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フェリーの旅

小樽行き

2001年7月31日(火) 曇 舞鶴市 ⇒ 小樽市

 元来、小説の類を待ったく読まない私が、この旅行で唯一持ってきた本が、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」。この日は一日フェリーの上でしたので、ゆっくり読むことができました。

 ところで、フェリーでの北海道行きは、実はこれが4回目。大学時代に三度ほど利用しました。楽しかった当時の出来事を思い出しながら、ゆったりくつろぎながら船旅を楽しもうと思っていたのですが、俗に言う雑魚寝部屋の2等室は非常に狭く、寝返り打てば人にあたるようなかんじでしたので、気を使って結局熟睡できなかった。

 おまけに近くにいた、推定20前後の、どう見ても大阪出身の女性2名。あれは最悪やった・・・先ず、携帯電話。日本に帰ってまだ数日の私にとって、現在のハイテク技術を駆使した携帯電話は、なんだか海のものでも山のものでもないような代物。とにかく、着メロのやかましさに閉口。あれって「私の趣味はこんな曲で~す!」って言ってるようなもので、恥ずかしくないのかな? またどんなに名曲でも、着メロにしてしまうと陳腐に聞こえてしまう。だったら普通に「ピロピロ」ってなってるほうがええと 思うねんけど・・・

 更にこの女性達、「私はおもろいでっせ~」っていう光線を発しすぎ。これは大阪人の女性によくある傾向やと思ねんけど、その人のキャラクターが認知されていない段階で、周りにいる赤の他人を笑かすのは非常に難しいし、基本的には無理やと思う。それよりも、大声で話していること自体、周りの人間は不快に思ってしまう、これは至極当然なことでしょう。
 以前、八方尾根スキー場での話。その時、リフト待ちの行列の中に私はいました。結構周りは静かだったのを覚えていますが、前方数メートルにいる若い大阪人らしきグループだけが目立って騒いでいました。フェリーのような閉ざされた世界でないので、そのこと自体に問題はないのですが、私のとなりにいた東京人っぽいひとが、ぼそっと、

 「だから大阪人っていやなんだよね!」

って言ったのを覚えています。
文化、と言えば少し大袈裟かもしれませんが、それを否定するのも否定されるのもいい感じがしません。もちろん私は大阪出身ですので、となりの人に対してあまりええ気はしませんでしたが、

 「そう言われるのも・・・しゃあないか」

とも、なんだか少し申し訳ないような気持ちにもなってしまいました。

 ・・・彼女達の騒ぎ声を聞いていると、ふとそのことを思い出してしまった。

 チャリンコと全然関係ない話で、申し訳ない。

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