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2023.03.03
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2023/03/03/金曜日/肌寒い朝

国立劇場は那覇市内ではなく、車が無いとちょっと不便な場所にある。 初めて訪ねるがバス利用。

国立劇場行きバスは一日数本しかないが他の系統ならいくつか走っている。

勢理客セリキャク バス停が最寄り である。

国際通りからゆいレール高架をくぐり、崇元寺の方へ 崇元寺から勢理客方面行きを待つ。



↑街並みを見るのも珍しく楽しい。ブーゲンビリアをテラスに絡ませているお宅が何軒か。沖縄の緑は力強い。



勢理客バス停から徒歩4.5分で到着


当日はあいにくの曇天、強風

沖縄のハナブロック?を連想させる外壁
単純なフォルムが美しく風景に溶け込む。


建築は 高松伸

高名な方なので、名前はなんとなく知っていたけれど、この建築いいなあ。

そうか京大の建築出と。意匠ができるのは、はあ珍しい。

東京の国立劇場も今年限りで建て替え。

今度は百年もつ建物で、お説教くさくなく、庶民の愉しむ祭り気分が盛り上がるようなイメージを6年後に期待する。




プログラムは
高砂を彷彿とさせる翁媼の舞の序から
ステージ真ん中に楽器奏者が緋毛せん台に並ぶ

メインの組踊では奏者方は薄い紗の幕で結界される

2/25当日の演目は 「久志の若按司」

その昔、具志川城主であった天願按司が家臣である謝名大主の騙し討ちに遭い、按司の子であった千代松と乙鶴が久志の若按司を頼りに仇討ちを果たす。

主人公は若按司であるけれど、千代松、乙鶴の兄妹の道行が哀れ健気で、なんとなくヘンデルとグレーテルのようでもあり心動かされる。

声や仕草が役どころにピタリはまって、乙鶴の可憐さが素晴らしい。それでいて疲労困憊の兄を勇気づける逆転の演技も微笑ましい。


演奏と台詞と能のような動き

足運びは踊念仏を思い出させる。滑るように進むと一旦つま先を上げて静かに接地

若按司は、知性と美貌を兼ね備え、 謝名大主も凡ゆる欲望を具現化したキャラクターがそれぞれによく表れて、 すっかり堪能しました。

凄く訓練鍛錬されているけれど、役者として豊かに生計が立てられるのかな、沖縄ので連続公演は難しいのでは、など余計な心配もした。





さて、打って変わって夜は、ちゅらさん4人の美声と演奏
芸能の一日なのである。



国際通りの、ライブハウス島唄で ネーネーズの3ステージと泡盛ハイボールで仕上り



↓これは 牧志市場至近の  波平テリトリーさん
ウィットに富んだ泡森案内


↑こんなに沢山の沖縄キャンプ!






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最終更新日  2023.03.03 07:47:00
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