根を入れ換えてがんばろう。本日の壁の狩野派、三保の松原よりみゆる富士と、壷中居のウィンドウ白いドラゴン、李朝の壺。世相への毒も含んでおりまするな。
2022.09.21
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2022/08/26/金曜日今回先生の勧めで初めて行書にトライおー俄然愉しい楷書より力が抜けて書きやすく、時間が気にならない。機会が増えてほしいなあ壁では蝶々も涼しい色でお稽古あとも、この界隈の散歩が楽しい。最近お地蔵さまが有難い〜と思うことが多々あると鎧橋地蔵さまは地域の方に手厚くお世話されている様子。そこから15.6分ほど歩けば小網神社周囲のお蕎麦屋さんもいくつかあってお目当てがお休みでも安心
2022.09.02
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2022/08/05/金曜日/涼し迷わず一本の線を引くことが難しい。空間のバランスが難しい。力の出し入れが難しい。もはや呼吸も難しい。壁の書画に励まされる。書は与謝蕪村、晩年。先生曰く、蕪村らしくカクカクとした文字。お終いの方ではスペース不足で行間狭まる、とか。百代の過客なる文言は芭蕉オリジンではなく元々漢詩の引用その漢詩を書写するところが芭蕉を意識しまくりの蕪村らしいというところか。先日氾濫した最上川これを両者が読んで五月雨を集めてはやし最上川五月雨や大河をまえに家二軒私的には蕪村の向かう気の強さと風狂さ、納まり切らない何事さを愛するけれど。
2022.08.17
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2022/07/20/水曜日/暑かったレッスンから帰宅後ずっと台所で頑張る大鍋に水たっぷり、マンゴスチン皮5個入れコンロにかけるコーンに巻かれたヤーンを染めやすいように長巻に部屋の中で腕をレムニスカートに動かす、コーンは踊る老犬は呆れ、冷ややかな横目ワタシひとりでダンスは〜♪部屋はマンゴスチンが煮詰まる甘い匂い熱はマンゴスチン固有の色を解いて湯の中へ解放する水を通したヤーンが一気にその色を吸い取る、マダラに茹だる暑さと熱さと香りに朦朧マンゴスチンに対してウールの量が多過ぎたみたい5個と228gのバランスそれでもちゃんと染まっている、面白い上左前回。右今回。色が移るとあとは薄ーい灰色に近い茶色の、なんか力の無くなった湯水が残される色ってなんだろ今回は最初の沸騰液を廃棄して、黄色の要素を抑えようとした。画像では分かり辛い部屋干しのふたかせは段染めみたいに濃い薄いがあるけれど、これを楽しめるショールでも編もう
2022.08.06
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2022/07/15/金曜日/朝、激しい雨なので、足取りも重くようようお教室へ今回のお題実力を試す実の文字が一番難しく、ここで挫けると後が続かない。それでも今回は花丸が!お教室の壁に 木堂翁 の書あり、意味深5.15兇弾に倒れた 大正ロマン の平和の流れ
2022.07.16
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2022/07/08/金曜日/35°C未満なら何とか宅配便が指定時間に届かない。どこにも出かけられずひたすら待つしかない。カウンターに残りものマンゴスチンが2つ。ナイフを入れ指で裂き、白い実を取り出すのだけど、そのとき爪先が赤くなるのが以前からハテ?だった。何かを待つ、没頭できない時間が間伸びしているときの過ごし方、染めなんかどう?目の前の生ゴミと化すマンゴスチンの皮で染めてみる。殻は二つしかないので染液量は期待できないかも。ところが。思ったより濃く採れた。これにシルクコギレを浸し30分ばかり煮てみると、おお小麦色にしっかりと。元の生地との違いが歴然!手持ちのダンス着の黄色が化学カガクしていて不満だったので、この染液に浸すことにしてみた。量が少なすぎるので、2番出し?で染液量を増やす。↑左が元の色、水に浸けているところ。染液に米酢をおちょこ一杯分足し、沸騰しない程度に30分煮る。あ、この米酢はお高かったからケチるのである。水洗い→ミョウバン水に浸す→水洗い→軽く脱水。天日干し→半渇き→アイロン。同じ条件元の撮影ではないけれど、俄然黄色のニュアンスが落ち着いた。満足。浸し水は玄関まあ道路に打ち水。安全な材料だからねー
2022.07.09
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2022/07/01/庭で薔薇が茹であがる朝初めて桜の枝からシルクシフォンを染めた。無染色の同生地と並べると、桜染めは桃色の淡いピンク。染め方は、高崎染色研究さんを参考にさせて頂きました。ありがとうございます!前日作りおいた染料が五分の一くらいに煮詰まっていたので、倍くらいお水で薄めて70度に。シフォンを沈め取り出して水洗い、0.2%濃度の明ばん液に潜らせる、を5回ほど。早め帰宅後に頑張って夕飯が通常より2時間遅くなってしまったけれど、自然のものだけでこんなに染まることに感激。化学染料と違い香りが終始うっとりするような桜餅環境に包まれた。桜の色香がシルクに吸い込まれていく↓↑上から二つ。何度目が染めた後、最後染めたあとの染料液は黄色だけが残る。水洗いの水も黄色くうっすらと。知人は紅だけを引き出すために最初の煮出し液は捨てて、新たな水から煮出したという。それは確かに濃い紅色だった。道すがら咲いている野の花やハーブで染めると、たいてい黄色く染まる。それが植物の自然な色で彼らは太陽崇拝なんだな、なんて感じたりする。
2022.07.01
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2022/06/28/火曜日/梅雨が懐かしい週末の事務所移転の怒涛で、爆弾抱えた腰がやっぱり…本日大事をとる。3週間振りくらい平日に何も無い一日。あー腰は辛いが心はひろびろ〜先週頂いた桜の枝が冷蔵庫の野菜室に鎮座している。何とかせんと!これでシルクを染めたいのです。午前中から暑いけれど、キッチンでは寸胴鍋がずっと沸騰中。古家の中はサウナの如し。思い余って外壁、サッシ、雨戸など、家の周囲にホースで水やり。ホースからの最初の水は危険なほど熱い。ひゃー。でも散水後にはすーと涼しくなる。周囲の温度と激変すると気のせいか対流?風がそよ、鳥も鳴く。これを午前2回、午後3.4回繰り返すと遂に!エアコン付けないまま夕方へ。いいよー家に水やり。肝心の染液が中々濃厚にならない。空気混ぜたりしているけれどダメ。一晩置いてみるかな?このバラのような色が出せないかな?ところで、ミニ胡蝶蘭の寝床から見覚えのない草がするする育っています。これ、なーに?
2022.06.29
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2022/05/27/金曜日/朝は嵐あーあ、ちっとも上達しないなあ。こんなときもある。↑せめて小粋で美しいものが見られたことを寿ぐこととしよう。帰り道、壷中居のウインドウが様変わり、細川護煕さんともなると、こんな場所(あ、ギャラリーの方でしょうけど)で個展なのか〜丸善で用件を済ませて本を買い、紅葉川でお昼を食べて気に入りのタルトでも買って帰ろうとしたらアクシデントで電車が止まり、タルトどころかはうはうの体で帰宅帰ると電話、忘れていた予約クッキーのお渡し日ですと?!こんな日もある、帰り道は晴れ
2022.05.31
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2022/05/12/金曜日/こぬか雨本日お題麦笛を吹く気持ちの良いにほん語でございます。青い麦。麦の穂の勢い、しかしこの字大変難しい。壷中居のウインドウ、様変わり。梅雨の走りを感じさせる淡いブルーの草花紋様皿
2022.05.17
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2022/04/25/月曜日/外は暑い長年当地に暮らしていたご近所さんがお引越しする時にお庭のギボウシとクリスマスローズを頂いた。私たちが当地に引越しできた時入れ替わるように向かいの平屋のおばあさまが引越しで行かれたが、その方から分けて頂いたとのこと。この二つの家がなくなるとそこに三軒ずつおうちが建って、わが家の窓辺から眺める緑はすっかり消えてしまったけれど、ギボウシは暫く狭い庭を賑わせてくれるだろう。昨年、ギボウシは花を咲かせてやがて姿形は土の中へ消えていった。と思ったら、春分の頃にはぐんぐん大きくなって、後に買い求めて隣に植えた斑入りのギボウシを蹴散らかす勢い。下草を引っこ抜こうとひょいとのぞいてみると、なんとスズランが一株ひっそりと花を付けていた。そういえば引越したお宅の庭は当初スズランが咲き誇る庭だと伺ったっけ。ギボウシの根元にくっついてきたのが今年花咲いたのだろうか。随分昔、イタリアのボローニャの文具店でスズランをお店の方から頂き、ハテナ?と思いつつ嬉しい気持ちで満たされ、後から5月1日のこの風習をパリで知った。それから何十年、私は大地からスズランを頂いた。左はスズラン型に実を付けたラズベリー。フランボワーズ、スズラン、ランラン。
2022.04.26
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2022/04/22/金曜日/教室出たら真夏六文字から四文字に。小学校高学年向け大きく楷書で書くのは難しい。見るという文字のバランスが取れず、見るばかり書き連ねて投了する。教室壁には御禅師さまに五名の禅師が寄書きした表装や俵屋宗達の歌仙が展示され目を洗う。
2022.04.22
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2022/04/08/金曜日/花まつり教室に向かう道の桜はもう葉桜になりかけ。前回この桜の樹だけが未だ花を咲かせないと思案していたら、それのみ八重桜だったのだ。本日のお題は「新たな目標」あなたの目標は何ですか?と先生に尋ねられ、返事に詰まる。そこはそれ、お習字が上達するなんぞとお茶を濁したが、私の目標、新たな目標、それは何だろうか。考えている内に先月伺った講演の三者の姿が浮かんだ。美術家杉本博司さん、興福寺多川師、春日大社花山院師の対談。若い時はいざ知らず、彼らは今現在、誰一人として自らの発意の人生を生きているようには見えなかった。それよりも大きな力とか縁起によって生かされ働かされている自分を、自分の地点からではなく、もっと遠いところから観察して面白がっているように見えた。これはとても好ましく私に感じられた。できれば、スケールはずっとずっと小さくても自分を生きるより、自分が生かされるように生きてみたいもの。それを目標に掲げたい。花まつりの今日の日に寄せて
2022.04.09
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2022/03/11/金曜日/温かい日復興は難しい。字の形でさえ難しい。レッスンの後、銀座に出たら和光のウインドウが。スマイルはエールになる!スマイルの花は咲く。
2022.03.11
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2022/02/18/金曜日/光は春本日今月2度目のお習字で、前回全く「春」が書かず苦しむ春さながら。↓これは2月の初め左右の払の中にバランスよく「日」を置くのは私にはとても難しい。それで今日もチャレンジ↓これは本日少しは空間が掴めるようになったろうか。この感じを忘れず次回に持ち続けるように、と先生からのお言葉。筆をもつ時間がありがたい。私の字ばかりではうんざりなので、壷中居の今月のウインドウから、この季節らしい青
2022.02.18
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2022/02/16/水曜日/穏やかな晴1999年。とある市立庭園温室のハーブ講座。半年ほども通ったろうか。終了作製のオードトワレは3種類位のエッセンシャルオイルを自分の鼻を頼りに調合して、アルコール度の高いスピリッツと混ぜたと記憶する。ボトルはなんと栄養剤ドリンクの空き瓶。当初は嬉しくてもったいなくてアトマイザーに移し5分の1くらい利用したかも。引越し後には寝室棚の奥で静かに揮発していつの間にやらこんなに少なくなっていた。その名のとおり、トイレの窓辺に置いてトワレの余生をじっくりと楽しもう。その横ではこけしの賢治さんがトワレのノートに耳を傾けている。
2022.02.17
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2022/01/21/金曜日/じょうろや鉢からからこぼれ落ちた水は木製デッキの上で直ぐに氷と化す朝、晴天。尊敬する年上の同性の友人がいることは有り難く幸いなことだ。今年頂いた彼女の年賀状には仰天。こんな作品を頂いていいのかしら。でも本当に嬉しい。私は年賀状をダウンサイジングしているけれど、こんな素敵な作品が届くと止められないとつい欲張ってしまう。さて、彼女が先日手渡してくれた一冊の本もまた鳥にまつわるもので、読んだらこの本を好きそうな誰かに渡してね、とのこと。その際自分の印を残してバトンするのがお約束。ちょっと面白い企画。
2022.01.21
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2022/01/14/金曜日/風強く吹く晴月2回のお稽古が始まり未だ2ヶ月。教室以外で筆を持つこともないままで、せめて鉛筆でも良いから、少しでも丁寧に文字を書く時間を今年は持つように努めたい。↓今年初めての文字、これは先生お手本↓10枚書いた中で先生から「よろしい」をもらえたもの。本日の学び慈雲尊者の讃月や花のようにありたい、相手により変えることなく、嫌なことを言われたりされても等しく己の自然な姿で接する。忍。
2022.01.18
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2021/12/26/日曜日/気持ちのよい晴仕事の伝で頂いた「頂」。ダジャレのようではあるけれど本来はビルの屋上で実ったサツマイモを原料にしているので、summitの頂.itadaki2021醸しているのは熊本、球磨郡あさぎり町の堤酒造。ぐずぐずと相変わらず泥縄でしか変化できないDNAわれら。ちっともグローバルな流れに乗れない30年ではなかったか。小手先ばかりで、刀折れ矢尽きるのも目前。そんなこのお国で、確かに変化しているなあと嬉しく思うのはこんなお酒に出会ったり、朝日新聞猟師記者が田んぼ長者になりながら「パンのミミ食っても」とかの意地見せ記事を目にするときだ。わたしたちは小さなものたちがあんまり仰天しないように、小さな変化をそれぞれの場所で起こしている。のではないか。ひとりひとりの変化のキーワードは「手作り」だと思っている。大晦日にこの頂を呑もうと待ち構え(@ ̄ρ ̄@)
2021.12.26
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2021/12/24/金曜日/温暖な晴これは先生お手本↑2ヶ月にして漢字4文字に。小学校五年生くらいのお習字が、難しい。根気も続かぬ、とはいえお稽古時間を45分もオーバーしてしまう。本年のレッスンはこれで終了なので特別待遇か。で、ダメの出たところ少しは良くなったところなど指摘いただく。来年もあんじょう励みます。↑初、の文字むずかしや。
2021.12.25
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2021/12/21/火曜日/晴今日は清々しい朝だった。この季節毎朝ご夫婦で落ち葉はきをしていたおうちが引越されて初めてのシーズン到来。そのお鉢が全てこちらに降りかかる。正直荷が重い。偶々掃除中に出くわした中学先生らしい方に落ち葉掃除の中学生ボランティアをお願いできないものかと話してみた。なんと!これが実現してしまった!超感激である。中学生のみなさんのお掃除する姿に励まされ私もやる気が何倍か増す。何しろこの、雑木林に面した通学路のお掃除が負担と言ってマンションに引越した先例2件に件のご夫婦あり、なのだ。でも今日の私は中学生と共に清掃して晴れ晴れとしている。ああ今日ならできると生まれて初めての般若心経の写経をしてみた。これは来年の聖徳太子ご遠忌1400年祈念事業として太子に縁の深いお寺が企画したものだ。たまたま先月近江八幡を訪ねた縁を覚えて納経させて頂くことに。凄く緊張してわずかな文字の写しに背中もバリバリではあるが、外の古刹巡り、内の写経、目に清い道。なかなか上等な朝だ。
2021.12.22
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2021/12/05/土曜日/晴川崎北部のマイクロワイナリーさん。今年収穫のぶどうでヌーボーのお祝いをしたのは先月だったか。本日はロゼ、スパークリング期待で、ボトル詰め、打栓などの体験をして、これがマイボトルとなる。5.6ヶ月寝かせてからのお楽しみ。お披露目パーティーが無事開かれますよう。順番待ちの間、ヌーボーワインが振る舞われる。お味はうーん。まだまだだけど、これからどんな風に成長していくか、それを楽しみにしよう。作業中、庭の柿の残りの一つにメジロが3羽ほど、オイチイ〜と囀り、可愛いらしい。この風景。生き物、水や酵母、それになんと言っても土、天候などなどが溶け込み美味しいワインとなるように。作業後は横浜ワイナリーさんの自然派ワインをいただく。濃厚な甘味渋みのあるワインが好きな私には、物足りなさもややある。とはいえ、余計な添加をせずブドウの力だけで醸すならこんな味わいなのだろうか。それでもふっくらした丸みは感じ取れます。
2021.12.07
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2021/11/12/金曜日/晴先月初めてお習字の体験レッスンを受ける。横と縦の流れと止め、を先生の手本を元にひたすら繰り返す。なかなか難しいけれど、楽しく充実の時間。墨の匂いもうれしい。こんなに書けないものかと我ながら呆れる。本日2度目も体験タイム。月の字ばかりを半紙に16枚ばかり一時間くらいかけて書いていると、半ば朦朧、すっかりクタクタに。最後の文字で、先生の花丸と「よろしい」文字が!自宅で手習ができると良いのだけど家では何かと多事で、まだそんな余裕がない。こんな調子では目標の草書や万葉仮名まで道遠し。ところで、このお教室の素晴らしいところは、本物の書や絵画が壁に掛けられていること。「月」を書きながら目前にはなんと白隠和尚の「動中工夫」の讃が。この読みはー動中の工夫は静中に勝ること百千億倍ーだそうです。
2021.11.15
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2021/神無月の間10/12には屋根の防水シート工事が終わり、その後内装パネル?が搬入され、月半ばには屋根が葺かれ始めた模様。この頃から多い時は8台くらい工事車が並び、大型車も頻繁に行き来している様子。内装、衛生、設備が進んでいるようだけど、サナギの中の蝶の如く中身不明。ありゃ、いつの間にか大きな電柱が立っていた。それまで、一軒のおうちだったせいか、ヒョロっとした細い木材に電線が絡んでいたけれど。今や異風堂々。
2021.11.06
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2021/神無月の間10/12には屋根の防水シート工事が終わり、その後内装パネル?が搬入され、月半ばには屋根が葺かれ始めた模様。この頃から多い時は8台くらい工事車が並び、大型車も頻繁に行き来している様子。内装、衛生、設備が進んでいるようだけど、サナギの中の蝶の如く中身不明。ありゃ、いつの間にか大きな電柱が立っていた。それまで、一軒のおうちだったせいか、ヒョロっとした細い木材に電線が絡んでいたけれど。今や異風堂々。
2021.11.06
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2021/09/22ー29三棟の内、左奥は早々と屋根、野地板が張られ、サッシも嵌め込まれる。手前の家は2階壁パネルがほぼ出来上がり、一番遅い奥の家は漸く一階壁パネルが建ち上がっている様子。09/29ー10/06いつの間に。左奥は屋根のルーフィングも終えて、奥右の家も2階間仕切り壁も出来上がっている。職人さんたちは早い日は6時過ぎにはやって来て、音の出ない作業などしているかと思えば、7時過ぎにはタッカーやインパクトの高音を響かせる。日曜日以外は日没後まで、ご苦労なことです。と見てる間にカバーリングされたので、いよいよこれから外装仕上げでしょうか?内部では設備工事かな?
2021.10.11
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2021/08/25ー09/03基礎コンクリート打込み、型枠外しまで1週間くらい。2021/09/11ー13足場が立ち上がると、基礎に土台が据えられました。2021/09/16ー18ツーバイフォーは土台の上に捨て床が貼られて、壁パネルで囲んで、なるほど3日で窓や玄関の開口部込みで出来上がっていく。早い。
2021.10.06
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2021/7月8月7月は簡易的な地耐力検査の後、杭を打ち込むなどの宅地造成。土盛でぼんやりと、あらこんな風に三軒が建つのかという風景が見える。8月には屋外トイレが設置された。いよいよ毎日職方が入るのだろう。基礎部に手が入れられ、背筋、床下土間コンの為のシート貼り、基礎の背筋文脈見える。土中の給排水配管など設備工事も進む。コンクリート乾燥のオープンタイムかお盆休みか、4.5日職人さん姿が消える。コンクリート乾燥の時期としてタイミングがよい。車が側にある打ち込む杭の長さピッチの寸法がよく分かる。
2021.10.01
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2021/06/05の頃東の道路を挟んだ隣家が売却引越をしたのは五月の末日。その変化を毎日キッチンから見ることになった。その家の南には、我が家のダイニング窓から見えていた平家のお宅がかつてあった。そこに三軒の建売住宅があっという間に建った。風景なんていうものは呼吸する間に変化していくものと理解した。それではその呼吸を少しく眺めてみんと思う。6月少し過ぎて建物撤去、更地になるまでサクサクと進む。そこに暮らした人の30有余年の時間デリートもさくっと。庭木に桜が無理と知ったという住人の嘆きも一瞬のこと。
2021.09.30
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