YouGotMe袋

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ユーラシア大陸横断2002

旅行計画



 2002年になり、帰国まで3ヶ月を切り、 「どのルートで帰国しようか?」と考えることが、アメリカ生活での楽しみのひとつなりました。 考えていたルートはふたつ。ひとつは青年海外協力隊の任期を終えた後行く予定だった南米の各地。 ベネズエラ、チリのイースター島を経由して、オーストラリアというルート。 もうひとつはヨーロッパ周りの文字通り「世界一周」ルートです。

 結局後者を選択したのですが、その決め手になったのはやはり「本場のスペイン語を体験したい!」 という思いと、初ヨーロッパという2点です。




ユーレイル・パス
 アメリカとは違い、ヨーロッパは日本と同じく鉄道先進国。 折角スペインに行くのだから、格安チケットを購入しヨーロッパ諸国を旅しようと思い、 ユーレイル・パス を購入。

 これは基本的にEU以外の方のための周遊券です。米国のAMTRAKも同じく外国人(米国、カナダ以外) の方のための周遊券を用意しています。米国の友人に聞いたのですが、 日本のJRも同じような外国人専用周遊券を売ってるみたいです。知ってました?

 ユーレイルパスですが、チケットの種類は豊富で、プランにあわせて購入することになります。 私の場合、2ヶ月間有効/5日間乗り放題のチケットを購入しました。 但し26歳を越える方は一等席しか予約できません。 私の購入したプランでは一等席は二等席よりも100USDほど高く、 また、ベネルクス(ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ)を通る場合は更に80USDが必要となり、 結局450USDほど支払いました。

ドイツバーン

 そして、細かいスケジュールに関しては、 上記の「ドイツ・バーン」のホームページを利用することをお勧めします。 このホームページのおかげで本当に助かりました。ドイツ国内だけではなくEUはもちろん、 東欧諸国の鉄道の全スケジュールを確認、更にはチケットの購入をすることができます。

 ちなみに支払は全てインターネット上でクレジットカード決済をしました。




 実は、当初の計画としては、ドイツのフランクフルトまで、 そこからは飛行機で帰国する予定でしたが、友人達からの入れ知恵(?) により、シベリア経由の北京まで。 そこから船を利用しながら韓国経由で帰国するという案が生まれました。

 となると・・・ビザの取得とシベリア鉄道のチケットの購入も必要になってきます。

 先ず、ドイツから東欧諸国(ポーランド→リトアニア→ベラルーシ→ロシア) への鉄道のスケジュールは前述の「ドイツ・バーン」の検索ページでチェックできます。 またポーランドの鉄道チケットも同HPで購入可能です。しかし旧ソ連であるリトアニア、 ベラルーシのチケットは残念ながら同HPでは購入できませんでした。




シベリア鉄道
 そこで見つけ出したのが、下記のロシア国内の鉄道チケットを購入できる、 その名も「ウェイ・トゥ・ロシア」というホームページです。

ロシアへの道

 このホームページでポーランドからリトアニア、ベラルーシ、 モスクワまでのチケットを購入することができます。 しかしここで問題がひとつ。 ベラルーシはロシアのビザを取得してからでないと取得できないということで、 ビザのいらないリトアニアと同じ「バルト三国」のラトビアを経由してロシアに入国することに決めました。

 ・・・時間があれば、更にエストニアからサンクト・ペテルブルグ(旧レニングラード)を経由して、 モスクワ入りしたかったのですがね。

 ちなみにビザ(ロシア、モンゴル、中国)取得の手続きは、全て米国の旅行代理店に依頼しました。 また ビザ代行のホームページ もあります。私は最初このホームページでビザの手続きをしようと思いましたが、 そのときたまたまかも知れませんが、リプライが遅かったので、痺れを切らし結局旅行代理店に依頼しました。




ビザ取得に関して(観光目的)


 ●ポーランド  不要(90日以内)
 ●リトアニア  不要(90日以内)
 ●ラトヴィア  必要(?) 空港で取得可。
            当方鉄道で入国したが必要なかった。(要確認)

 ●ベラルーシ 必要 通過目的でも必要。
           バウチャー(旅行会社発行のクーポン券)が必要。
           ロシアへ入国する場合は、ロシアのビザの取得を先にするように指示された。

 ●ロシア    必要 バウチャーが必要。
            これに関しては、当方下記に示すホステルに問合せを行なった。(FAXで取得)
 ●モンゴル   必要
 ●中国     必要 招待状が必要。代理店が用意してくれたので、結局当方は何もしなかった。

ビザ申請書類は各在日大使館HPより取得してください。ロシア経由で旧ソ連各国に入国する場合は、ダブりエントリ(2回入国するためのビザ)が必要らしいので、この点に関しては在日大使館で確認してください。もし個人でビザを取得したい場合は、時間的に余裕を持って行なってください。(代理店経由でないとビザを取得できない国もありますので、要確認。)

 ●エストニア  不要(90日以内)
 ●ウクライナ  必要 バウチャーが必要。
 ●チェコ共和国 不要(90日以内)
 ●ルーマニア  必要 バウチャーが必要。
 ●ブルガリア  不要(30日以内)
 ●ハンガリー  不要(90日以内)
 ●スロベニア  不要(90日以内)

【ワンポイント・アドバイス】
  ロシアを先に片付けましょう。

※上記ビザ情報は、私が当時大使館に問合せたものですので、最新情報は必ず大使館で確認してください。



 結果、ポーランドの首都ワルシャワから、リトアニアのカウナス、ラトビアのリーガ、 そしてモスクワまでのチケット、更にはモンゴル経由北京行きのシベリア鉄道チケットを「ウェイ・トゥ・ロシア」を利用して購入しました。 また本ホームページでは下記のホステルと提携して、市内観光やホテルの手配も行なってくれます。 ですので、モスクワ市内の宿泊(確か一泊20USD)や送迎(15USDだったかな?)も全てここで頼みました。

 ちなみに、やりとりは全てE-mailで行ないました。もちろんロシア語ではなく英語でです。

シベリア鉄道代理店

 モンゴル経由北京行きのシベリア鉄道は月曜日の夜中に出発します。 つまり週一本だけです。日本に行くのであればウラジオストックから新潟へ・・・ というルートも考えられますが、 いずれにしてもシベリア鉄道の日程を決めてからその他を決める、といった感じのスケジューリングでした。 このシベリア鉄道は一等席と二等席があり、それぞれ320USD、220USDです。 私が乗ったときは一等席はほとんどが外国人(ロシア、中国人以外という意味)でしたね。

 実は、シベリア鉄道以降はチケットの購入やスケジュールのチェックは全く行なっていませんでした。 (唯一、中国の友人にホテルの手配だけしてもらいました。)
 北京に到着後は、そこから港町の天津(甘栗も天津飯もなかったぞ!)までは列車で1時間ほど。 天津から韓国の仁川(インチョン)はフェリー。そしてソウルから釜山までは特急列車。 そして最終的にはフェリーで下関まで。

 ・・・という予定でしたが、まあ、ハプニング続きで大変でしたわ。 これに関しては、また違う場所で。


 【教訓】
   計画なくして効率の良い旅はできず。
   ハプニングも楽しいが、そう思うは旅のあと。


 以上、ご参考になりましたでしょうか?

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